JP3216586B2 - 車両用遠隔操作制御装置およびそのシステム - Google Patents

車両用遠隔操作制御装置およびそのシステム

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JP3216586B2 JP25233197A JP25233197A JP3216586B2 JP 3216586 B2 JP3216586 B2 JP 3216586B2 JP 25233197 A JP25233197 A JP 25233197A JP 25233197 A JP25233197 A JP 25233197A JP 3216586 B2 JP3216586 B2 JP 3216586B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、要求信号を送信
し、これに対する携帯機からの返信信号を受信して、車
載されている複数の機能を制御する車両用遠隔操作制御
装置およびそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯機を使ったキーレスエン
トリーシステムも各種提案されており、携帯機と車両の
間で無線通信を行うことによって、ドアロックの解除を
行うものも普及してきている。このキーレスエントリー
システムでは、携帯機から送信される固有コード(ID
コード)を車両側において照合し、正しかった場合にの
みドアのロック、アンロック(ドアロックの解除)を行
うことで、正当な携帯機の使用によってのみドアのロッ
ク、アンロックが行われるようにしている。
【0003】一方、ドアアンロックは、ドライバ席のド
アのみならず他のドアについても行いたい場合がある。
このため、常に全席ドアのアンロックを行うことも考え
られるが、防犯上の観点などからドライバ席のみのドア
ロックを解除したい場合もある。このためには、携帯機
のボタンの数を増加させればよいが、ボタン数が増加す
るとその操作が煩雑になる。
【0004】特開平5−97003号公報には、二段階
のボタンスイッチの操作により、ドライバ席ドアのみ及
び全席ドアのロック解除を選択するものが示されてい
る。すなわち、一度の操作により、ドライバ席のドアを
アンロックし、数秒以内にもう一度ボタンを操作するこ
とにより、全席のドアをアンロックする。これによっ
て、ボタン数を増加せずに、ドアアンロックの対象とな
るドアを選択することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上述のキーレ
スエントリシステムでは、携帯機のボタンを操作するこ
とを基本としている。一方、携帯機を所持して、車両に
近づいたり、車両から離れたことを検出して、自動的に
ドアのロック、アンロックを行うスマートエントリシス
テムも提案されている。すなわち、このスマートエント
リシステムでは、車両側から定期的に要求信号を送信
し、携帯機からの返信信号を受信する。これによって、
携帯機の位置を確認し、携帯機が近づいてきた時にドア
のアンロックを行ったりする。このようなスマートエン
トリシステムは、特開平9−32378号公報などに示
されている。
【0006】このスマートエントリシステムでは、ロッ
ク、アンロックのための携帯機の操作自体が不要である
ため、ユーザにとっての利便性が非常に高い。しかしな
がら、このスマートエントリシステムでは、ボタン自体
が存在しないか、又は存在しても操作を行わないことが
多いため、上述したような制御対象となるドアの変更な
どが行えないという問題点がある。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、スマートエントリシステム等において、アンロッ
ク対象となるドアなど制御対象を制御する車両用遠隔操
作制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、要求信号を送
信し、これに対する携帯機からの返信信号を受信して、
車載されている複数の機能を制御する車両用遠隔操作制
御装置であって、携帯機からの返信信号の受信電界強度
変化に基づき遠隔操作の制御対象となる機能を変更する
ことを特徴とする。
【0009】このように、受信電界強度変化に応じて制
御対象を変更できるため、携帯機については、何ら操作
することなく、車両側に指令を伝えることができる。例
えば、所定時間立ち止まることによって、全ドアアンロ
ックの指令などを送ることができる。
【0010】また、本発明は、前記車載されている機能
は、ドアのロックまたはアンロックであり、前記返信信
号の受信電界強度変化に応じて、ロックまたはアンロッ
クを行うドアを変更することを特徴とする。受信電界強
度変化を抑制すること等によって、アンロックの対象と
なるドアを変更することなどができる。
【0011】また、本発明は、携帯機からの返信信号の
受信電界強度変化が所定範囲外である場合には運転席の
ドアのロックまたはアンロックを行い、携帯機からの返
信信号の受信電界強度変化が所定範囲内である場合には
全席ドアのロックまたはアンロックを行うことを特徴と
する。
【0012】例えば、ドアの前で立ち止まれば、受信電
界強度は、所定時間一定値に安定する。この場合、受信
電界強度変化は、所定時間ゼロになる。一方、ドライバ
が近づいてきてそのまま乗車すれば、受信電界強度はど
んどん大きくなるだけである。この場合、受信電界強度
変化は、ある割合の増加率を有する。従って、ドライバ
席のドアアンロックは、所定の通信が行えたときに行
い、受信電界強度が一定値となったところ、言い換えれ
ば、受信電界強度変化がゼロになったところで、全ドア
のアンロックを行うことで、ドライバがドア前に立ち止
まるという動作によって、全ドアのアンロックを制御で
きる。従って、携帯機を所持したままで、ドライバ席の
みのドアアンロック及び全席ドアアンロックを制御する
ことができる。そこで、スマートエントリの利点を維持
しつつ、制御内容を変更できる。
【0013】また、本発明は、複数の機能のうちの制御
対象となるものを設定する設定手段をさらに有し、携帯
機からの返信信号を受信した際に、前記設定手段の設定
状態に応じて、遠隔操作の制御対象となる機能を変更す
ることを特徴とする。
【0014】また、本発明は、車両側装置から要求信号
を送信し、これに対する携帯機からの返信信号を受信し
て、車載されている複数の機能を制御するシステムであ
って、携帯機からの返信信号の受信電界強度変化に基づ
き遠隔操作の制御対象となる機能を変更する車両用遠隔
操作制御システムであって、携帯機に前記複数の機能の
うちの制御対象となるものを設定する設定手段を設け、
携帯機はこの設定に応じた返信信号を返信し、車両側装
置は、携帯機からの返信信号を受信した際に、返信信号
の内容に応じて、遠隔操作の制御対象となる機能を変更
することを特徴とする。
【0015】このように、設定手段によって予め制御機
能を設定しておくことで、ドライバ席ドアのみのアンロ
ックや、全席ドアのアンロックなどを切り換えることが
できる。そこで、携帯機を何ら操作することなく所定の
機能を制御することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0017】「第1実施形態」図1は、第1実施形態の
遠隔操作制御システムの構成を示すブロック図である。
このシステムは、車両側装置(車両用遠隔操作制御装
置)10と、携帯機60とから構成されている。車両側
装置10は、送信機12を有しており、この送信機12
は、車室外の携帯機60に対し、要求信号を送信する。
例えば、2.45GHz帯の電波を200msec毎に
ドアのハンドルから送信する。受信機14は、携帯機6
0からの返信信号を受信する。返信信号は、例えば、3
00MHz帯の電波である。送信機12及び受信機14
には、ECU16が接続されており、このECU16が
各種のデータ処理を行う。ECU16には、メモリ18
が接続されており、このメモリ18には、携帯機60の
IDコードが記憶されている。なお、メモリ18は、E
EPROM等の不揮発性メモリで構成されたり、バック
アップ電源でバックアップされることによって、電源が
オフされても記憶内容が消えないようになっている。
【0018】そして、ECU16には、ドアロックモー
タ20が接続されており、ECU16からの制御信号に
応じてドアロックモータ20がドアのロック、アンロッ
クを行う。この例では、ドライバ席のドアと、他のドア
とは別個にロック、アンロックを行えるようになってい
る。
【0019】ここで、受信機14は、受信電波の電界強
度を検出する機能を有している。この受信機14の構成
を図2に示す。受信電波は、バンドパスフィルタ30、
アンプ32、バンドパスフィルタ34によって、所定の
帯域(例えば、300MHz帯)の電波が抽出され、こ
れに局部発振器36からの信号がミキサ38で混合さ
れ、中間周波数の信号に変換される。そして、この中間
周波数信号はバンドパスフィルタ40で再度フィルタリ
ングした後リミッタアンプ42に供給され、増幅された
後、検波器44で検波される。さらに、検波器44の出
力はローパスフィルタ46で高周波分をカットした後、
コンパレータ48に供給され、ここで「0」「1」のデ
ジタル信号に復調される。これによって、受信したコー
ドがシリアル信号として得られ、これがECU16に供
給される。
【0020】一方、リミッタアンプ42では、その入力
信号のレベルに応じて、受信信号の電界強度を示すRS
SI信号が出力される。そして、このRSSI信号はA
/D変換器50に供給され、ここでデジタル信号に変換
される。そして、このA/D変換器50の出力が受信信
号の電界強度を示す信号として、ECU16に供給され
る。
【0021】携帯機60の構成を図3に示す。このよう
に、携帯機60は、車両側装置10からの電波を受信す
る受信機62と、車両側装置10への送信を行う送信機
64を有している。そして、受信機62と、送信機64
には、メモリ66が接続されているECU68が接続さ
れている。そして、車両側装置10から送られてくる要
求信号に応じて、ECU68からメモリ66に記憶され
ているIDコードを読み出し、送信機64を介し車両側
装置10に送信する。
【0022】次に、図4に基づいて、携帯機60が車両
に近づいてきたときのドアアンロックの処理についての
構成を示す。まず、車両側装置10は、要求信号を定期
的に送信しており、ID要求信号を送信した(S11)
場合には、IDコードの受信処理を行い(S12)、受
信したIDコードがメモリ18に記憶されている登録さ
れたIDコードと一致するかを判定する(S13)。こ
の判定で、NOの場合には、S11に戻り処理を繰り返
す。近くに正規の携帯機60が存在しない場合には、こ
のS13の判定でNOになる。
【0023】携帯機60が車両に近づいてくると、携帯
機60に要求信号が届くようになり、携帯機60からの
IDコードが受信できるようになる。これによって、S
13の判定がYESとなる。正しいIDコードが受信で
きたということは、携帯機60を携帯したドライバが近
づいてきたと考えられ、ドライバ席のドアのみをアンロ
ックする(S14)。
【0024】そして、再度ID要求信号を発生する(S
15)。そして、所定時間内にドアが開かれたかを判定
する(S16)。ドアが開かれれば、ドライバが近づい
てきてそのまま車両に乗り込むと考えられ、処理を終了
する。
【0025】一方、所定時間内にドアが開かれず、S1
6でNOと判定された場合には、S15の要求信号に対
する返信信号のIDコードが一致したかを判定する(S
17)。このS17においてNOの場合、携帯機60を
所持したドライバが一旦近づいてきた後、また車両から
離れたものと考えられる。そこで、乗車の意思はないと
判断し、一旦アンロックしたドライバ席ドアをロックす
る(S18)。
【0026】S17において、YESであれば、ドライ
バは乗車の意思を有していると考えられる。その場合
は、受信電界強度を測定し(S19)、約1秒間の測定
結果からその電界強度が一定レベルの範囲内にあるか否
かを判定する(S20)。
【0027】このS20の判定において、NOの場合に
は、S15に戻る。そこで、ドライバが車両に乗り込ん
だり、車両からまた離れた場合には、上述のようにし
て、処理を終了する。そして、S20において、YES
であった場合には、全席のドアをアンロックする(S2
1)。
【0028】このように、携帯機60からの受信電界強
度を検出し、この値が所定の範囲内にあった場合に、全
席のドアをアンロックする。
【0029】例えば、車両側装置10からの要求信号の
到達範囲を図5に斜線で示した範囲とする。携帯機60
がこの範囲にない場合には、返信信号は受信されない。
ドライバが近づいてきて、この斜線の範囲に入ると、上
述のようにS12でYESとなり、ドライバ席のドアが
アンロックされる。そして、そのままドアを開けると、
車両側装置10で、200msec毎に得られる受信電
界強度は、どんどん大きくなるだけである。従って、受
信電界強度レベルの変化は非常に大きい。一方、ドライ
バが車両の近くで静止すると、携帯機60からの電波の
レベルは安定している。従って、ドライバが車両に近づ
いてきている時には、受信電界強度が大きく変動し、車
両の近くで立ち止まることによって、受信電界強度が所
定の範囲内で安定する。なお、所定の高レベルの範囲内
に限定することも好適である。
【0030】そこで、この実施形態のシステムによれ
ば、携帯機60を持ったドライバが、車両に近づいてき
て、車両の近くで、所定時間(例えば、1秒程度)静止
することによって、全席のドアをアンロックできる。ま
た、立ち止まらずそのままドライバ席のドアを開けれ
ば、ドライバ席のドアのみがアンロックされる。従っ
て、何ら操作することなくどのドアをアンロックするか
を操作することができる。
【0031】何らかの操作を行うのに比べ、単に立ち止
まるという動作は非常に簡単であり、かつ携帯機60を
取り出したりする必要がない。従って、スマートエント
リの特徴を生かしつつ、ドアアンロックの対象を効果的
に変更することができる。
【0032】また、指向性の高いアンテナを各ドアにつ
けておき、ドライバがドアの前で立ち止まった場合に、
そのドアをアンロックしてもよい。また、ドライバ席以
外のドアの前で立ち止まった場合に、全席ドアのアンロ
ックを行うことが考えられる。さらに、ドライバ席ドア
のハンドルと、これとは別にドライバ席ドアの前方側
や、後方側に全席ドアアンロック用のアンテナを設けて
おき、そのアンテナの前で、静止したときに全席ドアの
アンロックを行ってもよい。
【0033】さらに、携帯機60には、ロック、アンロ
ックのボタンを設けておき、スマートエントリと切り換
えて使用できるようにしてもよい。そして、車両側装置
10において、該当する携帯機60についてのIDコー
ドをスマートエントリとして登録しておくことによっ
て、その携帯機60はスマートエントリ用の携帯機60
として使用でき、上述のような操作を行える。一方、ス
マートエントリでない通常のキーレスエントリとして登
録すれば、操作ボタンによりドアのロック、アンロック
を行うことができる。また、携帯機60側に、設定スイ
ッチを設けておき、このスイッチにより送信するIDコ
ードを変更し、スマートエントリか否かを決定できるよ
うにしてもよい。
【0034】なお、この場合、S13の後に、受信した
IDコードがスマートエントリか否かの判定の工程を設
け、スマートエントリでなければ、アンロックについて
の信号を受信して、それに応じた動作を行えばよい。
【0035】なお、スマートエントリの場合において、
携帯機60が車両から離れた場合には、全席をドアロッ
クすることが好ましい。しかし、携帯機60からの返信
の受信強度に応じてドアロックを制御することも好適で
ある。
【0036】「第2実施形態」本実施形態では、図6に
示すように、車両側装置10において、設定スイッチ2
2を設けている。この設定スイッチ22は、携帯機60
からスマートエントリについてのIDコードを受信した
ときに、ドライバ席ドアのみのアンロックを行うか全席
ドアのアンロックを行うかを設定するものである。従っ
て、ユーザが、この設定スイッチ22によって、予めア
ンロックの対象ドアを設定しておくことによって、該当
するドアのドアアンロックを行うことができる。
【0037】すなわち、図7に示すように、IDコード
の要求信号を送信し(S31)、IDコードを受信した
時には(S32)、受信したIDコードが登録されてい
るものと一致するかを判定する(S33)。一致した場
合には、設定スイッチ22の設定状態を判定する(S3
4)。そして、この判定結果に応じて、ドライバ席のみ
または全席のドアのアンロックを行う(S35、S3
6)。
【0038】「第3実施形態」さらに、図8に示すよう
に、携帯機60に、設定スイッチ70を設けている。こ
の設定スイッチ70は、携帯機60から発信するスマー
トエントリについてのIDコードを選択するためのもの
である。すなわち、設定スイッチ70において、ドライ
バ席ドアのみの設定をした場合には、これに対応するI
Dコードが送信され、全席ドアアンロックを設定した場
合には、これに対応するIDコードが送信される。車両
側装置10のメモリ18には、これらIDコードを対応
付けて記憶させており、携帯機60からのIDコードを
受信したときに、そのIDコードに応じて、ドライバ席
ドアのみのアンロックまたは全席ドアのアンロックを行
う。従って、ユーザが、この設定スイッチ70によっ
て、予めアンロックの対象ドアを設定しておくことによ
って、該当するドアのドアアンロックを行うことができ
る。
【0039】「その他の構成」さらに、スマートエント
リと、ボタンの操作を組み合わせることも好適である。
すなわち、スマートエントリにより、携帯機60が近づ
いてきたときには、上述のようにして、ドライバ席のド
アのみをアンロックする。そして、ドライバがさらに携
帯機60を操作してアンロックのコードを送信してきた
場合には、全席ドアのアンロックを行う。また、ドライ
バ席のドアのアンロック後、携帯機60の操作によりロ
ックのコードを送信してきた場合には、全席ドアのロッ
クを行う。これによって、ドライバ席のアンロックのみ
をスマートエントリにより行い、全席のドアアンロック
を簡単な携帯機60の操作によって行うことができる。
【0040】なお、上述の例では、ドアロックのみを制
御対象機能として説明したが、トランクのオープン、ド
ライバシート位置の自動調整等も制御対象とすることが
できる。例えば、トランク前で、立ち止まったことによ
って、トランクをオープンしたり、ドアを開けたまま静
止することによって、シート位置を予めIDコードに応
じて設定されているものに調整することなどが可能であ
る。更に他にも、制御対象としてエンジン始動制御装置
を選定してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態のシステムの全体構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 受信機の構成を示すブロック図である。
【図3】 携帯機の構成を示すブロック図である。
【図4】 第1実施形態の動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】 通信エリアを示す図である。
【図6】 第2実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】 第2実施形態の動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】 第3実施形態の携帯機の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
10 車両側装置(車両用遠隔操作制御装置)、12
送信機、14 受信機、16 ECU、18 メモリ、
20 ドアロックモータ、60 携帯機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−106376(JP,A) 特開 平7−109859(JP,A) 特開 平8−312213(JP,A) 特開 平8−120992(JP,A) 実開 昭62−56665(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 65/12 - 65/42

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 要求信号を送信し、これに対する携帯機
    からの返信信号を受信して、車載されている複数の機能
    を制御する車両用遠隔操作制御装置であって、 携帯機からの返信信号の受信電界強度変化に基づき遠隔
    操作の制御対象となる機能を変更することを特徴とする
    車両用遠隔操作制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、 前記車載されている機能は、ドアのロックまたはアンロ
    ックであり、 前記返信信号の受信電界強度変化に応じて、ロックまた
    はアンロックを行うドアを変更することを特徴とする車
    両用遠隔操作制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の車両用遠隔操作制御装
    置において、 携帯機からの返信信号の受信電界強度変化が所定範囲外
    である場合には運転席のドアのロックまたはアンロック
    を行い、携帯機からの返信信号の受信電界強度変化が所
    定範囲内である場合には全席ドアのロックまたはアンロ
    ックを行うことを特徴とする車両用遠隔操作制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の装置
    において複数の機能のうちの制御対象となるものを設定
    する設定手段をさらに有し、 携帯機からの返信信号を受信した際に、前記設定手段の
    設定状態に応じて、遠隔操作の制御対象となる機能を変
    更することを特徴とする車両用遠隔操作制御装置。
  5. 【請求項5】 車両側装置から要求信号を送信し、これ
    に対する携帯機からの返信信号を受信して、車載されて
    いる複数の機能を制御するシステムであって、携帯機か
    らの返信信号の受信電界強度変化に基づき遠隔操作の制
    御対象となる機能を変更する車両用遠隔操作制御システ
    ムであって、 携帯機に前記複数の機能のうちの制御対象となるものを
    設定する設定手段を設け、携帯機はこの設定に応じた返
    信信号を返信し、車両側装置は、携帯機からの返信信号
    を受信した際に、返信信号の内容に応じて、遠隔操作の
    制御対象となる機能を変更することを特徴とする車両用
    遠隔操作制御システム。
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