JPH0657255B2 - 血中成分除去装置 - Google Patents
血中成分除去装置Info
- Publication number
- JPH0657255B2 JPH0657255B2 JP61124454A JP12445486A JPH0657255B2 JP H0657255 B2 JPH0657255 B2 JP H0657255B2 JP 61124454 A JP61124454 A JP 61124454A JP 12445486 A JP12445486 A JP 12445486A JP H0657255 B2 JPH0657255 B2 JP H0657255B2
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- JP
- Japan
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- blood
- pressure
- plasma
- pressure gauge
- pump
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M1/00—Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
- A61M1/34—Filtering material out of the blood by passing it through a membrane, i.e. hemofiltration or diafiltration
- A61M1/3472—Filtering material out of the blood by passing it through a membrane, i.e. hemofiltration or diafiltration with treatment of the filtrate
- A61M1/3486—Biological, chemical treatment, e.g. chemical precipitation; treatment by absorbents
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- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Biomedical Technology (AREA)
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- Hematology (AREA)
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- Veterinary Medicine (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は、血液に含まれているコレステロール等の有害
成分を選択的に除去する血中成分除去装置に関する。
成分を選択的に除去する血中成分除去装置に関する。
＜従来の技術＞ 上述のような血中成分除去装置として、例えば特開昭59
-197255 号公報に開示されている除去装置が公知となっ
ている。この除去装置は、供血者から採取した血液を送
液する第１ポンプと、該血液を血漿と血球部分に分離す
る血漿分離部と、該血漿に含まれている特定成分（例え
ばリポ蛋白等）を選択的に除去する選択的除去部と、該
選択的除去部に前記血漿分離部で分離された血漿を送液
する第２ポンプと、前記血漿分離部で分離された血球部
分に前記特定成分が選択的に除去された血漿を混合させ
る混合部とを設け、上記第１および第２のポンプを手動
操作でスピードコントロールして、血液に含まれている
前記特定成分を除去するようにしていた。
-197255 号公報に開示されている除去装置が公知となっ
ている。この除去装置は、供血者から採取した血液を送
液する第１ポンプと、該血液を血漿と血球部分に分離す
る血漿分離部と、該血漿に含まれている特定成分（例え
ばリポ蛋白等）を選択的に除去する選択的除去部と、該
選択的除去部に前記血漿分離部で分離された血漿を送液
する第２ポンプと、前記血漿分離部で分離された血球部
分に前記特定成分が選択的に除去された血漿を混合させ
る混合部とを設け、上記第１および第２のポンプを手動
操作でスピードコントロールして、血液に含まれている
前記特定成分を除去するようにしていた。
然し乍ら、上記従来例においては、第１および第２のポ
ンプを手動操作でスピードコントロールするため、迅速
性に欠けるうえ、供血者の容態に対応させた血流確保が
できず安全上も問題があった。
ンプを手動操作でスピードコントロールするため、迅速
性に欠けるうえ、供血者の容態に対応させた血流確保が
できず安全上も問題があった。
＜発明が解決しようとする問題点＞ 本発明は上述のような状況に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、供血者の容態に適合した血流を確保し
ながら安全かつ迅速に、血液中の有害成分を選択的に除
去できる血中成分除去器を提供することにある。
り、その目的は、供血者の容態に適合した血流を確保し
ながら安全かつ迅速に、血液中の有害成分を選択的に除
去できる血中成分除去器を提供することにある。
＜問題点を解決するための手段＞ このような目的を達成するために、本発明は、採血した
血液を血漿分離器によって血漿成分と血球成分とに分離
し、分離した血漿成分から選択的除去器によって有害成
分を除去した後、前記血漿分離器からの血球成分と改め
て混合して返血する血中成分除去装置において、 採血した血液を前記血漿分離器に送液する第１ポンプ
と、 前記血漿分離器で分離した血漿成分を前記選択的除去器
に送液する第２ポンプと、 前記第１ポンプと前記血漿分離器との間に設けらてい
て、前記血漿分離器の入力側の圧力を測定する第２圧力
計と、 前記血漿分離器で分離した血漿成分の圧力を測定する第
５圧力計と、 前記第２ポンプと前記選択的除去器との間に設けられて
いて、前記選択的除去器の入力側の圧力を測定する第４
圧力計と、 返血する血液の圧力を測定する第３圧力計と、 前記第２ポンプを前記第３圧力計と第４圧力計との圧力
差に応じて制御すると共に、前記第２圧力計、第３圧力
計及び第５圧力計との圧力に基づいて制御する制御部
と、 を設け、前記第３、第４圧力計によって得た圧力により
前記選択的除去器の吸着剤性能を管理すると共に、前記
第２、第３、第５圧力計によって得た圧力により前記血
漿分離器で生じる溶血現象の防止を管理し、前記第２ポ
ンプを制御すること特徴とした血中成分除去装置。
血液を血漿分離器によって血漿成分と血球成分とに分離
し、分離した血漿成分から選択的除去器によって有害成
分を除去した後、前記血漿分離器からの血球成分と改め
て混合して返血する血中成分除去装置において、 採血した血液を前記血漿分離器に送液する第１ポンプ
と、 前記血漿分離器で分離した血漿成分を前記選択的除去器
に送液する第２ポンプと、 前記第１ポンプと前記血漿分離器との間に設けらてい
て、前記血漿分離器の入力側の圧力を測定する第２圧力
計と、 前記血漿分離器で分離した血漿成分の圧力を測定する第
５圧力計と、 前記第２ポンプと前記選択的除去器との間に設けられて
いて、前記選択的除去器の入力側の圧力を測定する第４
圧力計と、 返血する血液の圧力を測定する第３圧力計と、 前記第２ポンプを前記第３圧力計と第４圧力計との圧力
差に応じて制御すると共に、前記第２圧力計、第３圧力
計及び第５圧力計との圧力に基づいて制御する制御部
と、 を設け、前記第３、第４圧力計によって得た圧力により
前記選択的除去器の吸着剤性能を管理すると共に、前記
第２、第３、第５圧力計によって得た圧力により前記血
漿分離器で生じる溶血現象の防止を管理し、前記第２ポ
ンプを制御すること特徴とした血中成分除去装置。
また、採血した血液の圧力を測定する第１圧力計を前記
第１ポンプの前段に設け、採血する者の状態を管理する
と共に、前記第２〜第５圧力計によって前記血漿分離器
と前記選択的除去器を管理し、前記制御部で前記第１、
第２ポンプを制御することを特徴とした請求項（１）記
載の血中成分除去装置。
第１ポンプの前段に設け、採血する者の状態を管理する
と共に、前記第２〜第５圧力計によって前記血漿分離器
と前記選択的除去器を管理し、前記制御部で前記第１、
第２ポンプを制御することを特徴とした請求項（１）記
載の血中成分除去装置。
＜実施例＞ 以下、本発明について図を用いて詳細に説明する。図は
本発明実施例の構成説明図であり、図中、1aは供血者の
腕等（図示せず）から血液を採取する採血部、1bは供血
者の腕等（図示せず）に血液を戻す返血部、2a〜2dは血
液（又は血漿）チャンバー、3a〜3eは第１〜第５の圧力
計、4aは血液を送液する第１ポンプ、4bは血漿を送液す
る第２ポンプ、５は例えばチューブ状の膜5aによって内
部が内室5bと外室5cに仕切られると共に該内室5bには流
入口5dと流出口5eが設けられ外室5cには入口5fと流出口
5gが設けられている血漿分離器、６は吸着剤が充填され
ると共に流入口6aと流出口6bが設けられている選択的除
去器、７は混合部、８は第１〜第５の圧力計3a〜3eから
圧力信号S1〜S5を受けて所定の演算処理を行ない該演算
結果に基いたモータ駆動信号m1,m2を夫々第１および第
２ポンプ4a,4b に送出する制御部である。
本発明実施例の構成説明図であり、図中、1aは供血者の
腕等（図示せず）から血液を採取する採血部、1bは供血
者の腕等（図示せず）に血液を戻す返血部、2a〜2dは血
液（又は血漿）チャンバー、3a〜3eは第１〜第５の圧力
計、4aは血液を送液する第１ポンプ、4bは血漿を送液す
る第２ポンプ、５は例えばチューブ状の膜5aによって内
部が内室5bと外室5cに仕切られると共に該内室5bには流
入口5dと流出口5eが設けられ外室5cには入口5fと流出口
5gが設けられている血漿分離器、６は吸着剤が充填され
ると共に流入口6aと流出口6bが設けられている選択的除
去器、７は混合部、８は第１〜第５の圧力計3a〜3eから
圧力信号S1〜S5を受けて所定の演算処理を行ない該演算
結果に基いたモータ駆動信号m1,m2を夫々第１および第
２ポンプ4a,4b に送出する制御部である。
このような構成からなる本発明の実施例において、最
初、あらかじめ制御部８に設定された設定値に対応する
モータ駆動信号m1,m2が制御部８から第１および第２の
ポンプ4a, 4bに送出され、該駆動信号m1,m2に従って第
１および第２のポンプ4a, 4bが駆動している。この第１
ポンプ4aの駆動により、供血者の腕等（図示せず）から
採血部1aを介して血液が採取され、該血液が、血液チャ
ンバー2a，第１ポンプ4a，および血液チャンバー2bを経
て、血漿分離器５に至る。該血漿分離器５において、血
液中の血漿が膜5aを介して外室5cに導びかれ残りの血球
部分が、流出口5eから混合部７に導かれる。また、外室
5c内の血漿は、第２ポンプ4bの駆動により、流出口5g，
第２ポンプ4b，および血液チャンバー2cを経て、選択的
除去器６に至る。該除去器６において、血漿中の有害成
分（例えばコレステロール）が上記吸着剤に吸着されて
除去され、該有害成分が除去された血漿が、流出口6bか
ら混合部７に導びかれる。該血漿は、混合部７におい
て、血漿分離器５の流出口5eから導びかれている上記血
球成分と混合し、血液チャンバー2cを経て返血部1bから
供血者の腕等に返血される。
初、あらかじめ制御部８に設定された設定値に対応する
モータ駆動信号m1,m2が制御部８から第１および第２の
ポンプ4a, 4bに送出され、該駆動信号m1,m2に従って第
１および第２のポンプ4a, 4bが駆動している。この第１
ポンプ4aの駆動により、供血者の腕等（図示せず）から
採血部1aを介して血液が採取され、該血液が、血液チャ
ンバー2a，第１ポンプ4a，および血液チャンバー2bを経
て、血漿分離器５に至る。該血漿分離器５において、血
液中の血漿が膜5aを介して外室5cに導びかれ残りの血球
部分が、流出口5eから混合部７に導かれる。また、外室
5c内の血漿は、第２ポンプ4bの駆動により、流出口5g，
第２ポンプ4b，および血液チャンバー2cを経て、選択的
除去器６に至る。該除去器６において、血漿中の有害成
分（例えばコレステロール）が上記吸着剤に吸着されて
除去され、該有害成分が除去された血漿が、流出口6bか
ら混合部７に導びかれる。該血漿は、混合部７におい
て、血漿分離器５の流出口5eから導びかれている上記血
球成分と混合し、血液チャンバー2cを経て返血部1bから
供血者の腕等に返血される。
一方、血液チャンバー2a内の血液圧力（P1）が第１圧力
計3aで検出され、該検出信号が上記圧力信号S1として制
御部８に入力され監視される。供血者の容態が悪化する
等して供血者の血圧が低下すると、該血圧低下は第１圧
力計3aで検出され、該検出信号に応じて制御部８の指令
で第１ポンプ4aの送液流量が低下させられる。このた
め、供血者の腕等から採血部1aを介して採取される血液
の量が減少し、供血者の安全を保つことができる。ま
た、供血者の容態が回復して血圧が元通りになると、該
血圧が第１圧力計3aで検出され、該検出信号S1に応じて
出力される制御部８の指令（駆動信号m1）で第１ポンプ
4aの送液流量が増加させられ、定常状態に至る。ところ
で、血漿分離器５に導びかれた血液は、膜5aによって血
漿と血球成分に分離されるが、該膜5aが目詰りをおこし
たりして血漿分離器５における圧損が上昇することがあ
る。この場合、血漿分離器５内に血液を供給し続ける
と、膜5aが破損する等危険な状態に陥いるおそれがあ
る。このため、第２圧力計3bと第３圧力計3cで検出され
た圧力信号S2,S3に基づいて制御部８で（P2-P3）の演算
が行なわれ該演算値が一定圧力値C1を超えず且つ第３圧
力計3cで検出される圧力が一定圧力値C2（これらの値
C1,C2はともに制御部８にあらかじめ設定されている）
を超えないように、制御部８によって第１ポンプ4aの送
液流量が制御される。また、第２ポンプ4bは次の(イ)〜
(ハ)の条件を満足するように制御部８の指令（即ち、駆
動信号m2）によってその送液流量が制御される。
計3aで検出され、該検出信号が上記圧力信号S1として制
御部８に入力され監視される。供血者の容態が悪化する
等して供血者の血圧が低下すると、該血圧低下は第１圧
力計3aで検出され、該検出信号に応じて制御部８の指令
で第１ポンプ4aの送液流量が低下させられる。このた
め、供血者の腕等から採血部1aを介して採取される血液
の量が減少し、供血者の安全を保つことができる。ま
た、供血者の容態が回復して血圧が元通りになると、該
血圧が第１圧力計3aで検出され、該検出信号S1に応じて
出力される制御部８の指令（駆動信号m1）で第１ポンプ
4aの送液流量が増加させられ、定常状態に至る。ところ
で、血漿分離器５に導びかれた血液は、膜5aによって血
漿と血球成分に分離されるが、該膜5aが目詰りをおこし
たりして血漿分離器５における圧損が上昇することがあ
る。この場合、血漿分離器５内に血液を供給し続ける
と、膜5aが破損する等危険な状態に陥いるおそれがあ
る。このため、第２圧力計3bと第３圧力計3cで検出され
た圧力信号S2,S3に基づいて制御部８で（P2-P3）の演算
が行なわれ該演算値が一定圧力値C1を超えず且つ第３圧
力計3cで検出される圧力が一定圧力値C2（これらの値
C1,C2はともに制御部８にあらかじめ設定されている）
を超えないように、制御部８によって第１ポンプ4aの送
液流量が制御される。また、第２ポンプ4bは次の(イ)〜
(ハ)の条件を満足するように制御部８の指令（即ち、駆
動信号m2）によってその送液流量が制御される。
(イ) 制御部８から上記第１ポンプ4aに送出される駆動
信号m1に基いて制御部８内で算出される血液流量をQ1と
して、ｋを定数（例えば０．５）とするとき、第２ポン
プ4bによって送液される血漿の流量Q2が下式(1)を満足
するように制御部８が第２ポンプ4bの送液流量を制御す
る。
信号m1に基いて制御部８内で算出される血液流量をQ1と
して、ｋを定数（例えば０．５）とするとき、第２ポン
プ4bによって送液される血漿の流量Q2が下式(1)を満足
するように制御部８が第２ポンプ4bの送液流量を制御す
る。
Q2≦kQ1 (1) このような流量制御により、血漿分離器５内で血漿をと
りすぎて膜5aが目詰りするのを防止できるようになる。
りすぎて膜5aが目詰りするのを防止できるようになる。
(ロ) 第２，第３，および第５の圧力計3b，3c，3eで検
出される圧力P2,P3およびP5の間に下式(2)が成立するよ
うに、制御部８が第２ポンプ4bの送液流量を制御する。
出される圧力P2,P3およびP5の間に下式(2)が成立するよ
うに、制御部８が第２ポンプ4bの送液流量を制御する。
このような流量制御により、上記膜5aの細孔内に血球成
分が入って破壊されるという溶血現像が起こることを防
止できるようになる。尚、上記C3は例えば50（mmHg）で
ある。
分が入って破壊されるという溶血現像が起こることを防
止できるようになる。尚、上記C3は例えば50（mmHg）で
ある。
(ハ) 第３および第４の圧力計3c，3dで検出される圧力P
3，P4の差（P4-P3）が、制御部８内にあらかじめ設定さ
れている一定圧力値C4を超えないよう、即ち下式(3)が
成立するように制御部８が第２ポンプ4bの流量を制御す
る。
3，P4の差（P4-P3）が、制御部８内にあらかじめ設定さ
れている一定圧力値C4を超えないよう、即ち下式(3)が
成立するように制御部８が第２ポンプ4bの流量を制御す
る。
（P4-P3）≦C4 (3) このような流量制御により、選択的除去器６に流入する
血漿の圧力が過大となり、選択的除去器６内の吸着剤性
能が低下したりする悪影響が生ずるのを未然に防止でき
るようになる。
血漿の圧力が過大となり、選択的除去器６内の吸着剤性
能が低下したりする悪影響が生ずるのを未然に防止でき
るようになる。
＜発明の効果＞ 以上、詳細に説明したように、特許請求の範囲第１項記
載の発明によれば、第３、第４圧力計によって得た圧力
により選択的除去器の吸着剤性能を管理すると共に、第
２、第３、第５の圧力計によって得た圧力により血漿分
離器で生じる溶血現像の防止を管理して第２ポンプを駆
動するようにしたもので、血漿分離器と選択的除去器と
を最適条件下で運転でき、安全に且つ、迅速に血漿中の
有害成分を除去することができる。
載の発明によれば、第３、第４圧力計によって得た圧力
により選択的除去器の吸着剤性能を管理すると共に、第
２、第３、第５の圧力計によって得た圧力により血漿分
離器で生じる溶血現像の防止を管理して第２ポンプを駆
動するようにしたもので、血漿分離器と選択的除去器と
を最適条件下で運転でき、安全に且つ、迅速に血漿中の
有害成分を除去することができる。
更に、特許請求の範囲第２項記載の発明によれば、血漿
分離器と選択的除去器とを第２〜第５圧力計によって管
理すると共に、採血する者の状態を第１圧力計により管
理しているので、採血する者の状態にあわせて、第１、
第２ポンプを制御でき、安全に且つ、迅速に血漿中の有
害成分を除去することができるという効果がある。
分離器と選択的除去器とを第２〜第５圧力計によって管
理すると共に、採血する者の状態を第１圧力計により管
理しているので、採血する者の状態にあわせて、第１、
第２ポンプを制御でき、安全に且つ、迅速に血漿中の有
害成分を除去することができるという効果がある。
図は本発明実施例の構成説明図である。 1a……採血部、1b……返血部、2a〜2d……チャンバー、
3a〜3e……圧力計、4a，4b……ポンプ、５……血漿分離
器、６……選択的除去器、７……混合部、８……制御
部。
3a〜3e……圧力計、4a，4b……ポンプ、５……血漿分離
器、６……選択的除去器、７……混合部、８……制御
部。
Claims (2)
- 【請求項１】採血した血液を血漿分離器によって血漿成
分と血球成分とに分離し、分離した血漿成分から選択的
除去器によって有害成分を除去した後、前記血漿分離器
からの血球成分と改めて混合して返血する血中成分除去
装置において、 採血した血液を前記血漿分離器に送液する第１ポンプ
と、 前記血漿分離器で分離した血漿成分を前記選択的除去器
に送液する第２ポンプと、 前記第１ポンプと前記血漿分離器との間に設けられてい
て、前記血漿分離器の入力側の圧力を測定する第２圧力
計と、 前記血漿分離器で分離した血漿成分の圧力を測定する第
５圧力計と、 前記第２ポンプと前記選択的除去器との間に設けられて
いて、前記選択的除去器の入力側の圧力を測定する第４
圧力計と、 返血する血液の圧力を測定する第３圧力計と、 前記第２ポンプを前記第３圧力計と第４圧力計との圧力
差に応じて制御すると共に、前記第２圧力計、第３圧力
計及び第５圧力計との圧力に基づいて制御する制御部
と、 を設け、前記第３、第４圧力計によって得た圧力により
前記選択的除去器の吸着剤性能を管理すると共に、前記
第２、第３、第５圧力計によって得た圧力により前記血
漿分離器で生じる溶血現象の防止を管理し、前記第２ポ
ンプを制御すること特徴とした血中成分除去装置。 - 【請求項２】採血した血液の圧力を測定する第１圧力計
を前記第１ポンプの前段に設け、採血する者の状態を管
理すると共に、前記第２〜第５圧力計によって前記血漿
分離器と前記選択的除去器を管理し、前記制御部で前記
第１、第２ポンプを制御することを特徴とした請求項
（１）記載の血中成分除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61124454A JPH0657255B2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | 血中成分除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61124454A JPH0657255B2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | 血中成分除去装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62281956A JPS62281956A (ja) | 1987-12-07 |
| JPH0657255B2 true JPH0657255B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=14885919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61124454A Expired - Lifetime JPH0657255B2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | 血中成分除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0657255B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5385917B2 (ja) * | 2008-11-19 | 2014-01-08 | 旭化成メディカル株式会社 | 血漿浄化装置及び血液浄化装置の制御方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IE40006B1 (en) * | 1973-09-07 | 1979-02-14 | Lichtenstein Eric Stefan | Automated apparatus for monitoring of physiological parameters and control of fluid therapy including extracorporealcirculation of blood |
| JPS5287196U (ja) * | 1975-12-25 | 1977-06-29 | ||
| JPS59141952A (ja) * | 1983-02-02 | 1984-08-14 | テルモ株式会社 | 膜型血漿分離装置 |
| JPS60227766A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-13 | 横河電機株式会社 | 人工透析装置 |
-
1986
- 1986-05-29 JP JP61124454A patent/JPH0657255B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62281956A (ja) | 1987-12-07 |
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