JPH0657898A - 可撓性スロープ床板 - Google Patents
可撓性スロープ床板Info
- Publication number
- JPH0657898A JPH0657898A JP4225010A JP22501092A JPH0657898A JP H0657898 A JPH0657898 A JP H0657898A JP 4225010 A JP4225010 A JP 4225010A JP 22501092 A JP22501092 A JP 22501092A JP H0657898 A JPH0657898 A JP H0657898A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side walls
- semi
- cylindrical
- floor board
- different
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 不陸のあるスラブ上でもガタガタしない可撓
性のあるスロープ床板を提供する。 【構成】 順次高さが異なり、且つ、それぞれ左右の側
壁の高さが異なる上面の傾斜した半筒状体１３複数を、
全体として上面が平坦な傾斜面を形成するようにして、
隣接する側壁間に狭い隙間１６を保つように並列し、連
接する側壁１４下部同志をある程度屈折できるように連
結するものである。
性のあるスロープ床板を提供する。 【構成】 順次高さが異なり、且つ、それぞれ左右の側
壁の高さが異なる上面の傾斜した半筒状体１３複数を、
全体として上面が平坦な傾斜面を形成するようにして、
隣接する側壁間に狭い隙間１６を保つように並列し、連
接する側壁１４下部同志をある程度屈折できるように連
結するものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は可撓性スロープ床板に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術と問題点】従来は、アルミニウム・硬質プ
ラスチックなどの押出し成形により、図５に示すよう
に、平坦で傾斜した剛性の大きい表面板１１の裏面に、
互いに平行で、順次高さの異なる複数本の支持脚１２が
付設されたスロープ床板１が用いられてきた。このよう
なスロープ床板は、荷重の掛かった場合に撓みが少ない
ように、表面板に剛性を持たせてある。多くの場合、ス
ロープ床板は不陸のあるスラブに敷設して用いるので、
剛性のあるスロープ床板は敷設した時にガタガタしてし
まう。この発明はこのような問題点を解決することを目
的としている。
ラスチックなどの押出し成形により、図５に示すよう
に、平坦で傾斜した剛性の大きい表面板１１の裏面に、
互いに平行で、順次高さの異なる複数本の支持脚１２が
付設されたスロープ床板１が用いられてきた。このよう
なスロープ床板は、荷重の掛かった場合に撓みが少ない
ように、表面板に剛性を持たせてある。多くの場合、ス
ロープ床板は不陸のあるスラブに敷設して用いるので、
剛性のあるスロープ床板は敷設した時にガタガタしてし
まう。この発明はこのような問題点を解決することを目
的としている。
【０００３】
【問題点を解決する手段】この目的のためにこの発明で
は、順次高さが異なり、且つ、それぞれ左右の側壁の高
さが異なる上面の傾斜した半筒状体複数本を、全体とし
て上面が平坦な傾斜面を形成するように、且つ、隣接す
る側壁間に狭い隙間を保つように並列し、隣接する側壁
同志をある程度屈折できるように側壁の下部で連結して
半筒連結体を形成するものである。又、巾方向のみでな
く長手方向にも可撓性を持たすために、短い半筒連結体
複数枚を、長手方向に狭い間隔をあけて連結するもので
ある。
は、順次高さが異なり、且つ、それぞれ左右の側壁の高
さが異なる上面の傾斜した半筒状体複数本を、全体とし
て上面が平坦な傾斜面を形成するように、且つ、隣接す
る側壁間に狭い隙間を保つように並列し、隣接する側壁
同志をある程度屈折できるように側壁の下部で連結して
半筒連結体を形成するものである。又、巾方向のみでな
く長手方向にも可撓性を持たすために、短い半筒連結体
複数枚を、長手方向に狭い間隔をあけて連結するもので
ある。
【０００４】
【作用】このように構成すると、個々の半筒状体は剛体
であっても、側壁の下端部が屈折可能であるから、巾方
向には若干の可撓性がある。又、短い半筒連結体を狭い
間隔をあけ、屈折できるように連結してあるので、長手
方向にも若干の可撓性がある。両方向に屈折可能なの
で、このスロープ床板は可撓性があり、スラブの不陸を
ある程度吸収することが可能である。
であっても、側壁の下端部が屈折可能であるから、巾方
向には若干の可撓性がある。又、短い半筒連結体を狭い
間隔をあけ、屈折できるように連結してあるので、長手
方向にも若干の可撓性がある。両方向に屈折可能なの
で、このスロープ床板は可撓性があり、スラブの不陸を
ある程度吸収することが可能である。
【０００５】
【実施例１】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細
に説明する。図１に示すように、厚さ３ミリメートルの
アルミの押出し成形品からなり、順次高さの違う十本の
下方に開口したコの字状の半筒状体１３を並列して形成
した半筒連結体１０からなるスロープ床板１である。個
々の半筒状体１３は左右の側壁１４が異なり、上面１５
が斜めになっている。隣接する側壁１４の間には上部の
巾５ミリメートル、下部の巾１センチメートルの間隙１
６が形成され、側壁の下部は板厚１ミリメートルの連結
部１７で一体化してある。半筒状体の巾は５センチメー
トル、従って全体の巾は５０センチメートル、一番高い
側壁１４の高さは７センチメートルで、長さは１メート
ルである。連結部１７は肉薄に形成されている上、側壁
の間には間隙１６が設けてあるので、力を加えると半筒
状物１３は連結部１７の個所である程度屈折可能とな
り、スラブに敷設した時に不陸に対して巾方向に若干の
調節機能を発揮する。このスロープ床板１は、半筒状体
は巾方向に分割してもよい。例えば、図２に示すよう
に、低い方から半筒状体７本、高さは５センチメート
ル、残りは半筒状体３本に分割してある。５センチメー
トルの低い床には前者を使い、７センチメートルの高い
床には両者を併せて使用することができ高さの変化にも
対応できて好都合である。
に説明する。図１に示すように、厚さ３ミリメートルの
アルミの押出し成形品からなり、順次高さの違う十本の
下方に開口したコの字状の半筒状体１３を並列して形成
した半筒連結体１０からなるスロープ床板１である。個
々の半筒状体１３は左右の側壁１４が異なり、上面１５
が斜めになっている。隣接する側壁１４の間には上部の
巾５ミリメートル、下部の巾１センチメートルの間隙１
６が形成され、側壁の下部は板厚１ミリメートルの連結
部１７で一体化してある。半筒状体の巾は５センチメー
トル、従って全体の巾は５０センチメートル、一番高い
側壁１４の高さは７センチメートルで、長さは１メート
ルである。連結部１７は肉薄に形成されている上、側壁
の間には間隙１６が設けてあるので、力を加えると半筒
状物１３は連結部１７の個所である程度屈折可能とな
り、スラブに敷設した時に不陸に対して巾方向に若干の
調節機能を発揮する。このスロープ床板１は、半筒状体
は巾方向に分割してもよい。例えば、図２に示すよう
に、低い方から半筒状体７本、高さは５センチメート
ル、残りは半筒状体３本に分割してある。５センチメー
トルの低い床には前者を使い、７センチメートルの高い
床には両者を併せて使用することができ高さの変化にも
対応できて好都合である。
【０００６】
【実施例２】図３に示すように、やや弾性のある半硬質
のプラスチックを素材として、上面が開口した半筒状の
連結具２を形成する。連結具の底面２１中央にはビス孔
を付設しておく。この連結具は半筒連結体１０の側壁の
下部の連結部１７に外嵌出来るように構成しておく。連
結具２長さは３センチメートル程度に短く切断してもよ
いし、長尺のものを用いてもよい。図４に示すように、
半筒連結体１０を短く切断したものを直列に１センチメ
ートルの間隔を置いて連ね、半連結体１０の各々の半筒
状物同志の切断個所に連結具２を外嵌して連結し、スロ
ープ床板１を形成する。連結する場合には、それぞれの
連結個所に一個一個の短い連結具を用いてもよいし、長
尺の連結具を用いて、複数の連結個所を同時に連結して
もよい。このように形成すると、半筒状体１３（半筒連
結体１０）は長手方向にも屈折することができるので、
巾方向の不陸には連結部１７で対応し、長さ方向の不陸
には連結具２の個所で対応できることになる。
のプラスチックを素材として、上面が開口した半筒状の
連結具２を形成する。連結具の底面２１中央にはビス孔
を付設しておく。この連結具は半筒連結体１０の側壁の
下部の連結部１７に外嵌出来るように構成しておく。連
結具２長さは３センチメートル程度に短く切断してもよ
いし、長尺のものを用いてもよい。図４に示すように、
半筒連結体１０を短く切断したものを直列に１センチメ
ートルの間隔を置いて連ね、半連結体１０の各々の半筒
状物同志の切断個所に連結具２を外嵌して連結し、スロ
ープ床板１を形成する。連結する場合には、それぞれの
連結個所に一個一個の短い連結具を用いてもよいし、長
尺の連結具を用いて、複数の連結個所を同時に連結して
もよい。このように形成すると、半筒状体１３（半筒連
結体１０）は長手方向にも屈折することができるので、
巾方向の不陸には連結部１７で対応し、長さ方向の不陸
には連結具２の個所で対応できることになる。
【０００７】前出図４に示すように、連結具２の底面２
１に設けたビス孔を通してスロープ床板１をスラブ３に
ビス２２止めすることが可能である。半筒連結体の連結
部に直接ビスを通して固定することができるのは勿論で
ある。
１に設けたビス孔を通してスロープ床板１をスラブ３に
ビス２２止めすることが可能である。半筒連結体の連結
部に直接ビスを通して固定することができるのは勿論で
ある。
【０００８】
【発明の効果】この発明はこのように構成されているの
で、次のような特長を有する。 １半筒状物が連結部である程度屈折可能なので、巾方向
の不陸調節ができる。 ２短い半筒連結体を連結具で連結すれば、長さ方向にも
屈折可能となり、長さ方向の不陸調節もできる。 ３巾方向・長さ方向に不陸調節ができるので、このスロ
ープ床板はガタツキが少ない。 ４連結具、ないし、連結部をビス止めすることにより、
スラブに固定ができる。
で、次のような特長を有する。 １半筒状物が連結部である程度屈折可能なので、巾方向
の不陸調節ができる。 ２短い半筒連結体を連結具で連結すれば、長さ方向にも
屈折可能となり、長さ方向の不陸調節もできる。 ３巾方向・長さ方向に不陸調節ができるので、このスロ
ープ床板はガタツキが少ない。 ４連結具、ないし、連結部をビス止めすることにより、
スラブに固定ができる。
【図１】 スロープ床板の一例を示す側面図である。
【図２】 スロープ床板を分割した状態を示す側面図で
ある。
ある。
【図３】 連結具とその使用状況の一例を示す側面図で
ある。
ある。
【図４】 半筒連結体の長手方向の連結状況を示す縦断
面図である。
面図である。
【図５】 従来のスロープ床板の側面図である。
Claims (2)
- 【請求項１】 順次高さが異なり、且つ、それぞれ左右
の側壁の高さが異なり断面が下方に開口したコの字型
で、上面の傾斜した剛性材料からなる半筒状体複数本
を、全体としての上面が平坦な傾斜面を構成するよう
に、且つ、隣接する側壁間には狭い隙間を保つように並
列し、隣接する側壁の下部同志を屈折できるように連結
してなる、可撓性スロープ床板。 - 【請求項２】 比較的短尺な半筒状体の連結体複数個
を、長手方向に狭い間隔をあけて、屈折できるように連
結してなる、請求項１記載の可撓性スロープ床板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4225010A JPH0657898A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 可撓性スロープ床板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4225010A JPH0657898A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 可撓性スロープ床板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0657898A true JPH0657898A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16822666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4225010A Pending JPH0657898A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 可撓性スロープ床板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0657898A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018141358A (ja) * | 2018-05-17 | 2018-09-13 | 株式会社Ｌｉｘｉｌ | 出入口用建具 |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP4225010A patent/JPH0657898A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018141358A (ja) * | 2018-05-17 | 2018-09-13 | 株式会社Ｌｉｘｉｌ | 出入口用建具 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| RU2373349C2 (ru) | Панель, в частности панель для пола | |
| US5330821A (en) | Decorative device for concealing the top of curtains and certain fixtures | |
| US5233122A (en) | Guitar with neck truss rod supporting construction | |
| US4335554A (en) | Adjustable support device to secure a patch in hollow walls | |
| JPH0657898A (ja) | 可撓性スロープ床板 | |
| MY124485A (en) | Three-dimensional place-on type assemblable structure | |
| AU2300500A (en) | Building slab, assembly of same and use for producing structures capable of supporting heavy loads | |
| US7380385B2 (en) | Adjustable length decoration panel | |
| CN217128836U (zh) | 立式龙骨架 | |
| EP1775398A3 (en) | Connector for ceiling systems | |
| JP4592047B2 (ja) | 機器収納用ラック | |
| JP2567860Y2 (ja) | ラックの耐震収納構造 | |
| JP3048187U (ja) | 竹垣形成用パネル | |
| JPH10169171A (ja) | 二重床のボーダー部の施工方法 | |
| JPH0733530Y2 (ja) | モザイクパネルにおけるグリッドと化粧枠の固定構造 | |
| JP2510157Y2 (ja) | 補助床部材 | |
| JP4006326B2 (ja) | 根太支持具及び床部材 | |
| JPH06304024A (ja) | 衝立立設装置 | |
| JP2516870Y2 (ja) | フロアの端仕舞構造 | |
| EP0422867B1 (en) | Control and/or display panel arrangements | |
| JP2000310027A (ja) | フロアパネル床面へのボーダーパネルの連設構造 | |
| JPH08270198A (ja) | 配線溝の巾の規定方法 | |
| JP2510159Y2 (ja) | 補助床部材 | |
| JP3858817B2 (ja) | スピーカーシステム | |
| KR820001801B1 (ko) | 선반 설치 조립체 |