JPH0659999U - 道路凍結警告表示システム - Google Patents

道路凍結警告表示システム

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Publication number
JPH0659999U
JPH0659999U JP489593U JP489593U JPH0659999U JP H0659999 U JPH0659999 U JP H0659999U JP 489593 U JP489593 U JP 489593U JP 489593 U JP489593 U JP 489593U JP H0659999 U JPH0659999 U JP H0659999U
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JP
Japan
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road
sensor
light emitting
display device
display system
Prior art date
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Pending
Application number
JP489593U
Other languages
English (en)
Inventor
信雄 内田
Original Assignee
株式会社三ツ葉
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Publication date
Application filed by 株式会社三ツ葉 filed Critical 株式会社三ツ葉
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Publication of JPH0659999U publication Critical patent/JPH0659999U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】道路(9) 表面若しくはその近傍に設けられ、道
路表面の温度及び湿度を検出するセンサー(1),(2) と、
これらのセンサーが検出したデータを基に道路凍結の可
能性を判断するとともに、所定の表示信号を出力する制
御部(3) と、道路上若しくはその近傍に設けられ、前記
表示信号に対応した表示を行なう発光表示装置(6) と、
前記センサー及び制御部及び発光表示装置に電力を供給
する電源部(4) とから成る。 【効果】迅速な警告と正確な凍結区間の表示により、ス
リップ事故の減少を図ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、道路の凍結を警告するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
冬期においては、凍結した道路におけるスリップ事故が多発する。 そこで、かかるスリップ事故を防止すべく、凍結のおそれのある道路の入口に 立て看板を常設したり、凍結の都度、電光掲示板で注意を促している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の立て看板を常置する警告手段では、凍結が始まる時期と区間とを経験に よって決定しているため、情報の信頼性に乏しく、目にしても無視するドライバ ーが多い。また、電光掲示板による警告手段では、道路を管理する者が凍結を観 測してから電光掲示板を表示するため、凍結した時間と表示された時間とにズレ が生じ、必ずしも性格な情報とはいえない。 このように、従来の手段では、凍結状態の変化に迅速に対応することができな いとともに、凍結区間の正確な表示ができないため、スリップ事故の減少を図る ことが困難である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案の目的は、道路の凍結状態を迅速且つ正確に検出するとともに 、設置が容易且つ安価で多くの箇所に設置することができる道路凍結警告表示シ ステムを提供することにある。 そのシステムの構成とは、道路表面若しくはその近傍に設けられ、道路表面の 温度及び湿度を検出するセンサーと、このセンサーが検出したデータを基に道路 凍結の可能性を判断するとともに、所定の表示信号を出力する制御部と、道路上 若しくはその近傍に設けられ、前記表示信号に対応した表示を行なう発光表示装 置と、前記センサー及び制御部及び発光表示装置に電力を供給する電源部とから 成ることにある。
【0005】
【作用】
道路表面の温度及び湿度を検出するセンサーが、常に道路の凍結状態を監視す るためズレのない正確で迅速な警告をすることができる。また、凍結のおそれが ある段階から警告をすることができるため、スリップ事故を未然に防止すること ができる。
【0006】 また、電光掲示板等に比べて設置費用が安価であるため、多くの箇所に設置す ることができ、凍結区間を網羅することができる。
【0007】
【実施例】
図1は本考案にかかる道路凍結警告表示システム(以下、「システム」という )の説明図である。(1) は温度センサー、(2) は湿度センサー、(3) は制御部を それぞれ示し、それぞれガードレール支柱(7) 内に取付けられている。(6) は発 光表示装置、(8) は道路(9) のセンターラインに沿って設置されているキャッツ アイをそれぞれ示す。(4) はキャッツアイのランプ(8a)点灯用であり、本システ ム駆動用でもあるバッテリー、(5) はバッテリー(4) が消耗した時に作動する予 備バッテリーをそれぞれ示す。
【0008】 制御部(3) には各センサーが検出したデータの大きさを設定値と比較するとと もに、設定値を超えた時に所定の信号を出力する比較回路や、比較回路から出力 された信号を入力するとともに、所定の増幅率で増幅する増幅回路等が含まれて いる。また、各センサーは道路(9) 表面近傍に位置し、その位置に対応するガー ドレール支柱(7) には外気取入孔(図示しない)が穿設されている。
【0009】 発光表示装置(6) は、図3に示すように反射レンズ(6c)を有するケース(6d)内 に複数の赤色の発光ダイオード(6a),(6a) ・・及び黄色の発光ダイオード(6b),( 6b) ・・を交互に配置したものであり、普段はヘッドライトの光を反射し、路側 帯を表示する役目をする。
【0010】 本システムの動作を図5のフローチャートに基づいて説明する。温度センサー (1) 及び湿度センサー(2) によって検出された道路(9) 表面の外気温度及び湿度 に関するデータは、制御部(3) 内の比較回路に入力され、予め記憶されている設 定温度及び湿度、即ち凍結条件とそれぞれ比較される。そして、検出データそれ ぞれの大きさが設定値を超えた時、即ち道路表面が凍結する条件を満たした時、 比較回路から所定の信号が増幅回路へ出力される。増幅回路へ入力された信号は 、所定の増幅率で増幅された後、表示信号として各発光ダイオードへ出力され、 発光ダイオードが点灯する。そして、各検出データの何れかが設定値より小さく なると、発光ダイオードは消灯する。 ここで、設定値は凍結のおそれがある第1段階と凍結した第2段階との2種類 を設定し、各センサーが検出したデータが第1段階の設定値を越えた時は黄色の 発光ダイオードを、第2段階の設定値を越えた時は赤色の発光ダイオードをそれ ぞれ点灯させるようにする。また、各発光ダイオードを点滅させるようにするこ ともできる。さらに、制御部を各センサーが検出したデータの大きさに比例した 信号を出力するように構成し、発光ダイオードの明るさもそれに比例するように すれば、明るさによって凍結の程度を表示することができる。 このように、凍結するおそれがある段階からドライバーに警告することができ る。 尚、発光ダイオードで「凍結注意!」等の具体的なメッセージを表示する構成 を採ることもできる。
【0011】 図4は複数の本システムをガードレール(10)を支持する複数のガードレール支 柱(7),(7) ・・へ設置したところを示す。このように設置することにより、凍結 区間を数メートル単位で正確に表示することができる。また、発光表示装置がド ライバーの目に自然に飛び込む位置に取付けられているため、ドライバーの見落 としを防止することができる。
【0012】 図2は各センサーをキャッツアイ下部のバッテリー収容部(4a)内に設けた本シ ステムの変更実施例を示す。このように各センサーの設置箇所は、道路表面若し くはその近傍の温度及び湿度を検出することができるところであれば限定される ものではない。また、バッテリーはキャッツアイ点灯用とは別に専用のものを設 けてもよい。
【0013】 尚、本システムの総てをキャッツアイ内や既設の道路標識に設けてもよく、そ の設置場所は上記実施例に限定されない。また、温度及び湿度のデータ以外のデ ータを付加することもできる。さらに、各設定値は道路の性質等に応じて設定変 更可能である。
【0014】 また、制御部に交通事故や道路の渋滞等の他の情報を入力し、それらの表示を 行なうように設計変更することも可能である。
【0015】
【考案の効果】
道路の凍結状態は、センサーによって常に監視されているため、迅速で漏れの ない警告をすることができる。また、凍結のおそれがある段階から警告をするこ とができるため、スリップ事故を未然に防止することができる。さらに、設置費 用が安価であることから、既設のガードレール支柱等に数多く取付けることがで きるため、正確な凍結区間を表示することができる。 以上のように、本考案はドライバーに本システムが優れていることの認識を徹 底させれば、道路凍結によるスリップ事故の減少を確実に達成することができる ものであり、その実益は多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】バッテリーをキャッツアイ内に設けた本考案に
かかる道路凍結警告表示システムの説明図である。
【図2】各センサー及びバッテリーをキャッツアイ内に
設けた本考案にかかる道路凍結警告表示システムの説明
図である。
【図3】発光表示装置の説明図である。
【図4】本考案の道路凍結警告表示システムをガードレ
ール支柱に取付けたところを示す説明図である。
【図5】本考案の道路凍結警告表示システムの動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・温度センサー、2・・湿度センサー、3・・制御
部、4・・バッテリー、4a・・バッテリー収容部、5
・・予備バッテリー、6・・発光表示装置、6a・・赤
色の発光ダイオード、6b・・黄色の発光ダイオード、
6c・・反射レンズ、6d・・ケース、7・・ガードレ
ール支柱、8・・キャッツアイ、9・・道路、10・・
ガードレール。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路表面若しくはその近傍に設けられ、
    道路表面の温度及び湿度を検出するセンサーと、このセ
    ンサーが検出したデータを基に道路凍結の可能性を判断
    するとともに、所定の表示信号を出力する制御部と、道
    路上若しくはその近傍に設けられ、前記表示信号に対応
    した表示を行なう発光表示装置と、前記センサー及び制
    御部及び発光表示装置に電力を供給する電源部とから成
    ることを特徴とする道路凍結警告表示システム。
  2. 【請求項2】 前記センサー及び制御部及び電源部及び
    発光表示装置がガードレール支柱に取付けられたことを
    特徴とする請求項1記載の道路凍結警告表示システム。
  3. 【請求項3】 前記センサー及び電源部若しくはそれら
    の何れかが道路上のキャッツアイ内に設けられたことを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の道路凍結警告
    表示システム。
JP489593U 1993-01-22 1993-01-22 道路凍結警告表示システム Pending JPH0659999U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006008825A1 (ja) * 2004-07-16 2008-05-01 フーリエ有限会社 道路状況報知装置および道路状況報知方法
KR20210108217A (ko) * 2020-02-25 2021-09-02 조범준 도로 중앙분리대 지주용 경고등

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JPH0237109U (ja) * 1988-09-01 1990-03-12
JPH0214194B2 (ja) * 1983-04-18 1990-04-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd
JPH0412092U (ja) * 1990-05-15 1992-01-31

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