JPH0659727U - 室外機の熱交換器取付構造 - Google Patents

室外機の熱交換器取付構造

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JPH0659727U
JPH0659727U JP300593U JP300593U JPH0659727U JP H0659727 U JPH0659727 U JP H0659727U JP 300593 U JP300593 U JP 300593U JP 300593 U JP300593 U JP 300593U JP H0659727 U JPH0659727 U JP H0659727U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
hairpin
clamper
mounting structure
outdoor unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP300593U
Other languages
English (en)
Inventor
和雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
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Publication of JPH0659727U publication Critical patent/JPH0659727U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室外機の熱交換器取付構造に関し、輸送時の
衝撃等により熱交換器エレメントのズレを防止するクラ
ンパの取付を組立工程の最終段階で取付けるようにした
熱交換器取付構造を提供することを目的とする。 【構成】 複数のヘヤーピン管を複数のフィンの孔に挿
通し膨管により固定した熱交換器エレメントを並設し、
少なくとも何れか一方の端を側板により固定し、U字管
により一体に形成した熱交換器の両端から離れた所定の
位置に、板状で先端にヘヤーピン管を挟持する挟持部と
同挟持部から内側に楔状のすりわりを設け、他端に相隣
るフィンに当接する衝立部を設けたクランパを、熱交換
器エレメントの一側から相隣るフィンの間と相隣るヘヤ
ーピン管の間を通し挿入し、挟持部と衝立部の間で2列
の熱交換器エレメントをずれないように固定するように
してなることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、空気調和機の室外機の熱交換器取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、大型の室外機においては、熱交換器2を2段に積み重ね、床面積に比し て熱交換器の表面積を大きく取り、通風を良くして熱交換効率を高めるようにし ている。 一方、熱交換器2の構成は、複数のフィン11の孔に複数のヘヤーピン管6を挿 通した1列の熱交換器エレメント5を2列合わせ、少なくとも一端を側板により 固定して一体化し、そのヘヤーピン管6の開放端をU字管により連結する方法が 取られているが、L字型に形成された熱交換器2においては、折り曲げられた部 分で内側と外側の熱交換器エレメント5にズレを生じやすく、特に2段積みの場 合には輸送時の衝撃によりこの部分で熱交換器2を損傷する場合があり、この防 止のためにE字状の樹脂からなるクランパ4をフィン11の間を通し、内側と外側 の熱交換器エレメント5のヘヤーピン管間に引掛け、ズレを防止するようにして いる。 この場合、輸送時等のクランパ4の脱落を避けるために、熱交換器2の下方か らクランパ4を差し込み、この状態で室外機のベース1に組み付け固定する方法 が取られているが、熱交換器2のベース1への組み付けが工程の初めの段階で行 われるため、組み付け時にクランパ4の取付を忘れると、以後の確認が困難であ るばかりでなく、取付のためにほとんど解体すると同様の作業となり、作業上の ロスが大きく組立工程の問題となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記従来の問題点に鑑みなされたもので、熱交換器エレメントの内 側と外側のズレを防止するクランパを、熱交換器固定後の工程でも簡単に取付け ることのできる形状とし、組立作業上のロスを低減する室外機の熱交換器取付構 造を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、熱交換器に、一側の相隣るフィンの間とヘヤーピ ン管の間から挿入し先端に他側のヘヤーピン管を挟持する挟持部を形成し他端に 相隣るフィンに当接する衝立部を形成したクランパを装着するようにした。 また、クランパの先端の挟持部に、ヘヤーピン管の外径に合わせ同ヘヤーピン 管を挟持する円弧状部と衝立部に向け楔状のすりわりを形成するようにした。
【0005】
【作用】
上記の構成によれば、少なくともいずれか一方を側板により一体に固定して並 設した熱交換器エレメントの所定位置に、先端にヘヤーピン管の外径に合わせ同 ヘヤーピン管を挟持する円弧状部と楔状のすりわりを形成し、他端に相隣るフィ ンに当接する衝立部を形成したクランパを、一側から相隣るフィンと相隣るヘヤ ーピン管の間にすりわりを狭めながら挿入し、2列の熱交換器エレメントのヘヤ ーピン管の高さのズレを利用して、先端を他側のヘヤーピン管に突き当てすりわ りを拡げながら円弧状部によりヘヤーピン管を挟持し、他端の衝立部により係止 して、並設した熱交換器エレメントのズレを固定するようにしている。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。 図1は本考案のクランパを取付けた室外機の熱交換器取付構造を示す要部斜視 図で、予じめ室外機のベース1に2段に熱交換器2を重ねて固定し、圧縮機等( 図示せず)を取付け、外胴側板3を取付けた状態で、外側から所定の位置に本考 案のクランパ4を挿入し2列の熱交換器エレメント5のズレを防止することがで きる。
【0007】 図2は本考案のクランパの側面図および熱交換器に取付ける方法の詳細を示す 要部側面図で、クランパ4は(a)に示すように、樹脂により成型され、板状で 先端にヘヤーピン管6を挿入する開口7を設け、開口7に続きヘヤーピン管6の 外径に合わせヘヤーピン管6を挟持する円弧状部8が形成され、さらに楔状のす りわり9が形成され、他端には挿入側の相隣るヘヤーピン管6に突き当てる係止 部10と、同係止部10と直角に相隣るフィン11に突き当てる衝立部12が形成されて いる。 一方、クランパ4の外形は(b)(c)(d)の順に挿入状態を示すように、 相隣るヘヤーピン管6の間を通過する際に楔状のすりわり9を狭めたり、ヘヤー ピン管6に当たり拡げるように所定のカーブを形成している。
【0008】
【考案の効果】
以上のように本考案において、並設し少なくとも何れか一方の端を側板により 固定した熱交換器エレメントに、先端にヘヤーピン管を挟持する挟持部と他端に 相隣るフィンに当接する衝立を形成したクランパを、一側の熱交換器エレメント の相隣るフィンおよび相隣るヘヤーピン管の間に挿入し、挟持部と衝立によりそ れぞれの熱交換器エレメントを固定することにより、室外機のベースに熱交換器 を取付けた状態でも、熱交換器エレメントのズレを防止することができ、クラン パの付け忘れ等による解体を伴う修理の発生を低減することができ、修理や工程 工数の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のクランパを取付けた室外機の熱交換器
取付構造を示す要部斜視図である。
【図2】本考案のクランパの側面図および熱交換器に取
付ける方法の詳細を示す要部側面図である。
【図3】従来のクランパの取付状態を示す要部斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ベース 2 熱交換器 3 外胴側板 4 クランパ 5 熱交換器エレメント 6 ヘヤーピン管 7 開口 8 円弧状部 9 すりわり 10 係止部 11 フィン 12 衝立部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のフィンの孔に複数のヘヤーピン管
    を挿通した熱交換器エレメントを並設し、少なくとも一
    端を側板により固定し、ヘヤーピン管の開放端をU字管
    により連結してなる熱交換器において、上記熱交換器
    に、一側の相隣るフィンの間とヘヤーピン管の間から挿
    入し先端に他側のヘヤーピン管を挟持する挟持部を形成
    し他端に相隣るフィンに当接する衝立部を形成したクラ
    ンパを装着してなることを特徴とする室外機の熱交換器
    取付構造。
  2. 【請求項2】 上記クランパの先端の挟持部に、ヘヤー
    ピン管の外径に合わせ同ヘヤーピン管を挟持する円弧状
    部と衝立部に向け楔状のすりわりを形成してなることを
    特徴とする請求項1記載のクランパ。
JP300593U 1993-02-05 1993-02-05 室外機の熱交換器取付構造 Pending JPH0659727U (ja)

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JP300593U JPH0659727U (ja) 1993-02-05 1993-02-05 室外機の熱交換器取付構造

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JPH0659727U true JPH0659727U (ja) 1994-08-19

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ID=11545244

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010127530A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Daikin Ind Ltd 空調ユニットの熱交換器、空調ユニット、および空調ユニットの熱交換器の製造方法
JP2016109382A (ja) * 2014-12-09 2016-06-20 株式会社デンソー 熱交換器及び室外機
JPWO2014199490A1 (ja) * 2013-06-13 2017-02-23 三菱電機株式会社 熱交換器ユニットの製造方法、熱交換器ユニット及び空気調和機
CN109564014A (zh) * 2016-08-10 2019-04-02 三菱电机株式会社 空调装置的室外机

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