JPH0656189B2 - 重ね板ばね - Google Patents
重ね板ばねInfo
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- JPH0656189B2 JPH0656189B2 JP4083003A JP8300392A JPH0656189B2 JP H0656189 B2 JPH0656189 B2 JP H0656189B2 JP 4083003 A JP4083003 A JP 4083003A JP 8300392 A JP8300392 A JP 8300392A JP H0656189 B2 JPH0656189 B2 JP H0656189B2
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- JP
- Japan
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- leaf spring
- spring
- rib
- guide
- main
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 21
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 2
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F1/00—Springs
- F16F1/02—Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant
- F16F1/18—Leaf springs
- F16F1/182—Leaf springs with inter-engaging portions between leaves or between leaves and mountings, e.g. ridges, notches, ripples
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Springs (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ばね目孔が形成されて
いる主板ばねと、この主板ばねとほぼ同じ長さでその下
側面に作用する支持板ばねとを有し、この支持板ばねが
一端を主板ばねのばね目孔を取り囲む巻込み部で終えて
おり、板ばねが高さ方向の押し広げに対してストッパに
よって防護され、横への移動に対してばね長手方向に延
び且つばね端部範囲に位置し交互に重なり合ったリブガ
イドによって防護されている重ね板ばねに関する。
いる主板ばねと、この主板ばねとほぼ同じ長さでその下
側面に作用する支持板ばねとを有し、この支持板ばねが
一端を主板ばねのばね目孔を取り囲む巻込み部で終えて
おり、板ばねが高さ方向の押し広げに対してストッパに
よって防護され、横への移動に対してばね長手方向に延
び且つばね端部範囲に位置し交互に重なり合ったリブガ
イドによって防護されている重ね板ばねに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の重ね板ばねはドイツ連邦共和国
特許出願公開第2349381号公報で公知である。こ
の公知の重ね板ばね、ばね目孔が一体成形されている主
板ばねと、この主板ばねの下側面に作用する支持板ばね
とから成っている。これら両板ばねはそれらの中央範囲
がセンタボルトによって結合されており、両端近くが高
さ方向の押し広げ(ファニングアウト= fanning out)に
対して特にばねクランプによって防護されている。その
上に支持板ばねは、主板ばねが破損したときに重ね板ば
ねを介して車軸の案内を維持するために、主板ばねの目
孔を取り囲む巻込み部(カール部)を有している。更に
公知の構造の場合にばね終端範囲、詳しくは例えばばね
目孔への移行範囲に、主板ばねと支持板ばねとの間にば
ね長手方向に延びるリブガイドが設けられている。この
リブガイドは重ね板ばねの板ばねの横への移動(スプレ
イング= splaying) を阻止するための防護体として使用
される。このリブガイドは、補助板ばねが主板ばねより
も幅狭く形成され、主板ばねが補助板ばねの横から突出
する範囲にリブガイドを備えており、これらのリブガイ
ド間に支持板ばねが位置していることによって形成され
ている。主板ばねのばね目孔に対する巻込み部の間隔
は、板ばねが弛緩した状態で組立可能であり、巻込み部
とばね目孔との接触が実質的に避けられるのに十分な大
きさをしているように決められている。
特許出願公開第2349381号公報で公知である。こ
の公知の重ね板ばね、ばね目孔が一体成形されている主
板ばねと、この主板ばねの下側面に作用する支持板ばね
とから成っている。これら両板ばねはそれらの中央範囲
がセンタボルトによって結合されており、両端近くが高
さ方向の押し広げ(ファニングアウト= fanning out)に
対して特にばねクランプによって防護されている。その
上に支持板ばねは、主板ばねが破損したときに重ね板ば
ねを介して車軸の案内を維持するために、主板ばねの目
孔を取り囲む巻込み部(カール部)を有している。更に
公知の構造の場合にばね終端範囲、詳しくは例えばばね
目孔への移行範囲に、主板ばねと支持板ばねとの間にば
ね長手方向に延びるリブガイドが設けられている。この
リブガイドは重ね板ばねの板ばねの横への移動(スプレ
イング= splaying) を阻止するための防護体として使用
される。このリブガイドは、補助板ばねが主板ばねより
も幅狭く形成され、主板ばねが補助板ばねの横から突出
する範囲にリブガイドを備えており、これらのリブガイ
ド間に支持板ばねが位置していることによって形成され
ている。主板ばねのばね目孔に対する巻込み部の間隔
は、板ばねが弛緩した状態で組立可能であり、巻込み部
とばね目孔との接触が実質的に避けられるのに十分な大
きさをしているように決められている。
【0003】この公知の構造の場合、ばね長手方向に延
びるリブガイドにより横への移動を防護する別の類似し
た構造(オーストリア特許第176131号公報参照)
と同じように、既に上述したようにばねクランプが利用
されており、これは高い付加的な費用を必要とする。
びるリブガイドにより横への移動を防護する別の類似し
た構造(オーストリア特許第176131号公報参照)
と同じように、既に上述したようにばねクランプが利用
されており、これは高い付加的な費用を必要とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、二枚
以上の板ばねを持った冒頭に述べた形式の重ね板ばね
を、ばねクランプが省略できるように形成することにあ
る。
以上の板ばねを持った冒頭に述べた形式の重ね板ばね
を、ばねクランプが省略できるように形成することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの目的
は、冒頭に述べた形式の重ね板ばねにおいて、主板ばね
と支持板ばねとの間に少なくとも一枚の中間板ばねが存
在し、主板ばね、中間板ばねおよび支持板ばねが高さ方
向において支持板ばねを介して結合され、中間板ばねお
よび支持板ばねがリブガイドによって横への移動に対し
て防護され、リブガイドの高さ方向における主板ばねと
支持板ばねの巻込み部との間の運動遊びが、リブガイド
(収容溝、案内リブ)の重なり高さより小さいことによ
って達成される。
は、冒頭に述べた形式の重ね板ばねにおいて、主板ばね
と支持板ばねとの間に少なくとも一枚の中間板ばねが存
在し、主板ばね、中間板ばねおよび支持板ばねが高さ方
向において支持板ばねを介して結合され、中間板ばねお
よび支持板ばねがリブガイドによって横への移動に対し
て防護され、リブガイドの高さ方向における主板ばねと
支持板ばねの巻込み部との間の運動遊びが、リブガイド
(収容溝、案内リブ)の重なり高さより小さいことによ
って達成される。
【0006】このように形成された重ね板ばねの場合、
主板ばね、中間板ばねおよび支持板ばねはほぼ同じ長さ
を有し、更に中間板ばねと支持板ばねとの間のリブガイ
ドによって横への移動に対して防護され、同時に横への
移動を許すような押し広げに対して必要な防護は、支持
板ばねの巻込み部が高さ方向においてばね目孔に対して
リブガイドの案内高さよりも小さな遊びを有しているこ
とによって達成される。中間板ばねは従ってこの構造の
場合に、支持板ばねによって主板ばねに対して主に高さ
方向においても固定される。
主板ばね、中間板ばねおよび支持板ばねはほぼ同じ長さ
を有し、更に中間板ばねと支持板ばねとの間のリブガイ
ドによって横への移動に対して防護され、同時に横への
移動を許すような押し広げに対して必要な防護は、支持
板ばねの巻込み部が高さ方向においてばね目孔に対して
リブガイドの案内高さよりも小さな遊びを有しているこ
とによって達成される。中間板ばねは従ってこの構造の
場合に、支持板ばねによって主板ばねに対して主に高さ
方向においても固定される。
【0007】重ね板ばねの各板ばね間の必要な長手方向
の移動可能性並びに厳しい条件下における良好な摩擦特
性は、案内リブの高さが収容溝の深さよりも小さく、収
容溝が案内リブよりも長いことによって保証される。
の移動可能性並びに厳しい条件下における良好な摩擦特
性は、案内リブの高さが収容溝の深さよりも小さく、収
容溝が案内リブよりも長いことによって保証される。
【0008】
【実施例】以下図に示した実施例を参照して本発明を詳
細に説明する。
細に説明する。
【0009】図に示されている重ね板ばねは全体を符号
1で表され、両端にばね目孔3が一体成形されている主
板ばね2の他に、支持板ばね4を有している。この支持
板ばね4は主板ばね2の長さにわたって延びており、図
示した実施例において、その走行方向Fにおける前端が
いわゆる巻込み部5で終えている。この巻込み部5は支
持板ばね4の弓形部分によって形成され、ばね目孔3に
対して間隔を隔てて延びるU字状の湾曲部6から成って
いる。この一方のU字脚部は支持板ばね4につながり、
ばね目孔3を反対側で取り囲む他方のU字脚部は、ばね
目孔3の後ろに間隔を隔ててこれを取り囲む部分7で終
えている。主に巻込み部5を形成するU字状湾曲部6の
U字の両脚部の間隔は、一方では中間板ばね8の厚みに
よって決定される。中間板ばね8は同様に主板ばね2の
長さにわたって延び、これを介してばね目孔3の範囲で
支持板ばね4は主板ばね2に対して接触支持されてい
る。他方では巻込み部5のU字状湾曲部6の部分7につ
ながるU字脚部の間隔は、ばね目孔3と湾曲部6のこの
脚部との間に僅かな遊びが存在するように決められてい
る。その遊びは、通常の条件において少なくともこのU
字脚部とばね目孔3との間にほとんど摩擦のない運動性
が保証されるのに十分な大きさをしているだけで十分で
ある。
1で表され、両端にばね目孔3が一体成形されている主
板ばね2の他に、支持板ばね4を有している。この支持
板ばね4は主板ばね2の長さにわたって延びており、図
示した実施例において、その走行方向Fにおける前端が
いわゆる巻込み部5で終えている。この巻込み部5は支
持板ばね4の弓形部分によって形成され、ばね目孔3に
対して間隔を隔てて延びるU字状の湾曲部6から成って
いる。この一方のU字脚部は支持板ばね4につながり、
ばね目孔3を反対側で取り囲む他方のU字脚部は、ばね
目孔3の後ろに間隔を隔ててこれを取り囲む部分7で終
えている。主に巻込み部5を形成するU字状湾曲部6の
U字の両脚部の間隔は、一方では中間板ばね8の厚みに
よって決定される。中間板ばね8は同様に主板ばね2の
長さにわたって延び、これを介してばね目孔3の範囲で
支持板ばね4は主板ばね2に対して接触支持されてい
る。他方では巻込み部5のU字状湾曲部6の部分7につ
ながるU字脚部の間隔は、ばね目孔3と湾曲部6のこの
脚部との間に僅かな遊びが存在するように決められてい
る。その遊びは、通常の条件において少なくともこのU
字脚部とばね目孔3との間にほとんど摩擦のない運動性
が保証されるのに十分な大きさをしているだけで十分で
ある。
【0010】主板ばね2、中間板ばね8および支持板ば
ね4は、ここでは図示していない車軸の接続が行われる
重ね板ばねの長手中央範囲においてセンタボルト9を介
して公知のように互いに締めつけられ、これらはその中
央範囲と終端範囲との間においてほぼ同じ長さにわたっ
て互いに間隔を隔てて延びている。支持板ばね4および
中間板ばね8はほぼ主板ばね2のばね目孔3の下側で終
えているので、中間板ばね8および支持板ばね4は主板
ばね2をその全長にわたって支持している。
ね4は、ここでは図示していない車軸の接続が行われる
重ね板ばねの長手中央範囲においてセンタボルト9を介
して公知のように互いに締めつけられ、これらはその中
央範囲と終端範囲との間においてほぼ同じ長さにわたっ
て互いに間隔を隔てて延びている。支持板ばね4および
中間板ばね8はほぼ主板ばね2のばね目孔3の下側で終
えているので、中間板ばね8および支持板ばね4は主板
ばね2をその全長にわたって支持している。
【0011】板ばねをその長手中央範囲においてセンタ
ボルト9を介して結合する他に、図示した実施例の場
合、重ね板ばね1を形成するばねに対して特別な結合要
素は存在していない。図示した本発明の実施例と異なっ
て、二枚以上の中間板ばねを設けることもできる。
ボルト9を介して結合する他に、図示した実施例の場
合、重ね板ばね1を形成するばねに対して特別な結合要
素は存在していない。図示した本発明の実施例と異なっ
て、二枚以上の中間板ばねを設けることもできる。
【0012】図2は図1における重ね板ばねの平面図で
あり、この図2は、本発明の枠内において重ね板ばねを
形成する板ばねが好ましくは同じ幅を有していることも
示している。走行車に採用する場合特に走行車の車軸を
案内する場合、重ね板ばねはこれに曲げ荷重を与える垂
直荷重に曝されるだけでなく、縦力および横力も受け
る。縦力は特に制動力の作用のもとではばねの長手方向
に見てばねをS字形に変形させ、いわゆるS・衝撃を生
じさせ、横力はカーブ走行の際に生ずるような横荷重の
結果により生ずる。
あり、この図2は、本発明の枠内において重ね板ばねを
形成する板ばねが好ましくは同じ幅を有していることも
示している。走行車に採用する場合特に走行車の車軸を
案内する場合、重ね板ばねはこれに曲げ荷重を与える垂
直荷重に曝されるだけでなく、縦力および横力も受け
る。縦力は特に制動力の作用のもとではばねの長手方向
に見てばねをS字形に変形させ、いわゆるS・衝撃を生
じさせ、横力はカーブ走行の際に生ずるような横荷重の
結果により生ずる。
【0013】前記縦力(制動力)は、(車軸がばねの下
側に配置されていると仮定した場合)走行方向Fに関し
てばね前部において重ね板ばねを下向きに押し広げる働
きをし、前記横力は重ね板ばねの各板ばねを横に移動さ
せる働きをする。この押し広げ並びに横への移動はばね
の案内機能および支え機能を害する現象として望ましく
なく、これらの傾向は、図3の実施例を参照して後述す
る処置によって制限される。
側に配置されていると仮定した場合)走行方向Fに関し
てばね前部において重ね板ばねを下向きに押し広げる働
きをし、前記横力は重ね板ばねの各板ばねを横に移動さ
せる働きをする。この押し広げ並びに横への移動はばね
の案内機能および支え機能を害する現象として望ましく
なく、これらの傾向は、図3の実施例を参照して後述す
る処置によって制限される。
【0014】図3は、支持板ばね4および中間板ばね8
を一部断面で示した部分断面図において、中間板ばね8
がばね目孔3の下側で終える範囲においてその下側面に
収容溝10を有し、この収容溝10に対して支持板ばね
4から上向きに突出形成された案内リブ11が対応して
いることを示している。案内リブ11の高さは収容溝1
0の深さよりも幾分低く、巻込み部5とばね目孔3との
間の間隔によってばね目孔3の横中心平面内において高
さ方向に許される運動遊びよりも大きい。これによって
支持板ばね4および中間板ばね8は横方向に相対的に固
定され、従って巻込み部5がばね目孔3に対して狭い遊
びしかないことにより押し広げが除去されるので、横に
移動されることはない。その場合収容溝10の長さは案
内リブ11の長さより大きいので、重ね板ばねの各板ば
ねの長手方向の相対的な移動性は妨げられない。
を一部断面で示した部分断面図において、中間板ばね8
がばね目孔3の下側で終える範囲においてその下側面に
収容溝10を有し、この収容溝10に対して支持板ばね
4から上向きに突出形成された案内リブ11が対応して
いることを示している。案内リブ11の高さは収容溝1
0の深さよりも幾分低く、巻込み部5とばね目孔3との
間の間隔によってばね目孔3の横中心平面内において高
さ方向に許される運動遊びよりも大きい。これによって
支持板ばね4および中間板ばね8は横方向に相対的に固
定され、従って巻込み部5がばね目孔3に対して狭い遊
びしかないことにより押し広げが除去されるので、横に
移動されることはない。その場合収容溝10の長さは案
内リブ11の長さより大きいので、重ね板ばねの各板ば
ねの長手方向の相対的な移動性は妨げられない。
【0015】重ね板ばねの後部端では所定の荷重条件に
基づいて押し広げが生ずる危険はなく、支持板ばね4の
端部による全体を符号12で表したばね目孔の巻込みは
省略できる。別の荷重条件(車軸をばねの上側に配置す
る)の場合、ばね後端に巻込み部が配置され、支持板ば
ねと中間板ばねとの間に長手リブが設けられる。これに
無関係に、横案内特性を改善し従って横への移動を避け
るために、このばね後端にも横移動(スプレイング= sp
laying) を防護する相互に重なり合うリブガイドを設け
ることが目的に適っている。これはここでは図示されて
いない。
基づいて押し広げが生ずる危険はなく、支持板ばね4の
端部による全体を符号12で表したばね目孔の巻込みは
省略できる。別の荷重条件(車軸をばねの上側に配置す
る)の場合、ばね後端に巻込み部が配置され、支持板ば
ねと中間板ばねとの間に長手リブが設けられる。これに
無関係に、横案内特性を改善し従って横への移動を避け
るために、このばね後端にも横移動(スプレイング= sp
laying) を防護する相互に重なり合うリブガイドを設け
ることが目的に適っている。これはここでは図示されて
いない。
【0016】本発明の枠内において、ばね前端の範囲に
おいて横への移動を阻止するために単に支持板ばねおよ
び一枚又は数枚の中間板ばねが収容溝と案内リブによっ
て形成されているリブガイドによって相互に固定されて
いるだけで十分である。これにより、主板ばねがその大
きく荷重され板ばねに隣接する範囲において上述のよう
なリブガイドにより生ずる変形処置によってその支持特
性が害されることは阻止される。なお、図4におけるよ
うに重ね板ばねの巻き込まれた端部がU字形ばね担体1
3を介して保持することが目的に適っている。そのU字
脚部14は巻込み部5の横に被さって延び、重ね板ばね
の横側範囲に対して小さな隙間しか存在せず、これによ
って巻込み部5の範囲における支持板ばね4のばね目孔
3に対する横への動きが制限される。
おいて横への移動を阻止するために単に支持板ばねおよ
び一枚又は数枚の中間板ばねが収容溝と案内リブによっ
て形成されているリブガイドによって相互に固定されて
いるだけで十分である。これにより、主板ばねがその大
きく荷重され板ばねに隣接する範囲において上述のよう
なリブガイドにより生ずる変形処置によってその支持特
性が害されることは阻止される。なお、図4におけるよ
うに重ね板ばねの巻き込まれた端部がU字形ばね担体1
3を介して保持することが目的に適っている。そのU字
脚部14は巻込み部5の横に被さって延び、重ね板ばね
の横側範囲に対して小さな隙間しか存在せず、これによ
って巻込み部5の範囲における支持板ばね4のばね目孔
3に対する横への動きが制限される。
【0017】収容溝10に対しては製造上の理由から円
弧形状が有利であり、好ましくは案内リブに対しても横
断面が湾曲した円弧形状が生じ、その案内リブの高さは
案内リブ11の場合も小さく、円弧の半径のほぼ半分の
大きさをしている。実施例において案内リブの高さは約
3.5mm、収容溝の深さは約4mm、案内リブに対す
る円弧の半径は約7mm、および収容溝に対する円弧の
半径は約8mmである。
弧形状が有利であり、好ましくは案内リブに対しても横
断面が湾曲した円弧形状が生じ、その案内リブの高さは
案内リブ11の場合も小さく、円弧の半径のほぼ半分の
大きさをしている。実施例において案内リブの高さは約
3.5mm、収容溝の深さは約4mm、案内リブに対す
る円弧の半径は約7mm、および収容溝に対する円弧の
半径は約8mmである。
【0018】案内リブの長さはその高さの数倍に相応
し、この実施例の場合50mmにされている。
し、この実施例の場合50mmにされている。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、中間板ばねと支持板ば
ねとの間のリブガイドによって横への移動に対して防護
され、同時に横への移動を許すような押し広げに対して
必要な防護は、支持板ばねの巻込み部が高さ方向におい
てばね目孔に対してリブガイドの案内高さよりも小さな
遊びを有していることによって達成され、また従来必要
であったばねクランプは要らない。
ねとの間のリブガイドによって横への移動に対して防護
され、同時に横への移動を許すような押し広げに対して
必要な防護は、支持板ばねの巻込み部が高さ方向におい
てばね目孔に対してリブガイドの案内高さよりも小さな
遊びを有していることによって達成され、また従来必要
であったばねクランプは要らない。
【図1】本発明に基づく重ね板ばねの側面図。
【図2】図1の重ね板ばねの平面図。
【図3】図1における重ね板ばねの巻込み部を有する特
に前部ばね目孔の範囲の拡大詳細図。
に前部ばね目孔の範囲の拡大詳細図。
【図4】図3において矢印IVの方向から見た図。
1 重ね板ばね 2 主板ばね 3 ばね目孔 4 支持板ばね 5 巻込み部 8 中間板ばね 10 収容溝 11 案内リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エドガー ヘフエーレ ドイツ連邦共和国7307 アイヒワルト 1 ジルヒエルシユトラーセ 47 (72)発明者 ジークフリート ツイツテル ドイツ連邦共和国7300 エスリンゲン ゲ ルシユテヌエーク 3 (56)参考文献 特開 平3−334(JP,A) 実開 昭51−114553(JP,U) 実開 昭54−88460(JP,U) 特公 昭59−34902(JP,B2) 実公 昭31−19814(JP,Y1)
Claims (10)
- 【請求項1】 ばね目孔が一体成形されている主板ばね
と、この主板ばねとほぼ同じ長さでその下側面に作用す
る支持板ばねとを有し、この支持板ばねが一端を主板ば
ねのばね目孔を取り囲む巻込み部で終えており、板ばね
が高さ方向の押し広げに対してストッパによって防護さ
れ、横への移動に対してばね長手方向に延び且つばね端
部範囲に位置し交互に重なり合ったリブガイドによって
防護されている重ね板ばねにおいて、 主板ばね(2)と支持板ばね(4)との間に少なくとも
一枚の中間板ばね(8)が存在し、主板ばね(2)、中
間板ばね(8)および支持板ばね(4)が高さ方向にお
いて支持板ばね(4)を介して結合され、中間板ばね
(8)および支持板ばね(4)がリブガイドによって横
への移動に対して防護され、リブガイドの高さ方向にお
ける主板ばね(2)と支持板ばね(4)の巻込み部
(5)との間の運動遊びが、リブガイド(収容溝10、
案内リブ11)の重なり高さより小さいことを特徴とす
る重ね板ばね。 - 【請求項2】 リブガイドの案内リブ(11)の高さが
収容溝(10)の深さより小さいことを特徴とする請求
項1記載の重ね板ばね。 - 【請求項3】 収容溝(10)の長さが案内リブ(1
1)の長さより大きいことを特徴とする請求項1又は2
記載の重ね板ばね。 - 【請求項4】 中間板ばね(8)の収容溝(10)がそ
の端部に向けて自由に終えていることを特徴とする請求
項1ないし3のいずれか1つに記載の重ね板ばね。 - 【請求項5】 案内リブ(11)の長さがその高さの数
倍に相応していることを特徴とする請求項1ないし4の
いずれか1つに記載の重ね板ばね。 - 【請求項6】 特にばね前端範囲だけで主板ばね(2)
が支持板ばね(4)の巻込み部(5)によって取り囲ま
れ、支持板ばね(4)および中間板ばね(8)がリブガ
イドによって結合され、支持板ばね(4)が中間板ばね
(8)と共に自由に終えているばね後部範囲において、
重ね板ばねのすべての板ばね(主板ばね2、支持板ばね
4、中間板ばね8)がリブガイドを介して結合されてい
ることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに
記載の重ね板ばね。 - 【請求項7】 主板ばね(2)、中間板ばね(8)およ
び支持板ばね(4)が、それらの終端範囲と板ばねの中
央支持範囲との間の部分において互いに間隔を隔てて延
びていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか
1つに記載の重ね板ばね。 - 【請求項8】 重ね板ばねが唯一の中間板ばね(8)を
有していることを特徴とする請求項1ないし7のいずれ
か1つに記載の重ね板ばね。 - 【請求項9】 重ね板ばねが複数の中間板ばね(8)を
有していることを特徴とする請求項1ないし7のいずれ
か1つに記載の重ね板ばね。 - 【請求項10】 巻込み部(5)が、横側ストッパを形
成するU字形ばね担体のU字脚部間に位置していること
を特徴とする請求項1記載の重ね板ばね。
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