JPH0656976A - 新規ポリエステル及びその製造方法 - Google Patents

新規ポリエステル及びその製造方法

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JPH0656976A
JPH0656976A JP23640992A JP23640992A JPH0656976A JP H0656976 A JPH0656976 A JP H0656976A JP 23640992 A JP23640992 A JP 23640992A JP 23640992 A JP23640992 A JP 23640992A JP H0656976 A JPH0656976 A JP H0656976A
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JP
Japan
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group
carbon atoms
formula
dicarboxylic acid
general formula
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP23640992A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kondo
武志 近藤
Noritaka Yoshida
典隆 吉田
Haruo Tomita
春生 冨田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ジカルボン酸ユニット(IV)の0.1〜10
0モル%が、下記一般式(Ia) 【化1】 (式中R1 〜R8 、R1'〜R8'、R9 、R10の内、2個
はカルボン酸残基(CO基)であり、残りの16個は、
独立に、水素、ハロゲン、炭素数1〜20の炭化水素
基、アルコキシ基よりなる群から選ばれる基である。)
に相当し、式(II) −O−A−O−B− (II) (式中、−O−A−O−(III )は、二価のジオールに
相当するユニットを表し、−B−(IV)は、二価のジカ
ルボン酸ユニットを表す。)の繰り返し単位を有する新
規ポリエステル。 【効果】 高い耐熱性と優れた成形性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なポリエステルに
関するものであり、更に詳しくは、ビシクロ〔4,4,
0〕デカン(以下、デカヒドロナフタレン環と称す
る。)を基本骨格としたカルボン酸ユニットを有する、
耐熱性及び成形性に優れた新規線状ポリエステル及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、線状のポリエステルは多数知
られており、例えばジオール成分として、ビスフェノー
ル類、ハイドロキシン、レゾルシノール、エチレングリ
コール、1,4−ブタンジオール等を用い、ジカルボン
酸成分として、テルフタル酸、イソフタル酸、ナフタレ
ンジカルボン酸等を用いたもの等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ジカルボン酸
成分として、デカヒドロナフタレン環を基本骨格とした
カルボン酸ユニットを有するポリエステルは、知られて
いない。本発明者は、種々検討した結果、デカヒドロナ
フタレン環を基本骨格としたカルボン酸ユニットを有す
る線状ポリエステルが、ガラス転移点が高くて耐熱性に
優れており、しかも溶融粘度が低くて成形性に優れてい
る等の種々の優れた特性を有していることを見いだし、
本発明を完成するに至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1は、
ジカルボン酸ユニット(IV)の0.1〜100モル%
が、下記一般式(Ia)
【0005】
【化12】
【0006】(式中R1 〜R8 、R1'〜R8'、R9 、R
10の内、2個はカルボン酸残基(CO基)であり、残り
の16個は、独立に、水素、ハロゲン、炭素数1〜20
の炭化水素基、アルコキシ基よりなる群から選ばれる基
である。)に相当し、式(II) −O−A−O−B− (II) (式中、−O−A−O−(III )は、二価のジオールに
相当するユニットを表し、−B−(IV)は、二価のジカ
ルボン酸ユニットを表す。)の繰り返し単位を有する新
規ポリエステルを、本発明の第2は、二価のジオールに
相当する化合物の金属塩を含有するアルカリ水溶液と、
下記一般式(XI)
【0007】
【化13】
【0008】(式中R1 〜R8 、R1'〜R8'、R9 、R
10の内、2個はカルボン酸ハライドであり、残りの16
個は、独立に、水素、ハロゲン、炭素数1〜20の炭化
水素基よりなる群から選ばれる基である。)で表される
ジカルボン酸ハライドを0.1〜100モル%含むジカ
ルボン酸ハライドを含有する、上記水性媒体と混和しな
い有機溶媒中の溶液を、相間移動触媒の存在下に接触さ
せて重縮合反応を行なわせることを特徴とする新規ポリ
エステルの製造方法をそれぞれ内容とするものである。
【0009】本発明の新規ポリエステルは、ジカルボン
酸ユニット(IV)の0.1〜100モル%が、下記一般
式(Ia)
【0010】
【化14】
【0011】(式中R1 〜R8 、R1'〜R8'、R9 、R
10の内、2個はカルボン酸残基(CO基)であり、残り
の16個は、独立に、水素、ハロゲン、炭素数1〜20
の炭化水素基、アルコキシ基よりなる群から選ばれる基
である。)に相当し、式(II) −O−A−O−B− (II) (式中、−O−A−O−(III )は、二価のジオールに
相当するユニットを表し、−B−(IV)は、二価のジカ
ルボン酸ユニットを表す。)の繰り返し単位を有する。
【0012】好ましくは、ジガルボン酸ユニット(IV)
の0.1〜100モル%が、下記一般式(Ib)、(I
c)、(Id)、(Ie)、(If)、(Ig)、(I
h)、(Ii)に相当するポリエステルである。 一般式(Ib)
【0013】
【化15】
【0014】(式中R1 〜R8 、R1'〜R8'、R9 、R
10について、R1 〜R8 の内、2個はカルボン酸残基
(CO基)であり、残りの16個は、独立に、水素、ハ
ロゲン、炭素数1〜20の炭化水素基、アルコキシ基よ
りなる群から選ばれる基である。) 一般式(Ic)
【0015】
【化16】
【0016】(式中R1 〜R8 の内、2個はカルボン酸
残基(CO基)であり、残りの6個は、独立に、水素、
ハロゲン、炭素数1〜5のアルチル基、炭素数5または
6のシクロアルチル基、炭素数5〜11のアリール基、
炭素数6〜12のアラールキル基よりなる群から選ばれ
る基である。) 一般式(Id)
【0017】
【化17】
【0018】(式中R1 〜R8 について、R1 〜R4
内、1個はカルボン酸残基(CO基)であり、R5 〜R
8 の内、1個はカルボン酸残基(CO基)であり、残り
の6個は、独立に、水素、ハロゲン、炭素数1〜5のア
ルキル基、炭素数5または6のシクロアルキル基、炭素
数5〜11のアリール基、炭素数6〜12のアラールキ
ル基よりなる群から選ばれる基である。) 一般式(Ie)
【0019】
【化18】
【0020】(式中R1 〜R8 について、R2 、R
6 が、カルボン酸残基(CO基)であり、残りの6個
は、独立に、水素、ハロゲン、炭素数1〜5のアルキル
基、炭素数5または6のシクロアルキル基、炭素数5〜
11のアリール基、、炭素数6〜12のアラールキル基
よりなる群から選ばれる基である。) 一般式(If)
【0021】
【化19】
【0022】(式中R1 〜R8 について、R2 、R
7 が、カルボン酸残基(CO基)であり、残りの6個
は、独立に、水素、ハロゲン、炭素数1〜5のアルキル
基、炭素数5または6のシクロアルキル基、炭素数5〜
11のアリール基、炭素数6〜12のアラールキル基よ
りなる群から選ばれる基である。) 一般式(Ig)
【0023】
【化20】
【0024】一般式(Ih)
【0025】
【化21】
【0026】(式中R1 〜R8 、R1'〜R8'、R9 、R
10の内、2個はカルボン酸残基(CO基)であり、残り
の16個は、独立に、水素、ハロゲン、炭素数1〜20
の炭化水素基、アルコキシ基よりなる群から選ばれる基
である。)のユニット2種以上で構成される。 一般式(Ii)
【0027】
【化22】
【0028】(式中R1 〜R8 について、R1 〜R4
内、1個はカルボン酸残基(CO基)であり、R5 〜R
8 の内、1個はカルボン酸残基(CO基)であり、残り
の6個は、独立に、水素、ハロゲン、炭素数1〜5のア
ルキル基、炭素数5または6のシクロアルキル基、炭素
数5〜11のアリール基、炭素数6〜12のアラールキ
ル基よりなる群から選ばれる基である。)のユニット2
種以上で構成される。
【0029】一般式(Ia)において、R1 〜R8 、R
1'〜R8'、R9 、R10の内、2個がカルボン酸残基(C
O基)である。残りの16個は、独立に、水素、ハロゲ
ン、炭素数1〜20の炭化水素基、アルコキシ基、より
なる群から選ばれる基であり、好ましくは、水素、メチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、シクロヘキシ
ル基、フェニル基、ナフチル基、ベンジル基、メトキシ
基、エトキシ基、塩素、臭素で構成され、更に好ましく
は、水素、メチル基、ブチル基、塩素、臭素で構成され
る。また一般式(Ia)で表されるジカルボン酸ユニッ
トは1種類に限定されず、2種類以上のユニットで構成
されてもよい。工業的にコスト低減の観点からは、むし
ろ一般式(Ia)を満たす数種類のユニットを有するこ
とが好ましい場合もある。
【0030】式(III)で表されるジオールに相当するユ
ニットを導く化合物の例としては、まずジオールが挙げ
られ、例えば下記の一般式(III a)
【0031】
【化23】
【0032】(式中、Xは、O、S、SO2 、CO、炭
素数1〜20のアルキレン基またはアルキリデン基(ア
ルキレン基、アルキリデン基の水素原子は、1あるいは
それ以上のハロゲン原子で置換されてもさしつかえな
い。)であり、R1 〜R8 は、独立に、水素、ハロゲ
ン、炭素数1〜20の炭化水素よりなる群から選ばれる
基である。)で表される。
【0033】かかるジオールの具体例としては、例え
ば、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
(ビスフェノールA)、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)メタン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチル
フェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジ
クロロフェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)シクロヘキシルメタン、1,1−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)エタン、1,1−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)1−フェニルエタン、1,1−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチル
シクロヘキサン、4,4’−ジヒドロキシジフェニルエ
ーテル、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェ
ニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スル
ホン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニ
ル)スルホン、4,4’−ジヒドロキシベンゾフェノ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチル
フェニル)プロパン、テトラブロモビスフェノールA、
テトラクロロビスフェノールA等が挙げられる。この中
でも、ビスフェノールA、1,1−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)1−フェニルエタン、テトラブロモビスフ
ェノールAが好ましい。その他のジオールの例として
は、例えばジヒドロキシジフェニル、ハイドロキノン、
レゾルシノール、ジヒドロキシナフタレン、ジヒドロキ
シアントラセン、フェノールフタレイン、フェルオレセ
イン、2,2’−ジヒドロキシ−1,1−ジナフチルメ
タン、4,4’−ジヒドロキシジナフチル等の芳香族ジ
オール、エチレングリコール、1,4−ブタンジオール
等の脂肪族ジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノ
ール等の脂環式ジオールが挙げられる。ジオール以外
に、式(III)のユニットを導く例としては、ジオールの
誘導体、例えば、その金属塩、好ましくはアルカリ金属
塩、エステル、好ましくはアセテート等が挙げられる。
これらの、式(III)のユニットを導く化合物は、1種ま
たは2種以上組み合わせて用いられる。
【0034】式(IV) で表されるジカルボン酸ユニット
の例としては、テレフタル酸ユニット、イソフタル酸ユ
ニット、フタル酸ユニット、ジフェニルエーテル−4,
4’−ジカルボン酸ユニット、ベンゾフェノン−4,
4’−ジカルボン酸ユニット、ナフタレンジカルボン酸
ユニット等の芳香族ジカルボン酸ユニット、シュウ酸ユ
ニット、マロン酸ユニット、コハク酸ユニット、グルタ
ル酸ユニット等の脂肪族ジカルボン酸ユニット、1,4
−シクロヘキサンジカルボン酸ユニット(テトラヒドロ
テレフタル酸ユニット)、テトラヒドロイソフタル酸ユ
ニット、テトラヒドロフタル酸ユニット等の脂環式ジカ
ルボン酸ユニット等が挙げられる。この中でも、テレフ
タル酸ユニット、イソフタル酸ユニットが好ましい。式
(IV) の、ジカルボン酸ユニットを導く化合物の例とし
ては、ジカルボン酸、ジカルボン酸ハライド、好ましく
は、カルボン酸ジクロライド、カルボン酸ジエステル、
好ましくは、ジメチルエステル、ジエチルエステル、ジ
フェニルエステル、カルボン酸無水物、ジカルボン酸塩
等が挙げられる。この中でも、ジカルボン酸、カルボン
酸ジクロライドが好ましい。
【0035】ジカルボン酸ユニット(IV)が一般式(I
a)又は(Id)及びイソフタル酸ユニット(V)で形
成される場合、その(Ia) 又は(Id):(V)のモ
ル比は、1〜99:99〜1が好ましい。ジカルボン酸
ユニット(IV)が一般式(Ia)又は(Id)及びテレ
フタル酸ユニット(VI)で形成される場合、その(I
a) 又は(Id):(VI)のモル比は、1〜99:99
〜1が好ましい。
【0036】ジカルボン酸ユニット(IV)が一般式(I
a) 、イソフタル酸ニット(V)及びテレフタル酸ユニ
ット(VI)で構成される場合、そのモル比は、式(VII
) (Ia)+(V)+(VI)=100 (Ia)=0.1〜99.8 (V)=0.1〜99.8 であることが好ましい。ジカルボン酸ユニット(IV)が
一般式(Id) 、イソフタル酸ニット(V)及びテレフ
タル酸ユニット(VI)で構成される場合、そのモル比
は、式(VIII) (Id)+(V)+(VI)=100 (Id)=0.1〜99.8 (V)=0.1〜99.8 であることが好ましい。
【0037】本発明のポリエステルは、公知の種々の重
合法で製造することができる。例えば、均一溶液中の重
縮合法、溶融エステル交換法、界面重縮合法等が挙げら
れ、また、バッチ重合法、連続重合法のいずれの方法で
製造されたものであってもよい。この中でも、溶融エス
テル交換法、界面重縮合法が好ましい。均一溶液中での
ポリエステルの製造方法としては、例えば、A. Conix,
Ind. Eng. Chem., 51, 147(1959)、特公昭37−559
9に記載されている。例えば、有機溶剤中で、カルボン
酸ジクロライドとジオールとの反応によって製造しても
よい。溶融エステル交換によるポリエステルの製造方法
としては、例えば、ジカルボン酸のフェニルエステルと
ジオールを加熱する方法(特公昭38−15247、同
43−28119)、ジカルボン酸とジオールの酢酸エ
ステルを加熱する方法(A. Conix, Ind. Eng. Chem., 5
1, 147(1959))等によって製造してもよい。
【0038】低着色のポリエステルを製造するために
は、二価のジオールに相当する化合物の金属塩を含有す
るアルカリ水溶液と、下記一般式(XI)
【0039】
【化24】
【0040】(式中R1 〜R8 、R1'〜R8'、R9 、R
10の内、2個はカルボン酸ハライドであり、残りの16
個は、独立に、水素、ハロゲン、炭素数1〜20の炭化
水素基よりなる群から選ばれる基である。)で表される
ジカルボン酸ハライドを0.1〜100モル%含むジカ
ルボン酸ハライドを含有する、上記水性媒体と混和しな
い有機溶媒中の溶液を、相間移動触媒の存在下に接触さ
せて重縮合反応を行なわせる方法が好ましい。溶融エス
テル交換法においては、適当な補助溶媒、例えば、ジフ
ェニルエーテル、置換されたシクロヘキサン、デカヒド
ロナフタレン等を使用してもよい。また、この反応は、
例えば、アルカリ金属、アルカリ土類金属、チタン化合
物、亜鉛化合物、錫化合物、アンチモン化合物、マンガ
ン化合物等によって促進してもよい。この縮合反応は、
特に結晶化するポリエステルの場合には、容易に流動す
るプレポリマーの生成後、所望の重合度に達するまで、
このプレポリマーをその融点以下で固相重合を行っても
よい。界面重縮合によるポリエステルの製造方法として
は、例えば、W. M. Eareckson, J. Poly. Sci. XL, 399
(1959)、特公昭40−1959に述べられている。かく
して、例えば、水と相溶しない有機溶媒に溶解せしめた
カルボン酸ジクロライドとアルカリ水溶液に溶解せしめ
たジオールとの反応によって製造してもよい。界面重縮
合法においては、一般に分子量を調節するために、例え
ば、連鎖停止剤、一官能性モノマー存在下で実施するこ
とができる。また、種々の性質を付与するために種々の
化合物を加えてもよい。例えば、粘度を調節するために
分岐剤等を用いることも可能である。また、低着色のポ
リエステルを得るために、例えば、酸化防止剤等を加え
てもよい。
【0041】ポリエステルのカルボキシル基含有量(以
降、酸価と略する。)の測定法は、例えば、H. A. Poh
l, Anal. Chem., 26, 10(1954) に記載されている。即
ち、フェノールレッドを指示薬として用いNaOHで滴定
し、黄色から赤色に変色する点をもって終点とする。ま
た、試料の滴定に先立ち、試料の無い系でブランクテス
トを行い、下式に従って計算する。 酸価 (eq./Ton) =(Ts−Tb) × F × 0.
1 /W Ts:試料の滴定に要した0.1 NのNaOH溶液の量
(μ1) Tb:ブランクテストの滴定に要した0.1 NのNaOH
溶液の量(μ1) F: 0.1 NのNaOH溶液のファクター W: 試料の質量(g) 酸価が高い場合、溶融押出時の熱分解、耐加水分解性の
低下の原因にもなり易いので、本発明によるポリエステ
ルの酸価は、300(eq./Ton)以下である方が好まし
い。
【0042】一般に、本発明によるポリエステルの重量
平均分子量は、ポリスチレン換算で3000〜1500
00の範囲が好ましく、30000〜100000の範
囲が更に好ましい。また、本発明のポリエステルには、
染料、顔料、安定剤、防炎剤、難燃剤、充填剤、及び強
化物質、例えばガラス繊維、炭素繊維、あるいは、その
他の助剤を含んでもよい。その添加量は、目的とする用
途に応じて適宜決定される。本発明のポリエステルは、
成形品、繊維、フィラメント、フィルム等の製造のため
に使用される。本発明ポリエステルは、優れた耐熱性、
強さ(toughness)、耐加水分解性、耐クリープ性、耐応
力亀裂性等を備えており、これらの特性の要求される分
野、例えば、電気分野、照明分野、並びに自動車分野等
に特に好適である。
【0043】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて更に詳しく
説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を変更しない範囲において、適宜変更
実施可能である。
【0044】実施例1 2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン6
67.86g(2.925モル)、p−t−ブチルフェ
ノール17.94g(0.119モル)、5規定水酸化
ナトリウム水溶液1552mlおよび水3594mlを窒素
雰囲気中にて、5Lフラスコ中で混合した後5℃に冷却
して、フェノール類のアルカリ水溶液を調製した。一
方、別の5Lフラスコ中に、デカヒドロ−2,6−ナフ
タレンジカルボン酸クロライド392.91g(1.4
93モル)およびイソフタル酸クロライド303.03
g(1.493モル)を塩化メチレン5000mlに溶解
し、5℃に冷却した。次いで、別の15Lセパラブルフ
ラスコ中に、水2000ml、および相間移動触媒として
ベンジルトリブチルアンモニウムクロライド0.936
g(0.003モル)を窒素雰囲気下で仕込んでおき、
5℃に冷却した。この冷却液を激しく攪拌しながら、予
め調製しておいた上記二液を、同時に15分間かけてポ
ンプを用いて連続的に添加した。添加終了後、3時間経
過した後に攪拌を停止したところ、塩化メチレン相と水
相の二相に分かれた。水相をデカントした後、同量の水
を加え攪拌しながら、少量の塩酸で中和した。さらに、
水洗による脱塩を繰り返し行った後、塩化メチレン相に
同量のアセトンを徐々に加えてポリマー粉末を析出さ
せ、濾過後、同量のアセトンおよび水で該粉末を洗浄
し、再度同様に濾過した。その後、真空乾燥機を用い
て、120℃で15時間乾燥した。得られたポリマーの
収率は98重量%であった。
【0045】得られたポリマーの酸価(eq./Ton)を測定
したところ、18であった。また、GPC(ゲルパーミ
エーションクロマトグラフィー)法による重量平均分子
量は、ポリスチレン換算で56000であった。示差熱
分析の結果、Tgは191℃であり、キャピログラフに
よる溶融粘度は5100ポイズ(測定温度:330℃、
剪断速度:1216S-1)であった。また、ポリマーを
塩化メチレンに溶解後、キャスティングしてフィルム化
し、測定したIRスペクトルを図1に示す。また、 1
−NMRスペクトルを図2に示す。
【0046】実施例2〜6 出発物質を表1中に示したように変えた以外は、実施例
1に記載した方法でポリエステルを製造した。得られた
ポリマーの酸価、ポリスチレン換算重量平均分子量、T
g、溶融粘度の値も併記した。
【0047】
【表1】 ──────────────────────────────────── 実施 PTC BPA BPAP TBA TBP IPC TPC DHNC AV Mw Tg MV 例 (mol)(mol) (mol)(mol)(mol) (mol) (mol) (mol)(eq/Ton) (℃)(poise) ──────────────────────────────────── 2 BTEAC 2.98 − − 0.12 − 0.60 2.39 15 57000 195 8200 (0.050) 3 BTBAC 2.94 − − 0.09 2.39 − 0.60 10 82000 187 6700 (0.003) 4 BTEAC 2.94 − − 0.09 1.00 1.00 1.00 13 79000 189 7100 (0.050) 5 BTBAC 2.78 − 0.15 0.12 − 1.49 1.49 8 63000 197 8450 (0.003) 6 BTBAC 1.93 0.83 − 0.16 − 0.57 2.27 23 48000 194 4850 (0.003) ──────────────────────────────────── PTC : 相間移動触媒 BPA : ビスフ
ェノールA BPAP: 1,1-ビス(4−ヒドロキシフェニル)1-フェニル
エタン TBA : テトラブロモビスフェノールA TBP : p-t-ブ
チルフェノール IPC : イソフタル酸ジクロライド TPC : テレフ
タル酸ジクロライド DHNC: デカヒドロ-2,6- ナフタレンジカルボン酸クロラ
イド AV : 酸価 MV : 溶融粘
度 BTBAC:ベンジルトリブチルアンモニウムクロライド BTEAC:ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド
【0048】
【発明の効果】叙上のとおり、本発明のポリエステル
は、高い耐熱性を有するとともに優れた成形性を有して
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得られたポリエステルのIRスペク
トルである。
【図2】実施例1で得られたポリエステルの 1H−NM
Rスペクトルである。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジカルボン酸ユニット(IV)の0.1〜
    100モル%が、下記一般式(Ia) 【化1】 (式中R1 〜R8 、R1'〜R8'、R9 、R10の内、2個
    はカルボン酸残基(CO基)であり、残りの16個は、
    独立に、水素、ハロゲン、炭素数1〜20の炭化水素
    基、アルコキシ基よりなる群から選ばれる基である。)
    に相当し、式(II) −O−A−O−B− (II) (式中、−O−A−O−(III )は、二価のジオールに
    相当するユニットを表し、−B−(IV)は、二価のジカ
    ルボン酸ユニットを表す。)の繰り返し単位を有する新
    規ポリエステル。
  2. 【請求項2】 ジカルボン酸ユニット(IV)の0.1〜
    100モル%が、下記一般式(Ib) 【化2】 (式中R1 〜R8 、R1'〜R8'、R9 、R10について、
    1 〜R8 の内、2個はカルボン酸残基(CO基)であ
    り、残りの16個は、独立に、水素、ハロゲン、炭素数
    1〜20の炭化水素基、アルコキシ基よりなる群から選
    ばれる基である。)に相当する請求項1記載の新規ポリ
    エステル。
  3. 【請求項3】 ジカルボン酸ユニット(IV)の0.1〜
    100モル%が、下記一般式(Ic) 【化3】 (式中R1 〜R8 の内、2個はカルボン酸残基(CO
    基)であり、残りの6個は、独立に、水素、ハロゲン、
    炭素数1〜5のアルキル基、炭素数5または6のシクロ
    アルキル基、炭素数5〜11のアリール基、炭素数6〜
    12のアラールキル基よりなる群から選ばれる基であ
    る。)に相当する請求項1又は2記載の新規ポリエステ
    ル。
  4. 【請求項4】 ジカルボン酸ユニット(IV)の0.1〜
    100モル%が、下記一般式(Id) 【化4】 (式中R1 〜R8 について、R1 〜R4 の内、1個はカ
    ルボン酸残基(CO基)であり、R5 〜R8 の内、1個
    はカルボン酸残基(CO基)であり、残りの6個は、独
    立に、水素、ハロゲン、炭素数1〜5のアルキル基、炭
    素数5または6のシクロアルキル基、炭素数5〜11の
    アリール基、炭素数6〜12のアラールキル基よりなる
    群から選ばれる基である。)に相当する請求項1〜3記
    載の新規ポリエステル。
  5. 【請求項5】 ジカルボン酸ユニット(IV)の0.1〜
    100モル%が、下記一般式(Ie) 【化5】 (式中R1 〜R8 について、R2 、R6 が、カルボン酸
    残基(CO基)であり、残りの6個は、独立に、水素、
    ハロゲン、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数5または
    6のシクロアルキル基、炭素数5〜11のアリール
    基、、炭素数6〜12のアラールキル基よりなる群から
    選ばれる基である。)に相当する請求項1〜4記載の新
    規ポリエステル。
  6. 【請求項6】 ジカルボン酸ユニット(IV)の0.1〜
    100モル%が、下記一般式(If) 【化6】 (式中R1 〜R8 について、R2 、R7 が、カルボン酸
    残基(CO基)であり、残りの6個は、独立に、水素、
    ハロゲン、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数5または
    6のシクロアルキル基、炭素数5〜11のアリール基、
    炭素数6〜12のアラールキル基よりなる群から選ばれ
    る基である。)に相当する請求項1〜4記載の新規ポリ
    エステル。
  7. 【請求項7】 ジカルボン酸ユニット(IV)の0.1〜
    100モル%が、下記一般式(Ig) 【化7】 (式中、R2 、R6 が、カルボン酸残基(CO基)であ
    り、R1 、R3 、R4 、R5 、R7 、R8 が水素であ
    る。)に相当する請求項1〜5記載の新規ポリエステ
    ル。
  8. 【請求項8】 ジカルボン酸ユニット(IV)が請求項1
    記載の一般式(Ia) 及びイソフタル酸ユニット(V)
    で構成され、その(Ia) :(V)のモル比が、1〜9
    9:99〜1である請求項1記載の新規ポリエステル。
  9. 【請求項9】 ジカルボン酸ユニット(IV)が請求項4
    記載の一般式(Id) 及びイソフタル酸ユニット(V)
    で構成され、その(Id) :(V)のモル比が、1〜9
    9:99〜1である請求項1又は4記載の新規ポリエス
    テル。
  10. 【請求項10】 ジカルボン酸ユニット(IV)が請求項
    1記載の一般式(Ia) 及びテレフタル酸ユニット(V
    I)で構成され、その(Ia) :(VI)のモル比が、1
    〜99:99〜1である請求項1記載の新規ポリエステ
    ル。
  11. 【請求項11】 ジカルボン酸ユニット(IV)が請求項
    4記載の一般式(Id) 及びテレフタル酸ユニット(V
    I)で構成され、その(Id) :(VI)のモル比が、1
    〜99:99〜1である請求項1又は4記載の新規ポリ
    エステル。
  12. 【請求項12】 ジカルボン酸ユニット(IV)が請求項
    1記載の一般式(Ia) 、イソフタル酸ユニット(V)
    及びテレフタル酸ユニット(VI)で構成され、そのモル
    比が、式(VII ) (Ia)+(V)+(VI)=100 (Ia)=0.1〜99.8 (V)=0.1〜99.8 である請求項1記載の新規ポリエステル。
  13. 【請求項13】 ジカルボン酸ユニット(IV)が請求項
    4記載の一般式(Id) 、イソフタル酸ユニット(V)
    及びテレフタル酸ユニット(VI)で構成され、そのモル
    比が、式(VIII) (Id)+(V)+(VI)=100 (Id)=0.1〜99.8 (V)=0.1〜99.8 である請求項1又は4記載の新規ポリエステル。
  14. 【請求項14】 ジカルボン酸ユニット(IV)の0.1
    〜100モル%が、下記一般式(Ih) 【化8】 (式中R1 〜R8 、R1'〜R8'、R9 、R10の内、2個
    はカルボン酸残基(CO基)であり、残りの16個は、
    独立に、水素、ハロゲン、炭素数1〜20の炭化水素
    基、アルコキシ基よりなる群から選ばれる基である。)
    のユニット2種以上で構成される請求項1記載の新規ポ
    リエステル。
  15. 【請求項15】 ジカルボン酸ユニット(IV)の0.1
    〜100モル%が、下記一般式(Ii) 【化9】 (式中R1 〜R8 について、R1 〜R4 の内、1個はカ
    ルボン酸残基(CO基)であり、R5 〜R8 の内、1個
    はカルボン酸残基(CO基)であり、残りの6個は、独
    立に、水素、ハロゲン、炭素数1〜5のアルキル基、炭
    素数5または6のシクロアルキル基、炭素数5〜11の
    アリール基、炭素数6〜12のアラールキル基よりなる
    群から選ばれる基である。)のユニット2種以上で構成
    される請求項1〜4又は14記載の新規ポリエステル。
  16. 【請求項16】 二価のジオールに相当するユニット
    (III )の0.1〜100モル%が、下記一般式(III
    a) 【化10】 (式中、Xは、O、S、SO2 、CO、炭素数1〜20
    のアルキレン基またはアルキリデン基(アルキレン基、
    アルキリデン基の水素原子は、1あるいはそれ以上のハ
    ロゲン原子で置換されてもさしつかえない。)であり、
    1 〜R8 は、独立に、水素、ハロゲン、炭素数1〜2
    0の炭化水素よりなる群から選ばれる基である。)であ
    る請求項1〜15記載の新規ポリエステル。
  17. 【請求項17】 二価のジオールに相当するユニット
    (III )の0.1〜100モル%が、2,2−ビス(4
    −ヒドロキシフェニル)プロパンユニットである請求項
    1〜16記載の新規ポリエステル。
  18. 【請求項18】 二価のジオールに相当するユニット
    (III )が、ビスフェノールAユニット(IX)及び1,
    1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)1−フェニルエタ
    ンユニット(X)で構成され、その(IX):(X)のモ
    ル比が、1〜99:99〜1である請求項1〜16記載
    の新規ポリエステル。
  19. 【請求項19】 カルボキシル基含有量が、300eq./
    Ton 以下である請求項1〜18記載の新規ポリエステ
    ル。
  20. 【請求項20】 重量平均分子量がポリスチレン換算で
    3000〜150000である請求項1〜19記載の新
    規ポリエステル。
  21. 【請求項21】 二価のジオールに相当する化合物の金
    属塩を含有するアルカリ水溶液と、下記一般式(XI) 【化11】 (式中R1 〜R8 、R1'〜R8'、R9 、R10の内、2個
    はカルボン酸ハライドであり、残りの16個は、独立
    に、水素、ハロゲン、炭素数1〜20の炭化水素基より
    なる群から選ばれる基である。)で表されるジカルボン
    酸ハライドを0.1〜100モル%含むジカルボン酸ハ
    ライドを含有する、上記水性媒体と混和しない有機溶媒
    中の溶液を、相間移動触媒の存在下に接触させて重縮合
    反応を行なわせることを特徴とする、請求項1〜20記
    載の新規ポリエステルの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001261799A (ja) * 2000-03-16 2001-09-26 Mitsubishi Gas Chem Co Inc 非晶質ポリエステル及び光学用材料
JP2001261803A (ja) * 2000-03-16 2001-09-26 Mitsubishi Gas Chem Co Inc 非晶質ポリエステル及び光学材料用樹脂
US6501388B1 (en) 1998-10-26 2002-12-31 Nec Corporation Radio signal selective-calling receiver and method of receiving radio signals
JP2009158952A (ja) * 2007-12-04 2009-07-16 Toray Ind Inc 太陽電池バックシート用フィルム、それを用いた太陽電池バックシート、および太陽電池

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