JPH0657044U - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0657044U
JPH0657044U JP8939392U JP8939392U JPH0657044U JP H0657044 U JPH0657044 U JP H0657044U JP 8939392 U JP8939392 U JP 8939392U JP 8939392 U JP8939392 U JP 8939392U JP H0657044 U JPH0657044 U JP H0657044U
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JP
Japan
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power supply
voltage
supply voltage
terminal
semiconductor device
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Application number
JP8939392U
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English (en)
Inventor
智則 土屋
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2値信号に基づいた信号を送信する送信回路
を有する半導体装置に関し、消費電流を増大させず、単
一電源で動作可能にする。 【構成】 第1の電源電圧VCCが入来する電源端子11
と、電源端子11からの電源電圧VCCを供給されて動作す
る受信回路4と、通常はほぼ一定レベルの電圧が入来
し、外部入力装置が操作されると所定振幅の2値信号が
入来する入力端子6,7と、入力端子6,7 からの2値信号
に基づいた駆動信号を生成する送信回路3とを具備した
半導体装置13において、外部からコンデンサCが接続さ
れる外部接続端子15,16 と、電源端子11に入来する電源
電圧VCCと入力端子6,7 に通常入来する一定の電圧に基
づいて外部接続端子15,16 間のコンデンサCを充電して
おいて、2値信号が入来するあいだ送信回路3を駆動す
る所定レベルの第2の電源電圧V TRを生成する電源電圧
生成手段( ダイオードD,インバータ14) とを具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は半導体装置に係り、特に2値信号に基づいた信号を送信する送信回路 を有する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、たとえば家庭用のエアーコンディショナ(以下、エアコンと記す) などでは、リモートコントロール装置(以下、リモコンと記す)を使用してエア コン本体に赤外線による制御信号を送信して、温度調節などの制御を行っている 。
【0003】 リモコンは、一般的に、操作ボタンを操作することにより所定の制御信号を発 生する制御信号発生部と、制御信号発生部からの制御信号に応じたたとえば赤外 線信号を送信する送信部により構成される。また、送信部は、駆動信号により励 起されてたとえば赤外線領域で発光する赤外発光ダイオード(IRLED)と、 IRLEDを励起するために必要な上記駆動信号を制御信号に基づいて生成する 送信回路により構成される。
【0004】 図3は、上記送信回路を有する従来の半導体装置の一例の概略構成を示す図で ある。図3において、半導体装置1は、パッケージ2内に送信回路3と受信回路 4と電源電圧生成回路5などを有する構成とされている。
【0005】 送信入力端子6と7には図示しない制御信号発生部からの2値信号である制御 信号が入力され、送信回路3により上記駆動信号が生成されて、送信出力端子8 と9から図示しないIRLEDへと出力される。
【0006】 電源端子10には8〜40ボルトの電源VB が、電源端子11には5ボルトの電 源VCCが、図示しない電源部からそれぞれ供給されており、受信回路4及び他の 図示しない内部回路は電源VCCにより動作する。
【0007】 一方、送信回路3は、IRLEDを励起する所定レベルの駆動信号を生成する ために、5ボルトの電源VCC及び5ボルト以上の所定電圧の電源を必要とする。 そこで、電源電圧生成回路5は電源VB を供給されてこの所定電圧の直流電圧を 生成し、送信回路3を駆動するよう構成されている。
【0008】 すなわち、電源端子10とグランド端子12との間に抵抗R1 と抵抗R2 とツ ェナーダイオードDz を直列に接続され、トランジスタQのベースは両抵抗の接 続点に、コレクタは電源端子10に、エミッタは送信回路3の電源端子にそれぞ れ接続されている。
【0009】 このように構成された電源電圧生成回路5は、ツェナーダイオードDz の生成 する定電圧Vz と抵抗R2 両端の電圧降下VR2との和の電圧よりもトランジスタ QのVBE分だけ小さな電圧を上記所定の電源電圧とされて、送信回路3に供給し ている。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記した従来の半導体装置では、内部の各回路は電源VB 又はV CC を供給されて動作するため、2つの外部電源が必要であり、2つの電源端子と 2つの電源ラインを形成しなければならない欠点があった。また、電源電圧生成 回路5のツェナーダイオードDz が電流を多く消費する問題もあった。
【0011】 さらに、たとえば電源VB のみを供給されて、内部でこれを降圧して単一電源 で動作するよう構成すると、消費電流が益々増大する問題があった。
【0012】 本考案は、送信回路を有し、消費電流が増大することなく単一電源で動作する ことのできる半導体装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するために、本考案では以下のとおり構成した。
【0014】 すなわち、第1の電源電圧が入来する電源端子と、電源端子からの第1の電源 電圧を供給されて動作する内部回路と、通常はほぼ一定レベルの電圧が入来して おり、外部入力装置が操作されると所定振幅の2値信号が入来する入力端子と、 入力端子からの2値信号に基づいた駆動信号を生成する送信回路とを具備した半 導体装置において、外部からコンデンサが接続される外部接続端子と、電源端子 に入来する第1の電源電圧と入力端子に通常入来するほぼ一定レベルの電圧に基 づいて外部接続端子に接続されたコンデンサを充電しておいて、2値信号が入来 するあいだ送信回路を駆動する所定レベルの第2の電源電圧を生成する電源電圧 生成手段とを具備する構成とした。
【0015】
【作用】
上記構成の本考案によれば、外部接続端子にコンデンサを外付けすると、コン デンサは電源端子に入来する第1の電源電圧と入力端子に通常入来するほぼ一定 レベルの電圧に基づいて充電されて、電源電圧生成手段により2値信号が入来す るあいだ送信回路を駆動する所定レベルの第2の電源電圧を生成され、装置が第 1の電源電圧のみの単一電源で動作するよう作用する。
【0016】
【実施例】
図1は本考案の一実施例の構成を示す図である。同図中、図3と同一構成部分 には同一符号を付してある。以下、図1を参照して説明する。
【0017】 図1に示す半導体装置13には、従来の半導体装置(1)と同様に、上記の第 1の電源電圧VCC(5ボルト)が入来する電源端子11と、グランド端子12と 、図示しない制御信号発生部からの2値信号である制御信号が入力される上記入 力端子である送信入力端子6及び7と、送信出力端子8及び9とが配設されてい る。さらに、外部からコンデンサCを接続するための外部接続端子15と16が 配設されている。
【0018】 一方、半導体装置13の内部には、従来の半導体装置(1)と同様に、受信回 路4などの上記内部回路と送信回路3とが配設されており、電源電圧生成回路( 5)は除かれている。さらに、外部接続端子15と電源端子11との間に逆流防 止用ダイオードDが、外部接続端子16と送信入力端子6との間にインバータ1 4が、それぞれ図示の如く接続されて設けられている。
【0019】 そして、これらのダイオードDとインバータ14とで、上記の第2の電源電圧 VTRを生成する電源電圧生成手段を構成しており、ダイオードDのカソードとイ ンバータ14の出力端子との間に外部からコンデンサCを接続することで、ブー トストラップ回路17が構成される。
【0020】 すなわち、送信入力端子6には、リモコンの操作ボタン(外部入力装置)が操 作されると制御信号発生部を介して所定振幅の2値信号である制御信号が入来す るが、通常操作ボタンが操作されないときは、一定レベルの電圧5ボルトが入来 している。この制御信号は、たとえばローレベルが0ボルト、ハイレベルが5ボ ルトとされている。
【0021】 したがって、操作ボタンが操作されない間は外部接続端子16に接続されたイ ンバータ14の出力端子の電圧はローレベルとされるため、コンデンサCはこの 間に徐々に充電される。よって、外部接続端子15に接続された送信回路3に供 給される電源電圧VTR(第2の電源電圧)は、電源電圧VCCからダイオードDの 順方向降下電圧VF 分低下した電圧に対してコンデンサCによる充電電圧分だけ 上昇する。
【0022】 この結果、送信回路3の電源端子の電圧は、送信回路3が所定の動作を行って 駆動信号を生成し、駆動信号が送信出力端子8と9から図示しない赤外発光ダイ オード(IRLED)へと出力されるのに充分な値とされる。
【0023】 そして、操作ボタンが操作されると、送信入力端子6には、前記したローレベ ル0ボルトとハイレベル5ボルトとの間で所定のタイミングで振れる制御信号が 一定時間入来する。
【0024】 したがって、インバータ14の出力端子の電圧もこのタイミングに応じて変動 する。しかし、送信入力端子6に制御信号が入来する一定の時間内に送信回路3 の電源端子に供給される電源電圧がある電圧まで低下して、送信回路3が所定の 動作を行えなくなることがないよう、コンデンサCの放電時定数が設定されてい る。この時定数は、送信回路3の電源端子などのインピーダンスを考慮して設定 される。
【0025】 よって、送信入力端子6に入来した制御信号は、送信回路3によってIRLE Dを励起できる充分な値の駆動信号とされて、送信出力端子8と9からIRLE Dへと出力される。IRLEDは駆動信号に基づいたタイミングで赤外線領域に おいて発光し、これがエアコン本体の受光部の赤外センサにより受光され、エア コン本体が所定の動作をするよう遠隔制御される。
【0026】 送信入力端子6に制御信号が一定時間入来したのちは、送信入力端子6の電圧 は入来前と同様一定値5ボルトとされる。
【0027】 以上説明したとおり、送信回路を有する本実施例の半導体装置13によれば、 装置内部の各回路は電源VCCのみの単一電源を供給されて動作するため、外部電 源が1つで済み、また内部に1つの電源ラインのみを形成すればよい利点がある 。さらに、従来の半導体装置のようにツェナーダイオードを使用していないので 、消費電流を少なくすることができる。
【0028】 かつ、リモコン内部に電源VCCしかない場合にも使用することができ、送信回 路を構成することができるようになった。
【0029】 図2は本考案の他の実施例の構成を示す図である。同図に示す半導体装置18 は、図1に示した半導体装置(13)に、従来装置と同様の電源端子10と電圧 生成回路5を追加した構成である。
【0030】 したがって半導体装置18によれば、リモコン内部に電源VCCしかない場合と 電源VCC及びVB の両方がある場合に対応することができ、両電源がある場合に は外付けコンデンサを除くことができる。
【0031】 なお、上記の各実施例では、本考案装置をエアコンのリモコンに使用する場合 について説明したが、エアコン本体とリモコン間で相互に送受信を行うシステム 構成の場合は、エアコン本体内の送信回路用として使用してもよい。さらに、テ レビジョン、ビデオテープレコーダ、ステレオ装置などのAV機器の遠隔制御の ための送信回路用として使用してもよい。
【0032】 また、2値信号である制御信号は、操作ボタンの操作に応じて所定のタイミン グで2つの電圧値の間で振れる信号であればよいのであって、振幅は5ボルトに 限定されず、また一定の直流電圧が重畳された2値信号であってもよいことは言 うまでもない。
【0033】
【考案の効果】
上述の如く本考案によれば、外部接続端子にコンデンサを外付けすると、コン デンサは電源端子に入来する第1の電源電圧と入力端子に通常入来するほぼ一定 レベルの電圧に基づいて充電されて、電源電圧生成手段により2値信号が入来す るあいだ送信回路を駆動する所定レベルの第2の電源電圧を生成され、装置が第 1の電源電圧のみの単一電源で動作することができるため、外部電源が1つで済 むとともに内部に1つの電源ラインのみを形成すればよく、また、消費電流が少 ない等の特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成を示す図である。
【図2】本考案の他の実施例の構成を示す図である。
【図3】従来の半導体装置の一例の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1,13,18 半導体装置 3 送信回路 4 受信回路 6,7 送信入力端子 10,11 電源端子 14 インバータ 15,16 外部接続端子 C コンデンサ D ダイオード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電源電圧が入来する電源端子と、 該電源端子からの該第1の電源電圧を供給されて動作す
    る内部回路と、 通常はほぼ一定レベルの電圧が入来しており、外部入力
    装置が操作されると所定振幅の2値信号が入来する入力
    端子と、 該入力端子からの該2値信号に基づいた駆動信号を生成
    する送信回路とを具備した半導体装置において、 外部からコンデンサが接続される外部接続端子と、 前記電源端子に入来する前記第1の電源電圧と前記入力
    端子に通常入来する前記ほぼ一定レベルの電圧に基づい
    て該外部接続端子に接続された該コンデンサを充電して
    おいて、前記2値信号が入来するあいだ前記送信回路を
    駆動する所定レベルの第2の電源電圧を生成する電源電
    圧生成手段とを具備する構成とした。
JP8939392U 1992-12-28 1992-12-28 半導体装置 Pending JPH0657044U (ja)

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