JPH0660301U - 砕土爪 - Google Patents
砕土爪Info
- Publication number
- JPH0660301U JPH0660301U JP332293U JP332293U JPH0660301U JP H0660301 U JPH0660301 U JP H0660301U JP 332293 U JP332293 U JP 332293U JP 332293 U JP332293 U JP 332293U JP H0660301 U JPH0660301 U JP H0660301U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- claw
- soil
- tillage
- tilling
- horizontal blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Soil Working Implements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 土壌の砕土性を良くするために数多くの耕う
ん爪を装着した多本軸で、馬力を低減することなく、効
率良く農作業ができることを目的とする。 【構成】 耕うん爪の縦刃部4の取付け部に平行な5
(L)に比較して横刃部(H)の高さを低くしたことに
より土壌の切取り量を少なくしたことを特長としてい
る。
ん爪を装着した多本軸で、馬力を低減することなく、効
率良く農作業ができることを目的とする。 【構成】 耕うん爪の縦刃部4の取付け部に平行な5
(L)に比較して横刃部(H)の高さを低くしたことに
より土壌の切取り量を少なくしたことを特長としてい
る。
Description
【0001】
本考案は、トラクタなどに装着して耕うんするのに、土壌の破砕性能を向上さ せるために爪軸に数多くの耕うん爪を装着して使用される耕うん爪に関するもの である。
【0002】
近年農業を取り巻く環境の変化から国の指導は稲作の減反を奨励するようにな った。そのために農家では転換作物として、野菜、根菜等の畑作に重点を移すよ うになっている。一方消費者は、農薬を控え、多種類の野菜類を欲するようにな るつつある。農家ではこれらの自らの経営と消費者に対応するために土壌の改善 、有機土壌造りで病害虫に強くて、成育が良く、効率の良い農業の研究に取り組 んでいる。畑作をする上に重要なポイントの一つとして、播種した後の発芽を促 すためや、幼苗を移植する時には活着を良くするために土壌表面の砕土をしてお くことが必要である。また、麦の栽培も転換作物として奨励されるようになって いるが麦の播種は、稲作後に稲の株が残留した状態で耕うんし播種をすることが 多いので稲株も合わせて破砕をしなければならない。
【0003】 これらに対応する方法として従来は爪軸に標準以上の耕うん爪1を装着して( 多本軸と称している)対応をしてきた。これは1.5メ−トル前後の爪軸(図面 は省略)に36本位装着していたものを48本位にして回転数当りの土中への打 ち込み回数を多くして砕土をしてきた。
【0004】
数多くの耕うん爪を装着して使用する多本軸は、標準数だけ装着した爪軸と同 じ仕様のトラクタを使用するので、砕土をする目的は達成できても同じトラクタ で馬力が同じであるので馬力を食い作業効率が悪く、高能率の作業ができない問 題があった。
【0005】
本考案は上記の事情にかんがみなされたもので、上記の問題を解決するために 、横刃部6を形成する時、耕うん爪の全長に比較して横刃部7(H)の高さを低 くなるように屈曲させたことを特徴とするものである。
【0006】
上記のように構成することによって、本考案の耕うん爪は、砕土性を得ながら 馬力の低減、作業速度を向上するものである。
【0007】
以下、図面を参照にして本考案の実施例を説明する。 第1図の1は耕うん爪の全体図を示す。(a)は正面図で(b)は側面図、( c)は平面図の一部を示している。符号2はホルダへの取付部、3は取付けのボ ルトを通す孔、4は縦刃部でホルダの取付方向から見れば平行部5(L)を形成 する。6は横刃部を示し爪の高さは7(H)となり土壌の切取り量はこの高さ( H)に比例する。耕うん爪1は爪軸のホルダ(図面は省略)に装着される。耕う ん爪は爪軸の円周に適宜分割されて右、左の爪を交互にホルダに装着される。
【0008】 本考案は、縦刃部4の平行部5(L)と横刃部6の高さ7(H)の関係がH/ L=0.25以下となように構成されているので従来の耕うん爪に比較して土壌 の切取り量が少ない。第2図は平行部5と横刃部の高さ(H)の関係H/Lを表 し、従来の耕うん爪の領域(平行部に比較して横刃部の高さが高い)と本考案と の比較を示したものである。
【0009】 第3図は耕うん爪の配列による土壌の耕うん(切取り量)状態を示しており、 円周上に配列された耕うん爪(左爪、右爪がある)がトラクタの進行に伴い、土 壌をどのように切り取っていくかを示している。 第4図は第3図の符号101の部分の状態を拡大して示したもので第4図の( d)は従来耕うん爪で土壌の切取り量を斜線部11で示す。第4図の(e)は本 考案によるもので、斜線部10で示すように11より少ない面積ですむこと理解 できる。
【0010】
以上説明したように、本考案の耕うん爪によれば耕うん爪の横刃部の高さを低 くして耕うん爪1本当りの土壌の切取り量を少なくしたので、馬力を低減せずに 作業速度を向上さすことが可能となった。具体的には、爪軸の回転を最高速にし て作業を実施する時、従来の耕うん爪では耕うん速度は0.25キロメ−タ−/ 時間であったが0.75キロメ−タ−/時間に向上した。この要因は、耕うん爪 の横刃部(H)の高さを低くしたためで、従来の耕うん爪を便宜上使用して土壌 の移動を多くしたものと異なり、耕うん爪の1本当りの土壌の切取り量を少なく した効果によるものである。
【0011】
【図1】耕うん爪の全体図を示し、(a)は耕うん爪の
正面図、(b)はその側面図(c)は平面図の一部を示
す。
正面図、(b)はその側面図(c)は平面図の一部を示
す。
【図2】横刃部(H)と平行部(L)との関係を表した
もので、従来の耕うん爪と本考案との比較をしたもの
もので、従来の耕うん爪と本考案との比較をしたもの
【図3】耕うん爪の配列による土壌の切取り量を示す。
【図4】耕うん爪による土壌の切取り量を示し、(d)
は従来の耕うん爪によるもの、(e)は本考案によるも
のである。
は従来の耕うん爪によるもの、(e)は本考案によるも
のである。
1 耕うん爪の全体図 2 ホルダへの取付け部 3 取付け孔 4 縦刃部 5 縦刃部の平行部 6 横刃部 7 横刃部の高さ 8 従来耕うん爪の縦刃部 9 従来耕うん爪の横刃部 10 本考案の土壌切取り部 11 従来爪の土壌切取り部 101 耕うん爪の配列上の土壌切取りの一部 (a) 耕うん爪の正面図 (b) 耕うん爪の側面図 (c) 耕うん爪の平面図の一部 (d) 従来耕うん爪の土壌切取り量 (e) 本考案の土壌切取り量
Claims (1)
- 【請求項1】 爪軸のホルダに取付け、連続して縦刃
部、横刃部を構成する耕うん爪において、ホルダに装着
される取付基部付近より先端部に向かうに従って取付基
部に対して平行になるように連続して縦刃部5(L)を
形成し、先端部を湾曲して横刃部6を形成するのに、平
行部5(L)と横刃部の高さ7(H)の関係がH/L=
0.25以下であることを特徴とする耕うん爪。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP332293U JPH0660301U (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 砕土爪 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP332293U JPH0660301U (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 砕土爪 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0660301U true JPH0660301U (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=11554125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP332293U Pending JPH0660301U (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 砕土爪 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0660301U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011182652A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-22 | Kobashi Kogyo Co Ltd | 耕耘爪 |
JP2011182651A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-22 | Kobashi Kogyo Co Ltd | 耕耘爪 |
JP2015062426A (ja) * | 2014-12-01 | 2015-04-09 | 小橋工業株式会社 | 耕耘爪 |
-
1993
- 1993-02-08 JP JP332293U patent/JPH0660301U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011182652A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-22 | Kobashi Kogyo Co Ltd | 耕耘爪 |
JP2011182651A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-22 | Kobashi Kogyo Co Ltd | 耕耘爪 |
JP2015062426A (ja) * | 2014-12-01 | 2015-04-09 | 小橋工業株式会社 | 耕耘爪 |
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