JPH0660448U - 泡沫状吐水兼用のシャワ−ヘッド - Google Patents
泡沫状吐水兼用のシャワ−ヘッドInfo
- Publication number
- JPH0660448U JPH0660448U JP780593U JP780593U JPH0660448U JP H0660448 U JPH0660448 U JP H0660448U JP 780593 U JP780593 U JP 780593U JP 780593 U JP780593 U JP 780593U JP H0660448 U JPH0660448 U JP H0660448U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 泡沫状吐水兼用のシャワ−ヘッドの吐水量を
変えずに空気を導入する。 【構成】 把持体1aに湯水を導入する主流路9を設
け、この把持体1aに、吐水口7とシャワ−用噴霧口8
とを設けた半球状の頭部1bを連設したシャワ−ヘッド
において、吐水口7とシャワ−用噴霧口8とに切換える
シリンダ−弁21に、空気ノズル23を臨ませ、この空
気ノズル23の空気取入口をシャワ−ヘッドの背部に開
口したので、吐水口7を小径にせずに泡沫用空気を導入
することができる。
変えずに空気を導入する。 【構成】 把持体1aに湯水を導入する主流路9を設
け、この把持体1aに、吐水口7とシャワ−用噴霧口8
とを設けた半球状の頭部1bを連設したシャワ−ヘッド
において、吐水口7とシャワ−用噴霧口8とに切換える
シリンダ−弁21に、空気ノズル23を臨ませ、この空
気ノズル23の空気取入口をシャワ−ヘッドの背部に開
口したので、吐水口7を小径にせずに泡沫用空気を導入
することができる。
Description
【0001】
本考案は、軸流吐水兼用のシャワ−ヘッド、詳しくは泡沫状軸流吐水兼用のシ ャワ−ヘッドに関するものである。
【0002】
一般に、浴室や洗面所等においては洗髪等のためのシャワ−と、通常の蛇口の ような軸流吐水とを兼用するシャワ−ヘッドが使用されており、現在、かかるシ ャワ−ヘッドの切換操作はワンタッチ式に軽便化されている。 この種のシャワ−ヘッドについて、多くの提案がなされているが、本出願人も 次のような提案を行っている(実開平4−99245号公報参照)。
【0003】 これを図3により説明する。1は合成樹脂製のシャワ−ヘッド本体で、筒状把 持部1aと半球状頭部1bとから構成されている。この半球状頭部1bの正面側 (吐水側)の端面には、合成樹脂製の散水プレ−ト体2が螺着されており、この 散水プレ−ト体2の内側にはサポ−ト体3が内蔵されている。 これらの散水プレ−ト体2やサポ−ト体3の軸上に、シリンダ弁4が組込まれ ており、このシリンダ弁4は、サポ−ト体3と、シャワ−ヘッド本体1の軸受部 5とで支持されている。このシリンダ弁4は、頭部1bの背面側(反正面側)に 設けられた操作レバ−6のシ−ソ−状の作動によって摺動して、弁切換えができ るようになっている。
【0004】 前記散水プレ−ト体2の中央には、約15mmφの蛇口用吐水口7が開口されて おり、また、その周辺側には多数のシャワ−用噴霧口8が開口されている。した がって、柔軟性プラスチックの操作キヤップ18の外面から、操作レバ−6を指 先でシ−ソ−状に押せば、シリンダ弁4が摺動して、シャワ−と蛇口吐水とに切 換えられる。
【0005】 前記シャワ−ヘッド本体1の筒状把持部1aには、湯水を導入する主流路9が 貫通して設けられており、この主流路9は、半球状頭部1bに設けた軸受部5の 外周を取り巻くド−ナツ状流路10に連通している。
【0006】 前記散水プレ−ト体2の大径部2aは半球状頭部1bに螺着されている。また 、この散水プレ−ト体2の小径部の蛇口用吐水口7には、3枚の金網12が挿入 されている。
【0007】 前記サポ−ト体3の軸方向中間には、半径方向に多数の連通孔13が開口され ている。この連通孔13はシャワ−用噴霧口8に連通すると共に、ド−ナツ状流 路10にも連通している。また、サポ−ト体3の基部側には、Oリングパッキン 14が嵌まり込む切欠段部17が設けられている。
【0008】 ところで、かかる軸流吐水兼用のシャワ−ヘッドでは、泡沫機能がない、とい う問題があった。すなわち、蛇口の先端部に空気を取り入れ、水または湯が飛び 散らないようにした泡沫水栓機能が付設されてない、という問題があった。
【0009】 そのため、泡沫金具等を散水プレ−ト体2の蛇口用吐水口7の外周近傍に付設 することが考えられるが、このようにして、しかも、シャワ−ヘッド本体1の半 球状頭部1bのスケ−ルアップを抑えれば、蛇口用吐水口7の開口径が小になり 、ひいては、吐水量の減少を招く、という問題があった。
【0010】
そこで本考案は、かかる問題を解決するためになされたもので、その要旨とす るところは、湯水を導入する主流路(9)を設けた筒状把持体(1a)と、該筒 状把持体(1a)に連設した半球状頭部(1b)と、からなるシャワ−ヘッド本 体(1)にあって、前記頭部(1b)の正面側に、主流路(9)に略直交して摺 動する切換弁(21)を介して、蛇口用吐水口(7)を設けると共に、その周辺 側に多数のシャワ−用噴霧口(8)を設けたシャワ−ヘッドにおいて、前記切換 弁(21)による吐水流(B)内で蛇口用吐水口(7)に向けノズル孔(24) を設け、該ノズル孔(24)の空気入口をシャワ−ヘッド本体(1)の背面側に 開口したことを特徴とする泡沫状吐水兼用のシャワ−ヘッドにある。
【0011】
本考案を添付図面に示す実施例により詳細に述べる。 図1は本考案の実施例の断面図で、中心線aの上側はシャワ−水流Aを、下側 は吐水流Bを形成するところを示し、図2は図1のX矢視図で、中心線bの左側 は外観図、右側は操作キヤップを外した外観図を示す。なお、図3と同一部分に は同一符号を付し、また、共通部分の説明は省略する。
【0012】 図1において、シャワ−ヘッド本体1の筒状把持部1aの背面側には、湯また は水を導入する主流路9に、略平行に約2mmφの空気導入路20が穿設されてい る。この空気導入路20は背面側で開口すると共に、操作レバ−6が内蔵され、 かつ、シリンダ弁21の基部21aが出入する作動空間22で開口されている。
【0013】 シリンダ弁21の基部21aは中実状に構成され、また、先部21bはシリン ダ状に構成されている。このシリンダ状の先部21bの外周にはOリングパッキ ン14が外嵌されて保持されている。また、中実状の基部21aには、ノズル2 3が蛇口用吐水口7に向け軸方向に突設されている。このノズル23にはノズル 孔24が穿設され、このノズル孔24は前記作動空間22とシリンダ状の先部2 1b内とを連通している。したがって、ノズル孔24は、吐水流Bに沿って設け られている。
【0014】 前記中実状の基部21aには、半径方向に多数の連通孔25が開口されている 。また、軸受部5には、前記Oリングパッキン14が嵌まり込む切欠段部26が 設けられている。したがって、Oリングパッキン14は、サポ−ト体3の切欠段 部17と軸受部5の切欠段部26との間を往復して、弁切換えを行う。 なお、27は作動空間22用ケ−スの位置決めを示す。
【0015】 次に、本実施例の作用を述べる。泡沫状軸流吐水を行う場合は、操作キヤップ 18の図中上方を外部から押せば、シリンダ弁21が摺動して、主流路9の流れ は吐水流Bとなって蛇口用吐水口7から吐水される。このとき、この吐水流Bの 流れによって、ノズル孔24から空気が吸引され、吐水流Bに混入され、泡沫吐 水流となる。したがって、泡沫状軸流吐水が得られる。
【0016】
本考案によれば、泡沫状吐水兼用のシャワ−ヘッドにおける空気の導入を、シ ャワ−ヘッド本体の背面側から正面側の蛇口用吐水孔へ向けたノズル孔により行 うので、シャワ−ヘッド本体のスケ−ルアップを抑えながら、蛇口用吐水孔の開 口径を小とすることなく吐水ができ、ひいては、吐水量を減らすことがない。 しかも、従来の軸流吐水兼用のシャワ−ヘッドをそのまま用いて、ノズル孔を 設けるだけでよく、従来のものとの兼用部品が多くなり、ひいては、量産メリッ トを利用することができる。
【図1】本考案の実施例の断面図である。
【図2】図1のX矢視側面図である。
【図3】従来例の断面図である。
1…シャワ−ヘッド本体、1a…筒状把持部、1b…半
球状頭部、4…シリンダ弁、7…蛇口用吐水口、8…シ
ャワ−用噴霧口、9…主流路、24…ノズル孔
球状頭部、4…シリンダ弁、7…蛇口用吐水口、8…シ
ャワ−用噴霧口、9…主流路、24…ノズル孔
Claims (1)
- 【請求項1】 湯水を導入する主流路(9)を設けた筒
状把持体(1a)と、該筒状把持体(1a)に連設した
半球状頭部(1b)と、からなるシャワ−ヘッド本体
(1)にあって、前記頭部(1b)の正面側に、主流路
(9)に略直交して摺動する切換弁(21)を介して、
蛇口用吐水口(7)を設けると共に、その周辺側に多数
のシャワ−用噴霧口(8)を設けたシャワ−ヘッドにお
いて、 前記切換弁(21)による吐水流(B)内で蛇口用吐水
口(7)に向けノズル孔(24)を設け、該ノズル孔
(24)の空気入口をシャワ−ヘッド本体(1)の背面
側に開口したことを特徴とする泡沫状吐水兼用のシャワ
−ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993007805U JP2590832Y2 (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 泡沫状吐水兼用のシャワーヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993007805U JP2590832Y2 (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 泡沫状吐水兼用のシャワーヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0660448U true JPH0660448U (ja) | 1994-08-23 |
JP2590832Y2 JP2590832Y2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=11675843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993007805U Expired - Lifetime JP2590832Y2 (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 泡沫状吐水兼用のシャワーヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2590832Y2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014057660A1 (ja) * | 2012-10-11 | 2014-04-17 | パナソニック株式会社 | シャワーヘッド |
JP2014076203A (ja) * | 2012-10-11 | 2014-05-01 | Panasonic Corp | シャワーヘッド |
JP2014076202A (ja) * | 2012-10-11 | 2014-05-01 | Panasonic Corp | シャワーヘッド |
JP2014113361A (ja) * | 2012-12-11 | 2014-06-26 | Panasonic Corp | シャワーヘッド |
-
1993
- 1993-02-02 JP JP1993007805U patent/JP2590832Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014057660A1 (ja) * | 2012-10-11 | 2014-04-17 | パナソニック株式会社 | シャワーヘッド |
JP2014076203A (ja) * | 2012-10-11 | 2014-05-01 | Panasonic Corp | シャワーヘッド |
JP2014076202A (ja) * | 2012-10-11 | 2014-05-01 | Panasonic Corp | シャワーヘッド |
JP2014113361A (ja) * | 2012-12-11 | 2014-06-26 | Panasonic Corp | シャワーヘッド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2590832Y2 (ja) | 1999-02-24 |
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