JPH0657155U

JPH0657155U - 動物用首輪

Info

Publication number: JPH0657155U
Application number: JP381393U
Authority: JP
Inventors: 寿美子鈴木; 町子鈴木
Original assignee: 寿美子鈴木; 町子鈴木
Priority date: 1993-01-16
Filing date: 1993-01-16
Publication date: 1994-08-09
Anticipated expiration: 2006-09-25
Also published as: JP2512249Y2

Abstract

(57)【要約】【目的】丈夫にする、美しくする、ボリューム感を出
す、毛切を起し難くする、外部寄生虫駆除剤によるヒフ
炎を起し難くする等の工夫を施した新規の動物用首輪を
提供する。【構成】ヒモ２にクサリ３を被せた素材を以て首輪本
体１を構成し、この首輪本体１に下げ飾４を取付けると
共にヒモ２にノミ、ダニ等外部寄生虫駆除剤５を含ま
せ、当該ヒモ２を布等の通気可能材料１０で包んだもの
である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、犬や猫等ペットもしくはその他の動物等に装着するための動物用首輪に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種のペット用首輪として、革ヒモ製のもの、合成樹脂ヒモ製のもの、クサリ製のもの（以下、これ等を第１従来例という。）は広く知られている。また、ノミ、ダニ等外部寄生虫駆除剤を塗布（含浸）したヒモ製のもの（以下、これを第２従来例という。）も提供されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記従来の技術において述べた第１従来例は、革ヒモ、合成樹脂ヒモまたはクサリ等の単材で首輪本体が構成されているために、弱い、美的に劣る、ボリューム感が無い、毛切れを起し易い等のうち、いずれか１つ以上の欠陥があった。また、第２従来例は上記〜のうちのいずれか一つ以上の欠陥に加えてペットがノミ、ダニ等外部寄生虫駆除剤（薬品）によるヒフ炎を起す、人の手指等に直に触れ易く劇薬である薬品（ジムピラ−ト）の付着を起し易い等の欠陥があった。

【０００４】本考案は上記の〜の欠陥のすべてを解決する新規の動物用首輪、〜の欠陥のすべてを解決する新規の動物用首輪を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために本考案に係わる動物用首輪は、ヒモ２にクサリ３を被せた素材を以て首輪本体１を製したものであり、そして、首輪本体１に下げ飾４を取付けたものであり、そして、ヒモ２にノミ、ダニ等外部寄生虫駆除剤５を含むものであり、そして、ノミ、ダニ等外部寄生虫駆除剤５入りのヒモ２を布等の通気可能材料１０で包んだものである。

【０００６】

【作用】

本考案は、ヒモ２にクサリ３を被せた素材を以て首輪本体１を製したので、これ等ヒモ、クサリが補強し合って丈夫であり、美感を高めるものであり、ボリューム感を出すものであり、毛切れを起し難くするものであり、しかも首輪本体１に下げ飾４を取付けたので、美感および意匠を更に高めるものである。また、ヒモ２にノミ、ダニ等外部寄生虫駆除剤５を含むものであって、ヒモ２に対してペットのヒフや飼い主の手指等が触れることをクサリ３が多分に阻止するものである。更に、ノミ、ダニ等外部寄生虫駆除剤５入りのヒモ２を布等の通気可能材料１０で包んだものであって、布等の通気可能材料がペットのヒフや飼い主の手指等に対して直に薬品の接触することを防止するものである。

【０００７】

【考案の効果】

本考案に係わる動物用首輪は上記の通りであるので、上記の〜の欠陥のすべてを解決する新規の動物用首輪、〜の欠陥のすべてを解決する新規の動物用首輪を提供するという所期の目的を完全に達成することができる優れた効果を有するものである。

【０００８】

【実施例】

図１および２に示す第１実施例は、通気性を備えた合成皮革製の外皮７をスライバ製芯材６に被着して得たヒモ２にメッキ付き金属製クサリ３を被せた素材を以て首輪本体１を構成し、この首輪本体１におけるクサリ３の一端を延長して長さ調節用連環部８を形成し、同じく他端に長さ調節用連環部８に掛外し自在に連繋するためのフック９を取付けると共にクサリ３の適宜個所に下げ飾４を垂設したものである。

【０００９】図３に示す第２実施例は、ヒモ２における芯材６にノミ、ダニ等外部寄生虫駆除剤５を含浸させ、且つ外皮７の外周表面を布（ガーゼ）等通気可能材料１０で被覆したものであり、その他は上記第１実施と同様としたものである。

【００１０】本考案は次のようにして実施することができる。すなわち、（ａ）ベルト状ヒモにクサリを被せる。（ｂ）ベルトを柔軟なプラスチック製とする。（ｃ）駆除剤を含浸したベルトをクサリに通す。（ｄ）駆除剤と化学反応を起さないようにプラスチック製クサリを利用する。（ｅ）ヘッドライト等の光を反射して交通事故等から守るための反射テープ部を設ける。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の第１実施例を示す斜視図である。

【図２】図１Ａ−Ａ線に沿う断面図である。

【図３】本考案の第２実施例を示す断面図である。

【符号の説明】

１首輪本体２ヒモ３クサリ４下げ飾５駆除剤６芯材７外皮８長さ調節用連環部９フック１０通気可能材料

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ヒモ２にクサリ３を被せた素材を以て首
輪本体１を製したことを特徴とする動物用首輪。
【請求項２】首輪本体１に下げ飾４を取付けたことを
特徴とする請求項１記載の動物用首輪。
【請求項３】ヒモ２にノミ、ダニ等外部寄生虫駆除剤
５を含むことを特徴とする請求項１記載の動物用首輪。
【請求項４】ノミ、ダニ等外部寄生虫駆除剤５入りの
ヒモ２を布等の通気可能材料１０で包んだことを特徴と
する請求項３記載の動物用首輪。