JPH0658362U - 攪拌装置 - Google Patents
攪拌装置Info
- Publication number
- JPH0658362U JPH0658362U JP566693U JP566693U JPH0658362U JP H0658362 U JPH0658362 U JP H0658362U JP 566693 U JP566693 U JP 566693U JP 566693 U JP566693 U JP 566693U JP H0658362 U JPH0658362 U JP H0658362U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- rotor
- stir
- stirrer
- liquid
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- Pending
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
- Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 収容液体に撹拌棒を浸漬させて撹拌するので
はなく、容器自体を回転させることで、収容液体を撹拌
混合する。 【構成】 容器保持体に嵌合吊持される容器の上部に切
り欠き溝を穿設すると共に、該容器の上方には、上記容
器の切り欠き溝と係合する爪片を有する回転子を配設
し、該回転子を回転させることで上記容器を容器保持体
に嵌合吊持したまま回転させて収納液体を撹拌するよう
に構成してなる撹拌装置。
はなく、容器自体を回転させることで、収容液体を撹拌
混合する。 【構成】 容器保持体に嵌合吊持される容器の上部に切
り欠き溝を穿設すると共に、該容器の上方には、上記容
器の切り欠き溝と係合する爪片を有する回転子を配設
し、該回転子を回転させることで上記容器を容器保持体
に嵌合吊持したまま回転させて収納液体を撹拌するよう
に構成してなる撹拌装置。
Description
【0001】
この考案は、生化学的分析や免疫学的分析等を行なう自動分析装置に好適な撹 拌装置に係り、特に、撹拌棒を用いない非接触型の撹拌装置に関する。
【0002】
周知のように、自動分析装置に取り付けられる撹拌装置としては、撹拌棒を容 器内の収容液体内に浸漬し、該撹拌棒を回転させて当該収容液体を混合撹拌する のが一般的である。
【0003】 しかしながら、撹拌棒を収容液体内に浸漬して撹拌するものにあっては、クロ スコンタミネーションを防止するため、収容液体を撹拌する毎に洗浄しなければ ならないため、装置が非常に複雑化し、かつ、大型化してコスト高となる、とい う問題を有していた。
【0004】 この考案は、かかる現状に鑑み創案されたものであって、その目的とするとこ ろは、収容液体に撹拌棒を浸漬させて撹拌するのではなく、容器自体を回転させ ることで、収容液体を撹拌混合することができ、その結果、洗浄装置が不要とな る構成簡易にして低コストな撹拌装置を提供しようとするものである。
【0005】
上記目的を達成するため、この考案に係る撹拌装置にあっては、容器保持体に 嵌合吊持される容器の上部に切り欠き溝を穿設すると共に、該容器の上方には、 上記容器の切り欠き溝と係合する爪片を有する回転子を配設し、該回転子を回転 させることで上記容器を容器保持体に嵌合吊持したまま回転させて収納液体を撹 拌するように構成したことを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】 以下、添付図面に示す一実施例に基き、この考案を詳細に説明する。
【0007】 図1と図2に示すように、この実施例に係る撹拌装置は、複数個の容器1が嵌 合吊持される容器保持体であるセルシートSと、このセルシートSの上方に配設 された回転子20と、から構成されている。
【0008】 セルシートSは、長尺のベルト状に形成されており、該セルシートSの長手方 向に沿って、所定間隔毎に容器保持孔Hが開設されている。勿論、このセルシー トSに代えて、容器1を公知のラックに吊持させてもよい。
【0009】 このように構成されたセルシートSは、図示しない公知の駆動機構によって間 欠移送されるように構成されている。
【0010】 容器1は、本体10が従来のこの種の容器と同様の材質で断面略U字状に形成 されており、この本体10の上部11には、略凹状に穿設された切り欠き溝12 が、本体10の周方向に沿って複数個開設されている。尚、本実施例では、上記 本体10の下部を徐々に縮径させて形成することで、容器回転時における収納液 体に乱流が発生し易いように構成している。
【0011】 また、上記本体10の上部11の下方には、上記セルシートSに開設された容 器保持孔Hの内径よりも大径の鍔部13が延設されており、該鍔部13の下方に は、上記上部11の外径と同一径の中胴部14が延設されていると共に、該中胴 部14の下方には、上記セルシートSに開設された容器保持孔Hの下端周縁部の 外径よりも若干大径の膨出係合部15が突設されて構成されている。
【0012】 それ故、上記セルシートSは、容器1の鍔部13と膨出係合部15とで挟持さ れた状態で容器1を吊持するため、該容器1が上記回転子20で回転されたとし ても、容器保持孔H内から脱落する虞れがなく、安定的に撹拌を行なうことがで きると共に、上記膨出係合部15は、上記セルシートSに開設された容器保持孔 Hの下端周縁部の外径よりも若干大径に形成されているだけであるため、容器1 の容器保持孔Hへの着脱作業を容易に行なうことができる。
【0013】 一方、上記回転子20は、上記セルシートSの上方に複数個配設されており、 モータMの回転軸22の先端部に固着されていると共に、該回転子20の下面に は、上記容器1の各切り欠き溝15と係合する爪片21が突設されて形成されて いる。
【0014】 この回転子20は、図示しない昇降装置によって所要のタイミングで下降して 上記爪片21を上記容器1の各切り欠き溝15と係合させた後、モータMが回転 して容器1を回転させ、所定時間撹拌作業を行なった後、上昇して、上記爪片2 1と各切り欠き溝15との係合状態を解除するように駆動制御される。
【0015】
この考案に係る撹拌装置は、以上説明したように、収容液体に撹拌棒を浸漬さ せて撹拌するのではなく、容器自体を回転させることで、収容液体を撹拌混合す るように構成したので、洗浄装置が不要となり、構成を大幅に簡易化させること ができて低コストで提供することができ、しかも、非接触型であるので、クロス コンタミネーションが発生することもない等、幾多の優れた効果を奏する。
【図1】この考案の一実施例に係る撹拌装置の構成を示
す斜視説明図である。
す斜視説明図である。
【図2】同撹拌装置の構成を示す断面図である。
H 容器保持孔 M モータ S セルシート 1 容器 10 本体 12 切り欠き溝 13 鍔部 15 膨出係合部 20 回転子 21 爪片
Claims (1)
- 【請求項1】 容器保持体に嵌合吊持される容器の上部
に切り欠き溝を穿設すると共に、該容器の上方には、上
記容器の切り欠き溝と係合する爪片を有する回転子を配
設し、該回転子を回転させることで上記容器を容器保持
体に嵌合吊持したまま回転させて収納液体を撹拌するよ
うに構成したことを特徴とする撹拌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP566693U JPH0658362U (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 攪拌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP566693U JPH0658362U (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 攪拌装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0658362U true JPH0658362U (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=11617434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP566693U Pending JPH0658362U (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 攪拌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0658362U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021528651A (ja) * | 2018-06-28 | 2021-10-21 | バイオ−ラッド・ラボラトリーズ・インコーポレーテッド | 容器回転装置および容器の回転方法 |
-
1993
- 1993-01-28 JP JP566693U patent/JPH0658362U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021528651A (ja) * | 2018-06-28 | 2021-10-21 | バイオ−ラッド・ラボラトリーズ・インコーポレーテッド | 容器回転装置および容器の回転方法 |
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