JPH0658573U - レバー式コネクタ - Google Patents

レバー式コネクタ

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JPH0658573U
JPH0658573U JP431793U JP431793U JPH0658573U JP H0658573 U JPH0658573 U JP H0658573U JP 431793 U JP431793 U JP 431793U JP 431793 U JP431793 U JP 431793U JP H0658573 U JPH0658573 U JP H0658573U
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JP
Japan
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connector housing
female
male
female connector
terminal
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Pending
Application number
JP431793U
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English (en)
Inventor
均 奥村
修 谷内
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Priority to US08/182,338 priority patent/US5443393A/en
Priority to EP94300368A priority patent/EP0608114B1/en
Priority to DE69409015T priority patent/DE69409015T2/de
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 離脱操作を容易にできるレバー式コネクタと
する。 【構成】 両コネクタハウジング11,12が結合し
ている。操作レバー16を回動操作して、カム溝17に
係合しているカム受け突部20を変位させ、雌コネクタ
ハウジング12を離脱させる。この際、左右の領域で離
脱抵抗がアンバランスであると、離脱抵抗の少ない右側
が先に抜けてくる。すると右側では、当接部25が係合
突部22bに係合してそれ以上の抜け出しを阻止する。
その後は左側のみで抜け出しを行い、その傾きが矯正さ
れ、正対した状態で離脱する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はレバー等の結合力を利用して結合・離脱を行わせるレバー式コネクタ に関する。
【0002】
【従来の技術】
レバー式コネクタは、小さな力でコネクタの結合・離脱を行い得るという利点 があって特に20極以上の多極コネクタに適用され、例えば基本的な構造が特開 平4−627724号公報等にて知られている。
【0003】 この従来のものでは、図5(A)に示すように、被挿入側の雄コネクタハウジ ング1に多数の雄ターミナが配置され、挿入側の雌コネクタハウジング2に多数 の雌ターミナルが配置されている。雄コネクタハウジング1には「てこ作用」を 行わせるカム溝3aを有した操作レバー3がレバー支持軸2aに回動可能に設け られ、雌コネクタハウジング2側には中央にカム受け突部4aが設けられている 。
【0004】 両コネクタハウジング1,2を結合させるには、同図(B)に示すようにカバ ー4のカム受け突部4aを操作レバー3のカム溝3aに係合させる。その係合状 態から操作レバー3を矢印方向に回動させと、カム溝3aのカム作用によってカ バー4ひいては雌コネクタハウジング2が雄コネクタハウジング1側に挿入され 、同図(C)から(D)に示す状態まで操作レバー3を回動させることにより、 両コネクタハウジング1,2の各ターミナル群が機械的な挿入抵抗に抗して互い に接続されて両コネクタハウジングの結合が完了する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このレバー式コネクタを結合状態から離脱状態へ移行させるには、 上述した操作と反対に操作レバー3を回動して行う。ここで、雌コネクタハウジ ングは雄コネクタハウジングの中央で回動可能に連結されているので左右に傾い て離脱されることがある。例えば、レバー式コネクタでは、多数のターミナル群 を配置したタイプが多く、特に多数の電力用ターミナル5と多数の信号用ターミ ナル6とを併設したいわゆるハイブリッドタイプと称されるものもある。このよ うなタイプのものでは、図6中右側に離脱抵抗の小さい信号用ターミナル6が位 置し、左側に離脱抵抗の大きい電力用ターミナル5が配置されているため、その 離脱抵抗がアンバランスとなる。
【0006】 この離脱抵抗のアンバランスにより、雌コネクタハウジング2は図6に示すよ うに傾きながら離脱されることになる。この結果図6に示すように離脱途中に大 きく傾いてしまい、雄ターミナルと雌ターミナルとの離脱抵抗がさらに増大して 、操作レバー3を回動操作するのに重くなったり、回動操作できなくなってしま う。さらには、強引に回動させると雄ターミナルを傷めてしまうことにもなりか ねない。さらに電力用ターミナル5よりも信号用ターミナル6の方が短い構成と されていると、離脱抵抗が同じであっても、信号用ターミナル6側が先に離脱し 、その後は電力用ターミナル5側のみに離脱抵抗が付与されアンバランスを生じ る。
【0007】 この考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、雌コネクタハ ウジングを容易に離脱できるレバー式コネクタを提供するところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この考案では、離脱途中に、雌コネクタハウジン グを雄コネクタハウジングに対して正対させる係合部を設けている。
【0009】
【作用】
雄コネクタハウジング内に配置された雄ターミナルに雌コネクタハウジングに 配置された雌ターミナルが結合している。この雌ターミナルを離脱するには、操 作レバーを回動操作して、カム溝に係合しているカム受け突部を変位させる。こ の際、左右の領域に配置された雌ターミナルと雄ターミナルに離脱抵抗にアンバ ランスなどがあって、雌ターミナルが僅かに傾いて抜けてくる。すると先に抜け 出す側では、雌コネクタハウジングはフード部内に設けた係合部に係合してそれ 以上の抜け出しが阻止されて、雌コネクタハウジングは雄コネクタハウジングに 正対する。すなわち、たとえ離脱途中に雌ターミナル(雌コネクタハウジング) が僅かに傾向くことがあっても、先に抜け出る側を係合部に係合させ、遅れて抜 け出す側のみで抜け出しを行い、その傾きを矯正して大きく傾くことが規制され る。
【0010】
【考案の効果】
この考案のコネクタによれば、雄ターミナルから雌ターミナルを離脱させる際 に、雌ターミナルが雄ターミナルに対して大きく傾くことを規制する係合部を儲 けているので、雄コネクタハウジングから雌コネクタハウジングを離脱させる操 作を容易にすることのできる効果を有する。
【0011】
【実施例】
以下本考案の一実施例について図1〜図4に基づいて詳細に説明する。 図1に示すように、このコネクタは、雄コネクタハウジング11と、雌コネク タハウジング12によりなる。この雄コネクタハウジング11には、雌コネクタ ハウジング12を挿入できる大きさのフード部13を有し、その内部に多数の雄 ターミナル14が設けられている。フード部13の中央にはレバー支持軸15が 左右に突出するように設けられ、ここに二脚状の操作レバー16が各脚部16a を回動可能に支持されて設けられている。そして、各脚部16aには上記レバー 支持軸15を中心に所定形状の弧を描くようなカム溝17が形成されて、後述す る雌コネクタハウジング12のカム受け突部20と係合して雌コネクタハウジン グ12を嵌合結合可能としている。 なお、雄ターミナル14のうち、図中左半分の領域に位置するものは比較的大 形の電力用ターミナル14aであり、右半分の領域に位置するものは小形の信号 用ターミナル14bであって、この実施例ではそれぞれ2列に、前者が12本、 後者が32本突出して配置されている。
【0012】 一方、雌コネクタハウジング12は雄コネクタハウジング11のフード部13 内に挿入可能な大きさであり、ここには雄ターミナル14に対応して多数の雌タ ーミナル(図示せず)が設けられている。そして、それらの雌ターミナルに連な って雌コネクタハウジング12の上部から図示しない電線を覆うカバー19が設 けられている。
【0013】 カバー19の側面中央には横向きに一対のカム受け突部20が突設され、これ が操作レバー16と協働してコネクタの結合機構を構成する。すなわち、カバー 19を取り付けた状態で雌コネクタハウジング12を雄コネクタハウジング11 のフード部13内に挿入すると、そのカム受け突部20が各脚部16aのカム溝 17内に挿入される。そして、その挿入状態で操作レバー16を矢線方向に回動 操作すると、カム受け突部20がカム溝17に沿って押し下げられ、これに伴っ て雌コネクタハウジング12が雌雄の各ターミナル群の機械的な挿入抵抗に抗し てフード部13内側に変位され、最終的に、各ターミナル群が完全接続された結 合状態とすることができる。
【0014】 さて、図2に示すように、雄コネクタハウジング11のフード部13の長手方 向に沿う側壁部の中央にガイド溝21が挿入方向に形成されている。また図2に おいて両側壁部内側には、係合突部22(左側を22a、右側を22b)がそれ ぞれ対向して、電力用ターミナル14aの先端部よりも上方の位置に突出形成さ れている。この両係合突部22は、上下が傾斜面とされ、後述する操作レバー1 6を回動して雌コネクタハウジング12を変位する際には、その係合が解除され る弱い係合とされている。
【0015】 一方、図1,図3に示すように、雌コネクタハウジング12のうち長手方向に 沿う両側壁の各両端部には、雌コネクタハウジング12の挿入方向に沿って延び る計4本のガイドリブ23が突設されている。このガイドリブ23は、雌コネク タハウジング12がフード部13内に進入するときに、フード部13の側壁部に 形成したガイド溝21に嵌合して移動する。 また、この両側壁の中央部には、雌コネクタハウジング12の挿抜方向に凹溝 24が設けられ、この凹溝24の下端部を当接部25としている。そして各凹溝 24内に係合突部22をそれぞれ嵌合可能とされ、この係合突部22と当接部2 5とにより係合部が形成されている。なお、この当接部25は図1に示す状態、 すなわち操作レバー16を離脱方向へ回動が完了された状態において、係合突部 22に係合する位置に設けられている。
【0016】 次に、この構成とされた実施例について、雌コネクタハウジング12と雄コネ クタハウジング11が結合している状態から離脱する際の作用を図4により説明 説明する。 今、図示しない雄ターミナルが雌ターミナル12に結合した状態から、操作レ バー16を図4の回動角度まで回動したとする。すると、左側の電力用ターミナ ル14aの方が右側の信号用ターミナル14bよりも離脱抵抗が大きく、これに 伴い、雌コネクタハウジング12は離脱しながら、右側の信号用ターミナル14 b側が優先的に離脱し、雌コネクタハウジング12を右上がりに傾く。そして凹 溝24の下部に設けられた当接部25が右側の係合突部22bに当接し、これ以 上の離脱を阻止する。さらに操作レバー16を回動操作すると、雌コネクタハウ ジング12の右側では、係合突部22bと当接部25の当接点を中心として電力 用ターミナル14a側を更に離脱して、その傾きを是正しながら離脱する。この ため、雌コネクタハウジング12がフード部13内で大きく傾いて、この両者の 離脱抵抗を大きくすることがなく、スムーズに離脱されていく。
【0017】 そして操作レバー16の回動操作を終了した図1の状態では、両係合突部22 a,22bに両当接部25、25に係合された状態、すなわち雌コネクタハウジ ング12は雄コネクタハウジング11に対して正対した状態に対向配置すること になる。この際、カム溝17内のカム受け突部20はその係合が解除されて、単 に嵌合されている状態になっている。このため、カム受け突部20をカム溝17 から引き抜いて、雌コネクタハウジング12を雄コネクタハウジング11から引 き離すことができる。
【0018】 なお、この実施例では上述した構成とされているが、本考案はこれに限定され るものではなく、例えば次のように実施することができる。 (イ) この実施例では、大形の電力用ターミナルと小形の信号用ターミナル との2種類のターミナルを備えた、いわゆるハイブリッドタイプのコネクタに適 用しているが、異なる種類のターミナルを備えたコネクタに限らず、1種類のタ ーミナルを備えたタイプのコネクタにも適用することができる。
【0019】 (ロ) この実施例では、ガイド溝21にガイドリブ23を案内する構成とし ているため、雌コネクタハウジング12を極端に傾くことが防止され、さらに雌 コネクタハウジング12の結合操作を容易なものとすることができる。なお、こ の考案においては必ずしも必要ではなく、ガイド溝21,ガイドリブ23を設け ていない構成としてもよい。
【0020】 (ハ) この実施例では、雄コネクタハウジング11のフード部13の両側に 係合突部22を設け、これに当接部25が当接する係合部の例を示したが、この 構成に限ること無く、例えば凹溝24を係合孔として下端部をした当接部として もよく、また、雌コネクタハウジング12側にも係合突部を設け、雄コネクタハ ウジング11の係合突部22と係合する係合手段とするなど、要は操作レバー1 6の離脱途中に、雌コネクタハウジング12の傾きを矯正する係合部であれば、 その構成を変更して実施することができる。
【0021】 その他、本考案は上記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、要 旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【提出日】平成5年12月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】
レバー式コネクタは、小さな力でコネクタの結合・離脱を行い得るという利点 があって特に20極以上の多極コネクタに適用され、例えば基本的な構造が特開 平4−62772号公報等にて知られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】挿入状態を示す一部の横断面図である。
【図2】雄コネクタハウジングの一部の平断面図であ
る。
【図3】雌コネクタハウジングの底面図である。
【図4】離脱途中を示す一部の横断面図である。
【図5】レバー式コネクタの原理を示す概略説明図であ
る。
【図6】従来の問題点を示す説明図である。
【符号の説明】
11…雄コネクタハウジング 12…雌コネクタハウジング 13…フード部 14…雄ターミナル 16…操作レバー 17…カム溝 20…カム受け突部 22…係合突部 23…ガイドリブ 24…凹溝 25…当接部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フード部内に雄ターミナルを配置すると
    ともにカム溝を設けた操作レバーを回動可能に取付けた
    被挿入側の雄コネクタハウジングと、雄ターミナルに結
    合する雌ターミナルを配置するとともに前記カム溝に係
    合するカム受け突部を設けた挿入側の雌コネクタハウジ
    ングとを備え、前記カム溝内にカム受け突部を係合して
    操作レバーを回動することにより雌ターミナルを雄ター
    ミナルに結合・離脱するレバー式コネクタにおいて、 前記離脱途中に、雌コネクタハウジングを雄コネクタハ
    ウジングに対して正対させる係合部を設けたことを特徴
    とするレバー式コネクタ。
JP431793U 1993-01-19 1993-01-19 レバー式コネクタ Pending JPH0658573U (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP431793U JPH0658573U (ja) 1993-01-19 1993-01-19 レバー式コネクタ
US08/182,338 US5443393A (en) 1993-01-19 1994-01-18 Lever type connector
EP94300368A EP0608114B1 (en) 1993-01-19 1994-01-19 Lever type connector
DE69409015T DE69409015T2 (de) 1993-01-19 1994-01-19 Steckverbinder mit Verriegelungshebel

Applications Claiming Priority (1)

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JP431793U JPH0658573U (ja) 1993-01-19 1993-01-19 レバー式コネクタ

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JPH0658573U true JPH0658573U (ja) 1994-08-12

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ID=11581104

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JP431793U Pending JPH0658573U (ja) 1993-01-19 1993-01-19 レバー式コネクタ

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