JPH066063Y2 - 包装容器兼用ガ−トル吊り具 - Google Patents

包装容器兼用ガ−トル吊り具

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JPH066063Y2
JPH066063Y2 JP12836586U JP12836586U JPH066063Y2 JP H066063 Y2 JPH066063 Y2 JP H066063Y2 JP 12836586 U JP12836586 U JP 12836586U JP 12836586 U JP12836586 U JP 12836586U JP H066063 Y2 JPH066063 Y2 JP H066063Y2
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JP
Japan
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gartle
rectangular frame
hole
bottom plate
packaging container
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JP12836586U
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JPS6334053U (ja
Inventor
勝 塩谷
孝治 金子
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塩谷ヱムヱス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、医療用ガートルの包装容器としての機能をも
果たすことによりコストダウンを持たらし、更に複数本
のガートルの持ち運びを容易かつ確実ならしめる包装容
器兼用ガートル吊り具に関する。
[従来の技術] 医療用ガートルは、従来、それを抱持してスタンドに吊
り下げる合成樹脂製ガートル吊り具に嵌入した状態でダ
ンボール箱等の容器内に包装して運搬等を行っていた。
また使用の際の看護婦による持ち運びは、ガートルを嵌
入した複数の吊り具の吊り下げひもを指に引掛けてなさ
れていた。
[考案が解決しようとする問題点] このように、従来、医療用ガートルの出荷から使用まで
の間に、包装容器及び合成樹脂製ガートル吊り具の双方
の物品とガートルをガートル吊り具に嵌入した上で容器
内に包装するという作業とが必要であり、これらに要す
るコストは少なからぬものがあった。また看護婦による
複数のガートルの同時持ち運びは、複数のガートル吊り
具の吊り下げひもを指に引掛けて行うものであるため安
定性に欠けるところがあり、持ち運びの際に他の物にぶ
つけ易い等、作業能率の点で問題があった。
本考案は、従来存したこのような問題点を解決する包装
容器兼用ガートルを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 以下、本考案の構成を実施例に対応する図面を用いて説
明する。
(1)‥‥(1)は、それぞれ対象ガートル(2)を倒立させて
内部に収容する硬質シート製の方形枠体であって、該方
形枠体(1)の複数を、枠体開口縁にてミシン目(3)‥‥
(3)を介して連設するものとする。
(4)は、収容したガートル(2)の瓶口(5)を一致せしめる
べく各方形枠体(1)の底板(6)に穿設する透孔であって、
該透孔(4)外側を、ミシン目(7)により切り取り得る切取
片(8)により覆蓋しするものとする。
(9)は、略二等辺三角形状硬質シート片を対称軸(10)に
てV字状に折曲して成る支持片であって、1対の支持片
(9)・(9)を、それらの対称軸(10)・(10)を結ぶ直線が方形
枠体(1)の奥行方向となり、底辺(11)・(11)・(11)・(11)が
透孔(4)を中心にして取り囲む菱形を形成して底板(6)に
接する如く各方形枠体(1)の底板(6)内面上に立設し、両
支持片(9)・(9)の各斜辺(12)・(12)・(12)・(12)を、瓶口
(5)を透孔(4)に一致せしめて倒立させた状態でガートル
(2)外面の首元部から肩部に沿うように形成するものと
する。
(13)は、把手であって、各方形枠体(1)の天板(14)の両
側板(15)・(15)に対する対称軸線上の外面に突設するも
のとする。
[作用] 本考案包装容器兼用ガートル吊り具にガートル(2)を収
容するには、各方形枠体(1)における両支持片(9)・(9)に
よる囲繞部内にガートル(2)の首部を挿入し倒立せしめ
ればよい。これにより、両支持片(9)・(9)における平面
菱形状をなすところの4斜辺(12)・(12)・(12)・(12)がそ
れぞれガートル(2)の首元から肩部に沿って支持し、瓶
口(5)が透孔(4)に一致した状態で、ガートル(2)が各方
形枠体(1)内に倒立支持されて収容が完了する。
この場合、底板(6)からの立上りが最も高いところの各
支持片(9)の対称軸(10)を結ぶ直線が方形枠体(1)の奥行
方向となっているため、特に、方形枠体(1)の奥行方向
におけるガートル(2)の動きが両支持片(9)・(9)により確
実に制御される。また、これに直交するところの横幅方
向におけるガートル(2)の動きは、両側板(15)・(15)によ
り抑制される。
このように、包装容器兼用ガートル吊り具内に複数本の
ガートル(2)を安定支持した状態で収容し、まとめて運
搬し、適宜場所に載置し、保管することができる。
看護婦等により各病室へ複数本のガートルを同時に持ち
運ぶ場合は、複数本のガートル(2)を倒立支持収容した
本考案包装容器兼用ガートル吊り具を、そのまま又は不
要分をミシン目(3)により切り離し、把手(13)により手
に堤げて持ち運ぶことができる。
この場合、複数本のガートル(2)が本考案包装容器兼用
ガートル吊り具に安定的に倒立支持収容され、一体とな
っているので、能率良く作業することができる。なお、
1つの方形枠体(1)により1本のガートル(2)のみを運ぶ
場合にも、安定性の点で以上に述べたところと変りな
い。
使用の際は、ミシン目(3)により1つずつ方形枠体(1)を
切り離し、切取り片(8)をミシン目(7)により切り取るこ
とにより、第5図に示す如く透孔(4)を介して露出した
瓶口(5)に点滴用管(16)を差込み、第6図に示す如く把
手(13)によりスタンドに吊り下げて使用することができ
る。
[実施例] 以下本考案の1実施例について説明する。
(1)は、帯状硬質シート素材の中央部を折曲し、折曲端
部を重合接着し、透孔(17)を穿設することにより把手(1
3)となしている。本考案における硬質シート素材は、ボ
ール紙などの厚手紙葉,硬質プラスチックシート等の中
から適宜選択すればよい。透孔(17)上辺中央部には、切
欠部(18)を設け、スタンドのフックに嵌合することによ
る吊り下げの安定を期している。
把手(13)下方部は、それぞれ折曲拡開して天板(14)とな
し、天板(14)両端部をそれぞれ下方折曲して側板(15)・
(15)となしている。
両側板(15)・(15)下端部は、内方折曲し重合することに
より底板(6)となし、該底板(6)の内側底板片(6a)に透孔
(4)を穿設し、外側底板片(6b)に切取り片(8)を形成して
いる。
内側底板片(6a)上には、1枚の硬質シート素材を所要形
状に切抜き・折曲して支持片(9)・(9)を形成したものを
接着している。
[考案の効果] 本考案包装容器兼用ガートル吊り具の効果は次の通りで
ある。
(a)両支持片(9)・(9)による囲繞部内にガートル(2)を挿
入して倒立させるという極めて容易な作業によりガート
ル(2)を倒立支持状態で収容し、包装することができ
る。
(b)両支持片(9)・(9)と両側板(15)・(15)により、ガート
ル(2)は安定的に倒立支持された状態で各方形枠体(1)内
に収容され、そのまま運搬,載置,保管及び吊り下げ使
用に供される。
(c)本考案包装容器兼用ガートル吊り具1つにより複数
ガートル(2)をまとめて運搬,載置,保管し得、方形枠
体(1)を1つずつ切り離せばそのまま吊具として使用す
ることができるので、ダンボール等の別の包装容器は必
要ではなく、別の吊具も不要である。従って、従来、吊
具と包装容器の2種の物品が必要であったものが1つで
済み、而も吊具装着と包装容器への詰め込みの手間も1
度で済み、大幅なコストダウンになる。
(d)持ち運びの際は、必要数の方形枠体(1)‥‥(1)を適
宜切り離し、把手(13)により手に提げて運ぶことがで
き、この場合、複数本のガートル(2)は、本考案包装容
器兼用ガートル吊り具により安定支持状態で一体的に持
ち運ぶことができ、全体の安定性が極めて良いので、作
業能率が高くなる。
(e)使用の際は、ミシン目(3)により1つずつ方形枠体
(1)を切り離し、切取り片(8)をミシン目(7)により切り
取るという容易な操作により、透孔(4)を介して露出し
た瓶口(5)に点滴用管(16)を差込み、把手(13)によりス
タンドに吊り下げて使用することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本考案包装容器兼用ガートル吊り具の1実
施例を示すものであって、第1図は、斜視図、第2図
は、ガートル収容持ち運び状態の正面図であり、第3図
〜第6図は、1方形枠体を切り離した状態を示し、その
うち第3図は、一部破砕斜視図、第4図及び第5図は、
方形枠体倒立態様の斜視図、第6図は、吊り下げ使用状
態の正面図である。 図面中、(1)‥‥(1)は方形枠体、(2)はガートル、(3)‥
‥(3)及び(7)はミシン目、(4)は透孔、(5)は瓶口、(6)
は底板、(8)は切取片、(9)・(9)は支持片、(10)・(10)は
対称軸、(11)・(11)・(11)・(11)は底辺、(12)・(12)・(12)・
(12)は斜辺、(13)は把手、(14)は天板、(15)・(15)は側
板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】対象ガートル(2)を倒立させて内部に収容
    する硬質シート製の方形枠体(1)の複数を、枠体開口縁
    にてミシン目(3)‥‥(3)を介して連設し、各方形枠体
    (1)の底板(6)に、収容したガートル(2)の瓶口(5)を一致
    せしめる透孔(4)を穿設し、該透孔(4)外側を、ミシン目
    (7)により切り取り得る切取片(8)により覆蓋し、略二等
    辺三角形状硬質シート片を対称軸(10)にてV字状に折曲
    して成る支持片(9)の1対を、両支持片(9)・(9)の前記対
    称軸(10)・(10)を結ぶ直線が方形枠体(1)の奥行方向とな
    り、底辺(11)・(11)・(11)・(11)が透孔(4)を中心にして取
    り囲む菱形を形成して底板(6)に接する如く各方形枠体
    (1)の底板(6)内面上に立設し、両支持片(9)・(9)の各斜
    辺(12)・(12)・(12)・(12)を、瓶口(5)を透孔(4)に一致せ
    しめて倒立させた状態でガートル(2)外面の首元部から
    肩部に沿うように形成すると共に、各方形枠体(1)の天
    板(14)の両側板(15)・(15)に対する対称軸線上の外面に
    把手(13)を突設して成る、包装容器兼用ガートル吊り
    具。
JP12836586U 1986-08-23 1986-08-23 包装容器兼用ガ−トル吊り具 Expired - Lifetime JPH066063Y2 (ja)

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JP12836586U JPH066063Y2 (ja) 1986-08-23 1986-08-23 包装容器兼用ガ−トル吊り具

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JPS6334053U JPS6334053U (ja) 1988-03-04
JPH066063Y2 true JPH066063Y2 (ja) 1994-02-16

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JP12836586U Expired - Lifetime JPH066063Y2 (ja) 1986-08-23 1986-08-23 包装容器兼用ガ−トル吊り具

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JP2010088722A (ja) * 2008-10-09 2010-04-22 Hosokawa Yoko Co Ltd バリア包装袋

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