JPH0658698A - 副戦闘単体を分離するための方法および装置 - Google Patents

副戦闘単体を分離するための方法および装置

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JPH0658698A
JPH0658698A JP5187398A JP18739893A JPH0658698A JP H0658698 A JPH0658698 A JP H0658698A JP 5187398 A JP5187398 A JP 5187398A JP 18739893 A JP18739893 A JP 18739893A JP H0658698 A JPH0658698 A JP H0658698A
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JP5187398A
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Stig Johnsson
スティグ・ヨーンソン
Lars Paulsson
ラルス・ポウルソン
Anders Holm
アンデルス・ホルム
Sten Johansson
ステン・ヨハンソン
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Saab Bofors AB
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Bofors AB
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    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42BEXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
    • F42B12/00Projectiles, missiles or mines characterised by the warhead, the intended effect, or the material
    • F42B12/02Projectiles, missiles or mines characterised by the warhead, the intended effect, or the material characterised by the warhead or the intended effect
    • F42B12/36Projectiles, missiles or mines characterised by the warhead, the intended effect, or the material characterised by the warhead or the intended effect for dispensing materials; for producing chemical or physical reaction; for signalling ; for transmitting information
    • F42B12/56Projectiles, missiles or mines characterised by the warhead, the intended effect, or the material characterised by the warhead or the intended effect for dispensing materials; for producing chemical or physical reaction; for signalling ; for transmitting information for dispensing discrete solid bodies
    • F42B12/58Cluster or cargo ammunition, i.e. projectiles containing one or more submissiles
    • F42B12/62Cluster or cargo ammunition, i.e. projectiles containing one or more submissiles the submissiles being ejected parallel to the longitudinal axis of the projectile

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば砲弾のごとき回転安定化運搬体(2)
により所定の目標区域へ輸送されるような副戦闘単体
(3,4:21,22)を相互に分離させるための方法
および装置を提供する。 【構成】 回転安定化運搬体は所定の目標区域において
副戦闘単体は運搬体から射出されてそれぞれは関係する
目標区域の所定部分の範囲に及ぶように広がり、この場
合に運搬体から副戦闘単体と共に射出された特定物体ま
たは質量(11〜15,18,19)に作用する回転エ
ネルギーが利用され副戦闘単体の共通中心軸に対し同心
方向に作用する軸方向の分離力を発生する。このような
手段により副戦闘単体は振り子運動に入るという危険に
走ることとなる副戦闘単体間の分離が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は所定の目標区域へ、例えば砲弾な
どの回転安定化ロケットまたは回転安定化物体によって
輸送されるような副戦闘単体(subcombat unit)を相互
に分離するための方法および装置に関し、これらの副戦
闘単体は所定の目標区域に輸送されてからはその各々が
目標区域の所定部分の範囲に及ぶように分離され広がる
ために運搬ロケットまたは運搬体から射出されるように
したものである。このような副戦闘単体は複数個の異な
る形式よりなる。例えば、スエーデン国特許公報番号4
64834号に記載されている形式のもので、従ってホ
ローチャージ効果装置と目標探知装置および特殊フリッ
プ−アウトキャリア面とを備え、これらは運搬ロケット
または砲弾から射出されてからは、副戦闘単体に地上へ
向ってのらせん弾道を付与する。こうした副戦闘単体に
おいては、従って同一の砲弾に入れられて輸送された副
戦闘単体が所定のパターンに従って分離され広がるので
副戦闘単体の各異なるらせん軌道が、共に不必要に重複
しない、または範囲に入れてない隣接区域を含まない可
及的最大目標区域範囲に及ぶ結果をもたらす分離と広が
りとがおこなわれることが重要である。
【0002】そのほかに、多くの場合、副戦闘単体がそ
の回転を保持するような方法で分離されることと、その
回転ベクトルは中心線からの誤差が最小であることが望
ましい。この理由は副戦闘単体が効果を出すことになる
瞬間までの全時間に亘って実質的に中心線を中心に回転
することを目的としているからである。
【0003】上記の公報に記載の副戦闘単体は既述のご
とくホローチャージ効果式であるが、この特定因子は本
文脈では重要でない。反対に、本発明では回転安定化運
搬体またはロケットで目標区域に運搬され、ロケットか
ら単位として発射されその後に所定パターンに分離され
ることを必要とするか、またはこれに代って、運搬ロケ
ットまたは運搬体から離脱しながら徐々に他の部分から
分離されることを必要とし機雷を含めて全ての副戦闘単
体に関する。
【0004】小型の信号弾装薬によって本文で考えられ
ている型式の副戦闘単体を分離させることは当業技術分
野において以前から提案されているが、これには所望の
分離パターンを与えるために時間制御の着火装置が必要
で、こうした着火装置は必ずしも所望の結果を出さな
い。
【0005】本発明によれば、所望の分離力を発生させ
るように副戦闘単体と共に発射された不特定物体または
質量に作用する回転エネルギーが利用されているのみな
らず発射体に作用する回転ベクトルが、仮にこれが副戦
闘単体の共通中心線に対し分離力を同心的に作用させる
ことが可能であるとせば、保持されるような方法で作用
する。
【0006】要約すれば、本発明は従って例えば砲弾の
ごとき回転安定化運搬ロケットまたは運搬体によって所
定の目標区域へ運搬されるような副戦闘単体を相互から
分離する方法に関するものとして説明することができ、
本方法では副戦闘単体は相互に分離された後はそれぞれ
が関係する目標区域の所定部分を射程内に保つように広
がるために運搬体から射出され、その際、運搬体から副
戦闘単体と共に射出された特定の物体または質量に作用
する回転エネルギーが副戦闘単体の共通中心軸に対し同
心方向に作用する軸方向の分離力を発生するように利用
される。
【0007】本発明によれば、この分離効果は二つの異
なる装置で発生されるが、これが意味することは本発明
がこれらの特定の実施例の範囲を包含するということで
ある。
【0008】しかのみならず、副戦闘単体の射出口運搬
体から離れてゆくに従って各部分が分離する方法か、そ
れとも全ての副戦闘単体が運搬体から一つの連続的単体
として離れてゆきその連続的単体が運搬体外に完全に出
てしまうまでそれぞれの異なる構成部分に分離し始めな
いような方法かのいずれかでおこなわれる。
【0009】これらの代替実施例のうちのどちらを選ぶ
に拘らず、これらの変態実施型は両者とも、利用できる
回転エネルギーは副戦闘単体の共通中心軸からこの軸を
中心に同心方向に配置された物体または質量によって離
れる半径方向変位でこの半径方向変位が副戦闘単体の相
互間に作用する軸方向分離力に偏向する半径方向変位に
利用されることに基づいている。
【0010】この基本的原理に基づく第1変態実施型に
よれば、半径方向変位可能物体または質量は中心軸を中
心に同軸方向に配置され副戦闘単体が運搬体から射出さ
れてから後に中心軸から半径方向に変位可能なくさび形
が与えられ、軸方向に最も厚い部分は中心へ向って内側
へ向いているが、中心では初めの位置ではこれらの最も
厚い部分はこれに適応した空間にあるが、その質量の大
部分の原因となる半径方向外向きの薄い部分は分離され
ることになっている部分、例えば二つの副戦闘単体また
はこれに代って一つの副戦闘単体および砲弾底間に密接
するのみならず、その外周に沿って運搬砲弾の内壁と密
接している。
【0011】これらくさびの特に好ましき一実施例にお
いて、くさびは複数個の独立したセグメントよりなる円
形車輪の形をしていて、車輪の大部分の質量はその薄い
外周に沿って位置しているが、軸方向に最も厚い部分
は、即ちそのくさび形部分は中心軸方向に半径方向に向
けられたくさび形突起より構成されている。
【0012】車輪の形状は相互に完全に自由なくさびの
中心へ内向き半径方向への任意の変位を防止する一方に
おいて、外向きの変位はくさびが運搬砲弾の内側に対接
するので、車輪形状としてすぐれている。しかしなが
ら、閉じられた車輪形はくさびによってのみ創り出され
る必要はない。例えば、くさび間に別の挿入物が存在し
てもよく、またはヒールなどを隣接の副戦闘単体に含ま
せることもできよう。
【0013】くさびセグメントが遠心力によって外側へ
放出されると、くさび形突起はくさびセグメントの原型
の薄い周面部分が配置されていた外周面に沿って副戦闘
単体間に入り込み、その場合に、副戦闘単体は軸方向に
作動し、所望の軸方向分離がセグメントの外周部分の僅
かな変更で実現する。
【0014】しかのみならずこれらのくさびセグメント
の幾つかにはキャッチまたは類似の装置が設けられてい
てこれによって副戦闘単体がそのくさびが所定位置を離
脱し始めるまで一体的に保持されることが保証される。
【0015】初期の位置におけるくさびの外周面か運搬
体の内側と対接している場合には、システム全体の効率
的なロッキングが達成される。その理由はシステム全体
はくさびセグメントの外周面部分が一緒になって閉じら
れた環状単体を形成する点で内方向にロックされている
からである。
【0016】本発明の今一つ別の変態実施型において
は、変位可能部分の質量がくさびに代って使用されてい
て、これら質量の各々は回転に対し半径方向をなす第1
回転軸と協同し、その回転時に最も深い内部区域におい
て一つの軸の主方向を持つこの第1回転軸の両側に配置
された二つの回転軸に枢着されるが第1回転軸に対し9
0°以下の角度で且つ外端は外周面に近い各副戦闘単体
と回転可能であるが変位できないように係合している。
【0017】多数の好ましくは三つの、これら部分質量
装置は関係の副戦闘単体間の分配周面の周りに分配され
ている。
【0018】この第2変態実施型において、各異なる部
分はギヤ・システムとして作動し、この場合には遠心分
離力によって起された部分の質量の半径方向変位は第1
回転軸を同じように変位させ、これで今度は各回転軸間
の角度が広がるので第1回転軸は残りの二つの回転軸と
の枢着が変位し、これによって今度は第2回転軸の両者
が対接している副戦闘単体などは相互に分離せしめられ
る。
【0019】本発明のこの変態型はさらに部分質量が運
搬体から射出される時点まで運搬体の内側と対接してい
るので、ロックすることができる。
【0020】くさびを用いた変態実施型とギヤ・システ
ムを用いた変態実施型とは各部分が運搬体から離脱する
のに従って分離する変型の場合と、単体の全体が運搬体
から離脱する時に限り各異なる部品に分離する単体とし
て全ての部分が射出される変型の場合との両方に使用で
きる。これらの変態実施型のどちらが関連するにして
も、どちらがどんな速度で射出するかが主として問題で
あるのは非常な急速射出は全ての副戦闘単体が、弾底ま
でもが、運搬体から単体として離脱するからである。
【0021】本発明は付属の特許請求の範囲において定
義されているが、その種々の変態実施型は添付の図面を
参考に以下にさらに詳述する。
【0022】図1,図7および図9において、対応する
部分および詳細部には同一の参照符号を付した。図9に
はそれ自体の符号を付した多数の詳細部が含まれる。
【0023】図1および図6は円筒状部分2に二つの副
戦闘単体3および4がそれぞれ射出可能に配置されてい
る砲弾1を示す。信管5は砲弾の弾頭に配置されてい
る。信管5はいつ単体を発射すべきかを決定してからガ
ス発生の射出装薬6に着火させ、そうすると今度は装薬
は砲弾の後端8の方向へラムを変位させ、ここでラムは
初めに砲弾の円筒状部分より弾底9を射出し、次に二つ
の副戦闘単体3および4をそれぞれ発射する。上記概略
記載の形式の発射装置を利用することによって、発射装
薬6からのガスは副戦闘単体に直接作用するというやっ
かいな問題を回避できる。ラム7は弾底9および副戦闘
単体3および4にそれぞれ十分な射速を付与するように
初めに加速される。その後に、ラム7は減速され弾体内
に保持されるが、副戦闘単体は慣性の結果、砲弾から出
て進行を続ける。
【0024】副戦闘単体3と4との間には図2および図
3に示すごとき形式の第1組の分離体または分離くさび
が配置されている。図2から明らかなごとく、この図示
の分離くさびは一緒になって二つの形式11および12
のそれぞれ多数のくさびセグメントよりなる閉じられた
リングまたは環10を形成している。各くさびセグメン
トは外側部分13および14よりなり、これらが全て一
緒になって閉じられた単体を形成し、これらが中心の方
向に延びているが完全に中心には達していない突出部1
5のみならず質量の大部分を含む。副戦闘単体は(さら
に実際には弾底もまた)砲弾の円筒状部分2からうち出
されるより前に、くさびセグメントが砲弾の内側によっ
て外方向に移動するのが防止され、この場合はセグメン
トが一緒になって閉じられたリングを形成するので、内
方向に動くのが防止される。図面から明白なごとく、こ
の変態実施型ではくさび形突出部は両側くさび形で、初
期の位置では特別に適合性のある凹陥部内にある。
【0025】くさびセグメント11はその外側区域13
の各部分に沿ってキャッチ16を備えているが、これら
キャッチ部分は副戦闘単体の対応するグリップ17をつ
かみ、このキャッチ16の機能は図7から極めて明白で
ある。図1および図6に示すごとき形式の副戦闘単体用
の射出ラムでは、円筒体が運搬砲弾の内側で分離する危
険があり、この理由はくさびが遠心力によって運搬砲弾
の内側に押圧されるために円筒体が運搬砲弾内で分離す
る危険があり、そうした場合、発生した摩擦のため第2
の内側の副戦闘単体即ち飛び出し方向に見て前方の副戦
闘単体の飛び出しを阻止する一方において阻止されてな
い最初に射出された副戦闘単体または後方の副戦闘単体
が阻止された単体から制御されずに分離するという危険
がある。このことが上記のキャッチを使用して防止でき
る。
【0026】後方の第1射出の副戦闘単体4と弾底9と
の間には片側くさび形分離体18および19が配置され
ており、この設計は片側くさび形とキャッチのないこと
とを別にすれば、図2および図3の変態実施型と全く一
致する。
【0027】分離体またはくさび間の相違は一方では種
々異なる利用できる空間次第で決まり、他方では、設計
を効率にすると、分離体またはくさびに異なる細部の設
計観を与えることが動機づけられることで決まる。しか
し、設計効果は基本的に同一である。
【0028】分離体またはくさびが弾体から出ると、分
離体は遠心力によって外方向へ放出され、その際にくさ
び形突出部は副戦闘単体または1個の副戦闘単体および
弾底を押し離す。
【0029】分離部分によって創出された相対性の結果
として、分離力の合力は砲弾の中心を通過し、これで回
転軸は影響を受け付けないことになり、振り子運動に始
まる力も関係の副戦闘単体に作用しないことを意味す
る。
【0030】図6に示す位置では、ラム7はその作用を
完了し副戦闘単体3および4のそれぞれに十分な射速を
付与し終っている。ラム7は阻止でき弾底は砲弾の円筒
部分2から離脱し終っている。分離体またはくさび18
および19はそれぞれ砲弾体の内側から離脱しており回
転力によって外側方向へ投げ出されて弾底を副戦闘単体
4から押し離し始める。
【0031】図8に示す変態型の装置の概略図は砲弾の
円筒部分20の後部分を示す。図には二つの副戦闘単体
21および22のうちの第1単体21が砲弾の内部から
離脱した時の位置が示されている。以下に記載の分離機
構は副戦闘単体の状況に関してつり合いよく配置された
複数の、好ましくは少なくとも三つの機構の一つであ
る。
【0032】本発明の装置は半径方向に配置された第1
回転軸23の外端に配置の部分質量26よりなり、内端
には他の二つの回転軸24,25が分割の各側に同一平
面内に枢着されているので、回転軸24,25は第1回
転軸23と好ましくは45°以上であるが絶対に90°
以下の角度をなす。回転軸24および25の外端はそれ
ぞれ副戦闘単体21および22と不変位的に回転可能に
それぞれその外周面近くで対接している。
【0033】副戦闘単体21および22のそれぞれの射
出が図8の位置に達すると、質量26は砲弾ケーシング
20の内側から自由になり回転力によって外方向に押出
され始め、この場合に回転軸23,24および25間の
枢動点は外方向に移動しこれら各回転軸間の角度は90
°に向って増大し、この際に副戦闘単体は相互に押し離
される。前記した形式の複数のつり合いよく配置された
リンク機構があるので、この分離は副戦闘単体の回転に
影響を与えるが僅かである。回転軸24および25のそ
れぞれ副戦闘単体21および22との対接は特定の適応
した凹陥部内に休止する球の形を取ってもよい。副戦闘
単体の分離が完了してから後に、リンク機構(くさびと
同様に)遠心力によって外向き半径方向に投げ飛ばさ
れ、このためリンク機構は副戦闘単体を妨げる位置に決
してこない。
【0034】図9に示す砲弾1はフェーズ5を備えてい
て、このフェーズは図示の時間位置では副戦闘単体3の
方へ向けてラム7′を押出すガス発生パイロ装薬6′に
丁度着火したばかりの時である。この変態実施型では、
特定の底位置としてのラム7′用のブレーキ止めはなく
ラムは運搬体を出てからの副戦闘単体に随伴する。しか
のみならず、射出装薬のガス発生はラム7′、副戦闘単
体3および4、および弾底9′(弾底9′はこの変態実
施型では所謂「基底抽気装置9″」が設けられている)
がユニットまたはパックとして射出されるように選択さ
れ、この「パック」が運搬体から全部離脱してしまった
時に限り前記した方法で異なる部分が相互に分離され
る。即ちガス発生装置6′からの圧力は非常に大きいの
で弾底9′および副戦闘単体の慣性力はくさび18,1
9の作用を阻止するに十分となる。ラム7′が運搬砲弾
2端面を通過し圧力(そしてそれにより力)が急速に低
下した時にのみ、くさび18および19は弾底9′およ
び副戦闘単体3および4を相互に分離する。
【0035】分離後には、異なる部分は地上に向って完
全に個別の落下軌道をたどる。
【0036】先きに記載のごとく、分離くさびは各部分
間の分離で副戦闘単体が振り子運動を取ることなく分離
がおこなわれることの保証である。
【0037】本発明は以上に記載し図面に示した発明に
限定されるべきでなく、幾多の変型実施が本発明の精神
および特許請求の範囲を逸脱することなく考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は二つの副戦闘単体を含む砲弾の縦断面図
である。
【図2】図2は多数のくさびセグメントの形を取った完
全な複動くさびセットの斜視図である。
【図3】図3は図2のくさびセグメントの斜視図であ
る。
【図4】図4は多数のくさびセグメントの形を取った完
全な片側くさびセットの斜視図である。
【図5】図5は図4のくさびセグメントの一つを示す斜
視図である。
【図6】図6は副戦闘単体の射出が開始された場合の位
置における図1の砲弾の縦断面図である。
【図7】図7は図1のVII 部詳細の拡大図である。
【図8】図8は本発明の第2変態実施型を明確にする概
略図である。
【図9】図9は全ての副戦闘単体および弾底をユニット
として射出する異なる射出機能を備えた砲弾の縦断面図
である。図は射出が開始された位置を示す。
【符号の説明】
1,20 運搬体 7 射出手段 3,4:21,22 副戦闘単体 9,9′ 弾底 11〜14 薄い部分 15 最も厚い部分 11〜15,18,19,22 質量または物体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンデルス・ホルム スエーデン国エス−691 32 カルルスコ ガ、バスツガータン 2エー (72)発明者 ステン・ヨハンソン スエーデン国エス−691 53 カルルスコ ガ、フサルヴェーゲン 30

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の目標区域へ例えば砲弾のごとき安
    定化運搬体(1)により輸送さるような副戦闘単体
    (3,4)を相互に分離させる方法で、上記の所定の目
    標区域で上記副戦闘単体(各々3,4および21,2
    2)が上記運搬体(1)から射出され、その後に相互に
    分離させられて関係する上記目標区域の所定部分を各々
    が覆うように広がるために副戦闘単体を分離する方法に
    おいて、上記運搬体(2)から射出された後の副戦闘単
    体(各々3,4および21,22)と共に射出された特
    別の質量または特別物体(11〜15,18,19,2
    2)に作用する回転エネルギー副戦闘単体の共通中心軸
    に対して同心的に作用する軸方向指向分離力を発生する
    ように利用されることを特徴とする副戦闘単体を分離す
    る方法。
  2. 【請求項2】 前記回転エネルギーが共通中心軸を中心
    にして同心方向に配置された質量または物体(11〜1
    5,18,19,22)の副戦闘単体のこの共通中心軸
    から半径方向に変位するために利用され、その半径方向
    変位が上記副戦闘単体(各々3,4および21,22)
    間に作用する半径方向指向の分離力に偏向されることを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 半径方向に変位した質量の軸方向指向分
    離力への前記偏向は前記質量(11〜15,18,1
    9)に前記中心軸を中心にして副戦闘単体(3,4)の
    端面間に同心方向に配置されて、副戦闘単体を運搬体の
    外へ射出後に該中心軸から半径方向に変位可能なくさび
    の形が与えられる点で実現したことを特徴とする請求項
    2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 半径方向に変位可能な質量(22)の軸
    方向指向分離力への偏向がリンクギヤ装置(23〜2
    5)によって実現されることを特徴とする請求項2に記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 運搬体(1,20)の内側が副戦闘単体
    が運搬体(1,20)から離脱し終る時まで変位質量
    (11〜15,18,19,22)を阻止するために利
    用されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 全部の副戦闘単体(3,4)および弾底
    (9,9′)はこの単体が運搬体(1)から完全に離脱
    し終るまで各部分が分離しない部分を備えた単位として
    上記単体および弾底は運搬体から離脱するような条件下
    で運搬体(1)から射出されることを特徴とする請求項
    1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 副戦闘単体(3,4)および弾底(9,
    9′)はその各々の部分が運搬体から離脱するに従って
    分離されるような条件下で運搬体から射出されることを
    特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項の方法を実
    施するための装置で所定の目標区域に向けて回転安定化
    されて発射されることを目的とした運搬体(1,20)
    例えば砲弾よりなり、該運搬体(1,20)に囲まれて
    いた副戦闘単体(各々3,4:21,22)が上記目標
    区域上で運搬体に内蔵の射出装置(7)により射出さ
    れ、その後に上記副戦闘単体(3,4:21,22)が
    互いに分離されて意図した目標区域のそれぞれの部分を
    覆うようにした装置において、関係する副戦闘単体(各
    々3,4および21,22)と該単体から偏向されるこ
    とになっている他の在り得る部品(9)との間に質量ま
    たは物体(11〜15,18,22)が配置されてい
    て、これらに作用する回転力によって上記副戦闘単体の
    共通中心軸に対し半径方向に変位可能で、該質量または
    物体の変位はこれに適した手段によって隣接部分間に作
    用する軸方向分離力に偏向されることを特徴とする副戦
    闘単体を分離する装置。
  9. 【請求項9】 前記質量または物体(11〜15,1
    8,19)は前記部分間にくさびの周面に沿って同心方
    向に配置されたくさびよりなり、該くさびの最も厚い部
    分(15)は中心軸の方へ内側に向き合うよう向きがか
    えられ、中心軸ではこれら部厚い部分はそれに適応した
    空間(u)に初期の位置に配置されているが、その半径
    方向外側の薄い部分(11〜14)は上記部分(3,
    4)間で密接していることを特徴とする請求項8に記載
    の装置。
  10. 【請求項10】 前記くさび(11〜15,18,1
    9)は一緒になって複数個の独立したセグメントよりな
    る円形車輪の形状を形成し、その主要な質量は薄い外周
    面に沿って横たわっているが、最も厚い部分とくさび形
    部分とは中心軸に向って半径方向に指向された突起(1
    5)よりなることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記独立セグメント(11)の少なく
    ともいくつかはそのセグメントが所定の場所を出終った
    時まで隣接部品(3,4)を接続するための手段を表示
    していることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記質量は前記中心軸を中心にしてつ
    り合いよく同心方向に配置された少なくとも三つの分離
    装置間に分配され、該手段の各一つは部分質量(22)
    と、該質量に接続された第1半径方向回転軸(23)
    と、該第1回転軸の内端と枢着され関係する副戦闘単体
    (21,22)の周面に近いそれぞれの点上に休止して
    いる二つの第1回転軸および第2回転軸(24,25)
    とを含み、該第2回転軸および第3回転軸の各一つは上
    記半径方向回転軸(23)と43°より大きく90°よ
    り小さい角度を形成していることを特徴とする請求項9
    に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記質量(11〜15,18,19,
    22)は副戦闘単体が運搬体から離脱した時まで運搬体
    (1,20)の内側に当って休止していることを特徴と
    する請求項8〜12のいずれか1項に記載の装置。
JP5187398A 1992-06-30 1993-06-29 副戦闘単体を分離するための方法および装置 Pending JPH0658698A (ja)

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SE9202012-2 1992-06-30

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CA (1) CA2098697A1 (ja)
DE (1) DE69308413T2 (ja)
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SE503719C2 (sv) 1996-08-12
CA2098697A1 (en) 1993-12-31
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ATE149672T1 (de) 1997-03-15
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