JPH0660770A - 電源切断装置 - Google Patents
電源切断装置Info
- Publication number
- JPH0660770A JPH0660770A JP21253092A JP21253092A JPH0660770A JP H0660770 A JPH0660770 A JP H0660770A JP 21253092 A JP21253092 A JP 21253092A JP 21253092 A JP21253092 A JP 21253092A JP H0660770 A JPH0660770 A JP H0660770A
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- JP
- Japan
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- power supply
- stabilized
- power source
- electric power
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Abstract
(57)【要約】
【目的】交流を入力して安定化直流電圧を出力する電源
と、その出力によって動作する負荷回路部とを覆う筺体
のカバーが開いた時に電源出力を切断することにより、
カバー開時に人体等への感電等の危険がないようにする
事を目的とする。 【構成】直流安定化電源部2と、その出力により動作す
る論理部17を覆う筺体に、バネ性かつ導電性を有する
一対のコンタクト部28を設け、カバー閉時にコンタク
ト間に挿入される絶縁物体41をカバー40変い設け、
コンタクト間の分離または接触に応じて電源の出力をオ
ン・オフ制御する。
と、その出力によって動作する負荷回路部とを覆う筺体
のカバーが開いた時に電源出力を切断することにより、
カバー開時に人体等への感電等の危険がないようにする
事を目的とする。 【構成】直流安定化電源部2と、その出力により動作す
る論理部17を覆う筺体に、バネ性かつ導電性を有する
一対のコンタクト部28を設け、カバー閉時にコンタク
ト間に挿入される絶縁物体41をカバー40変い設け、
コンタクト間の分離または接触に応じて電源の出力をオ
ン・オフ制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電源切断装置に関し、特
に電子装置の筺体(エンクロージャ)の開時に装置電源
をオフ制御する電源切断装置に関するものである。
に電子装置の筺体(エンクロージャ)の開時に装置電源
をオフ制御する電源切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の電源切断回路の一例を図3
に示す。本例は、直流安定化電源部2と、直流安定化電
源部2の負荷となる論理部17と、マイクロスイッチ3
0と、これらを覆うカバー40とからなる。交流電源は
一次電源入力端子1から供給され、マイクロスイッチ3
0の接点30a及び30bを介して直流安定化電源部2
の入力端子8へ印加されている。直流安定化電源部2に
より安定化された直流電圧は、論理部17の入力端子1
8へ供給される。
に示す。本例は、直流安定化電源部2と、直流安定化電
源部2の負荷となる論理部17と、マイクロスイッチ3
0と、これらを覆うカバー40とからなる。交流電源は
一次電源入力端子1から供給され、マイクロスイッチ3
0の接点30a及び30bを介して直流安定化電源部2
の入力端子8へ印加されている。直流安定化電源部2に
より安定化された直流電圧は、論理部17の入力端子1
8へ供給される。
【0003】マイクロスイッチ30には、カバー40の
開閉動作を検出して接点30a,30bへ伝達するアク
チュエータ31が設けられている。カバー40が閉じて
いる状態では、このアクチュエータ31は押されてマイ
クロスイッチ30はオンとなっている。逆に開状態では
マイクロスイッチ30はオフとなる。こうすることによ
り、カバー40が開けられると、直流安定化電源部2の
出力は断となる。
開閉動作を検出して接点30a,30bへ伝達するアク
チュエータ31が設けられている。カバー40が閉じて
いる状態では、このアクチュエータ31は押されてマイ
クロスイッチ30はオンとなっている。逆に開状態では
マイクロスイッチ30はオフとなる。こうすることによ
り、カバー40が開けられると、直流安定化電源部2の
出力は断となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の構成の電源
切断回路では、一次電源である交流入力の供給を切断、
投入するものであるから、マイクロスイッチ30には比
較的大きな、例えば、5アンペアから10アンペア程度
の電流が流れることになる。よって、マイクロスイッチ
30自身の大きさが大きくなり実装スペースを大きくす
る必要がある。
切断回路では、一次電源である交流入力の供給を切断、
投入するものであるから、マイクロスイッチ30には比
較的大きな、例えば、5アンペアから10アンペア程度
の電流が流れることになる。よって、マイクロスイッチ
30自身の大きさが大きくなり実装スペースを大きくす
る必要がある。
【0005】また、マイクロスイッチ30のオンオフを
アクチュエータ31とカバー40との機械的接触により
制御しており、一般にアクチュエータ31の許客変動量
は数ミリメートル以下のために、両者の間隔の精度をか
なり高める必要があるという問題点がある。
アクチュエータ31とカバー40との機械的接触により
制御しており、一般にアクチュエータ31の許客変動量
は数ミリメートル以下のために、両者の間隔の精度をか
なり高める必要があるという問題点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電源切断装置
は、交流入力を受けて安定化直流電圧を出力する直流安
定化電源と、前記安定化直流電圧を受けて動作する負荷
回路部と、前記直流安定化電源及び負荷回路部を覆う筺
体とを含む電子装置の電源切断装置において、前記直流
安定化電源のオンオフ制御のインターフェースとなる二
端子が接続されるバネ性、かつ、導電性を有する一対の
コンタクト部と、前記筺体に設けられ該筺体の閉時に前
記コンタクト部の間に挿入される絶縁部材と、前記コン
タクト部の対が互いに分離または接触に応じて前記直流
安定化電源の安定化動作をオンオフ制御する制御手段と
を有することを特徴とする。
は、交流入力を受けて安定化直流電圧を出力する直流安
定化電源と、前記安定化直流電圧を受けて動作する負荷
回路部と、前記直流安定化電源及び負荷回路部を覆う筺
体とを含む電子装置の電源切断装置において、前記直流
安定化電源のオンオフ制御のインターフェースとなる二
端子が接続されるバネ性、かつ、導電性を有する一対の
コンタクト部と、前記筺体に設けられ該筺体の閉時に前
記コンタクト部の間に挿入される絶縁部材と、前記コン
タクト部の対が互いに分離または接触に応じて前記直流
安定化電源の安定化動作をオンオフ制御する制御手段と
を有することを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0008】図1は本発明の一実施例を示す回路であ
り、図3に示した例におけるのと共通な構成要求には、
共通な参照数字を付している。
り、図3に示した例におけるのと共通な構成要求には、
共通な参照数字を付している。
【0009】図1において、交流の一次電源入力端子1
は交流電源を入力し、直流安定化電源部2に供給する。
直流安定化電源部2は交流入力端子8から交流電源を入
力し、整流平滑回路9により整流平滑化された非安定化
直流を、スイッチング回路10とスイッチング制御回路
11と減圧回路12とに各々供給している。
は交流電源を入力し、直流安定化電源部2に供給する。
直流安定化電源部2は交流入力端子8から交流電源を入
力し、整流平滑回路9により整流平滑化された非安定化
直流を、スイッチング回路10とスイッチング制御回路
11と減圧回路12とに各々供給している。
【0010】減圧回路12の出力端は、コンタクト部2
8の出力端との接続用のA端子13に、またスイッチン
グ制御回路11への投入・切断指示信号入力端子14
は、B端子15に接続されており、スイッチング制御回
路11の機能はA端子とB端子間が導通することによ
り、スイッチングが停止される様になっている。直流安
定化電源部2の直流出力は、出力端子16から論理部1
7の入力端子18に供給される。
8の出力端との接続用のA端子13に、またスイッチン
グ制御回路11への投入・切断指示信号入力端子14
は、B端子15に接続されており、スイッチング制御回
路11の機能はA端子とB端子間が導通することによ
り、スイッチングが停止される様になっている。直流安
定化電源部2の直流出力は、出力端子16から論理部1
7の入力端子18に供給される。
【0011】次にコンタクト部28について、その詳細
を示す図2を参照して説明する。コンタクト部28はバ
ネ性、かつ、導電性を有する一対の金属片27a,27
bと、金属片27a,27bを覆う絶縁体26とから構
成されており、金属片27a,27bの各々の一端は、
前述の直流安定化電源部2との接続用端子として露出し
ている。
を示す図2を参照して説明する。コンタクト部28はバ
ネ性、かつ、導電性を有する一対の金属片27a,27
bと、金属片27a,27bを覆う絶縁体26とから構
成されており、金属片27a,27bの各々の一端は、
前述の直流安定化電源部2との接続用端子として露出し
ている。
【0012】また、金属片27a,27bは凸状に曲っ
ており、その突端部29a,29bはコンタクト部28
の接点として絶縁体26の外に露出している。この突端
部29a,29b間は、自然状態では互いに接触し合う
構造となっていて、外力が加わると互いに離れ、外力が
なくなるとバネ性によってもとにもどりまた互いに接触
する様になっている。
ており、その突端部29a,29bはコンタクト部28
の接点として絶縁体26の外に露出している。この突端
部29a,29b間は、自然状態では互いに接触し合う
構造となっていて、外力が加わると互いに離れ、外力が
なくなるとバネ性によってもとにもどりまた互いに接触
する様になっている。
【0013】さらに、突端部29aと29bとの接触部
の軸上には外部物体を接点部間に導くための溝25があ
る。溝25の内には、装置のエンクロージャのカバー4
0に設けられた絶縁物体41が、カバーが閉じた状態で
丁度、突端部29aと29bとの間に挿入される様に位
置されている。
の軸上には外部物体を接点部間に導くための溝25があ
る。溝25の内には、装置のエンクロージャのカバー4
0に設けられた絶縁物体41が、カバーが閉じた状態で
丁度、突端部29aと29bとの間に挿入される様に位
置されている。
【0014】次に、上述の電源切断装置によって直流安
定化電源部2の直流出力が装置のエンクロージャのカバ
ー40を開けた場合に切断される動作について説明す
る。
定化電源部2の直流出力が装置のエンクロージャのカバ
ー40を開けた場合に切断される動作について説明す
る。
【0015】通常の装置の使用状態では、装置のエンク
ロージャのカバー40は閉じられており、カバー40に
設けられた絶縁物体41は溝25内に位置しており、突
端部29aと29b間は離れている。したがって、結果
的にA端子13とB端子15の間は非導通状態となって
おり、直流安定電源部2はスイッチング動作をして直流
電源出力を論理部17に供給する。
ロージャのカバー40は閉じられており、カバー40に
設けられた絶縁物体41は溝25内に位置しており、突
端部29aと29b間は離れている。したがって、結果
的にA端子13とB端子15の間は非導通状態となって
おり、直流安定電源部2はスイッチング動作をして直流
電源出力を論理部17に供給する。
【0016】次に、装置のカバー40が開けられると、
溝25内から絶縁物体41が取除かれるので、突端部2
9aと29b間は接続する。したがって、結果的にA端
子13とB端子15間が導通して直流安定化電源部2の
スイッチング動作は停止し、直流電源出力の論理部17
への供給は停止される。
溝25内から絶縁物体41が取除かれるので、突端部2
9aと29b間は接続する。したがって、結果的にA端
子13とB端子15間が導通して直流安定化電源部2の
スイッチング動作は停止し、直流電源出力の論理部17
への供給は停止される。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、装
置のエンクロージャのカバーが開いた場合に論理部への
直流電源を切断する方法として、一次電源を電力によっ
て動作し、エンクロージャのカバーの一部である絶縁物
体の有無によって直流安定化電源の動作または停止を指
示する溝形のコンタクト部を用いているので、従来のマ
イクロスイッチを用いて電源を切断を行なう場合に比べ
て、少ない実装スペースですむという効果がある。
置のエンクロージャのカバーが開いた場合に論理部への
直流電源を切断する方法として、一次電源を電力によっ
て動作し、エンクロージャのカバーの一部である絶縁物
体の有無によって直流安定化電源の動作または停止を指
示する溝形のコンタクト部を用いているので、従来のマ
イクロスイッチを用いて電源を切断を行なう場合に比べ
て、少ない実装スペースですむという効果がある。
【0018】また、コンタクト部の溝の幅を比較的広く
設計する事により、エクロージャのカバーの絶縁物体の
挿入の導きが容易となり従来のマイクロスイッチを用い
る場合のように、エンクロージャのカバーとマイクロス
イッチとの物理的位置関係の寸法精度として非常に厳し
いものが必要とされることがないという効果がある。
設計する事により、エクロージャのカバーの絶縁物体の
挿入の導きが容易となり従来のマイクロスイッチを用い
る場合のように、エンクロージャのカバーとマイクロス
イッチとの物理的位置関係の寸法精度として非常に厳し
いものが必要とされることがないという効果がある。
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1に示した実施例におけるコンタクト部の詳
細な断面図である。
細な断面図である。
【図3】従来例を示す構成図である。
1 一次電源入力端子 2 直流安定化電源部 8 交流入力端子 9 整流平滑回路 10 スイッチング回路 11 スイッチング制御回路 12 減圧回路 13 A端子 14 投入・切断指示信号入力端子 15 B端子 16 出力端子 17 論理部 18 入力端子 27a,27b 金属片 28 コンタクト部 29a,29b 突端部 30 マイクロスイッチ 30a,30b 接点 31 アクチェエータ 40 カバー 41 絶縁物体
Claims (1)
- 【請求項1】 交流入力を受けて安定化直流電圧を出力
する直流安定化電源と、前記安定化直流電圧を受けて動
作する負荷回路部と、前記直流安定化電源及び負荷回路
部を覆う筺体とを含む電子装置の電源切断装置におい
て、 前記直流安定化電源のオンオフ制御のインターフェース
となる二端子が接続されるバネ性、かつ、導電性を有す
る一対のコンタクト部と、 前記筺体に設けられ該筺体の閉時に前記コンタクト部の
間に挿入される絶縁部材と、 前記コンタクト部の対が互いに分離または接触に応じて
前記直流安定化電源の安定化動作をオンオフ制御する制
御手段とを有することを特徴とする電源切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21253092A JPH0660770A (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 電源切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21253092A JPH0660770A (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 電源切断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0660770A true JPH0660770A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16624204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21253092A Pending JPH0660770A (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 電源切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0660770A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4868632A (en) * | 1987-07-31 | 1989-09-19 | Director General Of Agency Of Industrial Science And Technology | Nonvolatile semiconductor memory |
KR100327243B1 (ko) * | 1998-12-17 | 2002-04-17 | 윤종용 | 전원 차단장치 |
JP2011181481A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-15 | Nec Personal Products Co Ltd | 電気機器筐体および電気機器 |
-
1992
- 1992-08-10 JP JP21253092A patent/JPH0660770A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4868632A (en) * | 1987-07-31 | 1989-09-19 | Director General Of Agency Of Industrial Science And Technology | Nonvolatile semiconductor memory |
KR100327243B1 (ko) * | 1998-12-17 | 2002-04-17 | 윤종용 | 전원 차단장치 |
JP2011181481A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-15 | Nec Personal Products Co Ltd | 電気機器筐体および電気機器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990112 |