JPH0658029A - トラック荷台扉用リモートロック装置 - Google Patents

トラック荷台扉用リモートロック装置

Info

Publication number
JPH0658029A
JPH0658029A JP20652392A JP20652392A JPH0658029A JP H0658029 A JPH0658029 A JP H0658029A JP 20652392 A JP20652392 A JP 20652392A JP 20652392 A JP20652392 A JP 20652392A JP H0658029 A JPH0658029 A JP H0658029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
unlocking
truck
portable device
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20652392A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeru Hashimoto
長 橋本
Tomio Hashimoto
富夫 橋本
Kouji Kurumakawa
浩司 車川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority to JP20652392A priority Critical patent/JPH0658029A/ja
Publication of JPH0658029A publication Critical patent/JPH0658029A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラックの荷台扉の解錠、施錠の手間を省く
ことができるのみならず、誤って荷台扉が解錠されてし
まうといった不都合も確実に防止できるようにする。 【構成】 作業者8が携帯する携帯機9、トラック1に
共に搭載される車載機4およびロックユニット3を備
え、携帯機9からはトラック1の荷台扉2の解錠信号を
所定周期でもって常時送信するようにし、車載機4で
は、携帯機9からの解錠信号が所定周期で受信された場
合には解錠作動信号を、所定周期ごとに受信されない場
合には施錠作動信号を出力することで、携帯機9をトラ
ック1に近付けるか、遠ざけるかに応じて、ロックユニ
ット3を施錠動作あるいは解錠動作させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラックの荷台扉を電
波によって施錠、解錠するためのトラック荷台扉用リモ
ートロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トラックの積載物の盗難を防止するため
には、通常、南京錠を使用し、この南京錠で荷台扉を施
錠あるいは解錠するようにしているが、宅配便のトラッ
クなどのように、荷台扉の開閉頻度が多いものでは、そ
の都度、南京錠の解錠をシリンダーキーを差し込んで行
うのは面倒である。
【0003】そのため、従来技術では、携帯機に設けた
スイッチを操作することにより解錠信号を電波で送信
し、この解錠信号をトラックに設置した車載機で受信す
ると、これに応じてトラックの荷台扉に設けたロックユ
ニットを作動させて、荷台扉を解錠するようにした装置
が提供されている。なお、解錠後は、荷台扉開閉用のレ
バーをロックユニットに押し込むことで自動的に施錠さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の装置では、荷台扉の解錠のためには、その都
度、携帯機に備えたスイッチを必ず操作する必要がある
ために、依然として、荷台扉の解錠に手間がかかり面倒
である。
【0005】しかも、作業者が携帯機のスイッチに無意
識に手が触れるなどすると、作業者がトラックから離れ
て荷物の運搬に立ち会っていない場合にも、荷台扉が解
錠された状態がそのまま継続されてしまうので、車載物
の盗難防止機能が発揮されなくなる。
【0006】さらに、従来のものでは、たとえば、特開
昭61−274061号公報に示されるように、携帯機
と車載機との間で双方向通信できるようにして、携帯機
側で施錠、解錠の状態が確認できるようにしているが、
このような双方向通信を行うためには、携帯機および車
載機のいずれにも送受信機能を備える必要があるため
に、装置全体がコストアップとなる。
【0007】本発明は、トラックの荷台扉の解錠、施錠
の手間を省くことができるのみならず、作業者が荷物の
運搬に立ち会っていない状態で不意に荷台扉が解錠され
てしまうといった不都合も確実に防止できるようにする
ことを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するためになされたもので、次の構成を採る。
【0009】すなわち、本発明に係るトラック荷台扉用
リモートロック装置では、作業者に携帯される携帯機、
トラックに共に搭載される車載機およびロックユニット
を備え、携帯機は、トラックの荷台扉の解錠用の解錠信
号を所定周期でもって常時送信するものであり、車載機
は、携帯機からの解錠信号が前記所定周期ごとに受信さ
れた場合には解錠作動信号を、所定周期ごとに受信され
ない場合には施錠作動信号を出力するものであり、ロッ
クユニットは、この車載機からの施錠、解錠の各作動信
号に応答して、トラックの荷台扉を施錠あるいは解錠す
るものとしている。
【0010】
【作用】上記構成において、作業者に携帯される携帯機
からは、トラックの荷台扉の解錠用の解錠信号を所定周
期でもって常時送信する。車載機は、この携帯機からの
解錠信号が所定周期ごとに受信された場合には解錠作動
信号を、所定周期ごとに受信されない場合には施錠作動
信号を出力する。ロックユニットは、この車載機からの
施錠、解錠の各作動信号に応答して、トラックの荷台扉
を施錠あるいは解錠する。
【0011】すなわち、携帯機を持った作業者がトラッ
クに近付くと、携帯機からの解錠信号が車載機に受信さ
れるために、荷台扉が自動的に解錠される一方、作業者
がトラックから有る程度遠ざかると、携帯機からの解錠
信号が車載機に受信されなくなるので、荷台扉が自動的
に施錠されることになる。
【0012】したがって、従来のように携帯機にスイッ
チを設けることが不要となるので、解錠、施錠の手間が
省けるだけでなく、作業者が荷物の運搬に立ち会ってい
ない状態で不意に荷台扉が解錠されてしまうといった不
都合も確実に回避される。
【0013】
【実施例】実施例1 図1は本発明の実施例1に係るトラック荷台扉用リモー
トロック装置の設置状態を示す説明図である。
【0014】同図において、1はトラック、2はトラッ
ク1の荷台扉、3は荷台扉2を解錠あるいは施錠するロ
ックユニット、4はトラック1に搭載された車載機、5
は受信アンテナである。そして、受信アンテナ5は、荷
台扉6の低い位置に設置されている。なお、7はロック
ハンドルである。
【0015】また、8は作業者、9は作業者8が携帯す
る携帯機である。
【0016】図2は、この実施例1の携帯機9の構成を
示すブロック図である。
【0017】この携帯機9は、トラック1の荷台扉2の
解錠信号を所定周期T0でもって常時送信するものであ
って、トリガ信号を間欠的に出力する間欠発振回路1
0、IDコードを予め設定するためのIDコード設定ス
イッチ12、間欠発振回路10からのトリガ信号に応答
してIDコード設定スイッチ12で設定されたIDコー
ドを送信用のシリアルデータに作成して出力するIDコ
ード作成回路14、このIDコード作成回路14からの
データを変調して解錠信号として電波送信するための送
信回路16、および送信用アンテナ18からなる。
【0018】そして、送信回路16における電波出力の
範囲は、不用意な解錠を防ぐ観点から不必要に遠方まで
送信する必要はなく、荷台扉2から比較的近接した距離
(たとえば約2m)で十分であり、また、荷台扉2は作業
者8が近付くまでに解錠できれば十分であるから、送信
周期T0はそれほど短くする必要はなく、間欠発振回路
10からのトリガ信号の出力周期T0は、たとえば1秒
程度で十分である。このため、携帯機98は、そのよう
な規格を満たすように予め設定される。したがって、携
帯機9の駆動電力は非常に少なくて済み、電池の寿命を
長い期間保つことができる。
【0019】図3は、この実施例1の車載機の構成を示
すブロック図である。
【0020】この車載機4は、携帯機9から電波送信さ
れる解錠信号が所定周期T0ごとに受信された場合には
解錠作動信号を、所定周期ごとに受信されない場合には
施錠作動信号を出力するものであって、受信アンテナ5
で受信された解錠信号をIDコードのデータに復調する
受信回路20、IDコードを予め設定するためのIDコ
ード設定スイッチ22、受信回路20で受信して得られ
るIDコードとIDコード設定スイッチ22で設定され
たIDコードとを比較し、両者が一致した場合に一致信
号を出力するIDコード比較回路24、このIDコード
比較回路24からの一致信号入力に応答してロックユニ
ット3に対して解錠作動信号を出力するタイマ回路26
からなる。すなわち、本例におけるタイマ回路26は、
一致信号が入力されるたびにタイマセットされ、一致信
号が入力されなくなって一定時間T1(T1>T0)が経過
したときにタイムアップするように構成されている。
【0021】上記構成において、携帯機9によってトラ
ック1の荷台扉2を解錠、施錠する場合には、予め携帯
機9と車載機4の各IDコード設定スイッチ12,22
で設定されるIDコードを共通のものとしておく。
【0022】作業者8に携帯される携帯機9の間欠発振
回路10からは、常時、トリガ信号が所定周期T0でも
って間欠的に出力される。このトリガ信号に応答して、
IDコード作成回路14からは、予めIDコード設定ス
イッチ12で設定されたIDコードが送信用のシリアル
データに作成されて出力され、このデータがさらに送信
回路16でAM変調あるいはFM変調され、これが送信
用アンテナ18から解錠信号として電波送信される。
【0023】これにより、携帯機9からは、トラック1
の荷台扉2を解錠する解錠信号が間欠発振回路10のト
リガ信号の出力周期T0でもって常時送信される。
【0024】ここで、携帯機9を持った作業者8がトラ
ック1に近付いて、携帯機9からの送信電波が車載機4
の受信アンテナ5によって受信される範囲に位置した場
合には、受信回路20によってその受信された解錠信号
がIDコードのデータに復調され、これが次段のIDコ
ード比較回路24に入力される。IDコード比較回路2
4は、受信回路20で受信して得られるIDコードとI
Dコード設定スイッチ22で設定されたIDコードとを
比較し、両者が一致した場合に一致信号を出力する。タ
イマ回路26は、この一致信号によりタイマセットされ
てたとえばハイレベルの信号が出力される。そして、こ
のハイレベルの信号出力が解錠作動信号としてロックユ
ニット3に出力されるので、ロックユニット3は、この
解錠作動信号によって荷台扉2を解錠状態にする。
【0025】そして、携帯機9からの送信電波が車載機
4の受信アンテナ5によって受信される範囲に作業者8
が位置している限り、携帯機9からの送信電波が常に車
載機4で受信されることになるため、IDコード比較回
路24からは、その受信のたびに一致信号が出力され、
これによって、タイマ回路26がそのたびにタイマセッ
トされる。その結果、タイマ回路26の出力は常にハイ
レベルとなるため、ロックユニット3の解錠状態が維持
される。
【0026】一方、携帯機9を持った作業者8がトラッ
ク1から遠ざかって、携帯機9からの送信電波が車載機
4の受信アンテナ5によって受信される範囲から外れた
場合には、携帯機9からの解錠信号が車載機4に受信さ
れないので、これに伴い、IDコード比較回路24から
は一致信号が出力されなくなる。このとき、タイマ回路
26は、一致信号が入力されなくなってから一定時間T
1が経過したときにタイムアップし、ローレベルの信号
出力となる。このローレベルの信号が施錠作動信号とし
てロックユニット3に出力されるので、ロックユニット
3は、この施錠作動信号によって荷台扉2を施錠状態に
する。
【0027】そして、携帯機9からの送信電波が車載機
4で受信されない範囲に作業者8が位置している限り、
IDコード比較回路24からは、一致信号が出力されな
いので、タイマ回路26の出力は常にローレベルとな
り、その結果、ロックユニット3の施錠状態が維持され
る。
【0028】このように、携帯機9を持った作業者8が
トラック1に近付くと自動的に荷台扉2が解錠され、作
業者8がトラック1から遠ざかると自動的に荷台扉2が
施錠されるために、解錠、施錠のための特別な操作が不
要となって、手間が省ける。また、作業者8がトラック
1から離れると確実に施錠されるので、作業者8が荷物
の運搬に立ち会っていない状態で荷台扉2が不意に解錠
されてしまうといった不都合も確実に回避されることに
なる。
【0029】実施例2 図4はこの実施例2のトラック荷台扉用リモートロック
装置を構成する車載機のブロック図であり、図1ないし
図3に対応する部分には同一の符号を付す。
【0030】上記の実施例1においては、携帯機9を持
った作業者8がトラック1に近付くと自動的に荷台扉2
が解錠されるようにしているが、たとえば、高額品や機
密性の高い品を運搬するなど、トラック1の用途によっ
ては、作業者8がロックハンドル7を操作するまでは絶
対に解錠して欲しくない場合がある。
【0031】このような場合に対応可能としたのがこの
実施例2であって、車載機の部分を一部改良したもので
ある。
【0032】すなわち、この実施例2の車載機4´で
は、手動操作に応じて作動許可信号を出力する操作スイ
ッチ28と、この操作スイッチ28からの作動許可信号
に応じてIDコード比較回路24からの一致信号の通過
を許可するゲート部としてのアンドゲート30とを備え
ている。そして、操作スイッチ28は、たとえば、ロッ
クハンドル7の操作に連動してオン・オフするように構
成される。
【0033】その他の構成は、図3に示した車載機4の
構成と同様である。
【0034】この実施例2において、携帯機9からの送
信電波が車載機4の受信アンテナ5によって受信される
範囲に作業者8が位置している場合には、IDコード比
較回路24からは、携帯機9から送信される電波を受信
のたびに一致信号が出力されることになるが、操作スイ
ッチ28がオフ状態にあるときには、アンドゲート30
は閉じたままであるため、タイマ回路26には一致信号
が与えられず、したがって、タイマ回路26はタイマセ
ットされない。つまり、タイマ回路26の出力は常にロ
ーレベルであるため、ロックユニット3の施錠状態が維
持される。
【0035】そして、操作スイッチ28をオンしたとき
に始めてアンドゲート30が開いてIDコード比較回路
24からの一致信号がタイマ回路26に加わるために、
タイマ回路26がタイマセットされ、その出力がハイレ
ベルとなってロックユニット3が解錠状態となる。
【0036】実施例3 図5はこの実施例3のトラック荷台扉用リモートロック
装置を構成する携帯機のブロック図、図6は同リモート
ロック装置を構成する車載機のブロック図であり、図1
ないし図3に対応する部分には同一の符号を付す。
【0037】上記の実施例1においては、携帯機9を持
った作業者8がトラック1に近付くと自動的に荷台扉2
が解錠されるようにしているが、たとえば、複数人の作
業者が荷物の運搬に従事しており、しかも、その内の一
人だけが携帯機9を持っていて、その携帯機9を持って
いる作業者がトラック1から比較的離れた場所にいるよ
うな場合には、わざわざトラック1に近付かなくても遠
方から荷台扉2を強制的に解錠したい要求が生じる。ま
た、電波環境が悪い場所では、実施例1の携帯機9の構
成のままでは、車載機4に電波が十分に受信されないお
それがある。
【0038】このような場合に対応可能としたのがこの
実施例3であって、携帯機と車載機の各部分を一部改良
したものである。
【0039】すなわち、この実施例3の携帯機9´´
は、図5に示すように、荷台扉2を強制的に解錠するた
めに操作される操作スイッチ32、この操作スイッチ3
2の操作により得られるトリガ信号を通過させるオアゲ
ート34、および、この操作スイッチ32の操作に応じ
て解錠信号よりも電波強度が強い解錠強制信号を解錠信
号よりも優先して送信する手段としての抵抗回路36を
備えている。
【0040】一方、車載機4´´は、図6に示すよう
に、携帯機9´´からの解錠信号と解錠強制信号とを判
別するIDコード比較回路24を備えるとともに、この
IDコード比較回路24により解錠信号が判別された場
合には、これに応じてロックユニット3に対して、所定
期間T1だけ解錠作動信号を出力する第1タイマ回路2
6aと、IDコード比較回路24により解錠強制信号が
判別された場合には、これに応じてロックユニット3に
対して、トラックの荷台扉の解錠状態を解錠作動信号の
出力期間T1よりも長い期間T2(>T1)にわたって解錠
継続作動信号を出力する第2タイマ回路26bとを備え
る。
【0041】その他の構成は、図2に示した携帯機、図
3に示した車載機の各構成と同様である。
【0042】この実施例3において、携帯機9´´の操
作スイッチ32を押すと、IDコード作成回路14の入
力がローレベルとなり、IDコード作成回路14が連続
駆動される結果、このIDコード作成回路14からは、
間欠発振回路10によるトリガ信号の出力周期T0より
も短い時間でIDコードが連続して出力される。そし
て、この連続したIDコードのデータが送信回路16で
AM変調あるいはFM変調されて送信用アンテナ18か
ら解錠強制信号として出力される。
【0043】この場合、操作スイッチ32が押されたこ
とにより、抵抗回路36の分圧抵抗の値が変化するた
め、送信出力が増加されて送信用アンテナ18から送信
される電波強度が大きくなる。すなわち、図7に示すよ
うに、操作スイッチ32が操作されずに、間欠発振回路
10に基づく解錠信号が電波送信された場合の車載機4
´´で受信可能な範囲は、符号P1で示す場所からトラ
ック1の荷台扉2までの距離L1とすると、操作スイッ
チ32が押されることで解錠強制信号が電波送信された
場合の車載器4´´で受信可能な範囲は、符号P2で示
す場所からトラック1の荷台扉2までの距離L2(>L1)
となり、解錠強制信号の方が遠方から車載器4´´に受
信される。
【0044】そして、携帯機9´´から送信された解錠
強制信号の電波が車載機4´´の受信アンテナ5によっ
て受信された場合には、受信回路20によってその受信
された解錠強制信号がIDコードのデータに復調され、
これが次段のIDコード比較回路24に入力される。
【0045】ここで、IDコード比較回路24に対し
て、携帯機9´´の操作スイッチ32の押下に基づく連
続したIDコードが入力された場合には、IDコード比
較回路24は、このIDコードを解錠強制信号として判
別して第2タイマ回路26bに一致信号を出力する。第
2タイマ回路26bは、この一致信号によりタイマセッ
トされてたとえばハイレベルの信号が出力される。そし
て、このハイレベルの信号出力が解錠継続作動信号とし
てロックユニット3に出力されるので、ロックユニット
3は、この解錠継続作動信号によって荷台扉2を解錠状
態にするこれに対して、IDコード比較回路24に間欠
発振回路10に基づく解錠信号のIDコードが入力され
た場合には、実施例1の場合と同様に、IDコード比較
回路24は、このIDコードに基づいて第1タイマ回路
26aに一致信号を出力するので、この第1タイマ回路
26aがタイマセットされる。
【0046】ここで、第2タイマ回路26bがタイマセ
ットされてハイレベルが維持される期間T2は、第1タ
イマ回路26aがハイレベルに維持される期間T1よりも
十分に長く設定されているので(T2>>T1)、携帯機9´
´をもった作業者8が遠方たとえば図7の符号P2で示
す場所からP1で示す場所に近付くまでの間、解錠状態
がそのまま継続される。
【0047】
【発明の効果】本発明の実施例1に係る装置では、携帯
機を持った作業者がトラックに近付くと自動的に荷台扉
が解錠され、作業者がトラックから遠ざかると自動的に
荷台扉が施錠されるために、解錠、施錠のための特別な
操作が不要となって、操作の手間が省ける。また、作業
者がトラックから離れると確実に施錠されるので、作業
者が荷物の運搬に立ち会っていない状態で荷台扉が不意
に解錠がされてしまうといった不都合も確実に回避され
ることになる。
【0048】本発明の実施例2に係る装置では、作業者
がトラックに近付き、しかも、ロックハンドルを操作し
たときに始めて荷台扉が解錠されるので、不用意に荷台
扉が解錠されてトラックの積載物が第三者に見られると
いった不都合を確実に防ぐことができる。
【0049】本発明の実施例3に係る装置では、携帯機
を持っている作業者がトラックから比較的離れた場所に
いるような場合でも、電波環境が悪い場所でも、荷台扉
を強制的に長時間にわたって解錠することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るトラック荷台扉用リモ
ートロック装置の設置状態を示す説明図である。
【図2】本発明の実施例1に係る携帯機のブロック図で
ある。
【図3】本発明の実施例1に係る車載機のブロック図で
ある。
【図4】本発明の実施例2に係る車載機のブロック図で
ある。
【図5】本発明の実施例3に係る携帯機のブロック図で
ある。
【図6】本発明の実施例3に係る車載機のブロック図で
ある。
【図7】本発明の実施例3に係る携帯機の電波到達範囲
の切り換え状態の違いを示す説明図である。
【符号の説明】
1…トラック、2…荷台扉、3…ロックユニット、4…
車載機、8…作業者、9…携帯機、26…タイマ回路、
26a…第1タイマ回路、26b…第2タイマ回路、2
8,32…操作部(操作スイッチ)、30…ゲート部(ア
ンドゲート)、36…抵抗回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業者が携帯する携帯機、トラックに共
    に搭載される車載機およびロックユニットを備え、 携帯機は、トラックの荷台扉を解錠するための解錠信号
    を所定周期でもって常時送信するものであり、 車載機は、前記携帯機からの解錠信号が所定周期ごとに
    受信された場合には解錠作動信号を、所定周期ごとに受
    信されない場合には施錠作動信号を出力するものであ
    り、 ロックユニットは、この車載機からの施錠、解錠の各作
    動信号に応答して、トラックの荷台扉を施錠または解錠
    するものである、 ことを特徴とするトラック荷台扉用リモートロック装
    置。
  2. 【請求項2】 車載機は、手動操作に応じて作動許可信
    号を出力する操作部と、この操作部からの作動許可信号
    に応じて前記施錠作動信号または解錠作動信号のロック
    ユニットへの出力を許可するゲート部とを備えることを
    特徴とする請求項1記載のトラック荷台扉用リモートロ
    ック装置。
  3. 【請求項3】 携帯機は、荷台扉を遠方から強制的に解
    錠する解錠強制信号を出力するために操作される操作部
    と、この操作部の操作に応じて前記解錠信号よりも電波
    強度が強い解錠強制信号を解錠信号よりも優先して送信
    する手段とを備える一方、 車載機は、前記携帯機からの解錠信号と解錠強制信号と
    を判別する判別手段と、この判別手段により解錠強制信
    号が判別された場合には、これに応じてロックユニット
    に対して、トラックの荷台扉の解錠状態を1回の解錠信
    号入力よりも長期間保持する解錠継続作動信号を出力す
    る手段とを備えることを特徴とする請求項1または請求
    項2記載のトラック荷台扉用リモートロック装置。
JP20652392A 1992-08-03 1992-08-03 トラック荷台扉用リモートロック装置 Pending JPH0658029A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20652392A JPH0658029A (ja) 1992-08-03 1992-08-03 トラック荷台扉用リモートロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20652392A JPH0658029A (ja) 1992-08-03 1992-08-03 トラック荷台扉用リモートロック装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0658029A true JPH0658029A (ja) 1994-03-01

Family

ID=16524779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20652392A Pending JPH0658029A (ja) 1992-08-03 1992-08-03 トラック荷台扉用リモートロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0658029A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0932377A (ja) * 1995-07-15 1997-02-04 Omron Corp 施解錠装置及び施解錠システム
JPH09209630A (ja) * 1996-02-06 1997-08-12 Omron Corp 携帯送信装置及びキーレスシステム
JP2001207702A (ja) * 2000-01-26 2001-08-03 Toyota Auto Body Co Ltd 車両ドア用キーレス施錠装置
US6798085B1 (en) 1999-10-19 2004-09-28 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Position detection device
US7352274B2 (en) 1998-07-13 2008-04-01 Hitachi, Ltd. Remote keyless entry system
JP2013049993A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Adc Technology Inc 施錠システム
JP2017532855A (ja) * 2015-08-13 2017-11-02 小米科技有限責任公司Xiaomi Inc. インテリジェント電気機器を動作させる方法及び装置
JP2019078071A (ja) * 2017-10-24 2019-05-23 株式会社東洋ボデー トラック荷台用扉の錠システム及びトラック荷台

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0932377A (ja) * 1995-07-15 1997-02-04 Omron Corp 施解錠装置及び施解錠システム
JPH09209630A (ja) * 1996-02-06 1997-08-12 Omron Corp 携帯送信装置及びキーレスシステム
US7352274B2 (en) 1998-07-13 2008-04-01 Hitachi, Ltd. Remote keyless entry system
US6798085B1 (en) 1999-10-19 2004-09-28 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Position detection device
DE10051639B4 (de) * 1999-10-19 2006-02-23 Aisin Seiki K.K., Kariya Positionserfassungsvorrichtung
JP2001207702A (ja) * 2000-01-26 2001-08-03 Toyota Auto Body Co Ltd 車両ドア用キーレス施錠装置
JP2013049993A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Adc Technology Inc 施錠システム
JP2017532855A (ja) * 2015-08-13 2017-11-02 小米科技有限責任公司Xiaomi Inc. インテリジェント電気機器を動作させる方法及び装置
JP2019078071A (ja) * 2017-10-24 2019-05-23 株式会社東洋ボデー トラック荷台用扉の錠システム及びトラック荷台

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5055701A (en) Operator responsive keyless entry system with variable random codes
EP1101887B1 (en) Semi passive keyless entry device
EP0138090B1 (en) Radio-wave transmission system of keyless entry system for automotive vehicle devices
US4670746A (en) Keyless entry system for automotive devices with feature for giving caution for locking wireless code transmitter in vehicle
EP1376481B1 (en) Electronic key system
US6127922A (en) Vehicle security system with remote systems control
US4719460A (en) Keyless entry system for automotive vehicle devices with theft-prevention feature
US6265988B1 (en) Apparatus and method for remote convenience message transmission and control utilizing frequency diversity
US6384710B1 (en) Apparatus and method for remote convenience message reception and control utilizing frequency diversity
JPH112053A (ja) 車両用パッシブエントリ制御システム
JPH0658029A (ja) トラック荷台扉用リモートロック装置
EP1090198B1 (en) Remote control transmitter broadcasting rf signals conveying plural information components
US20040183655A1 (en) Passive keyless entry system for vehicle
JP3216586B2 (ja) 車両用遠隔操作制御装置およびそのシステム
US20070069854A1 (en) Remote control system for a vehicle
JPH07113364A (ja) トラック荷台扉用リモートロック装置
JPH06167151A (ja) 車載用キーレスエントリー装置
JP2557129B2 (ja) 自動車のキーレスエントリーシステム
JP3815598B2 (ja) ワイヤレスドアロック装置
JP3566555B2 (ja) 車室内キー忘れ防止システム
JP2002213124A (ja) 車両用施解錠装置
US4860002A (en) Lock system for opening cover member of vehicle
JP3034643B2 (ja) トラックの積載物盗難防止装置
JPS621661A (ja) 無線式車両保安装置
WO1995008458A1 (en) Arrangement in a car alarm