JPH0656174U - 止水栓 - Google Patents
止水栓Info
- Publication number
- JPH0656174U JPH0656174U JP9282892U JP9282892U JPH0656174U JP H0656174 U JPH0656174 U JP H0656174U JP 9282892 U JP9282892 U JP 9282892U JP 9282892 U JP9282892 U JP 9282892U JP H0656174 U JPH0656174 U JP H0656174U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 流路を直線状にして流体の圧力損失を無くし
て水道直結方式に対応を図る。 【構成】 ケーシング本体における流体入口と流体出口
とを貫通孔により同軸上と成る様に形成し、該貫通孔内
に外部より操作するボール弁体15からなる主弁および副
弁を直列に配設し、流路を直線状と成して圧力損失を低
減させる。
て水道直結方式に対応を図る。 【構成】 ケーシング本体における流体入口と流体出口
とを貫通孔により同軸上と成る様に形成し、該貫通孔内
に外部より操作するボール弁体15からなる主弁および副
弁を直列に配設し、流路を直線状と成して圧力損失を低
減させる。
Description
【0001】
本考案は圧力損失を無くして水道直結給水方式に対応させた止水栓に関するも のである。
【0002】
3階建以上の建物への水道水給水方式は従来、地上又は地下受水槽にて先ず水 道水を受け、屋上の高置タンクへポンプアップして貯水し、これから個別に分枝 して自然流下方式で各階へ供給するシステムが用いられているが、タンクの洗浄 に限界があり、水道水の汚染問題がクローズアップされ、今後はタンクレスの水 道直結方式による給水へと移行しつつある。
【0003】 然しながら、この水道直結方式による水道本管と建物(水道メーター)との間 に配設される止水栓aとしては、流体入口bと流体出口cとを隔壁dにより区割 し、該隔壁dには流路を直交させて連通する弁口eを形成し、該弁口eと同軸上 の流体出口c側には外部より操作される主弁であるポペット弁fを設けると共に 、流体入口b側にはポペット弁fを交換したり、水道の不正使用を防止する際に 使用されるコック式の副弁であるボール弁gが設けられており、このため流体の 流路が屈曲されることにより、圧力損失が1Kg/cm2程度と非常に大きく、水道直 結方式によって供給できる高さが非常に低くなると共に、さらに高所へ供給する には加圧ポンプ等の付帯設備を必要とする欠点を有していた。
【0004】
本考案は流路が直線的にして圧力損失を低減させて加圧ポンプなしに直結給水 可能な高さを増加させ、又水道メーターが収容されているボックス等の形状にも 何ら限定されずに収容することが出来る止水栓を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記従来技術に基づく圧力損失等の課題に鑑み、流体入口と流体出口 を同軸上と成すと共に、ボール弁体を用いた主弁と副弁を直列に配設し、流路を 直線状にして流体の圧力損失を無くして水道直結方式に対応を図る様にしたこと を要旨とする止水栓を提供して上記欠点を解消せんとしたものである。
【0006】
本考案にあっては、主弁および副弁をボール弁体にて構成し、流体出口と流体 入口間の流路を直線状と成して圧力損失の低減を図り、又流路の軸芯を中心にし てケーシング本体を一定角度毎に位相をずらすことが出来る。
【0007】
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、 1は本考案に係る止水栓であり、該止水栓1は外部操作によって流路を開閉す る主弁2および副弁3を夫々具備する主弁ケーシング4と副弁ケーシング5から 構成している。
【0008】 主弁ケーシング4は一端側に流体出口6を、他端側に連結口7を開口形成する ために貫通孔8を貫設した第一のケーシング本体9から成り、該第一のケーシン グ本体9の貫通孔8における中間部の大径部10の両端側には嵌合段部11を形成し 、該嵌合段部11にフッソ樹脂等からなるリング状の環状弁座12を装着し、一方球 体13に連通孔14を形成したボール弁体15である主弁2の外周面を、環状弁座12に 摺接させて配設し、主弁2の回転によって流体出口6と連結口7とを連通させた り、遮断させたりしている。
【0009】 又、第一のケーシング本体9に、貫通孔8の大径部10と直交させて軸挿通孔16 を形成し、軸挿通孔16に主ハンドル17の弁軸部18を挿入し、該弁軸部18の下端部 に形成した突片19を主弁2の外周面に形成したキー溝20内に係合させ、ハンドル 17の操作により主弁2を90度回転操作する。
【0010】 副弁ケーシング5は一端側に流体入口21を、他端側に連結口22を開口形成する ために貫通孔23を貫設した第二のケーシング本体24から成り、該第二のケーシン グ本体24の貫通孔23における中間部の大径部25の両端側には嵌合段部26を形成し 、該嵌合段部26に前記と同様なる環状弁座12を装着し、一方前記と同様なるボー ル弁体15である副弁3の外周面を、環状弁座12に摺接させて配設し、副弁2の回 転によって流体出口21と連結口22とを連通させたり、遮断させたりしている。
【0011】 又、第二のケーシング本体24に、貫通孔23の大径部25と直交させて軸挿通孔27 を形成し、軸挿通孔27に副弁軸28を挿入し、該副弁軸28の下端部に形成した突片 29を副弁3の外周面に形成したキー溝30内に係合させ、副弁軸28の操作により副 弁3を90度回転操作する。
【0012】 又、第一および第二のケーシング本体9、24の他端側における連結口7、22の 周縁にはケーシング本体9、24を連結するためにフランジ31、31a が形成され、 一方の正方角部には取付穴(図示せず)、他方の正方角部にはネジ穴(図示せず )を形成し、取付ビス32、32a …を介して第一および第二のケーシング本体9、 24を連結して止水栓1と成している。
【0013】 又、第一および第二のケーシング本体9、24の他端側における連結口7、22の 嵌合段部10、26に装着する環状弁座12は中央部位が貫通されている仕切板33の両 側に装着しているも、かかる構造には何ら限定されず、仕切板33を2体に分割し て夫々に環状弁座12を装着しても良い。
【0014】 尚、図中34、34a …はOリング、35は主ハンドル17および副弁軸28の抜脱防止 のための袋ナット状の弁軸押ナット、36は伸縮管である。
【0015】 次に本考案に係る止水栓の作用について説明すると、 止水栓1における第一および第二のケーシング本体9、24の連結については、 主弁2および副弁3をボール弁体15にて構成しているため、直線状の流路の軸芯 を中心にして主ハンドル17と副弁軸28とを一定角度毎に位相をずらすことが出来 る。
【0016】 又、止水栓1は流体入口21を水道本管(図示せず)に、流体出口6を建物配管 (図示せず)に接続して使用するものにして、通常は副弁3を開口状態にして主 ハンドル17の回転操作にて主弁2であるボール弁体15の連通孔14にて流体入口21 と流体出口6を連通させたり、遮断させたりする。
【0017】 又、止水弁1の流体入口21と流体出口6を連通させた状態にて一般的に使用さ れている圧力試験方法で、且つ従来の止水弁と全て同一条件(口径等)にて実施 したところ、本考案の止水栓1は圧力損失が0.1Kg/cm2程度しか無いことを認め られた。
【0018】
要するに本考案は、ケーシング本体9、24の流体入口21と流体出口6とを貫通 孔8、23により同軸上と成る様に形成し、該貫通孔8、23内に外部より操作する ボール弁体15から成る主弁2および副弁3を直列に配設したので、流路が直線的 に構成されることにより、圧力損失を極めて小さくすることができ、これにより 従来の止水弁では加圧ポンプを必要とする高さでも、加圧ポンプなしに直結給水 でき、しかも両弁ともボール弁体15であるため、止水栓1における第一および第 二のケーシング本体9、24の取付姿勢を変更でき、これによって水道メーターが 収容されているボックス等の形状にも何ら限定されずに収容することが出来る等 その実用的効果甚だ大なるものである。
【図1】本考案に係る止水栓の正面図である。
【図2】同上止水栓の平面図である。
【図3】同上止水栓の断面図である。
【図4】同上止水栓の他の断面図である。
【図5】従来の止水栓の断面図である。
【図6】従来の止水栓の他の断面図である。
2 主弁 3 副弁 6 流体出口 8 貫通孔 9 ケーシング本体 15 ボール弁体 21 流体入口 23 貫通孔 24 ケーシング本体
Claims (1)
- 【請求項1】 ケーシング本体の流体入口と流体出口と
を貫通孔により同軸上と成る様に形成し、該貫通孔内に
外部より操作するボール弁体からなる主弁および副弁を
直列に配設したことを特徴とする止水栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992092828U JP2535821Y2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 止水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992092828U JP2535821Y2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 止水栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0656174U true JPH0656174U (ja) | 1994-08-05 |
JP2535821Y2 JP2535821Y2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=14065301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992092828U Expired - Lifetime JP2535821Y2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 止水栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2535821Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019108987A (ja) * | 2019-03-05 | 2019-07-04 | 株式会社オンダ製作所 | 止水栓 |
WO2024190591A1 (ja) * | 2023-03-10 | 2024-09-19 | 日立Astemo株式会社 | 可変容量形ベーンポンプ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53144144A (en) * | 1977-05-18 | 1978-12-15 | Masao Suzuki | Device for semiipermanently stopping water for water stop valve unit |
JPS59194191A (ja) * | 1983-04-15 | 1984-11-02 | エ−ロクイツプ・ア−・ゲ− | ボ−ル弁継手 |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP1992092828U patent/JP2535821Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53144144A (en) * | 1977-05-18 | 1978-12-15 | Masao Suzuki | Device for semiipermanently stopping water for water stop valve unit |
JPS59194191A (ja) * | 1983-04-15 | 1984-11-02 | エ−ロクイツプ・ア−・ゲ− | ボ−ル弁継手 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019108987A (ja) * | 2019-03-05 | 2019-07-04 | 株式会社オンダ製作所 | 止水栓 |
WO2024190591A1 (ja) * | 2023-03-10 | 2024-09-19 | 日立Astemo株式会社 | 可変容量形ベーンポンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2535821Y2 (ja) | 1997-05-14 |
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Legal Events
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