JPH0658306B2 - パレツト強度確認装置 - Google Patents

パレツト強度確認装置

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JPH0658306B2
JPH0658306B2 JP6380487A JP6380487A JPH0658306B2 JP H0658306 B2 JPH0658306 B2 JP H0658306B2 JP 6380487 A JP6380487 A JP 6380487A JP 6380487 A JP6380487 A JP 6380487A JP H0658306 B2 JPH0658306 B2 JP H0658306B2
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JP
Japan
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pallet
conveyor
pallets
deflection
compressor
Prior art date
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JP6380487A
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JPS63231237A (ja
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志郎 杉木
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は木製パレットを使用して取扱物を立体的に格納
する倉庫において、木製パレット強度寿命をチェックす
る装置に関する。
〔従来の技術〕 木製パレットは製作時、パレットの大きさ、種類、荷重
などを考慮し、JISに規定されている樹種、含水率の
材料を使用している。
パレットに関しては下記JIS規格がある。
JISZ0601 一貫輸送用平パレット JISZ0602 平パレットの曲げ試験方法 JISZ0603 平パレット JISZ0604 木製パレット 製作後の保守、修理基準についての管理方法は、特に規
定がなく、使用者が独自に行なっている。
単に平積み倉庫内で2〜3段を段積みする程度なら、部
材の欠如、腐食、浮上りがあっても、フォークリフトで
取扱う程度で問題にはならない。
しかし、物流システムの合理化により、立体倉庫方式に
なると、多段ラック内に積載パレットを保管することに
なり、その途中の搬送設備、パレタイザー、パレットマ
ガジンなどで、パレットの管理不良によるトラブルは避
けなければならず、必然的に外観的な点検基準が設けら
れ、比較的に良く管理されて来ている。
倉庫内での保管のみに使用され、外部に搬出されないパ
レットは雨にさらされることも無く、通常の基準で管理
しておけば、強度的な低下はまず無い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、一貫輸送用平パレットの如く、パレット
積みのまま輸送され、関連各業界において相互に共通し
て使用されるパレットは、一旦倉庫を出荷して再使用す
る迄、各種輸送機関、保管先などで、雨などにさらされ
る機会が多く、木製パレットは含水率も増え、強度は半
分以下に低下し、経過年月による腐食も考慮するとさら
に低下することは明確である。
拠点的な物流センターになると、その取扱物も多く、回
収された木製パレットを一枚一枚点検することは不可能
に近く、せいぜい板の欠如などを見つけることが精一杯
である。
その為立体倉庫でラック格納時にパレットの強度低下に
よる落下、またはスタッカクレーンを用いた自動倉庫で
は、時々トラブルが発生している。
本発明の目的はそのようなトラブルを避けるため、パレ
ットの強度低下を確認することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、空のパレットの両端を支持して搬送するコン
ベヤの途中において、前記コンベヤ上のパレットの上面
に荷重を加える圧縮機を前記コンベヤ上方に設け、前記
圧縮機の下方に前記パレットの下面に接してたわみを検
出するたわみ検出機を設け、前記圧縮機の荷重と前記た
わみ検出機の検出値とによってばね定数を求め、該ばね
定数と限界値との比較によって良否を判断する制御装置
を設けたことを特徴とする。
〔作 用〕
回収されたパレットを順次コンベヤで搬送し圧縮機とた
わみ試験機とによってパレットのたわみを測定し、ばね
定数が所定値以下の場合は不良パレットと判断する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図により説明す
る。
回収されたパレット1は、再び取扱物を積載するため通
常はパレタイザー迄、コンベヤラインを経由して搬送さ
れる。
このコンベヤラインの途中に本発明のパレット強度確認
装置が設置される。
以下、このパレット強度確認装置を説明する。
この装置はパレット1を搬送するコンベヤライン10
と、たわみ試験機30と、不良パレットを排除するコン
ベヤ50とからなる。
コンベヤ10は形鋼などを組み合わせたフレーム本体1
3、パレット1の両端を支持して搬送するチューン1
4、スプロケット15、駆動モータ16、で構成されて
いる。チエーン14はフレーム本体13のチェンガイド
17に沿って移動し、パレット1を水平方向に搬送す
る。
コンベヤ2の上流、下流にはそれぞれ上流コンベヤ10
と同様である。下流コンベヤ26の下流にはパレットマ
ガジン(パレットを段積みし、ストックするもの)があ
る。
試験機30は圧縮機31とたわみ検出機41とからな
る。床9に固定した架台33の下面に圧縮機31が懸垂
され、その先端にパレット1の上面の2個所に集中荷重
を加える接触部35を昇降自在に取付けている。この接
触部35には該接触部の下面がパレット1の上面に接触
したか否かを検知する接触検出器36を設置している。
たわみ検出機41は、パレット1の下方の床9に立設さ
れており、2つのチェン14の中間に設置されている。
たわみ検出機41はパレット1の圧縮機31の荷重によ
るたわみを検出する。たわみ検出機41の上端の接触部
43にはパレット1の下面に接触したか否かを検知する
接触検出器45を設置している。
20はパレット1を所定位置に停止させるためのストッ
パーであり、昇降自在である。
第3図において、下流コンベヤ26の途中には不良パレ
ットを搬出するコンベヤ50を設けている。
コンベヤ10,25,26,50,ストッパー20、及
び試験機30の運転は自動的に試験を行うための制御装
置(図示せず)で制御されている。この制御装置は試験
については第4図のフローチャートに基づき動作する。
以下、動作を第4図と共に説明する。
回収されたパレット1は上流コンベヤ25からコンベヤ
10に間欠的に搬送されてくる。コンベヤ10に搬送さ
れてきたパレット1はストッパー20で停止させると共
に、コンベヤ10の運転を停止させる。
この状態で、試験機31を駆動して接触部35を下降さ
せる。接触部35の接触検出器36がパレット1上面へ
の接触を検出すると、下降を停止させる。この時、圧縮
機31の負荷荷重は零である。
また、たわみ検出機31を駆動して接触部43を上昇さ
せる。接触部43の接触検出器45がパレット下面への
接触を検出すると、上昇を停止させる。この時、測定た
わみ値は零である。
以上によって試験機31、たわみ検出機41のセットが
完了する。(ステップS1) 上記条件完了確認後、再び圧縮荷重を規定値まで負荷
し、その時のたわみ量を測定して、パレット1のばね定
数値(単位kg/mm)を演算し、別途決めてある限界値と
比較する。試験で求めたばね定数値が限界値よりも低い
場合は不良パレットと判断する。(ステップS3,S
4) 不良パレットの場合はコンベヤ50に報知する。(ステ
ップS5) 次に、試験機31、たわみ検出機41の各接触部35,
45及びストッパー20を退避させ、コンベヤ20を運
転して下流コンベヤ26に搬送する。(ステップS7,
S9)、不良パレットの場合はコンベヤ50で排除され
る。
ここで、前記限界値を決めることが重要なポイントであ
る。木製パレットの荷重とたわみ量の関係は、公的な実
験結果でも概略直線的に比例しており、ある巾を考慮す
れば直線と判断して良い。
新品、中古、スクラップ寸前、スクラップの各種パレッ
トのばね定数値を実験にて算出した結果が第5図であ
る。図に示すとおり、木製パレットのばね定数値は、年
月を経過すると含水率なども増えて低下する。そして製
作後約3年〜5年である数値にて飽和状態となる。新品
時のばね定数値を100とすると、飽和状態時では約5
0である。この飽和状態時でも定格積載荷重に対しては
通常2程度の安全率があり、問題がないが、内部に腐食
などがあると、この数値は極端に低下(あるいは破段)
してしまう。
従って、この飽和したばね定数値以下であるパレットを
検知し、取り除くことにより強度的なトラブルは避ける
ことが出来る。
前記限界値は飽和したばね定数値よりも小さい値に定め
る。
本発明によれば、パレットを構成している木材の腐食な
どを細かく検査しなくても、不良パレットを検知するこ
とが出来る効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、パレットの強度確認を自動的に行なう
ことが出来るので、立体倉庫など大量のパレットを取扱
う場合、検査員の省略化と共に、格納等のパレット破損
によるトラブルを無くす効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の側面図、第2図は第1図のA−A線断
面図、第3図は第1図のB−B線から見た上面図、第4
図は本発明の制御装置のフローチャート、第5図は木製
パレットの製造後の年数とばね定数値のグラフである。 1……パレット、10,25,26,50……コンベヤ、30……
試験機、31……圧縮機、4……たわみ試験機、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空のパレットの両端を支持して搬送するコ
    ンベヤの途中において、前記コンベヤ上のパレットの上
    面に荷重を加える圧縮機を前記コンベヤ上方に設け、前
    記圧縮機の下方に前記パレットの下面に接してたわみを
    検出するたわみ検出機を設け、前記圧縮機の荷重と前記
    たわみ検出機の検出値とによってばね定数を求め、該ば
    ね定数と限界値との比較によって良否を判断する制御装
    置を設けたことを特徴とするパレット強度確認装置。
JP6380487A 1987-03-20 1987-03-20 パレツト強度確認装置 Expired - Lifetime JPH0658306B2 (ja)

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JP6380487A JPH0658306B2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20 パレツト強度確認装置

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JP6380487A JPH0658306B2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20 パレツト強度確認装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63231237A JPS63231237A (ja) 1988-09-27
JPH0658306B2 true JPH0658306B2 (ja) 1994-08-03

Family

ID=13239925

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JP6380487A Expired - Lifetime JPH0658306B2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20 パレツト強度確認装置

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DE50214036D1 (de) * 2002-02-15 2010-01-14 Schaefer Foerderanlagen Verfahren zum Prüfen der Stabilität von Paletten
US7340971B2 (en) * 2005-02-10 2008-03-11 Carter Industrial Automation, Inc. Method and apparatus for inspecting a pallet
DE102009018829B4 (de) 2009-04-24 2011-03-24 Schaefer Förderanlagen- und Maschinenbau GmbH Verfahren und Vorrichtung zum Prüfen von Paletten

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JPS63231237A (ja) 1988-09-27

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