JPH065745Y2 - 船釣用の竿支持金具 - Google Patents
船釣用の竿支持金具Info
- Publication number
- JPH065745Y2 JPH065745Y2 JP1987014101U JP1410187U JPH065745Y2 JP H065745 Y2 JPH065745 Y2 JP H065745Y2 JP 1987014101 U JP1987014101 U JP 1987014101U JP 1410187 U JP1410187 U JP 1410187U JP H065745 Y2 JPH065745 Y2 JP H065745Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- pin
- cylinder
- rods
- boat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、船縁に固定して使用する船釣用の竿支持金具
の改良考案に係るものである。
の改良考案に係るものである。
従来実開昭59−77369号公開公報で示す船釣用の
竿支持金具の 型の船縁取付枠の水平取付杆の両端部に垂設された締付
杆はナットを外しボルトを引き抜くとその取り付け位置
を船縁巾に合わせて変えることが出来る構造になってい
るが、いちいちナットを外し、ボルトを引き抜き、この
ボルトを次のボルト孔に差し込み、そしてナットを締め
付けなくてはならず非常に厄介で手間のかかることであ
った。
竿支持金具の 型の船縁取付枠の水平取付杆の両端部に垂設された締付
杆はナットを外しボルトを引き抜くとその取り付け位置
を船縁巾に合わせて変えることが出来る構造になってい
るが、いちいちナットを外し、ボルトを引き抜き、この
ボルトを次のボルト孔に差し込み、そしてナットを締め
付けなくてはならず非常に厄介で手間のかかることであ
った。
本考案は、かかる欠点を解決したもので簡単にして締付
杆の取り付け位置調節を可能にした船釣用の竿支持金具
を提供することが技術的課題である。
杆の取り付け位置調節を可能にした船釣用の竿支持金具
を提供することが技術的課題である。
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
水平取付杆1の両端部に締付杆2・3を垂設し、この一
方の締付杆2に締付金具4を設けて 型の船縁取付枠aを形成し、この船縁取付枠aの上部に
竿支持装置bを設けた船釣用の竿支持金具において、こ
の水平取付杆1を断面 型のスライド杆5・6を互いにスライド自在に重合嵌合
して形成し、このスライド杆5・6の両立上部5a・6
aの長さ方向に互いに合致する調節ピン孔7・8を一定
間隔毎に穿孔し、一方、略立上部5a・5a,6a・6
a間の間隔より短い筒体9内にほぼこの筒体9の寸法と
等しいコイルスプリング10を挿入してコイルスプリング
10を筒体9により被嵌し、この筒体9の両端部にコイル
スプリング10を圧縮して先端球面状の係止ピン11・11を
突没自在に設たピン装置cを形成し、このピン装置cを
立上部5a・5a,6a・6a間に係止ピン11をコイル
スプリング10に抗して筒体9内に没入させて圧接状態で
スライド自在にして立上部5a・5a,6a・6a間に
露出状態に架設し、立上部5a・6aの合致する調節ピ
ン孔7・8に係止ピン11を突出嵌合係止させてスライド
杆5・6を長さ調節自在に連結して締付杆2・3間巾を
調節可能にした事を特徴とする船釣用の竿支持金具に係
るものである。
方の締付杆2に締付金具4を設けて 型の船縁取付枠aを形成し、この船縁取付枠aの上部に
竿支持装置bを設けた船釣用の竿支持金具において、こ
の水平取付杆1を断面 型のスライド杆5・6を互いにスライド自在に重合嵌合
して形成し、このスライド杆5・6の両立上部5a・6
aの長さ方向に互いに合致する調節ピン孔7・8を一定
間隔毎に穿孔し、一方、略立上部5a・5a,6a・6
a間の間隔より短い筒体9内にほぼこの筒体9の寸法と
等しいコイルスプリング10を挿入してコイルスプリング
10を筒体9により被嵌し、この筒体9の両端部にコイル
スプリング10を圧縮して先端球面状の係止ピン11・11を
突没自在に設たピン装置cを形成し、このピン装置cを
立上部5a・5a,6a・6a間に係止ピン11をコイル
スプリング10に抗して筒体9内に没入させて圧接状態で
スライド自在にして立上部5a・5a,6a・6a間に
露出状態に架設し、立上部5a・6aの合致する調節ピ
ン孔7・8に係止ピン11を突出嵌合係止させてスライド
杆5・6を長さ調節自在に連結して締付杆2・3間巾を
調節可能にした事を特徴とする船釣用の竿支持金具に係
るものである。
両係止ピン11をコイルスプリング10に抗して指で押圧し
て筒体9内に押し込んだ状態にするとスライド杆5・6
を係止ピン11の先端球状部を立上部5a・5aの内側に
圧接状態で前後方向にスライドさせることが出来、そし
て単に一方のスライド杆5を単にスライド移動させる
と、次の調節ピン孔7・8の所に来て調節ピン孔7・8
同志が合致すると係止ピン11がコイルスプリング10の復
帰作用により押し出されるから調節ピン孔7・8に突出
嵌合係止してスライド杆5・6が連結される。
て筒体9内に押し込んだ状態にするとスライド杆5・6
を係止ピン11の先端球状部を立上部5a・5aの内側に
圧接状態で前後方向にスライドさせることが出来、そし
て単に一方のスライド杆5を単にスライド移動させる
と、次の調節ピン孔7・8の所に来て調節ピン孔7・8
同志が合致すると係止ピン11がコイルスプリング10の復
帰作用により押し出されるから調節ピン孔7・8に突出
嵌合係止してスライド杆5・6が連結される。
即ち締付杆2・3間巾の調節が出来る。
この船縁取付枠aを船縁12に上方より被嵌した上、一方
の締付杆3の締付金具4を締め付けることにより船縁取
付枠aを船縁12に固定出来る。
の締付杆3の締付金具4を締め付けることにより船縁取
付枠aを船縁12に固定出来る。
この船縁取付枠a上に設けた竿支持装置bによって竿13
を支持する。
を支持する。
図面の締付杆2・3は断面 型にして、その上端部をスライド杆5・6の端部にボル
ト14、ナット15により内側に折り畳み出来るように設け
ている。
ト14、ナット15により内側に折り畳み出来るように設け
ている。
また締付杆2・3の双方ともに長さ調節杆16・17を設
け、この長さ調節杆16・17もピン装置cを使用して締付
杆2・3の長さを調節し得るようにしている。
け、この長さ調節杆16・17もピン装置cを使用して締付
杆2・3の長さを調節し得るようにしている。
この一方の長さ調節杆17の下端部に水平支持部を設け、
この水平支持部18に船縁12下面12aを締め付けする押座
板19付締付ボルト20を設けている。
この水平支持部18に船縁12下面12aを締め付けする押座
板19付締付ボルト20を設けている。
図面の締付金具4も押座板21付締付ボルト22を図示して
いる。
いる。
図面の竿支持装置bは一方のスライド杆5の先端部に竿
支持杆23を起伏自在に設け、この竿支持杆23の先端部に
竿受具24を高さ調節自在に並びに角度調節自在に設け、
他端部に竿尻固定杆25を起伏自在に設け、この竿尻固定
杆25の先端部に竿尻固定金具26を着脱自在に設けてい
る。
支持杆23を起伏自在に設け、この竿支持杆23の先端部に
竿受具24を高さ調節自在に並びに角度調節自在に設け、
他端部に竿尻固定杆25を起伏自在に設け、この竿尻固定
杆25の先端部に竿尻固定金具26を着脱自在に設けてい
る。
係止ピン11はプレス加工した場合を図示し、38は係止段
部である。
部である。
図中27・28は枢着部,29・30は枢着軸,31は高さ調節杆,
32は角度調節ボルト,33はそのナット,34は板押さえボ
ルト,35はそのナット,36・37はボルト支承部である。
32は角度調節ボルト,33はそのナット,34は板押さえボ
ルト,35はそのナット,36・37はボルト支承部である。
本考案は、上述の様に水平取付杆1はスライド杆5・6
の2部材を使用してスライド自在に設けたから締付杆2
・3間の巾を船縁12巾に合わせて調節することが出来
る。
の2部材を使用してスライド自在に設けたから締付杆2
・3間の巾を船縁12巾に合わせて調節することが出来
る。
この調節も従来品のようにナットを外し、ボルトを引き
抜き、次の調節ボルト孔に差し込み、ナット止める方法
ではなく、ピン装置cの係止ピン11をコイルスプリング
10に抗して筒体9内に押し込んだ状態で締付杆2・3を
スライドさせて行くと次の調節ピン孔7・8の所に来る
と先端を球状体としたことも相まってスムーズに係止ピ
ン11がひとりでに押し出されて調節ピン孔7・8に突出
嵌合係止されるから、簡単にしてスムーズに締付杆2・
3間の巾を調節することが出来る。
抜き、次の調節ボルト孔に差し込み、ナット止める方法
ではなく、ピン装置cの係止ピン11をコイルスプリング
10に抗して筒体9内に押し込んだ状態で締付杆2・3を
スライドさせて行くと次の調節ピン孔7・8の所に来る
と先端を球状体としたことも相まってスムーズに係止ピ
ン11がひとりでに押し出されて調節ピン孔7・8に突出
嵌合係止されるから、簡単にしてスムーズに締付杆2・
3間の巾を調節することが出来る。
従って、一方のスライド杆5・6をスライドさせるだけ
でコイルスプリング10の復帰力でひとりでに次の調整ピ
ン孔8のところで嵌合係止し、完全ワンタッチ方式の調
整構造となる。
でコイルスプリング10の復帰力でひとりでに次の調整ピ
ン孔8のところで嵌合係止し、完全ワンタッチ方式の調
整構造となる。
しかも、本考案は、このピン装置cは断面 状の水平取付杆1(重合するスライド杆5・6)の立上
部5a・6a間に架設するため、ピン装置cが回動して
位置ズレすることもない。また、ピン装置cが露出状態
となる構造であるため、ピン装置cのスライド位置が常
にわかり、仮にピン装置cが位置ズレしても容易に修正
し得る。
部5a・6a間に架設するため、ピン装置cが回動して
位置ズレすることもない。また、ピン装置cが露出状態
となる構造であるため、ピン装置cのスライド位置が常
にわかり、仮にピン装置cが位置ズレしても容易に修正
し得る。
また、このピン装置cが露出状態でありながら、コイル
スプリング10は露出していないため、体裁が良いばかり
でなく、海などで使用する本装置においてはこのコイル
スプリング10が錆にくく、非常に耐久性が向上する。
スプリング10は露出していないため、体裁が良いばかり
でなく、海などで使用する本装置においてはこのコイル
スプリング10が錆にくく、非常に耐久性が向上する。
また、このコイルスプリング10を被嵌する筒体9は前記
コイルスプリング10の保護作用に加え、コイルスプリン
グ10の伸縮のガイドとなり、コイルスプリング10がスラ
イドの際側方へ逃げ、折れ曲がることが確実に防止さ
れ、そのためピン装置cが調節ピン孔8に対して位置ズ
レしない。
コイルスプリング10の保護作用に加え、コイルスプリン
グ10の伸縮のガイドとなり、コイルスプリング10がスラ
イドの際側方へ逃げ、折れ曲がることが確実に防止さ
れ、そのためピン装置cが調節ピン孔8に対して位置ズ
レしない。
本案品を竿受具24、高さ調節杆31を除いた他の部材にス
テンレス材を使用することにより係止ピン11の動きがい
つまでもスムーズである上に錆びず、耐久的に使用され
る船釣用の竿支持金具を提供することになる。
テンレス材を使用することにより係止ピン11の動きがい
つまでもスムーズである上に錆びず、耐久的に使用され
る船釣用の竿支持金具を提供することになる。
第1図は本案品の斜面図、第2図は要部の正断面図、第
3図は要部の分解斜面図、第4図は本案品の使用状態を
示す正面図である。 1……水平取付杆、2・3……締付杆、4……締付金
具、5・6……スライド杆、5a・6a……立上部、7
・8……調節ピン孔、9……筒体、10……コイルスプリ
ング、11……係止ピン、a……船縁取付枠、c……ピン
装置。
3図は要部の分解斜面図、第4図は本案品の使用状態を
示す正面図である。 1……水平取付杆、2・3……締付杆、4……締付金
具、5・6……スライド杆、5a・6a……立上部、7
・8……調節ピン孔、9……筒体、10……コイルスプリ
ング、11……係止ピン、a……船縁取付枠、c……ピン
装置。
Claims (1)
- 【請求項1】水平取付杆の両端部に締付杆を垂設し、こ
の一方の締付杆に締付金具を設けて 型の船縁取付枠を形成し、この船縁取付枠の上部に竿支
持装置を設けた船釣用の竿支持金具において、この水平
取付杆を断面 型のスライド杆を互いにスライド自在に重合嵌合して形
成し、このスライド杆の両立上部の長さ方向に互いに合
致する調節ピン孔を一定間隔毎に穿孔し、一方、略立上
部間の間隔より短い筒体内にほぼこの筒体の寸法と等し
いコイルスプリングを挿入してコイルスプリングを筒体
により被嵌し、この筒体の両端部にコイルスプリングを
圧縮して先端球面状の係止ピンを突没自在に設けたピン
装置を形成し、このピン装置を、立上部間に係止ピンを
コイルスプリングに抗して筒体内に没入させて圧接状態
でスライド自在にして立上部間に露出状態に架設し、立
上部の合致する調節ピン孔に係止ピンを突出嵌合係止さ
せてスライド杆を長さ調節自在に連結して締付杆間巾を
調節可能にした事を特徴とする船釣用の竿支持金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987014101U JPH065745Y2 (ja) | 1987-02-02 | 1987-02-02 | 船釣用の竿支持金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987014101U JPH065745Y2 (ja) | 1987-02-02 | 1987-02-02 | 船釣用の竿支持金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63122085U JPS63122085U (ja) | 1988-08-08 |
JPH065745Y2 true JPH065745Y2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=30803777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987014101U Expired - Lifetime JPH065745Y2 (ja) | 1987-02-02 | 1987-02-02 | 船釣用の竿支持金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065745Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0524291Y2 (ja) * | 1989-05-15 | 1993-06-21 | ||
JP2006262831A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Miyamae:Kk | 釣り用ホルダー |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55155483U (ja) * | 1979-04-25 | 1980-11-08 | ||
JPS561264U (ja) * | 1979-06-19 | 1981-01-08 | ||
JPS623032U (ja) * | 1985-06-24 | 1987-01-09 |
-
1987
- 1987-02-02 JP JP1987014101U patent/JPH065745Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63122085U (ja) | 1988-08-08 |
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