JPH0660193U - 放熱装置 - Google Patents

放熱装置

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JPH0660193U
JPH0660193U JP191093U JP191093U JPH0660193U JP H0660193 U JPH0660193 U JP H0660193U JP 191093 U JP191093 U JP 191093U JP 191093 U JP191093 U JP 191093U JP H0660193 U JPH0660193 U JP H0660193U
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JP
Japan
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electronic device
filter sheet
fan motor
winding
intake port
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Application number
JP191093U
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English (en)
Inventor
敬三 大知
Original Assignee
日本電気三栄株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子装置筐体内部に発生する熱を発散させる
ファンモータの前面に自動巻取り手段をもつロール状フ
ィルタシートを配し、常に清浄な空気を面倒な保守作業
なしに供給を図る放熱装置。 【構成】 電子装置筐体1の背面中央部にファンモータ
2を、このファンモータ2の外側に吸気口4と、この吸
気口4の左右に供給手段5及び巻取り手段6を配し、内
部に夫々軸受台5B,6B、ガイドロール5C,6C及
びスリット5D,6Dを具備し、巻芯5Aに巻かれたフ
ィルタシート3は、表面に網フィルタ4Aを配した吸気
口4を横断し、巻取りモータM付軸受台6Bにセットさ
れた巻芯6Aに接着、電子装置筐体1正面には排気口7
と巻取り手段6を自動的に制御する操作盤9で構成され
る放熱装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電子装置等の内部で発生する熱を発散させるために適用して好適な放 熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばME機器等の電子装置に通電して、その電子装置の目的とする生体現象 の計測などを行う際に、電子装置の内部で電気エネルギーをその目的とする作用 に種々変化、発生させるが、この際多くは熱エネルギーに変わり、電子装置内部 を温め、本来の目的とする作用の効率をおとし、さらに内部の温度が上昇すると 、装置の故障という事態にいたる。
【0003】 一般にこれらME機器は、機器内部の発熱による温度上昇に対処すべく機器装 置外筐に通風を考慮した吸気口及び換気口が設けられている。しかしより一層稼 動中の消費電力の大きい装置や、又内部の機器が筐体に比べて大きく、重なって 配置されていたり、長時間連続的に稼動したり、頻繁に使用したりする場合等に 対応して、装置外筐の一方の面にファンモータを取り付け、そのファンモータの 外側に開けられた吸気口より空気を吸引し、排気口を他の面に設けて装置内部に 空気の流れを作り、装置外部の冷気で冷却するようにしている。
【0004】 しかし、装置外部よりの冷気の流入と同時に種々の塵埃等も装置内部に浸入し 電子装置内機材18表面に付着し、電子装置内機材18よりの放熱性能を低下さ せるだけでなく、装置の故障という事態に至ることもある。
【0005】 この場合図3の如く、電子装置筐体11の一方の面の内部に配設されたファン モータ12の外側の吸気口13の前面には、種々の塵埃等の電子装置筐体11内 部への侵入を防ぐ目的で、網14や不織布13フィルタを取り付け、これよりの 清浄な空気が電子装置筐体11内部の熱を奪い排気口17より発散させている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしこの様な、ファンモータの外側に設けられた固定式の網14や不織布1 3のフィルタは、より清浄な空気を電子装置筐体内部に送り込もうと、フィルタ の目の細いものを選べば、塵埃が多くたまり、目づまりを起こし通過する空気量 が減少し、電子装置筐体内部を所定の温度に保つことが出来ず、温度上昇による トラブルが発生することがある。 この様な事故を防ぐために、比較的短期間にフィルタを新規な物と交換するか 、洗浄するかの保守点検を行う必要があった。
【0007】 本考案は斯る点に鑑み、フィルタ交換を確実に、しかもその不便さを解消する ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の放熱装置は、例えば図1に示される様に、装置内部で発生する熱を発 散させるために空気を取り入れるファンモータ2と、この空気の吸気口4に設け たロール状のフィルタシート3と、このフィルタシート3を巻取る巻取手段6と 、該巻取手段6を自動的に制御する制御手段9とを有し、この制御手段9により 、フィルタシート3の巻取りを制御して常に清浄な空気を吸気出来るよう構成し たものである。
【0009】
【作用】
本考案に斯る放熱装置によれば、ファンモータ2の前面の吸気口4に配設した ロール状のフィルタシート3が、例えば電子装置稼動に合わせて、自動巻取手段 6により巻取られるので常に洗浄な空気を吸気できる。
【0010】
【実施例】
以下図1を参照しながら本考案の放熱装置の実施例を説明する。 電子装置筐体1の内部の一方の側面の中央部付近にファンモータ2を設置し、 ファンモータ2の外側はファンモータ2の後面から所定の間隔をおいて吸気口4 を設け、吸気口4の外側は網フィルタ4Aで覆われている。吸気口4の例えば左 右(又は上下)にフィルタシート3の供給手段5及び巻取り手段6が配置されて いる。これらの供給手段5及び巻取り手段6は、夫々外側扉5E及び6Eと、内 側にスリット5D及び6Dを、又内部には軸受台5B及び6B、ガイドロール5 C及び6Cを具備しているが、巻取り手段6の軸受台6Bは巻取りモータMと連 結している。
【0011】 供給手段5の軸受台5Bに、所定の長さのロール状のフィルタシート3が巻か れた巻芯5Aがセットされ、その一端はガイドロール5C、スリット5Dを径て 吸気口4の後を横断し、さらに巻取り手段6のスリット6D、ガイドロール6C を径て、軸受台6Bの上にセットされた巻芯6Aに、粘着テープ等で係止される 。 フィルタシート3の横幅は、ファンモータ2の直径に対応するが、スリット5 D及び6Dの間では、上下に縁状側板を設け(図示せず)吸気口4から入った空 気は、かならず一定面積に展開されたフィルタシート3を通ってから電子装置筐 体1内部に送り込まれることになる。
【0012】 電子装置内部機材8を中央にして、ファンモータ2の反対側の例えば正面側、 電子装置筐体1の側面隅付近上部に排出口7を設け、例えば一方の見易い部位に 操作盤9を設ける。操作盤9には通常設置されるスイッチボックス、パイロット ランプ(図示せず)の他に、巻取り速度調整装置9A、巻取り量表示器(カウン タ)9B及び警報ランプ9C等が配設されている。
【0013】 以上の構成よりなる放熱装置の動作を次に説明する。電子装置筐体1の背面中 央部に設けた吸気口4の外側にある網フィルタ4Aを引き抜き、吸気口4の左右 (又は上下)にある供給手段5及び巻取り手段6の夫々の外側に設けた扉5E及 び6Eを外側に開け、所定の長さのロール状のフィルタシート3が巻かれた巻芯 5Aを供給手段5の軸受台5B上にセットし、フィルタシート3の一端をもって フィルタシート3を繰り出し、ガイドロール5Cを径て、スリット5Dを通し、 吸気口4の後側全体を横切りスリット6Dより巻取り手段6に入り、ガイドロー ル6Cを径て軸受台6B上に正しくセットされた巻芯6Aにフィルタシート3の 先端を粘着テープ等で正しく留め、巻芯6Aを1回転程してフィルタシート3の 途中のたるみを無くす。
【0014】 左右の扉5E,6Eを閉じ、網フィルタ4Aをセットすれば、稼動は可能で、 この様な作業は新規に電子装置を設置したとき、又は実稼動2〜3年でフィルタ シート規定の交換時であって、その間は正規にセットされていれば、全く手をか けずチェックする必要もない。
【0015】 電子装置のスイッチを入れると、電子装置内部機材8はその目的に合った機能 を発揮するが、ファンモータ2も同時に廻り、網フィルタ4Aを通り吸気口4に 入った空気は、スリット5D及び6Dと縁状側板で区切られたフィルタシート3 で塵埃は除かれ、清浄な空気がファンモータ2に吸入され、電子装置筐体1の内 部に入り、電子装置内部機材8が発する熱を奪い、排出口7より発散する。 この時、電子装置の稼動と同時に、操作盤9の巻取り速度調整装置9Aを経た 信号により制御された巻取りモータMが回転し、軸受台6Bを微少ではあるが連 続的に回し、軸受台6Bに正しくセットされた巻芯6Aがフィルタシート3を巻 取ることになる。例えば巻取り速度調整装置9Aを90゜/60Hにセットして おくと、例えば1日実働7.5Hで、90°/8日、2回転/3ヶ月、となり巻 芯6Aを直径約40mmを用いれば250mm/3ヶ月のフィルタシートの送り になる。
【0016】 巻取り量表示器(カウンタ)9Bには、例えば軸受台6Bの回転数が表示され る様にし、16回転で警報ランプ9Cが点燈する様にセットしておけば、直径4 0mmの巻芯5Bに厚さ300μm、長さ3mのフィルタシート3を巻いたロー ル状フィルタシート1巻で、約2年間使用可能となる。設置場所による吸気空気 の汚れ度合により、巻取り速度調整装置9Aで調整し、所定の清浄度の空気を常 に吸気することが出来る。
【0017】 以上ロール状のフィルタシート3を吸気口4後部に展開し、装置の稼動時に、 常にフィルタシート3は微動ではあるが所定量の巻取りが行われ、常に清浄な空 気を所定量電子装置内部へ吸気して、発生した熱を発散させ、フィルタシート3 の目づまりによる電子装置筐体1内部の温度上昇による電子装置内部機材8の問 題発生を未然に防ぎ、又年に何度か行う固定フィルタ交換作業の手間、面倒をな くすことが出来る。
【0018】 上述の実施例では、ファンモータ2を吸気口4の後方、電子装置筐体1の背面 に設けてあるが、フィルタシート3の自動巻取り手段はそのままで、図2の様に ファンモータ2を電子装置筐体1の前面の排気口7に設置し、図1例の冷風吸入 型に対し、熱風排出型として、同様な機能を備え、かつ設置場所の条件に合わせ ることも出来る。
【0019】 又上述の実施例では、装置の稼動中、常時微少ではあるがフィルタシート3の 移動、即ち連続移動が行われているが、例えばタイマを設置し、10Hごとに1 回の動き15°の回転を行う間欠駆動送り、又タイマ480Hごとに軸受台6B の回転2回により、ファンモータ2の前面に展開していたフィルタシートを一挙 に一回分送るようにする間欠駆動送りとしても良い。
【0020】 又タイマではなく、圧力差(流量差、流速差)、温度差等により、実際にフィ ルタシートの汚れを検出し、所定値に達したら、上述の間欠駆動送りのスイッチ が自動的に入るようにしても良い。
【0021】 尚本考案は上述の実施例に限らず、本考案の要旨を逸脱することなく、種々変 形・変更が可能である。
【0022】
【発明の効果】 以上説明した如く、本考案によれば、電子装置筐体内部に発生する熱を除く、 空気を吸入・発散させるファンモータの前面に自動巻取り手段をもつロール状フ ィルタシートを配したので、煩雑なフィルタ交換を頻繁に行うこともなく、又交 換を忘れフィルタの目づまりを起こし、放熱が十分に行えず電子装置筐体内部の 温度上昇によるトラブルを防止するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の放熱装置の一実施例の構成を示す断面
図である。
【図2】本考案の放熱装置の他の実施例を示す断面図で
ある。
【図3】従来の放熱装置の概略断面図である。
【符号の説明】
1 電子装置筐体 2 ファンモータ 3 フィルタシート 4 吸気口 5 供給手段 6 巻取り手段 9 操作盤 M モータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置内部の発熱を発散させるために空気
    を取り入れるファンモータと該空気の吸気口に設けたロ
    ール状のフィルタシートと該フィルタシートを巻取る巻
    取手段と該巻取手段を自動的に制御する制御手段とを有
    し、 該制御手段により上記フィルタシートの巻取りを制御し
    て常に清浄な空気を吸気するようにしたことを特徴とす
    る放熱装置。
JP191093U 1993-01-28 1993-01-28 放熱装置 Pending JPH0660193U (ja)

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JP191093U JPH0660193U (ja) 1993-01-28 1993-01-28 放熱装置

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JP191093U JPH0660193U (ja) 1993-01-28 1993-01-28 放熱装置

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JPH0660193U true JPH0660193U (ja) 1994-08-19

Family

ID=11514739

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JP191093U Pending JPH0660193U (ja) 1993-01-28 1993-01-28 放熱装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008129888A1 (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Panasonic Corporation プロジェクターおよびそのフィルター更新の制御方法
JP2010104961A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Kowa Co Ltd 巻き取り式エアーフィルター清掃機構及びプロジェクター装置
JP2010161283A (ja) * 2009-01-09 2010-07-22 Nec Corp 防塵フィルタの目詰まり防止装置
JP2015213898A (ja) * 2014-04-21 2015-12-03 オーム電機株式会社 巻取り式フィルタ装置
CN114745865A (zh) * 2022-04-12 2022-07-12 深圳市创马优精密电子有限公司 一种用于集成电路smt元件加工设备

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