JPH0657175B2 - 電子複写機用クリ−ニングブラシ - Google Patents

電子複写機用クリ−ニングブラシ

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JPH0657175B2
JPH0657175B2 JP59226845A JP22684584A JPH0657175B2 JP H0657175 B2 JPH0657175 B2 JP H0657175B2 JP 59226845 A JP59226845 A JP 59226845A JP 22684584 A JP22684584 A JP 22684584A JP H0657175 B2 JPH0657175 B2 JP H0657175B2
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fibers
cleaning
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静夫 相模
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Tsuchiya KK
Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
Tsuchiya KK
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子写真複写機の感光体面上に残留したトナ
ーを除去するクリーニングブラシに関するものである。
従来の技術 極性の異なる2種以上の繊維を用い、正負両極性のトナ
ーでもクリーニングできるようにしたクリーニングブラ
シが知られている。
発明が解決しようとする問題点 従来のクリーニングブラシは、第4図に示すように正極
性繊維群1と負極性繊維群2とを交互に配設したり、第
5図に示すようにコア3の周面に正極性繊維群1と負極
性繊維群2とを交互に配設したり、第6図、第7図に示
すようにコア3の周面に正極性繊維4と負極性繊維5と
を交互に植設したものである。
コアに繊維群を配設、植設するには一つの繊維群自体が
ある程度の間隙をもつことが必要であり、正極性繊維群
と負極性繊維群を別々に配設または植設した従来のクリ
ーニングブラシでは一定面積に配設・植設できる繊維群
の数に限度があり、クリーニング状態を微視的に見た場
合、すなわち単位時間、単位面積で見た場合に、正,負
2種類の繊維群が交互に感光体表面に接触し、従って
正,負に帯電したトナーが交互に除去され、どちらか一
方のトナーがクリーニングしきれずに通過してしまうこ
とになり、微視的には平等にクリーニングに寄与してお
らず、クリーニング不良となって画質障害等を発生させ
ている。
また、正極性繊維として使用する繊維と負極性繊維とし
て使用する繊維は伸張弾性回復率及び仕事弾性回復率等
の機械的物性が異なる。
例えば下記の表に示すように正極性繊維として使用する
ナイロンと負極性繊維として使用するレーヨンの伸張弾
性回復率は約4倍異なり、ナイロンよりレーヨンの方が
ブラシとしての耐久性に劣ることを示している。
このように機械的強度の異なる繊維を正,負極性の繊維
として別々に配設または植設した従来のクリーニングブ
ラシでは、機械的強度の異なる繊維が別々に感光体に接
触して劣化の状態が異なりたとえ初期のクリーニング特
性が良好であっても使用による経時変化にて正極性の繊
維のブラシ部分と負極性の繊維のブラシ部分との耐久性
の差異からクリーニング特性に変化を引き起こし、平等
なクリーニングは期待できない。また、これを解消する
ために機械的強度を合わせるため、繊維の太さ等を検討
することは多大な時間とコストを要する。
問題点を解決するための手段及び作用 本発明の電子複写機用クリーニングブラシは、地経糸と
地緯糸から成る基布と、前記基布の地経糸と地緯糸にパ
イル織りしたパイル糸から成る電子複写機用クリーニン
グブラシにおいて、前記パイル糸は正極トナーをクリー
ニングする負極性の繊維と負極トナーをクリーニングす
る正極性の繊維を撚り合わせて成り、前記パイル糸は解
繊しており、前記パイル糸の正・負両極性の繊維が微小
面積中に混在し、感光体と接触するようにしたものであ
る。
これにより、正極性の繊維と負極性の繊維が感光体に同
時に接触して平等にクリーニングに寄与する。
実施例 第2図はブラシクリーニング装置の説明図であり、P型
又はN型半導体よりなる感光体10と対向配設したクリ
ーナーハウジング11内には本発明に係るクリーニング
ブラシ12が回転可能に設けられ、クリーニングブラシ
12は基布13にパイル糸14を約15,000〜20,000本/
inch、即ち、約23〜30本/mm2の密度でパイ
ル織りしたもので、約1,200rpmで回転され、そのパイル
糸14が感光体面10aに接触して残留トナーを除去
し、吸引源15の吸引力でクリーナーハウジング11よ
り吸引搬送するようにしてあると共に、パイル糸14は
フリツカーバー16に衝突して付着したトナーをはたき
落すようにしてある。
17はプリクリーニングコロトロンで、400Hz、0.09〜
0.23μA・sec/cm2のコロナ照射がなされ、これにより
感光体面10a上の残留トナー18がクリーニングされ
易いように除電処理されて処理トナー18′となる。
第1図はクリーニングブラシ12の要部拡大斜視図であ
り、パイル糸14は正極性の繊維20と負極性の繊維2
1とを撚り合せたもので、基布13の地経糸22と地緯
糸23と共に通常のU織りから成るパイル織としてあ
る。なお、W織りとしても良いと共に、正極性の繊維2
0と負極性の繊維21とを解織して分離してある。
前記正極性の繊維20と負極性の繊維21とは静電気帯
電列において出来るだけ離れたものを使用するのが良
く、実施例においては正極性の繊維糸20としてナイロ
ン繊維、負極性の繊維21としてはアクリル系樹脂であ
るカネカロン(鐘ケ淵化学社製モダクリル繊維)を使用
した。
なお、繊維の静電気帯電列は、(+)ナイロン、羊毛、
レーヨン、アセテート、オーロン(デュポン社製アクリ
ル繊維)、ダクロン(デュポン社製ポリエステル繊
維)、前述のカルカロン、テフロン、(−)であるの
で、これを参考に試験の上正極性の繊維20と負極性の
繊維21とを適宜決定すれば良いと共に、レーヨン繊維
とテフロン繊維、羊毛などの動物性繊維とポリエステル
繊維の組合せ等としても良い。
つまり、正極性の繊維20と負極性の繊維21は静電気
帯電列の異なる繊維を用いれば良い。
この様に、パイル糸14は正,負極性の繊維20,21
を撚り合せてあるので、1本のパイル糸14に正,負極
性の繊維20,21が複数存在し、単位面積に正,負極
性の繊維20,21が多数存在し、クリーニング領域を
微視的に、任意の時間、任意の位置においても正,負極
性の繊維20,21が同時に感光体面10aに接触して
いるので、正負両極性のトナーを確実にクリーニングで
き、クリーニング不良とならないから、画質障害等を発
生しないし、機械的強度の異なる繊維を用いても機械的
強度が均一化され、一方のみが早く劣化することがなく
耐久性が向上する。
次に、第2図に示すブラシクリーニング装置におけるク
リーニング動作を説明すると、感光体面10a上の残留
トナー18はプリクリーニングコロトロン17によって
ACコロナ照射を受けて除電され、極性としては中性に
近い非常に低いレベルの正極性又は負極性の処理トナー
18′となって感光体面10aとの付着力が弱くなり、
クリーニング領域に進入する。
そして、第3図に示すように感光体面10aとの摩擦帯
電により正極性及び負極性に帯電している正,負極性の
繊維20,21と摺接して、正極性トナーは負極性繊維
21により、負極性トナーは正極性繊維20によりそれ
ぞれ静電吸引されると共に、中性トナーは正、負極性繊
維20,21の機械的払拭作用により除去されて残留ト
ナーが全てクリーニングされる。
発明の効果 本発明による構成の電子複写機用クリーニングブラシに
よれば、正極トナーをクリーニングする負極性の繊維と
負極トナーをクリーニングする正極性の繊維を撚り合て
せてパイル糸とし、かかるパイル糸を解繊し感光体と接
触させているから、単位面積に正,負極性の繊維が混存
している。したがってクリーニング状態を微視的に見た
場合正,負極性の繊維がほぼ同時に感光体表面に接触
し、正,負に帯電したトナーがほぼ同時に除去されるこ
とになり、正,負両極の繊維は平等にクリーニングに寄
与し、クリーニング不良が発生しない良好なクリーニン
グブラシとなる。
また、正,負極性の繊維を撚り合わせてパイル糸として
あるから、繊維の機械的強度が平均化、均質化でき使用
による経時変化も均質、均等に引き起こるため耐久性が
向上するし、正,負極性の繊維の機械的強度差を考慮し
なくて良いため、どのような繊維の組合せを選んでも良
いため設計の自由度が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の実施例を示し、第1図はクリ
ーニングブラシの要部拡大斜視図、第2図はブラシクリ
ーニング装置の概略説明図、第3図はクリーニング動作
説明図、第4図、第5図、第6図はそれぞれ異なる従来
例の説明図、第7図は第6図の一部拡大図である。 22は地経糸、23は地緯糸、13は基布、14はパイ
ル糸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地経糸と地緯糸から成る基布と、前記基布
    の地経糸と地緯糸にパイル織りしたパイル糸から成る電
    子複写機用クリーニングブラシにおいて、前記パイル糸
    は正極トナーをクリーニングする負極性の繊維と負極ト
    ナーをクリーニングする正極性の繊維を撚り合わせて成
    り、前記パイル糸は解繊しており、前記パイル糸の正・
    負両極性の繊維が微小面積中に混在し、感光体と接触す
    ることを特徴とする電子複写機用クリーニングブラシ。
JP59226845A 1984-10-30 1984-10-30 電子複写機用クリ−ニングブラシ Expired - Fee Related JPH0657175B2 (ja)

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