JPH0657153B2 - 抗腫瘍または抗癌蛋白質の遺伝子 - Google Patents
抗腫瘍または抗癌蛋白質の遺伝子Info
- Publication number
- JPH0657153B2 JPH0657153B2 JP60298014A JP29801485A JPH0657153B2 JP H0657153 B2 JPH0657153 B2 JP H0657153B2 JP 60298014 A JP60298014 A JP 60298014A JP 29801485 A JP29801485 A JP 29801485A JP H0657153 B2 JPH0657153 B2 JP H0657153B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dna
- sagp
- gene
- amino acid
- plasmid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/195—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from bacteria
- C07K14/315—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from bacteria from Streptococcus (G), e.g. Enterococci
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Biophysics (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Gastroenterology & Hepatology (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は溶血性連鎖球菌(streptococcus pyogenes)によ
り産生される抗腫瘍または抗癌蛋白質の遺伝子DANお
よび該遺伝子DNA配列を含有する組換えベクター、お
よび該組換えベクターにより形質転換された微生物及び
細胞に関する。
り産生される抗腫瘍または抗癌蛋白質の遺伝子DANお
よび該遺伝子DNA配列を含有する組換えベクター、お
よび該組換えベクターにより形質転換された微生物及び
細胞に関する。
従来技術及び問題点 S.pyogenesはグラム陽性の連鎖球菌であり、丹毒、敗血
症、産褥熱等の病原菌として知られている。一方、S.py
ogenesの一部菌株が抗癌活性を有していることが古くか
ら知られており、今日、臨床的にも抗癌剤として用いら
れている。
症、産褥熱等の病原菌として知られている。一方、S.py
ogenesの一部菌株が抗癌活性を有していることが古くか
ら知られており、今日、臨床的にも抗癌剤として用いら
れている。
吉村によりS.pyogenes Su株の菌体よりin vitro細胞増
殖抑制作用を指標として抽出精製された物質がin vivo
においても抗癌活性を有することが動物実験により示さ
れている(特開昭58-222026)。
殖抑制作用を指標として抽出精製された物質がin vivo
においても抗癌活性を有することが動物実験により示さ
れている(特開昭58-222026)。
吉村によれば、この抗癌性蛋白質は分子量約50000(S
DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動による測定)の
糖蛋白質であると報告されているが、遺伝子の該酸塩基
配列はもとよりアミノ酸配列も明らかにされていない。
DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動による測定)の
糖蛋白質であると報告されているが、遺伝子の該酸塩基
配列はもとよりアミノ酸配列も明らかにされていない。
問題解決の手段 本発明者は、溶血性連鎖球菌(streptococcus pyogenes)
により産生される抗癌性蛋白質(以下、SAGPと略
す)の遺伝子をクローン化し、SAGPをコードしてい
るDNA塩酸配列およびそれから推定されるSAGPの
アミノ酸配列を決定し、本発明を完成した。
により産生される抗癌性蛋白質(以下、SAGPと略
す)の遺伝子をクローン化し、SAGPをコードしてい
るDNA塩酸配列およびそれから推定されるSAGPの
アミノ酸配列を決定し、本発明を完成した。
本発明は、SAGP遺伝子、該遺伝子を含みDNA,S
AGP遺伝子を含み宿主細胞内で複製可能な組換えプラ
スミド及び該プラスミドを保持する微生物又は細胞を提
供する。
AGP遺伝子を含み宿主細胞内で複製可能な組換えプラ
スミド及び該プラスミドを保持する微生物又は細胞を提
供する。
本発明のSAGP遺伝子は概略以下の工程を経て取得、
確認することができる。
確認することができる。
(1)プローブと呼ばれるSAGP遺伝子の一部分に相補
的な短鎖DNAの合成 (2)S.pyogenes菌体からの染色体DNAの抽出および制
限酵素による該DNAの分解 (3)S.pyogenes染色体DNA断片のプラスミドベクター
への組込みおよび該組換えベクターによる宿主大腸菌の
形質転換 (4)(1)で合成したプローブを用いたコロニーハイブリダ
イゼーション法によるSAGP遺伝子を保持する形質転
換体の選別、取得 (5)培養増殖させた形質転換体からのプラスミドDNA
の抽出精製 (6)該プラスミドDNAの制限酵素地図の作成 (7)該プラスミドDNAのうちSAGP遺伝子を含む部
分のDNA塩基配列の決定 次に以上の各工程をさらに詳しく述べる。
的な短鎖DNAの合成 (2)S.pyogenes菌体からの染色体DNAの抽出および制
限酵素による該DNAの分解 (3)S.pyogenes染色体DNA断片のプラスミドベクター
への組込みおよび該組換えベクターによる宿主大腸菌の
形質転換 (4)(1)で合成したプローブを用いたコロニーハイブリダ
イゼーション法によるSAGP遺伝子を保持する形質転
換体の選別、取得 (5)培養増殖させた形質転換体からのプラスミドDNA
の抽出精製 (6)該プラスミドDNAの制限酵素地図の作成 (7)該プラスミドDNAのうちSAGP遺伝子を含む部
分のDNA塩基配列の決定 次に以上の各工程をさらに詳しく述べる。
(1)ブローブの合成 図2に記載のSAPG遺伝子の塩基配列と相補的な塩基
配列を有する短鎖DNAを合成する。
配列を有する短鎖DNAを合成する。
また、公知の方法によりS.pyogenes菌体から抽出精製し
たSAGPのアミノ酸配列を決定し、このアミノ酸配列
からDNA塩基配列を予想し、プローブを作製すること
も可能である。
たSAGPのアミノ酸配列を決定し、このアミノ酸配列
からDNA塩基配列を予想し、プローブを作製すること
も可能である。
(2)S.pyogenes染色体DNAの抽出、および制限酵素分
解 S.pyogenesを培養増殖した後、菌体を集め、酵素及び界
面活性剤等で処理して溶菌せしめ、該溶菌液より公知の
方法〔J.Marmur J.Mol.Biol.,3,208(1961)〕に従って染
色体DNAを抽出精製する。
解 S.pyogenesを培養増殖した後、菌体を集め、酵素及び界
面活性剤等で処理して溶菌せしめ、該溶菌液より公知の
方法〔J.Marmur J.Mol.Biol.,3,208(1961)〕に従って染
色体DNAを抽出精製する。
抽出された染色体DNAを制限酵素により分解する。
染色体DNAの制限酵素分解物をアガロースゲル電気泳
動することでDNA断片の大きさによる分画を行う。分
画されたDNA断片をサザーンの方法〔E.M.Southern,
J.Mol.Biol.,98,503(1975)〕によってニトロセルトース
フィルター上に移して固定し、放射性同位元素により標
識したプローブを用いてハイブリダイゼーションを行い
SAGP遺伝子を含むDNA断片の大きさを同定する。
動することでDNA断片の大きさによる分画を行う。分
画されたDNA断片をサザーンの方法〔E.M.Southern,
J.Mol.Biol.,98,503(1975)〕によってニトロセルトース
フィルター上に移して固定し、放射性同位元素により標
識したプローブを用いてハイブリダイゼーションを行い
SAGP遺伝子を含むDNA断片の大きさを同定する。
(3)形質転換ベクターへの組込みと組換えベクターによ
る細胞の形質転換 アガロースゲル電気泳動により分画した染色体DNAの
制限酵素分解物のうち、SAGP遺伝子を含むDNA断
片の大きさのDNA断片を抽出し、同一の制限酵素を切
断したベクターDNAとDNAリガーザにより結合す
る。このリガーゼ反応混合物を形質転換により大腸菌に
導入する。
る細胞の形質転換 アガロースゲル電気泳動により分画した染色体DNAの
制限酵素分解物のうち、SAGP遺伝子を含むDNA断
片の大きさのDNA断片を抽出し、同一の制限酵素を切
断したベクターDNAとDNAリガーザにより結合す
る。このリガーゼ反応混合物を形質転換により大腸菌に
導入する。
(4)SAGP遺伝子を保持する形質転換体の選別、取得 (3)で得られた多数の形質転換体をニトロセルロースフ
ィルター上で生育せしめた後溶菌し、DNAを該フィル
ター上に固定する。放射性同位元素により標識したプロ
ーブとフィルター上に固定したDNAとのハイブリダイ
ゼーションを行いSAGP遺伝子を含む形質転換体を同
定する。
ィルター上で生育せしめた後溶菌し、DNAを該フィル
ター上に固定する。放射性同位元素により標識したプロ
ーブとフィルター上に固定したDNAとのハイブリダイ
ゼーションを行いSAGP遺伝子を含む形質転換体を同
定する。
(5)プラスミドDNAの取得 (4)でSAGP遺伝子を保持することが認められた形質
転換体を培養、増殖せしめ、文献既知の方法(T.Maniati
s,E.F.Fritsch,J.Sambrook,Molecular Cloning,p.86,Co
ld Spling Harbor Laboratory(1982))によりプラスミド
DNAを取得する。
転換体を培養、増殖せしめ、文献既知の方法(T.Maniati
s,E.F.Fritsch,J.Sambrook,Molecular Cloning,p.86,Co
ld Spling Harbor Laboratory(1982))によりプラスミド
DNAを取得する。
(6)プラスミドDNAの制限酵素地図の作成 (5)で取得したプラスミドDNAを種々の制限酵素で切
断して各断片の大きさを電気泳動で調べることにより、
該プラスミドDNAの制限酵素地図を作成する。
断して各断片の大きさを電気泳動で調べることにより、
該プラスミドDNAの制限酵素地図を作成する。
(7)SAGP遺伝子のDNA塩基配列の決定 (6)で作成した制限酵素地図に基づいてSAGP遺伝子
DNAを制限酵素によりさらに小さく断片化し、それぞ
れの断片をクローニングしてサンガー法(G.F.Hong,Bios
ci.Report, 2,907(1982))により塩基配列の決定を行
う。
DNAを制限酵素によりさらに小さく断片化し、それぞ
れの断片をクローニングしてサンガー法(G.F.Hong,Bios
ci.Report, 2,907(1982))により塩基配列の決定を行
う。
また部分的には断片化したDNAについてマキサム−ギ
ルバート法(A.Maxam and W.Gilbert,Mothod in Enzymol
ogy,65,499(1980))により塩基配列の決定を行う。
ルバート法(A.Maxam and W.Gilbert,Mothod in Enzymol
ogy,65,499(1980))により塩基配列の決定を行う。
最終的に各断片の塩基配列をつなぎあわせて、SAGP
の全塩基配列を決定し、該塩基配列に基づいてSAGP
のアミノ酸配列を推定する。
の全塩基配列を決定し、該塩基配列に基づいてSAGP
のアミノ酸配列を推定する。
上述のようにS.pyogenesから抽出したSAGP遺伝子
は、言わば天然のDNA塩基配列である。最近のDNA
合成技術によればアミノ酸配列の明らかな蛋白質の遺伝
子DNAは化学的に合成することが可能である。よく知
られているように多くのアミノ酸についてはそれをコー
ドする遺伝子DNA塩基配列は複数存在する。従って遺
伝子DNAを合成する際には、その塩基配列は一義的に
は決まらず多数の可能性が在りうる。
は、言わば天然のDNA塩基配列である。最近のDNA
合成技術によればアミノ酸配列の明らかな蛋白質の遺伝
子DNAは化学的に合成することが可能である。よく知
られているように多くのアミノ酸についてはそれをコー
ドする遺伝子DNA塩基配列は複数存在する。従って遺
伝子DNAを合成する際には、その塩基配列は一義的に
は決まらず多数の可能性が在りうる。
本発明により明らかにされたSAGPのアミノ酸配列を
コードするSAGP遺伝子を化学合成する場合も、その
DNA塩基配列は、天然のSAGP遺伝子のDNA塩基
配列に制限されるものではなく、多数の可能性がある
が、本発明のSAGP遺伝子DNAは、天然のDNA塩
基配列のみに限定されるものではなく、本発明により明
らかにされたSAGPのアミノ酸配列をコードする他の
DNA塩基配列も含むものである。
コードするSAGP遺伝子を化学合成する場合も、その
DNA塩基配列は、天然のSAGP遺伝子のDNA塩基
配列に制限されるものではなく、多数の可能性がある
が、本発明のSAGP遺伝子DNAは、天然のDNA塩
基配列のみに限定されるものではなく、本発明により明
らかにされたSAGPのアミノ酸配列をコードする他の
DNA塩基配列も含むものである。
また遺伝子組換え技術によれば基本となるDNAの特定
の部位に、該DNAがコードするものの基本的な特性を
変化させることなく、あるいはその特性を改善するよう
に、人為的に変異を起すことができる。本発明により提
供される、天然の塩基配列を有するSAGP遺伝子DN
Aあるいは天然のものとは異なる塩基配列を有するSA
GP遺伝子DNAに関しても、同様に人為的に挿入、欠
失、置換を行うことにより天然のSAGP遺伝子と同等
おるいは改善された特性とすることが可能であり、本発
明は、そのような変異SAGP遺伝子をも含むものであ
る。
の部位に、該DNAがコードするものの基本的な特性を
変化させることなく、あるいはその特性を改善するよう
に、人為的に変異を起すことができる。本発明により提
供される、天然の塩基配列を有するSAGP遺伝子DN
Aあるいは天然のものとは異なる塩基配列を有するSA
GP遺伝子DNAに関しても、同様に人為的に挿入、欠
失、置換を行うことにより天然のSAGP遺伝子と同等
おるいは改善された特性とすることが可能であり、本発
明は、そのような変異SAGP遺伝子をも含むものであ
る。
遺伝子工学技術においては通常遺伝子DNAはベクター
と呼ばれる形質転換微生物または形質転換細胞内で複製
可能なDNAに組込んだ形で取り扱われる。ベクターと
しては、一般にプラスミドと呼ばれる環状DNAや、フ
ァージDNAが用いられる。遺伝子配列を含むDNA断
片を細胞外でベクターDNAに結合して組換えベクター
を作製する。得られた組換えベクターを微生物または細
胞中へ導入して得た形質転換体を増殖させることにより
大量の組換えベクターを得ることができる。
と呼ばれる形質転換微生物または形質転換細胞内で複製
可能なDNAに組込んだ形で取り扱われる。ベクターと
しては、一般にプラスミドと呼ばれる環状DNAや、フ
ァージDNAが用いられる。遺伝子配列を含むDNA断
片を細胞外でベクターDNAに結合して組換えベクター
を作製する。得られた組換えベクターを微生物または細
胞中へ導入して得た形質転換体を増殖させることにより
大量の組換えベクターを得ることができる。
本発明により得られるSAGP遺伝子も適当な組換えベ
クターに組込むことにより、宿主細胞内において複製可
能でありSAGPを生産させる組換えベクターを構築す
ることができ、得られた組換えベクターを、例えば、細
菌、酵母等の微生物又は動植物細胞等の宿主細胞に導入
することにより、SAGPを生産する微生物、形質転換
細胞を得ることができる。
クターに組込むことにより、宿主細胞内において複製可
能でありSAGPを生産させる組換えベクターを構築す
ることができ、得られた組換えベクターを、例えば、細
菌、酵母等の微生物又は動植物細胞等の宿主細胞に導入
することにより、SAGPを生産する微生物、形質転換
細胞を得ることができる。
このようにして得られた形質転換微生物又は細胞を培養
することによりSAGPを生産することができる。
することによりSAGPを生産することができる。
現在の遺伝子工学技術の分野においては宿主細胞として
大腸菌(E.coli)が遺伝的解析が最も進んでおりまた安全
性が高いこともあって最もよく採用されている。SAG
P遺伝子に関しても大量にかつ速やかに複製させるため
には宿主としては大腸菌を採用することが望ましい。ま
た宿主大腸菌を形質転換するためのベクターとしては多
くのプラスミド、ファージが知られており、また市販さ
れていて、その多くはSAGP遺伝子を組込むことが可
能であるが、SAGP遺伝子のDNA塩基配列決定の目
的のためにはプラスミドpUC19が最も適している。
大腸菌(E.coli)が遺伝的解析が最も進んでおりまた安全
性が高いこともあって最もよく採用されている。SAG
P遺伝子に関しても大量にかつ速やかに複製させるため
には宿主としては大腸菌を採用することが望ましい。ま
た宿主大腸菌を形質転換するためのベクターとしては多
くのプラスミド、ファージが知られており、また市販さ
れていて、その多くはSAGP遺伝子を組込むことが可
能であるが、SAGP遺伝子のDNA塩基配列決定の目
的のためにはプラスミドpUC19が最も適している。
実施例 以下の実施例は本発明の代表例として示すものでありS
AGP遺伝子配列を含むDNA、および該DNAを保持
する形質転換体を限定するものではない。
AGP遺伝子配列を含むDNA、および該DNAを保持
する形質転換体を限定するものではない。
1)SAGPの部分アミノ酸配列 S.pyogenes Su株(ATCC21060)の培養菌体よ
りSAGPを公知の方法(吉村、特開昭58-222026)に
従って精製し、得られた精製SAGP100μgを使って
気相プロテインシークエンサー(アプライドバイオシス
テムズ社製モデル470A)によりN末端部分のアミノ
酸配列を分析した。
りSAGPを公知の方法(吉村、特開昭58-222026)に
従って精製し、得られた精製SAGP100μgを使って
気相プロテインシークエンサー(アプライドバイオシス
テムズ社製モデル470A)によりN末端部分のアミノ
酸配列を分析した。
その結果SAGPのアミノ酸配列を次のように決定し
た。
た。
Pro(またはThr)-Ala-Glu-Thr-Pro-Ile-Unk-Val-Tyr-Un
k-Unk-Ile-Gly-Lys-Leu-Lys-Lys-Val-Leu-Leu-His-Unk-
Pro-Gly-Lys 上記配列中Unkはアミノ酸種が不明であることを示
す。
k-Unk-Ile-Gly-Lys-Leu-Lys-Lys-Val-Leu-Leu-His-Unk-
Pro-Gly-Lys 上記配列中Unkはアミノ酸種が不明であることを示
す。
2)プローブ合成 上記アミノ酸配列決定の結果に基づきその一部分のアミ
ノ酸配列をコードする2種の短鎖DNA、P−37および
P−38を合成した。P37はアミノ酸配列Pro-Ala-Glu-Th
r-Pro-Ileに対応し、配列はCC(T,A)GC(T,A)CAAAC(A,T)C
C(T,A)AT(A,T)Tで表され、P−38はアミノ酸配列Ile-Gl
y-Lys-Leu-Lys-Lys-Valに対応し、配列はAT(T,A)GG(T,
C)AAATT(A,G)AAAAAAGTで表される。括弧内は複数のうち
どちらかの塩基であることを示す。多くのアミノ酸につ
いてはそれをコードするDNA配列は複数個存在するた
め、上記のようにP−37は32種の、P−38は8種のDN
A配列の混合物である。
ノ酸配列をコードする2種の短鎖DNA、P−37および
P−38を合成した。P37はアミノ酸配列Pro-Ala-Glu-Th
r-Pro-Ileに対応し、配列はCC(T,A)GC(T,A)CAAAC(A,T)C
C(T,A)AT(A,T)Tで表され、P−38はアミノ酸配列Ile-Gl
y-Lys-Leu-Lys-Lys-Valに対応し、配列はAT(T,A)GG(T,
C)AAATT(A,G)AAAAAAGTで表される。括弧内は複数のうち
どちらかの塩基であることを示す。多くのアミノ酸につ
いてはそれをコードするDNA配列は複数個存在するた
め、上記のようにP−37は32種の、P−38は8種のDN
A配列の混合物である。
合成は全自動DNA合成機(アプライドバイオシステム
ズ社製モデル380A)を使用して行った。その結果P−37
を約146μg、P−38を約244μg取得した。
ズ社製モデル380A)を使用して行った。その結果P−37
を約146μg、P−38を約244μg取得した。
これらのプローブDNAは後述するハイブリダイゼーシ
ョンに使用する直前に放射性同位元素32Pで次のように
標識した。
ョンに使用する直前に放射性同位元素32Pで次のように
標識した。
合成プローブ5pMをT4−ポリヌクレオチドキナーゼ
および〔γ32P〕−ATP30μCiと共に37℃30分間イン
キュベートした。反応生成物を少量のDE−52に吸着せ
しめ0.1M-NaCl溶液で洗浄して未反応の〔γ32P〕−A
TPを除いた後DE−52より1M-NaCl溶液にて32P−標識
プローブを溶出した。
および〔γ32P〕−ATP30μCiと共に37℃30分間イン
キュベートした。反応生成物を少量のDE−52に吸着せ
しめ0.1M-NaCl溶液で洗浄して未反応の〔γ32P〕−A
TPを除いた後DE−52より1M-NaCl溶液にて32P−標識
プローブを溶出した。
3)S.pyogenes Su株染色体DNAの抽出および制限酵素
分解 S.pyogenes Su株(ATCC21060)をL培地300ml
にて37℃15時間培養し、遠心分離により菌体を集めた。
この菌体を0.15M NaCl-0.1M EDTA溶液に懸濁し、リゾチ
ーム、プロナーゼおよびドデシル硫酸ナトリウム(SD
S)で処理して溶菌せしめた。該溶菌液より文献記載の
方法(J.Marmur,J.Mol.Biol.,3,208(1961))により染色体
DNAを抽出、精製した。
分解 S.pyogenes Su株(ATCC21060)をL培地300ml
にて37℃15時間培養し、遠心分離により菌体を集めた。
この菌体を0.15M NaCl-0.1M EDTA溶液に懸濁し、リゾチ
ーム、プロナーゼおよびドデシル硫酸ナトリウム(SD
S)で処理して溶菌せしめた。該溶菌液より文献記載の
方法(J.Marmur,J.Mol.Biol.,3,208(1961))により染色体
DNAを抽出、精製した。
染色体DNA5μgを制限酵素EcoRIと37℃1時間イン
キュベートして分解し、分解反応生成物を1%アガロー
ス平板ゲルを用いた電気泳動により分画した。このアガ
ロースゲルを0.2M NaOH-0.5MNaCl溶液に浸漬してDNA
を変性せしめ、次いでトリス−アセテート−EDTA緩
衝液で各10分間3回洗浄した。次にアガロースゲル上の
DNAを電気泳動によりZeta-Probeフィルター上に移し
た。電気泳動は30Vで1晩行った。該フィルターを室温
30分間風乾後80℃3時間加熱処理してDNAを固定し
た。
キュベートして分解し、分解反応生成物を1%アガロー
ス平板ゲルを用いた電気泳動により分画した。このアガ
ロースゲルを0.2M NaOH-0.5MNaCl溶液に浸漬してDNA
を変性せしめ、次いでトリス−アセテート−EDTA緩
衝液で各10分間3回洗浄した。次にアガロースゲル上の
DNAを電気泳動によりZeta-Probeフィルター上に移し
た。電気泳動は30Vで1晩行った。該フィルターを室温
30分間風乾後80℃3時間加熱処理してDNAを固定し
た。
上記方法によりDNAを固定したZeta-Probeフィルター
を2枚調整しそれぞれを4xSSC(Blin et al.,Nucle
ic Acid Research,3,2303(1976)),50xデンハート(W
ahl etal.,Proc.Natl.Acad.Sci.,76,3683(1979))、1%
SDSA10μg/ml超音波処理サケ精子DNA溶液で60
℃3時間プレハイブリタイゼーションを行い、次いで上
記溶液に各々100000cpmの標識P−37プローブまたは標
識P−38ブローブを含む溶液で40℃18時間ハイブリダイ
ゼーションした。
を2枚調整しそれぞれを4xSSC(Blin et al.,Nucle
ic Acid Research,3,2303(1976)),50xデンハート(W
ahl etal.,Proc.Natl.Acad.Sci.,76,3683(1979))、1%
SDSA10μg/ml超音波処理サケ精子DNA溶液で60
℃3時間プレハイブリタイゼーションを行い、次いで上
記溶液に各々100000cpmの標識P−37プローブまたは標
識P−38ブローブを含む溶液で40℃18時間ハイブリダイ
ゼーションした。
4xSSCでフィルターを40℃15-30分間づつ4回洗浄
した後風乾し、X線フィルムに48時間露光した。
した後風乾し、X線フィルムに48時間露光した。
その結果、いずれのプローブを用いた場合も約2kbp(k
bp:千塩基対)DNAの大きさに相当する位置にハイブ
リダイズするバンドが認められた。
bp:千塩基対)DNAの大きさに相当する位置にハイブ
リダイズするバンドが認められた。
4)染色体DNA断片のベクターへの組込みと大腸菌の形
質転換 染色体DNA50μgを制限酵素EcoRIと37℃1時間イン
キュベートして分解し、1%アガロースゲルを用いた電
気泳動により分画した。約1.8-2.2kbpの大きさに相当す
る部分のアガロースゲルを切り出し、このゲルからDN
A断片を抽出した。
質転換 染色体DNA50μgを制限酵素EcoRIと37℃1時間イン
キュベートして分解し、1%アガロースゲルを用いた電
気泳動により分画した。約1.8-2.2kbpの大きさに相当す
る部分のアガロースゲルを切り出し、このゲルからDN
A断片を抽出した。
EcoRIで切断したプラスミドベクターpUC19(宝酒
造製)と上記染色体DNAを混合し、T4−DNAリガ
ーゼにより17℃一晩反応した。
造製)と上記染色体DNAを混合し、T4−DNAリガ
ーゼにより17℃一晩反応した。
リガーゼ反応生成物により大腸菌(E.coli)JM103株を形
質転換(M.Mandel and A.Higa,J.Mol.Biol.,53,159(197
0))し5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリル−β−
D−ガラクトシド(X-Gal),イソプロピル−β−D−チ
オガラクトシド(IPTG)およびアンピシリンを含ん
だL−寒天培地にまいた。37℃で一晩培養して出現した
コロニーのうち白色のコロニーを64個拾った。
質転換(M.Mandel and A.Higa,J.Mol.Biol.,53,159(197
0))し5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリル−β−
D−ガラクトシド(X-Gal),イソプロピル−β−D−チ
オガラクトシド(IPTG)およびアンピシリンを含ん
だL−寒天培地にまいた。37℃で一晩培養して出現した
コロニーのうち白色のコロニーを64個拾った。
5)SAGP遺伝子保持形質転換体の選別取得 前記のごとく取得したE.coli JM 103形質転換体64個を
アンピシリンを含むL−寒天培地上においたニトロスル
ロースフィルター上に植菌し37℃で6時間培養した。次
にこのフィルターをアンピシリン、クロラムフェニコー
ルを含むL−寒天培地に移し替え37℃一晩培養と継続し
た。
アンピシリンを含むL−寒天培地上においたニトロスル
ロースフィルター上に植菌し37℃で6時間培養した。次
にこのフィルターをアンピシリン、クロラムフェニコー
ルを含むL−寒天培地に移し替え37℃一晩培養と継続し
た。
培養後フィルターを10%SDSで5分間、0.5M NaOH-1.
5M NaClで3分間、次いで1Mトリス−塩酸緩衝液で5
分間処理してフィルター上の菌を溶菌し、次に80℃で3
時間加熱することによりDNAをフィルター上に固定し
た。
5M NaClで3分間、次いで1Mトリス−塩酸緩衝液で5
分間処理してフィルター上の菌を溶菌し、次に80℃で3
時間加熱することによりDNAをフィルター上に固定し
た。
標識P−38プローブを用いて前記と同様にしてハイブリ
ダイゼーションを行いX線フィルムに露光したところ、
64個のうち2個のコロニーがプローブとハイブリダイズ
した。
ダイゼーションを行いX線フィルムに露光したところ、
64個のうち2個のコロニーがプローブとハイブリダイズ
した。
6)プラスミドDNAの取得 前記の結果SAGP遺伝子を保持することが示唆された
2種の菌を培養し、文献に記載の方法(T.Maniatis,E.F.
Fritsch,J. Sambrook,Molecular Cloning.p.86,Cold Sp
rint Harbor Laboratory(1982))によりプラスミドDN
Aを調整した。
2種の菌を培養し、文献に記載の方法(T.Maniatis,E.F.
Fritsch,J. Sambrook,Molecular Cloning.p.86,Cold Sp
rint Harbor Laboratory(1982))によりプラスミドDN
Aを調整した。
2種の菌から得られたプアスミドDNAは後述する制限
酵素による分析の結果、同一であることが判明し、この
プラスミドをpSP1と名付けた。
酵素による分析の結果、同一であることが判明し、この
プラスミドをpSP1と名付けた。
7)pSP1の制限酵素地図の作成 前記のごとく取得したプラスミドpSP1を各種制限酵
素EcoRI,HindIII、PstI,ClaI,NcoI,AvaII、HpaI,HincII、A
haIII、BanI,HaeII、MluIでそれぞれ単独にまたはこれら
のうち複数の制限酵素を組併せて分解し、DNA断片の
大きさをアガロースゲルまたはアルリルアミドゲルで分
画して調べることにより制限酵素地図を作成した。
素EcoRI,HindIII、PstI,ClaI,NcoI,AvaII、HpaI,HincII、A
haIII、BanI,HaeII、MluIでそれぞれ単独にまたはこれら
のうち複数の制限酵素を組併せて分解し、DNA断片の
大きさをアガロースゲルまたはアルリルアミドゲルで分
画して調べることにより制限酵素地図を作成した。
その結果、pSP1はpUC19のEcoRI部位に約
2kbpの外来DNA断片が挿入され、図−1に示すように
制限酵素認識部位を持つことが判明した。
2kbpの外来DNA断片が挿入され、図−1に示すように
制限酵素認識部位を持つことが判明した。
8)SAGP遺伝子のDNA塩基配列の決定 前述の制限酵素地図に基づきpSP1のうち外来DNA
部分をさらに制限酵素により断片化したのち、pUC1
9にクローニングし、それぞれを文献記載のジデオキシ
法(G.F.Hong,Biosci.Report,2,907(1982))による塩基配
列決定に用いた。塩基配列決定は宝酒造製のシークエン
シングキットを用いプライマーとしてM−4またはRV
(いずれも宝酒造製)を使用して行った。各小断片の塩
基配列を繋ぎ合わせて最終的にSAGP遺伝子を含む21
57bpの塩基配列を決定した。
部分をさらに制限酵素により断片化したのち、pUC1
9にクローニングし、それぞれを文献記載のジデオキシ
法(G.F.Hong,Biosci.Report,2,907(1982))による塩基配
列決定に用いた。塩基配列決定は宝酒造製のシークエン
シングキットを用いプライマーとしてM−4またはRV
(いずれも宝酒造製)を使用して行った。各小断片の塩
基配列を繋ぎ合わせて最終的にSAGP遺伝子を含む21
57bpの塩基配列を決定した。
図1は、プラスミドpSP1の制限酵素地図を表す図で
ある。 図2は(その1〜その3)は、pSP1の外来DNA断
片の塩基配列およびSAGP遺伝子の塩基配列から推定
されるSAGPのアミノ酸配列を表す図である。図中、
塩基番号40番目から1269番目までの領域がSAG
Pをコードする領域である。SAGPのN末端のアミノ
酸Thrをコードする配列の前に翻訳開始のMetをコードす
るATGがある。推定されるSAGPのアミノ酸数は4
10個である。
ある。 図2は(その1〜その3)は、pSP1の外来DNA断
片の塩基配列およびSAGP遺伝子の塩基配列から推定
されるSAGPのアミノ酸配列を表す図である。図中、
塩基番号40番目から1269番目までの領域がSAG
Pをコードする領域である。SAGPのN末端のアミノ
酸Thrをコードする配列の前に翻訳開始のMetをコードす
るATGがある。推定されるSAGPのアミノ酸数は4
10個である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C12N 1/21 C12R 1:19)
Claims (7)
- 【請求項1】溶血性連鎖球菌(streptococcus pyogenes)
により産生される下記のアミノ酸配列 で示される抗腫瘍または抗癌蛋白質をコードするDNA
または該DNAを含むDNA。 - 【請求項2】該抗腫瘍または抗癌蛋白質をコードするD
NAが下記の塩基配列 で示される特許請求の範囲第1項記載のDNA。 - 【請求項3】下記の塩基配列 を有する特許請求の範囲第1項または第2項記載のDN
A。 - 【請求項4】複製可能である特許請求の範囲第1〜3項
のいずれかに記載のDNA。 - 【請求項5】プラスミドpSP1である特許請求の範囲
第4項記載のDNA。 - 【請求項6】溶血性連鎖球菌(streptococcus pyogenes)
により産生される下記のアミノ酸配列 で示される抗腫瘍または抗癌蛋白質をコードするDNA
を含む複製可能なDNAを保持する大腸菌。 - 【請求項7】大腸菌(Escherichia coli)JM103(p
SP1)である特許請求の範囲第6項記載の大腸菌。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60298014A JPH0657153B2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 抗腫瘍または抗癌蛋白質の遺伝子 |
DE8686310075T DE3678702D1 (de) | 1985-12-28 | 1986-12-23 | Antitumorprotein-gen von streptococcus pyogenes su, plasmide, die das gen enthalten, transformantenzellen, die die plasmide beherbergen, und verfahren zur herstellung des antitumorproteins. |
EP86310075A EP0230777B1 (en) | 1985-12-28 | 1986-12-23 | Antitumor protein gene of streptococcus pyogenes su, plasmids containing the gene, transformant cells harboring the plasmids, and process for producing the antitumor protein |
US06/946,025 US4929547A (en) | 1985-12-28 | 1986-12-24 | Antitumor protein gene of streptococcus pyogenes Su, plasmids containing the gene, transformant cells harboring the plasmids, and process for producing the antitumor protein |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60298014A JPH0657153B2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 抗腫瘍または抗癌蛋白質の遺伝子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62158486A JPS62158486A (ja) | 1987-07-14 |
JPH0657153B2 true JPH0657153B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=17854002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60298014A Expired - Lifetime JPH0657153B2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 抗腫瘍または抗癌蛋白質の遺伝子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0657153B2 (ja) |
-
1985
- 1985-12-28 JP JP60298014A patent/JPH0657153B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62158486A (ja) | 1987-07-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR930001117B1 (ko) | Dna 재조합 기술에 의한 폴리펩티드 제조방법 | |
KR100316347B1 (ko) | 대장균엔테로톡신ⅱ신호펩티드의변형체와인체성장호르몬의융합단백질을발현하는재조합미생물및그를이용한인체성장호르몬의제조방법 | |
JPS6387983A (ja) | 酵母の発現及び分泌クロ−ニングベクタ− | |
EP0225633B1 (en) | Production of thrombin inhibitors | |
Pond et al. | Cloning, sequencing, and characterization of the principal acid phosphatase, the phoC+ product, from Zymomonas mobilis | |
JPS6371185A (ja) | ヒト・インターロイキン−1αの合成遺伝子 | |
CA2038706A1 (en) | Bacterial vectors | |
Lampe et al. | Cloned gene encoding the delta subunit of Bacillus subtilis RNA polymerase | |
Miyamoto et al. | Molecular cloning and sequence analysis of antigen gene tdpA of Treponema denticola | |
JPH02501108A (ja) | 微生物によるヒト副甲状腺ホルモンの生産 | |
US5015574A (en) | DNA sequence involved in gene expression and protein secretion, expression-secretion vector including the DNA sequence and the method of producing proteins by using the expression-secretion vector | |
EP0230777B1 (en) | Antitumor protein gene of streptococcus pyogenes su, plasmids containing the gene, transformant cells harboring the plasmids, and process for producing the antitumor protein | |
de Geus et al. | The pro‐and mature forms of the E. coli K‐12 outer membrane phospholipase A are identical. | |
EP0133321A1 (en) | DNA gene, process for production thereof and plasmid containing the same | |
EP0190119A1 (en) | Chimeric plasmids that replicate in bacteria and yeast and microorganisms transformed therewith | |
AU5304286A (en) | Dna sequence useful for the production and secretion from yeast of peptides and proteins | |
JPH06506602A (ja) | 酵母プロモーター及びその利用 | |
JPH0657153B2 (ja) | 抗腫瘍または抗癌蛋白質の遺伝子 | |
Schryvers et al. | The anaerobic sn-glycerol-3-phosphate dehydrogenase: cloning and expression of the glp A gene of Escherichia coli and identification of the glp A products | |
IE58385B1 (en) | A signal peptide for the excretion of peptides in streptomycetes | |
JPH06311884A (ja) | プラスミド及びそれで形質転換されたエ シェリチア・コリ | |
Grossman et al. | Purification and DNA binding properties of the blal gene product, repressor for the β-lactamase gene, blaP, of Bacillus licheniformis | |
JP2591713B2 (ja) | アシネトバクター・カルコアセチカスからの酵素ムタロターゼの製造のためのdna配列、組換えdna分子および方法 | |
JP2801263B2 (ja) | カルバメート‐ヒドロラーゼを単離し引続き精製する方法、カルバメート‐ヒドロラーゼのBrCN‐分解ペプチド、合成オリゴヌクレオチドの製法、カルバメート‐ヒドロラーゼ‐遺伝子の単離法及びアルトロバクター・オキシダンスの新規菌株 | |
EP0190686A2 (en) | Method of producing interferon-gamma |