JPH0659807A - カーソル制御装置 - Google Patents

カーソル制御装置

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JPH0659807A
JPH0659807A JP5128142A JP12814293A JPH0659807A JP H0659807 A JPH0659807 A JP H0659807A JP 5128142 A JP5128142 A JP 5128142A JP 12814293 A JP12814293 A JP 12814293A JP H0659807 A JPH0659807 A JP H0659807A
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light emitting
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JP5128142A
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English (en)
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Masanobu Koike
正展 小池
Minoru Shimizu
穣 清水
Isao Tsukaune
勲 塚畝
Akihiro Yamada
晃弘 山田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、精度良くカーソルを制御
できかつリモコン送信器および受信装置の小型化が図れ
るカーソル制御装置を提供することにある。 【構成】 カーソル制御装置において、カーソルが表示
される表示装置31、特定波長の光線を発生する発光素
子21を備えかつ表示装置31に表示されたカーソルを
遠隔操作するためのリモコン送信器20、所定の撮像領
域内において発光素子21を撮像する撮像手段32、撮
像手段32の出力に基づいて発光素子21の位置を検出
する位置検出手段4、6、および位置検出手段4、6に
よって検出された発光素子21の位置に基づいて表示装
置31の表示画面上でのカーソル位置を制御するカーソ
ル制御手段7を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパーソナルコンピュー
タやテレビジョン受像機の表示画面上に表示されたカー
ソルを制御するカーソル制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のカーソル制御装置として
は、特開昭63−223913号公報に記載の装置があ
る。この装置では、放射状に配された複数の赤外線発光
ダイオードがリモコン送信器に設けられており、各赤外
線発光ダイオードからそれぞれ位相の異なる赤外線が送
信される。これらの赤外線は、受信装置で受信される。
そして、受信装置で受信された各赤外線発光ダイオード
の信号相互間の関係に基づいて、受信装置に対するリモ
コン送信器の向きが判別され、判別されたリモコン送信
器の向きに基づいて、表示画面上のカーソル位置が制御
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置ではリモコン送信器に複数の赤外線発光ダイオー
ドを設けなければならないため、各赤外線発光ダイオー
ドのばらつき等によりリモコン送信器の位置検出の精度
が悪くなると共に、位置検出のアルゴリズムが複雑とな
る欠点があった。また、リモコン送信器のキー数も多く
なるためリモコン送信器の小型化の妨げとなっていた。
【0004】この発明の第1の目的は、精度良くカーソ
ルを制御できかつリモコン送信器および受信装置の小型
化が図れるカーソル制御装置を提供することにある。
【0005】この発明の第2の目的は、表示画面上でカ
ーソルを移動させるためのリモコン送信器の操作領域を
小さくでき、操作性の向上が図れるカーソル制御装置を
提供することにある。
【0006】この発明の第3の目的は、表示画面上に表
示されるメニュー画面のアイコンの中心にカーソルを移
動させることができるカーソル制御装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による第1のカ
ーソル制御装置は、カーソルが表示される表示装置、特
定波長の光線を発生する発光素子を備えかつ上記表示装
置に表示されたカーソルを遠隔操作するためのリモコン
送信器、所定の撮像領域内において上記発光素子を撮像
する撮像手段、上記撮像手段の出力に基づいて上記発光
素子の位置を検出する位置検出手段および上記位置検出
手段によって検出された上記発光素子の位置に基づいて
上記表示装置の表示画面上でのカーソル位置を制御する
カーソル制御手段を備えていることを特徴とする。
【0008】上記カーソル制御手段としては、上記位置
検出手段によって検出された上記発光素子の位置に基づ
いて、上記発光素子の移動方向および移動量を求め、求
められた上記発光素子の移動方向および移動量に応じ
て、上記表示装置の表示画面上での上記カーソルの移動
方向及び移動量を制御するもの、上記位置検出手段によ
って検出された上記発光素子の位置を、上記表示装置の
表示画面上でのカーソル位置に変換することにより求め
られたカーソル位置に基づいて、上記表示装置の表示画
面上でのカーソル位置を制御するもの等が用いられる。
【0009】この発明による第2のカーソル制御装置
は、カーソルが表示される表示装置、特定波長の光線を
発生する発光素子、操作信号を発生させるための操作キ
ーおよび上記操作信号で前記光線を変調する手段を備え
かつ上記表示装置に表示されたカーソルを遠隔操作する
ためのリモコン送信器、所定の撮像領域内において上記
発光素子を撮像する撮像手段、上記撮像手段の出力に基
づいて上記発光素子の位置を検出する位置検出手段、上
記位置検出手段によって検出された上記発光素子の位置
に基づいて上記表示装置の表示画面上でのカーソル位置
を制御するカーソル制御手段、ならびに上記撮像手段の
出力を復調することにより上記操作キーのオン、オフ判
別信号を出力する手段を備えていることを特徴とする。
【0010】上記カーソル制御手段としては、上記位置
検出手段によって検出された上記発光素子の位置に基づ
いて、上記発光素子の移動方向および移動量を求め、求
められた上記発光素子の移動方向および移動量に応じ
て、上記表示装置の表示画面上での上記カーソルの移動
方向及び移動量を制御するもの、上記位置検出手段によ
って検出された上記発光素子の位置を、上記表示装置の
表示画面上でのカーソル位置に変換することにより求め
られたカーソル位置に基づいて、上記表示装置の表示画
面上でのカーソル位置を制御するもの等が用いられる。
【0011】この発明による第3のカーソル制御装置
は、カーソルが表示される表示装置、特定波長の光線を
発生する発光素子を備えかつ上記表示装置に表示された
カーソルを遠隔操作するためのリモコン送信器、所定の
撮像領域内において上記発光素子を撮像する撮像手段、
上記表示装置の表示画面上のカーソル表示領域に対応し
て、上記撮像手段の撮像画面領域内に設定された所定の
制御領域の位置および大きさに関するデータを記憶する
第1記憶手段、上記撮像手段の出力に基づいて上記発光
素子の位置を検出する位置検出手段、上記位置検出手段
によって検出された上記発光素子の位置および上記第1
記憶手段に記憶されている制御領域の位置および大きさ
に関するデータに基づいて、上記制御領域内における上
記発光素子の相対位置を上記表示装置の表示画面上のカ
ーソル位置に変換する第1変換手段、ならびに上記第1
変換手段によって求められたカーソル位置に基づいて上
記表示装置の表示画面上でのカーソル位置を制御するカ
ーソル制御手段を備えていることを特徴とする。
【0012】上記位置検出手段によって検出された上記
発光素子の位置が上記制御領域から外れたときには、そ
のときの上記発光素子の位置を含む新制御領域が設定さ
れるように、上記第1記憶手段に記憶されている制御領
域の位置に関するデータを変更させる手段を設けること
が好ましい。
【0013】また、上記リモコン送信器の電源が投入さ
れたときには、そのときに上記位置検出手段によって検
出された上記発光素子の位置を中心とする新制御領域が
設定されるように、上記第1記憶手段に記憶されている
制御領域の位置に関するデータを変更させる手段を設け
ることが好ましい。
【0014】また、上記リモコン送信器に、操作者の操
作により、制御領域の位置をリセットさせるためのリセ
ット信号を発生させる手段を設け、リセット信号が発生
されたときには、そのときに上記位置検出手段によって
検出された上記発光素子の位置を中心とする新制御領域
が設定されるように、上記第1記憶手段に記憶されてい
る制御領域の位置に関するデータを変更させる手段を設
けることが好ましい。
【0015】さらに、カーソル表示領域の変更に応じ
て、上記第1記憶手段に記憶されている制御領域の大き
さに関するデータを変更させる手段を設けることが好ま
しい。
【0016】この発明による第4のカーソル制御装置
は、カーソルが表示される表示装置、特定波長の光線を
発生する発光素子を備えかつ上記表示装置に表示された
カーソルを遠隔操作するためのリモコン送信器、所定の
撮像領域内において上記発光素子を撮像する撮像手段、
上記撮像手段の撮像画面領域内に設定された複数の小領
域それぞれに対応して、設定された上記表示装置の表示
画面上のカーソル表示位置を、上記各小領域に関するデ
ータに関連して記憶する第2記憶手段、上記撮像手段の
出力に基づいて上記発光素子の位置を検出する位置検出
手段、上記第2記憶手段に記憶されている小領域に対す
るカーソル表示位置のデータに基づいて、上記位置検出
手段によって検出された上記発光素子の位置を、その位
置が含まれる小領域に対するカーソル表示位置に変換す
る第2変換手段、および上記第2変換手段によって求め
られたカーソル表示位置に基づいて上記表示装置の表示
画面上でのカーソル位置を制御するカーソル制御手段を
備えていることを特徴とする。
【0017】上記カーソル表示位置は、上記表示装置に
表示されるメニュー画面上のアイコンの中心がカーソル
表示位置上に位置するように設定されることが好まし
い。また、上記表示装置に表示されるメニュー画面に応
じて、メニュー画面上のアイコンの中心がカーソル表示
位置上に位置するように、上記第2記憶手段に記憶され
ている上記小領域に対するカーソル表示位置のデータを
書き換える手段を設けることが好ましい。
【0018】
【作用】この発明による第1のカーソル制御装置では、
撮像手段の出力に基づいてリモコン送信器に設けられた
発光素子の位置が検出される。そして、検出された発光
素子の位置に基づいて表示装置の表示画面上でのカーソ
ル位置が制御される。
【0019】この発明による第2のカーソル制御装置で
は、撮像手段の出力に基づいてリモコン送信器に設けら
れた発光素子の位置が検出される。そして、検出された
発光素子の位置に基づいて表示装置の表示画面上でのカ
ーソル位置が制御される。また、リモコン送信器に設け
られた操作キーが操作されると、所定の操作信号によっ
て発光素子から出力される光線が変調される。撮像手段
の出力が復調されることにより、操作キーのオン、オフ
判別信号が出力される。
【0020】この発明による第3のカーソル制御装置で
は、表示装置の表示画面上のカーソル表示領域に対応し
て、撮像手段の撮像画面領域内に制御領域が設定されて
いる。そして、設定された制御領域の位置および大きさ
に関するデータが第1記憶手段に記憶されている。撮像
手段の出力に基づいてリモコン送信器に設けられた発光
素子の位置が検出される。検出された発光素子の位置お
よび第1記憶手段に記憶されている制御領域の位置およ
び大きさに関するデータに基づいて、制御領域内におけ
る発光素子の相対位置が、表示装置の表示画面上のカー
ソル位置に変換される。そして、求められたカーソル位
置に基づいて表示装置の表示画面上でのカーソル位置が
制御される。
【0021】この発明による第4のカーソル制御装置で
は、撮像手段の撮像画面領域内に設定された複数の小領
域それぞれに対応して、表示画面上のカーソル表示位置
が設定されている。各小領域に対応して設定された表示
画面上のカーソル表示位置は、各小領域に関するデータ
に関連して第2記憶手段に記憶されている。撮像手段の
出力に基づいてリモコン送信器に設けられた発光素子の
位置が検出される。検出された発光素子の位置は、第2
記憶手段に記憶されている小領域に対するカーソル表示
位置のデータに基づいて、検出された発光素子の位置が
含まれる小領域に対するカーソル表示位置に変換され
る。そして、求められたカーソル表示位置に基づいて表
示装置の表示画面上でのカーソル位置が制御される。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。
【0023】図1は、テレビジョン受像機およびテレビ
ジョン受像機に動作指令を与えるためのリモコン送信器
を示している。
【0024】リモコン送信器20は、広指向性の赤外線
を発する単一の赤外線発光ダイオード(赤外線LED)
21、単一の操作キー22および電源スイッチ(図示
略)を備えている。
【0025】テレビジョン受像機30は、ブラウン管等
の表示装置31、リモコン送信器20からの赤外線を撮
像する撮像装置32、撮像装置32の撮像出力に基づい
てカーソル制御信号を発生するための受信装置等を備え
ている。撮像装置32は、CCD(Charge Coupled Devi
ce) 1(図4参照)、撮像レンズおよび可視光をカット
するフィルタを含んでいる。表示装置31の表示画面B
上には、図2に示すように、チャンネル、音量、明る
さ、コントラスト等の機能指標およびカーソル200が
表示されるようになっている。
【0026】リモコン送信器20を表示画面Bに向ける
と、赤外線発光ダイオード2から出射された広指向性の
赤外線が、撮像装置32に照射される。撮像装置32の
CCD1は撮像エリアにある物体を撮像できる機能を有
しているが、この撮像装置32では可視光はフィルタに
よってカットされるためCCD1には赤外線のみが受光
される。
【0027】つまり、CCD1の撮像画面Aには、図3
に示すように、赤外線発光ダイオード21の像のみが現
れる。したがって、CCD1の出力に基づいて、リモコ
ン送信器像がCCD画面A内のどの位置に存在するかが
検出される。そして、検出されたリモコン送信器20の
位置に応じて表示画面B上でカーソル200が移動せし
められる。
【0028】したがって、操作者はリモコン送信器20
の位置を動かすと、あたかもマウスを操作しているよう
にカーソル200を表示画面B上で移動させることがで
きる。さらに、カーソル200を希望する機能指標の位
置で停止させて操作キー22を操作すると希望の機能が
実行される。例えば、チャンネルを選択したい場合、図
2の表示画面Bにおいて、希望のチャンネル数字の上に
カーソル200を移動させ、操作キー22をクリックす
ればよい。
【0029】また、音量を大きくしたい場合、まず、カ
ーソル200を音量の機能指標の位置まで移動させて、
操作キー22をクリックする。すると「音量」の文字が
四角で囲まれたり或るいは反転表示されることにより、
現在、音量調整機能が選択されていることが示される。
次に、カーソル200を音量の目盛りの左端に合わせ操
作キー22を押したまま左から右へカーソル200を移
動させると目盛りが増えるとともに音量が増加する。そ
して、希望の音量で操作キー22の押圧を解除すると、
目盛りおよび音量が固定される。
【0030】図4は、テレビジョン受像機に設けられた
受信装置の概略構成を示している。
【0031】タイミング回路6のクロック発生回路61
から出力されるクロックに同期して、CCD1から画素
データがAD変換器2に順次送られる。AD変換器2に
送られた画素データは、AD変換器2によってディジタ
ル信号に変換される。
【0032】AD変換器2から出力されるデジタルデー
タは、比較回路3で所定の閾値と比較される。入力デジ
タルデータが閾値以上のときには、入力デジタルデータ
がそのまま比較回路3から出力される。入力デジタルデ
ータが閾値より小さいときには、”0”のディジタル信
号が比較回路3から出力される。つまり、CCD1で撮
像された像のうち輝度が所定レベルより小さい画素デー
タは、リモコン送信器20からの赤外線ではなくノイズ
として見做され、ノイズによる誤動作の発生が防止され
ている。
【0033】比較回路3の出力は最大値検出回路4に入
力される。この最大値検出回路4はセレクタ41、デー
タメモリ42、判別回路43、カウンタ44、カウンタ
メモリ45および座標検出回路46からなり、CCD1
の1画面内における最大輝度の位置およびその値を検出
する。
【0034】データメモリ42には、1画面内におい
て、最大値検出回路4に現在までに入力された画素デー
タのうち一番大きい値が記憶される。比較回路3から最
大値検出回路4に入力された画素データは判別回路43
に送られ、データメモリ42から読み出された画素デー
タ(メモリ出力)と比較される。判別回路43は、入力
画素データの方がメモリ出力より大きければHレベルの
判別信号を出力し、入力画素データの方がメモリ出力以
下であればLレベルの判別信号を出力する。
【0035】判別回路43から出力される判別信号によ
ってセレクタ41が制御される。すなわち、判別信号が
Hレベルのときは、セレクタ41によって比較回路3か
らの入力画素データが選択されてデータメモリ42に供
給される。したがって、この場合は、データメモリ42
の内容が更新される。判別信号がLレベルのときは、セ
レクタ41によってメモリ出力が選択されてデータメモ
リ42に供給される。したがって、この場合は、データ
メモリ42の内容は更新されない。つまり、データメモ
リ42の内容は、各画面内において、入力画素データが
それまでに入力された画素データの最大値より大きいと
きに書き替えられる。
【0036】タイミング回路6は、クロック発生回路6
1およびステータス信号発生回路62を備えている。ク
ロック発生回路61は、CCD1の画素数に応じた周波
数のクロックを発生し、CCD1を制御するととともに
カウンタ44にクロックとして供給される。従って、カ
ウンタ44のカウント値はCCD1から読み出された画
素データが1画面のうち何番目のデータであるかを表
す。
【0037】ステータス信号発生回路62は、1画面の
画素データのCCD1からの読出が終了したときに出力
される垂直同期信号に基づいて、垂直帰線期間の間、H
レベルとなるステータス信号を発生する。
【0038】カウンタメモリ45は、判別回路43から
のHレベルの判別信号が入力されるごとに、その時のカ
ウンタ44のカウント値Kを記憶する。そして、ステー
タス信号の立ち上がりタイミングで、カウンタメモリ4
5の内容が読み出されて座標検出回路46へ供給され
る。したがって、座標検出回路46には、1画面ごと
に、1画面のうち最大輝度の画素が何番目であるかを表
すデータがカウンタメモリ45から供給される。座標検
出回路46では、カウンタメモリ45から送られてきた
データに基づいて、CCD画面A上でのリモコン送信器
像の位置を表す座標データ(X,Y)が求められる。
【0039】データメモリ42、カウンタ44およびカ
ウンタメモリ45は、ステータス信号の立ち下がりタイ
ミングでリセットされる。このようにして、CCD画面
A上でのリモコン送信器像の位置が1画面毎に検出され
る。
【0040】デコーダ5には、データメモリ42から出
力される画素データおよびステータス信号が入力され、
リモコン送信器20の操作キー22がオンされたときに
発生する操作パルスが復調される。なお、操作パルスお
よび操作パルスの復調動作については、後に詳述する。
【0041】座標検出回路46で得られたCCD画面A
上でのリモコン送信器像の位置を表す座標データ(X,
Y)は、カーソル制御回路7に供給される。カーソル制
御回路7は、演算部71、演算禁止部72および制御信
号発生部73で構成されている。演算禁止部72につい
ては、後述する。
【0042】演算部71では、1画面毎に得られるCC
D画面A上でのリモコン送信器像の位置を表す座標
(X,Y)の変化量(△X,△Y)が求められる。つま
り、演算部71では、1画面前の座標と、現在の座標と
が減算されることにより、座標の変化量(△X,△
Y)、すなわちCCD画面A上でのリモコン送信器像の
移動量が求められる。
【0043】演算部71の出力は、制御信号発生部73
に供給される。制御信号発生部73では、CCD画面A
上でのリモコン送信器像の移動量に所定の係数が乗算さ
れることにより、表示装置31の表示画面B上でのカー
ソル200の移動量が決定される。また、CCD画面A
でのリモコン送信器像の移動方向を、実際のリモコン送
信器20の移動方向に合わせるために、水平方向の座標
の符号が反転される。これにより、CCD6画面A上で
のリモコン送信器像の移動方向および移動量が、表示装
置31の表示画面B上でのカーソル200の移動方向お
よび移動量に変換される。
【0044】制御信号発生部73によって求められた表
示装置31の表示画面B上でのカーソルの移動方向およ
び移動量は、制御信号発生部73からカーソル制御信号
として出力される。制御信号発生部73からのカーソル
制御信号およびデコーダ10からの操作パルスは、表示
回路8に供給される。表示回路8は、カーソル制御信号
に基づいて表示装置31の表示画面B上のカーソル位置
を制御するとともに操作パルスに基づいて操作キー22
が押されたときにカーソルが選択していた機能を実行さ
せる。
【0045】図5は、上述した受信装置による処理の流
れを概略的に示すフローチャートである。図5に基づい
て、受信装置による処理の流れを簡単に説明する。
【0046】ステータス信号がLレベルになると(ステ
ップ1)、カウンタ44のカウント値Kが0にされると
ともにデータメモリ42およびカウンタメモリ45がク
リアされる(ステップ2〜4)。
【0047】この後、クロック発生回路61から出力さ
れるクロックに基づいて、カウンタ44のカウント値K
が+1され(ステップ5)、画素データがCCD1から
読み出され、A/D変換器2でデイジタル信号に変換さ
れる。この後、比較回路3で、入力された画像データが
所定の閾値以上であるか否かが判別される(ステップ
6)。
【0048】入力された画素データが所定の閾値以上で
あり、データメモリ42に画素データが既に記憶されて
いるときには(ステップ8)、入力画素データがデータ
メモリ42に記憶されている画素データより大きいか否
かが判別回路43によって判別される(ステップ9)。
【0049】入力された画素データが所定の閾値より小
さいとき(ステップ6でNO)、および入力画素データ
がデータメモリ42に記憶されている画素データ以下の
とき(ステップ9でNO)には、次の画素データの読出
タイミングを待って、ステップ5に戻る。
【0050】データメモリ42に画素データが記憶され
ていない場合(ステップ8でNO)または入力画素デー
タが画像データメモリ42に記憶されている画素データ
より大きいと判別されたときには(ステップ9でYE
S)、入力画素データがデータメモリ42に記憶される
とともに(ステップ10)、カウンタ44のカウント値
Kがカウンタメモリ45に記憶される(ステップ1
1)。そして、カウンタ44のカウント値Kが1画面走
査によって読み出されるべき画素数Jより小さいときに
は(ステップ12)、次の画素データの読出タイミング
を待って、ステップ5に戻る。
【0051】ステップ12において、カウンタ44のカ
ウント値Kが1画面走査によって読み出されるべき画素
数Jに達したときには、ステップ13に進み、ステータ
ス信号がHレベルになるのを待つ。ステータス信号がH
レベルになると、カウンタメモリ45の内容が座標検出
回路46に送られ、CCD画面A上の座標データに変換
される(ステップ14)。この後、この座標データに基
づいてカーソル制御が実行される(ステップ15)。ま
た、ステップ1に戻り、ステータス信号がLレベルにな
るのを待って、次画面に対する処理が開始される。
【0052】図6は、CCD1の撮像エリアA内でのリ
モコン送信器20の動きと、表示装置31の表示画面B
上でのカーソル200の動きとの関係を示している。
【0053】カーソル200を表示画面B全域にわたっ
て制御可能な、CCD1上の撮像エリアA内の領域を制
御エリアCEとすると、この制御エリアCEは撮像エリ
アAに対して小さく設定されており、かつ撮像エリアA
内で移動可能である。
【0054】リモコン送信器20を制御エリアCE内で
移動させている場合は、制御エリアCEは移動しない。
リモコン送信器20を図6にa1−a2で示すように、
制御エリアCEの下端から上端まで上昇させると、カー
ソル200は図6にb1−b2で示すように、表示画面
Bの上端位置で停止する。この後、リモコン送信器20
をa2−a3で示すようにさらに上昇させると、それに
連れて制御エリアCEも破線で示すように上昇する。こ
れはカーソル制御信号がリモコン送信器20の絶対位置
を表すものではなく移動量を表すものであるからであ
る。したがって、この後、リモコン送信器20をa3−
a4で示すように下降させると、カーソル200はそれ
に伴ってb2−b3で示すように下降する。
【0055】また、リモコン送信器20が撮像エリアA
から退出すると、カーソル200はリモコン送信器20
が撮像エリアAから退出したときのカーソル位置で静止
する。この後、リモコン送信器20が、撮像エリアAか
ら退出した位置とは異なる位置から再度撮像エリアAに
進入すると、その進入位置に基づいて新しい制御エリア
CEが形成され、カーソル200は静止していた位置か
ら移動を開始する。
【0056】しかしながら、図7に示すように、カーソ
ル200が表示画面Bの上端b1に静止している状態
で、リモコン送信器20を撮像エリアAの下方位置a1
から撮像エリアA内の位置a2まで上昇させた後、下降
させて、カーソル200を下げようとする場合、次のよ
うな不都合が生じる。すなわち、リモコン送信器20を
撮像エリアAに入るまで上昇させると新しい制御エリア
CEが形成されるが充分に上昇していない場合、その位
置a2からリモコン送信器20を下降させるとカーソル
200が表示画面Bの最下端に達する前に、リモコン送
信器20が撮像エリアAの最下端位置a3に達してしま
うため、カーソル200が表示画面B内の途中位置b2
で止まってしまうという不都合が生じる。
【0057】このような不都合を防止するために、図7
に示すように、リモコン送信器20が撮像エリアA外か
ら撮像エリアA内に進入する場合に演算部71が有効に
動作するエリア(有効エリアSE)を撮像エリアA内に
設定し、有効エリアSEにリモコン送信器20が達する
までは、カーソル制御信号が発生しないようにしてい
る。有効エリアSEと撮像エリアAとの関係は、図7に
示す通りである。図7において、SXは正規の大きさの
制御エリアCEの水平方向長さを、SYは正規の大きさ
の制御エリアCEの垂直方向長さをそれぞれ表してい
る。
【0058】演算禁止部72は、リモコン送信器20が
撮像エリアA外から撮像エリアA内に進入した場合、有
効エリアSEにリモコン送信器20が達するまでは、す
なわち、正規の大きさの制御エリアCEが形成されるま
では、演算部71の動作を禁止させるために設けられて
いる。
【0059】図8は、演算禁止部72の詳細な構成を示
している。
【0060】演算禁止部72は、撮像エリア判別回路2
01、有効エリア判別回路202、Dフリップフロップ
203およびNANDゲート204とからなる。
【0061】撮像エリア判別回路201は、座標検出回
路46から出力される座標データの有無を判別すること
により、撮像エリアA内にリモコン送信器20が存在す
るかどうかを判別する。有効エリア判別回路202は、
座標検出回路46から出力される座標データと、有効エ
リアSEに対応する座標データとを比較することにより
リモコン送信器20が有効エリアSE内に存在するか否
かを判別する。
【0062】Dフリップフロップ203は、イネーブル
端子ENの入力信号Q2がHレベルであるとき(イネー
ブル状態)に、データ入力端子Dに入力している有効エ
リア判別回路202の出力S2を読み込んで保持する。
NANDゲート204は、Dフリップフロップ203の
出力Q1と撮像エリア判別回路201の出力S1のNA
ND論理を演算する。NANDゲート204の出力Q2
は、Dフリップフロップ203のイネーブル端子ENに
送られる。Dフリップフロップ203の出力がHレベル
であるときには、演算部71は動作可能状態とされ、D
フリップフロップ203の出力がLレベルであるときに
は、演算部71は動作禁止状態とされる。
【0063】図9は、演算禁止部72の各部の信号を示
している。
【0064】リモコン送信器20が、図7に示すよう
に、撮像エリアA外から撮像エリアA内に入ると(時点
t1)、撮像エリア判別回路201の出力S1はLレベ
ルからHレベルに反転する。この時点では、Dフリップ
フロップ203の出力Q1は、Lレベルであるため、N
ANDゲート204の出力Q2はHレベルであり、Dフ
リップフロップ203はイネーブル状態とされている。
しかしながら、有効エリア判別回路202の出力S2は
Lレベルであるため、Dフリップフロップ203の出力
Q1はLレベルのままとなる。したがって、演算部71
の演算動作が禁止されている。
【0065】次に、リモコン送信器20が有効エリアS
E内まで進入すると(時点t2)、有効エリア判別回路
202の出力S2がLレベルからHレベルに反転する。
したがって、このHレベルの信号S2がDフリップフロ
ップ203に読み込まれ、Dフリップフロップ203の
出力Q1がHレベルとなる。これにより、演算部71の
動作禁止状態が解除される。
【0066】Dフリップフロップ203の出力Q1がH
レベルとなったときには、撮像エリア判別回路201の
出力S1もHレベルとなっているため、NANDゲート
204の出力Q2はLレベルとなる。このため、Dフリ
ップフロップ203はディスネーブル状態となる。した
がって、リモコン送信器20が撮像エリアA内におい
て、有効エリアSEから退出することにより、Dフリッ
プフロップ203の入力信号S2が変化しても、Dフリ
ップフロップ203の出力Q1は、Hレベルに保持され
る。
【0067】Dフリップフロップ203がディスネーブ
ル状態であるときに、リモコン送信器20が撮像エリア
Aから退出すると(時点t3)、撮像エリア判別回路2
01の出力S1がLレベルになるので、NANDゲート
204の出力Q2はHレベルとなる。したがって、Dフ
リップフロップ203は再びイネーブル状態となる。こ
のときには、有効エリア判別回路202の出力S2はL
レベルになっているので、Lレベルの信号S2がDフリ
ップフロップ203に読み込まれ、Dフリップフロップ
203の出力Q1がLレベルとなる。これにより、演算
部71の動作が禁止される。
【0068】つまり、リモコン送信器20が撮像エリア
A外から撮像エリアA内に入っても、リモコン送信器2
0が有効エリアSEに入るまではカーソル制御が禁止さ
れる。そして、リモコン送信器20が有効エリアSEに
一旦入ると、リモコン送信器20が撮像エリアAから出
るまではカーソル制御が実行される。
【0069】図10は、リモコン送信器20から出力さ
れるリモコン信号を示している。
【0070】リモコン送信器20から出力される赤外線
は操作キー22が押されていないときは38KHZの搬
送波として連続して出力される。そして操作キー22が
押されるとこの搬送波はHレベルの期間が1/60秒
で、Lレベルの期間が1/30秒の操作パルスによって
変調されて送出される。ただし、1/60秒ごとにCC
D1から1画面の画像が読み出されるものとする。
【0071】この操作パルスとしては、上記以外に、周
期が1画面の画像が読み出される時間の2倍と等しくな
く、かつLレベルの期間が1画面の画像が読み出される
時間より長いパルスを用いることが可能である。
【0072】図11は、デコーダ5の詳細な構成を示し
ている。
【0073】ステータス信号の立ち上がりタイミング
で、データメモリ42から出力されるデータがラッチ回
路211にラッチされる。すなわち各画面の中で最も大
きいデータが入力される。ラッチされたデータは比較回
路212で所定の閾値と比較される。この閾値は、上記
操作パルスのHレベルとLレベルとの間に設定されてい
る。比較回路212は、入力画素データが閾値より大き
い場合”1”、入力画素データが閾値より小さい場合”
0”の1ビットデータを出力する。この1ビットデータ
はシフトレジスタ213に供給される。
【0074】シフトレジスタ213はステータス信号を
クロックとしてシフト動作し、並列出力U1〜U5を出
力する。そして、出力U1〜U5はそれぞれAND回路
214およびOR回路215に供給される。AND回路
214の出力およびOR回路215の出力は、エクスク
ルシーブOR回路216に供給される。
【0075】このデコーダ5は5画面単位で、操作キー
22のオン、オフ状態を判別するものである。
【0076】操作キー22がオフのときは、5画面連続
して、比較回路212から”1”のデータが出力される
ので、シフトレジスタ213の5つの出力U1〜U5は
全てHレベルとなる。したがって、AND回路214お
よびOR回路215の出力はともにHレベルとなり、エ
クスクルーシブOR回路216の出力はLレベルとな
る。また、リモコン送信器20が撮像エリアA内にない
ときは、信号U1〜U5は全てLレベルとなり、AND
回路214およびOR回路215の出力はともにLレベ
ルとなり、エクスクルーシブOR回路216の出力は同
じくLレベルとなる。
【0077】リモコン送信器20が撮像エリアA内にあ
って操作キー22がオンのときには、5画面のうち、操
作パルスによって変調された搬送波(被変調波)がCC
D1に受光されるので、連続する5画面においては、被
変調波の振幅の小さな部分のみが受光される画面と被変
調波の振幅の大きな部分を含む部分が受光される画面と
が混在することになる。したがって、シフトレジスタ2
13の5つの出力U1〜U5には、HレベルとLレベル
との信号が混在するようになる。このため、AND回路
214の出力はLレベルとなり、OR回路215の出力
はHレベルとなるので、エクスクルーシブOR回路21
6の出力はHレベルとなる。
【0078】つまり、操作キー22が押されていないと
きにはデコーダ5の出力はLレベルとなり、操作キー2
2が押されているときにはデコーダ5の出力はHレベル
となる。このデコーダ5から出力される信号は、操作キ
ーオン・オフ信号としてテレビジョン受像機の動作を制
御する信号として用いられる。
【0079】図12は、他の受信装置を示している。図
12において、図4と同じものには同じ符号を付してそ
の説明を省略する。
【0080】図12の受信装置と図4の受信装置の違い
は、カーソル制御回路にある。この受信装置のカーソル
制御回路10の動作を図13および図14を参照して説
明する。
【0081】図13(b)は、表示装置31の表示画面
B内に設定されたメニュー領域MEを示している。メニ
ュー領域MEとは、表示画面B上において、カーソル2
00が移動できる領域のことである。
【0082】図13(a)は、CCD1の撮像エリアA
内の制御領域CEを示している。この制御領域CEは、
カーソル200をメニュー領域ME内全域にわたって制
御可能な、撮像エリアA内の領域である。
【0083】撮像エリアA内の位置をX−Y座標系で表
す。原点は撮像エリアAの左下端に設定されているもの
とする。また、表示画面B内の位置をx−y座標系で表
す。原点は表示画面Bの左下端に設定されているものと
する。
【0084】カーソル制御装置10は、リセット監視部
101、操作位置監視部102、電源監視部103、演
算部104、制御領域記憶部105およびメニュー領域
記憶部106を備えている。
【0085】メニュ領域記憶部106には、メニュー領
域MEの左上座標(x1,y1)、メニュー領域MEの
水平方向長さSxおよびメニュー領域MEの垂直方向長
さSyが記憶されている。制御領域記憶部105には、
制御領域CEの左上座標(X1,Y1)、制御領域CE
の水平方向長さSXおよび制御領域CEの垂直方向長さ
SYが記憶されている。
【0086】演算部104は、制御領域CE内における
リモコン送信器20の位置(X,Y)から、次の数式1
に基づいて表示画面B上のカーソル位置の座標(x,
y)を求める。つまり、制御領域CE内におけるリモコ
ン送信器20の相対位置座標((X−X1),(Y1−
Y))が、メニュー領域ME内の座標に変換される。
【0087】
【数1】x=x1+(X−X1)・(Sx/SX) y=y1−(Y1−Y)・(Sy/SY)
【0088】表示画面Bに表示されるメニュー領域ME
の位置またはサイズに変更があった場合には、表示回路
8内の画面描画制御部81によって、メニュ領域記憶部
106の内容が書換えられる。特に、メニュー領域ME
のサイズに変更があった場合には、制御領域記憶部10
5に記憶されている制御領域CEのサイズも次の数式2
にしたがって同時に変更される。
【0089】
【数2】SX=SX’・(Sx/Sx’) SY=SY’・(Sy/Sy’) SX 、SY :今回の制御領域CEのサイズ SX’、SY’:前回の制御領域CEのサイズ Sx 、Sy :今回のメニュー領域MEのサイズ Sx’、Sy’:前回のメニュー領域MEのサイズ
【0090】メニュー操作によってある機能を選択した
ことによってメニュー領域MEのサイズが異なる別のメ
ニューが表示画面Bに表示された場合、操作者がリモコ
ン送信器20を操作する範囲が前回と同じであると不自
然である。そこで、上述したように、メニュー領域ME
のサイズに応じて、制御領域CEのサイズを変更させ、
自然な操作環境を実現している。
【0091】制御領域CEが操作者の位置から大きくず
れると、リモコン送信器20を操作しにくくなるので、
次のような手法により最適な制御領域CEを自動的に設
定している。すなわち、電源監視部103は、リモコン
送信器20の電源が投入されたことを検出すると、座標
検出回路46から送られてくるリモコン送信器20の位
置データ(X,Y)ならびに制御領域記憶部105に記
憶されている制御領域CEの水平方向長さSXおよび制
御領域CEの垂直方向長さSYに基づいて、次の数式3
により新たな制御領域CEの左上座標(X1、Y1)を
求め、この値を制御領域記憶部105に記憶させる。つ
まり、制御領域記憶部105内の制御領域CEの位置に
関するデータが更新される。
【0092】
【数3】X1=X−(SX/2) Y1=Y−(SY/2)
【0093】操作者は、多くの場合、体の中央付近でリ
モコン送信器20の電源を投入するので、上記電源監視
部103の動作により、体の中央付近に制御領域CEが
設定される。この際、カーソル200も、メニュー領域
MEの中央に表示される。
【0094】ところで、操作者が移動した場合に、制御
領域CEが固定されたままであれば、制御領域CEが体
から離れるため、リモコン送信器20を操作しにくくな
る。そこで、この実施例では、リモコン送信器20の操
作している操作者の手元位置(以下、操作位置という)
を監視し、操作位置に変更があったときには、自動的に
制御領域CEを移動させることにより、撮像領域A全域
での操作を可能にしている。
【0095】すなわち、操作位置監視部102は、座標
検出回路46から送られてくるリモコン送信器20の位
置を監視し、制御領域記憶部105に記憶されている制
御領域CEからリモコン送信器20の位置が外れたとき
に、リモコン送信器20の操作位置に変更があったと判
別する。そして、制御領域記憶部105に記憶されてい
る制御領域CEからリモコン送信器20が外れた量Δ
X,ΔYだけ、制御領域記憶部105に記憶されている
制御領域CEの左上座標(X1,Y1)を変更する。
【0096】図14においては、リモコン送信器20が
a1からa2に移動したときの、制御領域CEが移動さ
れる様子を示している。図14において、CE1は旧制
御領域を、CE2は新制御領域を、それぞれ示してい
る。
【0097】ところで、たとえば操作者が右手から左手
にリモコン送信器20を持ち替えた場合のように、操作
者が移動しなくても操作位置が変わることがある。この
ような場合には、操作位置は大幅には変わらないので、
操作者がリモコン送信器20を持ち替えたときに、直ち
に制御領域CEが変更されるとは限らない。そこで、こ
のような時には、操作者によって強制的に制御領域CE
を変更できれば便利である。
【0098】そこで、この実施例では、操作者が制御領
域CEをリセットする手段が用意されている。制御領域
CEをリセットする手段としては、リモコン送信器20
に専用のリセットキーを設けてもよいが、ここではリモ
コン送信器20の操作キー22を間欠的に連続して押す
(いわゆるダブルクリック)ことにより、リセット信号
を発生するようにしている。
【0099】リモコン送信器20の操作キー22が間欠
的に連続して押された状態は、デーコーダ5の出力に基
づいて、リセット監視部101によって検出される。リ
セット監視部101は、リモコン送信器20の操作キー
22が間欠的に連続して押された状態を検出すると、座
標検出回路46からのデータ(X,Y)ならびに制御領
域記憶部105に記憶されている制御領域CEの水平方
向長さSXおよび制御領域CEの垂直方向長さSYに基
づいて、上記数式3により新たな制御領域CEの左上座
標(X1、Y1)を求め、この値を制御領域記憶部10
5に記憶させる。
【0100】演算部104によって出力されるカーソル
200の座標データ(x,y)およびデコーダ5から出
力される操作キーオン・オフ信号は、表示回路8の画面
描画制御部81に送られ、グラフィクメモリ82の対応
する位置にオン・オフの状態で描画される。グラフィク
メモリ82の出力はD/A変換器9を介して表示装置3
1に送られる。
【0101】図15は、さらに他の受信回路を示してい
る。図15において、図4と同じものには同じ符号を付
してその説明を省略する。
【0102】図15の受信装置と図4の受信装置の違い
は、カーソル制御回路にある。この受信装置のカーソル
制御回路11は、制御領域記憶部111、相対座標検出
部112、テーブル113および座標変換部114を備
えている。
【0103】図16は、CCD1の撮像エリアA内に設
定された制御領域CEを示している。この制御領域CE
は、カーソル200を表示画面B内の全域にわたって制
御可能な、撮像エリアA内の領域である。
【0104】図17は、表示装置31の表示画面Bと撮
像エリアA内に設定された制御領域CEとを示してい
る。表示画面Bは、同じ大きさの複数のブロックB1、
B2、B3…Bnに分割されている。一方、制御領域C
Eも表示画面Bのブロック数と同じ数のブロックA1、
A2、A3…Anに分割されている。表示画面Bの各ブ
ロックB1〜Bnに制御領域CEの各ブロックA1〜A
nに対応している。表示画面Bの各ブロックB1〜Bn
には、それぞれ1つずつカーソル表示位置(図示略)が
設定されている。これらのカーソル表示位置は、カーソ
ル表示位置上にメニュー画面のアイコンの中心位置が位
置するように設定されている。
【0105】制御領域記憶部111には、図16に示す
制御領域CEの左上座標(X1,Y1)、制御領域CE
の水平方向長さSXおよび制御領域CEの垂直方向長さ
SYが記憶されている。制御領域記憶部111の内容
は、図12の制御領域記憶部105と同様に、操作位置
等の変更に応じて変更することが可能である。
【0106】相対座標検出部112は、座標検出回路4
6から送られてくるリモコン送信器20の位置データ
(X,Y)と、制御領域記憶部111に記憶されている
制御領域CEの水平方向長さSXおよび制御領域CEの
垂直方向長さSYに基づいて、次の数式4によって、制
御領域CEにおける相対座標(ΔX,ΔY)を求める。
【0107】
【数4】ΔX=X−X1 ΔY=Y1−Y
【0108】この相対座標(ΔX,ΔY)は、制御領域
CEの左上端の点(X1,Y1)を原点とするX−Y座
標系での、リモコン送信器20の位置を表している。
【0109】図18は、テーブル113の内容を示して
いる。
【0110】テーブル113には、図17に示す制御領
域CEの各ブロックA1〜Anを示すデータごとに、そ
のブロックに対応する表示画面BのブロックB1〜Bn
に対して設定されたカーソル表示位置の座標(カーソル
座標)が記憶されている。制御領域CEの各ブロックA
1〜Anを示すデータとしては、各ブロックA1〜An
の左上座標(相対座標)および右下座標(相対座標)が
用いられている。
【0111】座標変換部114は、相対座標検出部11
2によって求められた相対座標(ΔX,ΔY)が含まれ
る制御領域CEのブロックA1〜Anに対するカーソル
座標を、テーブル113から読み出して出力する。たと
えば、a2≦ΔX≦b2、c2≦ΔY≦d2であれば、
座標(x2,y2)がカーソル座標としてテーブル11
3から読み出される。
【0112】座標変換部114から出力されるカーソル
座標は画像描画制御部81に送られ、グラフィクメモリ
82の対応する位置にカーソルが描画される。グラフィ
クメモリ82の出力はD/A変換器9を介して表示装置
31に送られ、表示画面Bにカーソル200が表示され
る。
【0113】この実施例によれば、アイコンの中心にカ
ーソルを表示することができるようになる。
【0114】ところで、メニュー画面は階層構造をとる
ことが多く、メニュー画面の変更が必要となる。多くの
場合、変更後のニュー画面では、変更前のメニュー画面
のアイコンの位置とは異なる位置にアイコンが表示され
ることになる。そこで、この実施例では、メニュー画面
に応じてアイコンの中心にカーソル座標が設定されるよ
うに、画面描画制御部81によりテーブル113の内容
が書き換えられる。
【0115】
【発明の効果】この発明による第1〜第4のカーソル制
御装置によれば、精度良くカーソルを制御できかつリモ
コン送信および受像装置の小型化を図ることができる。
特に、リモコン送信器は単一の操作キーを備えるだけで
よいためペン型のように小型化することが可能である。
【0116】この発明による第3のカーソル制御装置に
よれば、表示画面上でカーソルを移動させるためのリモ
コン送信器の操作領域を小さくでき、操作性の向上が図
れる。
【0117】この発明による第4のカーソル制御装置に
よれば、リモコン送信器の位置に対するカーソル表示位
置を自由に設定できるため、表示画面上に表示されるメ
ニュー画面のアイコンの中心にカーソルを移動させるこ
とができる。このため、カーソルの移動分解能を考慮す
ることなく、メニュー画面の設計を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リモコン送信器とテレビジョン受像機を示す概
略構成図である。
【図2】テレビジョン受像機の表示画面に表示される画
像例を示す模式図である。表示を示す図である。
【図3】撮像装置によって撮像されたリモコン送信器の
赤外線発光ダイオード像を示す模式図である。
【図4】テレビジョン受像機に設けられた受信装置の概
略構成を示す電気ブロック図である。
【図5】受信装置による処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図6】CCDの撮像エリアA内に設定された制御エリ
アCEと、表示装置31の表示画面Bとを示す模式図で
ある。
【図7】CCDの撮像エリアA内に設定された有効エリ
アSEと、表示装置31の表示画面Bとを示す模式図で
ある。
【図8】図4の演算禁止回路の構成を示す電気回路図で
ある。
【図9】図8の各部の信号を示すタイムチャートであ
る。
【図10】リモコン送信器から出力される信号を示すタ
イムチャートである。
【図11】図4のデコーダの構成を示す電気回路図であ
る。
【図12】他の受信装置の概略構成を示す電気ブロック
図である。
【図13】表示装置31の表示画面Bに設定されメニュ
ー領域MEと、CCDの撮像エリアA内に設定された制
御エリアCEを示す模式図である。
【図14】リモコン送信器が制御エリアCE1から外れ
たときに、新しく設定される制御エリアCE2を示す模
式図である。
【図15】さらに他の受信装置の概略構成を示す電気ブ
ロック図である。
【図16】CCDの撮像エリアA内に設定された制御エ
リアCEを示す模式図である。
【図17】表示装置の表示画面B内に設定された複数の
ブロックと、制御エリアCEに設定された複数のブロッ
クとを示す模式図である。
【図18】図15のテーブルの内容を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1 CCD 4 最大値検出回路 5 デコーダ 6 タイミング回路 7、10、11 カーソル制御回路 8 表示回路 20 リモコン送信器 21 赤外線発光ダイオード 22 操作キー 30 テレビジョン受像機 31 表示装置 32 撮像装置 42 データメモリ 45 カウンタメモリ 46 座標検出回路 71 演算部 81 画面描画制御部 101 リセット監視部 102 操作位置監視部 103 電源監視部 104 演算部 105 制御領域記憶部 106 メニュー領域記憶部 111 制御領域記憶部 112 相対位置検出部 113 テーブル 114 座標変換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/445 Z H04Q 9/00 301 E 7170−5K (72)発明者 山田 晃弘 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーソルが表示される表示装置、 特定波長の光線を発生する発光素子を備えかつ上記表示
    装置に表示されたカーソルを遠隔操作するためのリモコ
    ン送信器、 所定の撮像領域内において上記発光素子を撮像する撮像
    手段、 上記撮像手段の出力に基づいて上記発光素子の位置を検
    出する位置検出手段、および上記位置検出手段によって
    検出された上記発光素子の位置に基づいて上記表示装置
    の表示画面上でのカーソル位置を制御するカーソル制御
    手段、 を備えているカーソル制御装置。
  2. 【請求項2】 上記カーソル制御手段が、上記位置検出
    手段によって検出された上記発光素子の位置に基づいて
    上記発光素子の移動方向および移動量をもとめ、求めら
    れた上記発光素子の移動方向および移動量に応じて、上
    記表示装置の表示画面上での上記カーソルの移動方向及
    び移動量を制御する請求項1記載のカーソル制御装置。
  3. 【請求項3】 上記カーソル制御手段が、上記位置検出
    手段によって検出された上記発光素子の位置を、上記表
    示装置の表示画面上でのカーソル位置に変換することに
    より求められたカーソル位置に基づいて、上記表示装置
    の表示画面上でのカーソル位置を制御する請求項1記載
    のカーソル制御装置。
  4. 【請求項4】 カーソルが表示される表示装置、 特定波長の光線を発生する発光素子、操作信号を発生さ
    せるための操作キーおよび上記操作信号で前記光線を変
    調する手段を備えかつ上記表示装置に表示されたカーソ
    ルを遠隔操作するためのリモコン送信器、 所定の撮像領域内において上記発光素子を撮像する撮像
    手段、 上記撮像手段の出力に基づいて上記発光素子の位置を検
    出する位置検出手段、 上記位置検出手段によって検出された上記発光素子の位
    置に基づいて上記表示装置の表示画面上でのカーソル位
    置を制御するカーソル制御手段、ならびに上記撮像手段
    の出力を復調することにより、上記操作キーのオン、オ
    フ判別信号を発生する手段、 を備えているカーソル制御装置。
  5. 【請求項5】 上記カーソル制御手段が、上記位置検出
    手段によって検出された上記発光素子の位置に基づいて
    上記発光素子の移動方向および移動量をもとめ、求めら
    れた上記発光素子の移動方向および移動量に応じて、上
    記表示装置の表示画面上での上記カーソルの移動方向及
    び移動量を制御する請求項4記載のカーソル制御装置。
  6. 【請求項6】 上記カーソル制御手段が、上記位置検出
    手段によって検出された上記発光素子の位置を、上記表
    示装置の表示画面上でのカーソル位置に変換することに
    より求められたカーソル位置に基づいて、上記表示装置
    の表示画面上でのカーソル位置を制御する請求項4記載
    のカーソル制御装置。
  7. 【請求項7】 カーソルが表示される表示装置、 特定波長の光線を発生する発光素子を備えかつ上記表示
    装置に表示されたカーソルを遠隔操作するためのリモコ
    ン送信器、 所定の撮像領域内において上記発光素子を撮像する撮像
    手段、 上記表示装置の表示画面上のカーソル表示領域に対応し
    て、上記撮像手段の撮像画面領域内に設定された所定の
    制御領域の位置および大きさに関するデータを記憶する
    第1記憶手段、 上記撮像手段の出力に基づいて上記発光素子の位置を検
    出する位置検出手段、 上記位置検出手段によって検出された上記発光素子の位
    置および上記第1記憶手段に記憶されている制御領域の
    位置および大きさに関するデータに基づいて、上記制御
    領域内における上記発光素子の相対位置を上記表示装置
    の表示画面上のカーソル位置に変換する第1変換手段、
    ならびに上記第1変換手段によって求められたカーソル
    位置に基づいて上記表示装置の表示画面上でのカーソル
    位置を制御するカーソル制御手段、 を備えているカーソル制御装置。
  8. 【請求項8】 上記位置検出手段によって検出された上
    記発光素子の位置が上記制御領域から外れたときには、
    そのときの上記発光素子の位置を含む新制御領域が設定
    されるように、上記第1記憶手段に記憶されている制御
    領域の位置に関するデータを変更させる手段を備えてい
    る請求項7記載のカーソル制御装置。
  9. 【請求項9】 上記リモコン送信器の電源が投入された
    ときには、そのときに上記位置検出手段によって検出さ
    れた上記発光素子の位置を中心とする新制御領域が設定
    されるように、上記第1記憶手段に記憶されている制御
    領域の位置に関するデータを変更させる手段を備えてい
    る請求項7記載のカーソル制御装置。
  10. 【請求項10】 上記リモコン送信器には、操作者の操
    作により、制御領域の位置をリセットさせるためのリセ
    ット信号を発生させる手段が設けられており、 リセッ
    ト信号が発生されたときには、そのときに上記位置検出
    手段によって検出された上記発光素子の位置を中心とす
    る新制御領域が設定されるように、上記第1記憶手段に
    記憶されている制御領域の位置に関するデータを変更さ
    せる手段を備えている請求項7記載のカーソル制御装
    置。
  11. 【請求項11】 カーソル表示領域の変更に応じて、上
    記第1記憶手段に記憶されている制御領域の大きさに関
    するデータを変更させる手段を備えている請求項7記載
    のカーソル制御装置。
  12. 【請求項12】 カーソルが表示される表示装置、 特定波長の光線を発生する発光素子を備えかつ上記表示
    装置に表示されたカーソルを遠隔操作するためのリモコ
    ン送信器、 所定の撮像領域内において上記発光素子を撮像する撮像
    手段、 上記撮像手段の撮像画面領域内に設定された複数の小領
    域それぞれに対応して、設定された上記表示装置の表示
    画面上のカーソル表示位置を、上記各小領域に関するデ
    ータに関連して記憶する第2記憶手段、 上記撮像手段の出力に基づいて上記発光素子の位置を検
    出する位置検出手段、 上記第2記憶手段に記憶されている小領域に対するカー
    ソル表示位置のデータに基づいて、上記位置検出手段に
    よって検出された上記発光素子の位置を、その位置が含
    まれる小領域に対するカーソル表示位置に変換する第2
    変換手段、および上記第2変換手段によって求められた
    カーソル表示位置に基づいて上記表示装置の表示画面上
    でのカーソル位置を制御するカーソル制御手段、 を備えているカーソル制御装置。
  13. 【請求項13】 上記カーソル表示位置は、上記表示装
    置に表示されるメニュー画面上のアイコンの中心がカー
    ソル表示位置上に位置するように、設定されている請求
    項12記載のカーソル制御装置。
  14. 【請求項14】 上記表示装置に表示されるメニュー画
    面に応じて、メニュー画面上のアイコンの中心がカーソ
    ル表示位置上に位置するように、上記第2記憶手段に記
    憶されている上記小領域に対するカーソル表示位置のデ
    ータを書き換える手段を備えている請求項13記載のカ
    ーソル制御装置。
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