JPH065582B2 - 光情報処理装置 - Google Patents

光情報処理装置

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JPH065582B2
JPH065582B2 JP60083037A JP8303785A JPH065582B2 JP H065582 B2 JPH065582 B2 JP H065582B2 JP 60083037 A JP60083037 A JP 60083037A JP 8303785 A JP8303785 A JP 8303785A JP H065582 B2 JPH065582 B2 JP H065582B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光情報処理装置に係り、特にマイケルソン干渉
計の原理を用いて情報記憶媒体から情報を再生する光学
的情報再生系に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図は既に本発明者が特許出願済の従来の光学的情報
再生系である。図において1はコヒーレント平行光源、
2は平行光源1からの出射光、3はハーフミラーによる
ビームスプリッタ、4および5はビームスプリッタ3に
よって二分された分岐光、6はミラー、7は情報保持面
に形成された凹凸の領域(以後ピットと称する)8,9
の列の形で光学的に情報を保持する情報記憶媒体、10
はミラー6及び情報記憶媒体7によって反射された反射
光が、ビームスプリッタ3で同一方向に進行するように
合波された合波光束、11は合波光束10の干渉による
強度変化を電気信号に変換する光検知器、12は光検知
器11の出力端子である。
次に、上記従来装置の動作を説明するにあたり、より理
解を容易にする為に、マイケルソン干渉計の動作につい
て、第7図及び第8図を用いて説明する。第7図は、マ
イケルソン干渉計の原理構成を示しており、情報記憶媒
体7がミラー13になっている点と光検知器11がスク
リーン14になっている点が第6図からの変更箇所であ
る。図において平行光源1より出射した出射光2は、ビ
ームスプリッタ3によって二分され、分岐光4と5にな
る。これら二つの光束は各光束と垂直に置かれたミラー
6及び13によって反射され、もとの光路を逆進して、
ビームスプリッタ3で合波され、一本の合波光束10と
なってスクリーン14に入射する。スクリーン14上で
は、分岐光4と5の光路差(ΔΧという記号で表す)に
応じて、両光束の干渉によって合波光束10の入射点の
明るさが変化する。第8図は、このように構成されたマ
イケルソン干渉計において、ミラー13が光軸方向にΔ
Χだけ変位したときのスクリーン14上の明るさの変化
を示している。図の原点はΔΧ=0であり、第7図にお
ける二つの分岐光4,5の光路長が等しい状態である。
図のように、ΔΧ=0からλ/4(λは光の波長)だけ
ミラー13が変位する毎に、スクリーン14上の明るさ
は明,暗の状態を繰り返す。この現象は、ミラー13の
変位λ/4に対して、分岐光4,5の間の往復光路長の
差がλ/2ずつ変化することによって、合波が同相
(明)又は逆相(暗)でおこることによる。
以上に述べたような明,暗二つの干渉状態を、情報記憶
媒体上の凹凸ピットから反射される分岐光4の光路長変
化によって実現したものが、第6図に示した従来の光学
的情報再生系である。凹凸ピット8,9は典型的にはλ
/4の深さに設定されており、情報記憶媒体7は第6図
に矢印Yで示すように、分岐光4と直交する方向に、こ
こでは特に図示していない駆動手段によって移動され
る。この際、凹又は凸のピットに分岐光4が入射する状
態が、第8図に示したA,B,C等の明又は暗の干渉状
態になるように、分岐光4,5間の片道光路長の差をN
×λ/4(Nは整数)に設定しておけば、情報記憶媒体
7のY方向への移動に伴い、分岐光4の光路長がλ/4
ずつ増減するので、光検知器11へ入射する光束強度
が、ピットの凹凸に対応して強弱の変化をし、端子12
より電気信号の変化として出力される。このようにして
電気信号に変換されたピット情報は、第6図には特に図
示していない信号処理回路に入力され、例えばオーディ
オ,ビデオ信号や、ディジィタルデータ信号として利用
される。なおここでは説明の便宜上情報記憶媒体7がY
方向に変位する場合について説明したが、情報の読み出
しのためには分岐光4の情報記憶媒体照射位置が変化す
ればよいのであって、例えば第6図において情報記憶媒
体7を除く光学系全体がY方向に変位しても情報の読み
出しが出来ることは言うまでもない。又、第8図のA,
B,C等で示した動作点、すなわち、凹凸ピットに対応
する分岐光4,5の片道光路長差N×(λ/4)は、光
源1のコヒーレント長の略1/2以下の範囲内で設定する
ことが凹凸信号読み出し時の検知器上光束の明暗比を大
きくしS/Nの高い信号を得る上で重要である。さら
に、ピット深さは(2N+1)×λ/4の場合に干渉状
態の明暗比が最も大きくなり最適の再生が実現できる
が、これ以外の値であってもN×(λ/2)でさえなけ
れば、マイケルソン干渉計の原理による情報読み出しは
原理的には可能である。
〔発明が解決しようとうる問題点〕
ところで、この種装置においては、情報記憶媒体上の記
録密度の向上と再生時の信頼性の向上とが要求される
が、このためには、情報記憶媒体に照射され光束のスポ
ット径を小さくすることと、光学部品の配置構成を光の
波長単位で正確に行なう必要がある。
ところが、上記従来装置では、例えばビームスプリッタ
3,ミラー6等の光学部品がディスクリートに配置され
ている。このため、記憶媒体に照射される光束の光波長
の下限がビームスプリッタ3等の外形寸法により制限さ
てしまい、光の回折拡がり効果により媒体上でのスポッ
ト径は0.5mm位にしか小さくできず、レンズ等の他の
光学部品を用いても記録密度の向上には限界があった。
また、各光学部品に光の波長単位の微小な経年ずれが生
じ、再生信号が変動して特性劣化が著しくなるという問
題点があった。とりわけ、分岐光4の波長単位の光路長
変化は媒体7のY方向移動時に起こりうるが、これが第
8図における動作点変動を招きやすかった。さらにビー
ムスプリッタ3,ミラー6等の光学部品間の位置及び角
度調節を正確に行なわないと合波光束10が正しく干渉
せず、再生時の特性劣化の原因となるため、組立て時の
調整が煩雑となり量産性が得られないという問題点があ
った。
本発明は係る問題点を解消するためになされたもので、
記録密度の向上と信頼性の向上とを達成でき、かつ量産
性が得られる光情報処理装置を提供することを目的とす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る光情報処理装置は、光源からの出射光とこ
の出射光が分岐されて情報記憶媒体と反射鏡に照射され
る分岐光と光検知器で検知されるこれらの反射光のそれ
ぞれの光路となる光導波路を形成した誘電体基板を具備
し、かつ上記誘電体基板と情報記憶媒体との対向する部
位のいずれか一方又は両方に透明な保護層を設けたもの
である。
〔作用〕
本発明においては、誘電体基板に形成された各光導波路
により、回析拡がりや経年ずれが極めて小さく、かつ組
立て時の調整の不要なマイケルソン干渉計の原理にもと
づく光路が形成される。また透明な保護層の介在により
誘電体基板と情報記憶媒体とを損傷させることなく近
接,あるいは接触配置することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例を図示して詳細に説明する。な
お、前記従来例と同一又は相当部分には同一符号を用
い、その説明は省略する。
第1図及び第2図は本発明の第1の実施例を示す全体及
び一部構成図であり、第1において、20はコヒーレン
ト光源であり、ここでは安定した同一位相の出射光2が
得られる半導体レーザが用いられている。21は上記光
源20からの出射光2を導く第1の光導波路、22は媒
体7方向への分岐光4及びその反射光を共通に導く第2
の光導波路、23はミラー6方向への分岐光5及びその
反射光を共通に導く第3の光導波路、24は上記第2の
光導波路22と、第3の光導波路23によりそれぞれ導
かれた上記両反射光を光検知器11方向に導く第4の光
導波路であり、上記各光導波路21〜24は結合部25
で結ばれて、4ポートのΧ分岐光導波路として誘電体基
板26上に形成されている。上記誘電体基板26は、例
えばLiNbO等の結晶あるいはガラス基板等が用い
られる。又上記各光導波路21〜24は、基板26にL
iNbOを用いた場合には、基板26上に電子ビーム
蒸着又はスパッタにより形成されたTi(チタン)薄膜
をパターニング化した後、熱拡散して、拡散部の屈折率
を周囲よりやや高くする等の製造法が知られており、又
ガラス基板の場合にはイオン交換法による製造法が知ら
れている。なお、本実施例においては、上記誘電体基板
26の第3の光導波路23の端面にミラー6が密着形成
されており、又第2の光導波路22の端面に、情報記憶
媒体7が2値情報を示す凹凸ピット8,9が形成された
情報保持面側を接して配置されている。そして、ここで
は上記情報記憶媒体7が凹凸ピット8,9が形成された
第2図中斜線で示す基板7aと透明保護層7bの2層構
造となっている。
次に本実施例の作用について説明する。
Χ分岐導波路の第1の光導波路21の端面に対して、光
源20から出射光2を照射すると、光導波路21内に矢
印で示すように結合部25へ向かう光が励起される。こ
の導波光は、結合部25にて光導波路22と23の両方
の導波光に分かれる。光導波路23へ向かう分岐光5
は、その端面に例えばAの真空蒸着等の方法によって
形成されたミラー6により反射された後、該導波路23
を再び結合部25方向に向かって逆進し、その一部が光
導波路24に入る。又、光導波路22側に分けられた分
岐光4は、その端面に接するように配置された情報記憶
媒体7の透明保護層7bを透過し、基板7a上に設けら
れた凹凸ピット8又は9で反射されて、再び結合部25
に入射し、一部が光導波路24に入る。以上のようにし
て合波されたミラー6及び媒体7の反射光は、光導波路
24の端面より出射して光検知器11に入射し、光強度
が電気信号に変えられて端子12より出力される。以上
のような説明からわかるようにX分岐導波路の結合部2
5は、従来例におけるビームスプリッタ3と同様の分
波,合波作用を成すので、第1図に示した実施例は第7
図と同様のマイケルソン干渉計の光学系であることがわ
かる。このようなX分岐光導波路によるマイケルソン干
渉計の作用は後述する文献に実験報告がなされている。
よって従来例で説明したのと同様に原理により、図のY
方向に移動する媒体7上の凹凸ピット情報を光検知器1
1の出力端子12より、電気信号の強弱に変えて読み取
ることができる。又、その際第2の光導波路22(媒体
7側)と第3の光導波路23(ミラー6側)を通る光の
各々は、片道光路長の差がN×λ/4(Nは整数)と設
定されている場合に最適再生ができる点は従来例と変わ
りないが、第2図に示す凹凸ピット深さdは保護層7b
の屈折率nに対してnd=(2N+1)×λ/4を満た
す場合が最適ビット深さになる。一方、各導波路の幅は
文献に示されている通り、数μm位の幅にまで小さくで
きるので、ピット8,9を照射する光束も同程度の径と
なる。
従って従来例がスポット径0.5mm位であっとのに比し
て、読出し可能な情報記録密度を4ケタ以上大きくする
ことが可能となり、飛躍的に高密度な読取りの出来る情
報再生系が実現できる。さらに、保護層7bを介して基
板26の端面に媒体7を損傷することなく接触配置する
ことができるので回析拡がりによる光スポット径の増加
が事実上無視でき、又光導波路22と23を伝搬する光
の光路長差がメカニカルに決まり、第8図のA,B,C
点で示したような最適動作点からの経年ずれの問題がほ
とんどなくなる。
また、このように構成された本実施例の再生系では、従
来例のビームスプリッタ3に相当する部分が、X分岐光
導波路の結合部25という形で実現されているので、導
波路作成パターンにより、合波,分波機能が決定でき、
従来例における角度調整や経年ずれによる読出し特性劣
化といった問題点は皆無である。
第2図に示すような媒体7を用いた場合には、導波路端
面による媒体情報破壊防止の上で効果的であるが、その
他に媒体取扱上の信頼性を高める上でも効果的である。
次に本発明の第2の実施例を第3図に示す。第1の実施
例との違いは、第2の光導波路22の端面と情報記憶媒
体7が離れて配置されている点である。このように配置
しても、第1の実施例と同様に、マイケルソン干渉計の
原理による情報読出しは十分に可能である。但し、この
場合は第2の光導波路22からの分岐光4が空間を隔て
て媒体7上に照射する為、第2の光導波路22を伝搬す
る側の光と、第3の光導波路23側を伝搬する光の光路
長差は、第1の実施例のようなメカニカルなものとはな
らず、動作点の安定性という利点はある程度そこなわれ
る。しかしながら、第3図中に図示した媒体7と光導波
路22の端面間の距離は、従来例のディスクリートな
ビームスプリッタのような制約がないため、十分小さな
距離に設定することができる。従って、光導波路22を
出射して媒体7に照射する光の回析拡がりが無視できる
位の値、例えば導波路幅の数倍程度までの隔りならば、
第1の実施例に較べて再生可能な情報記録密度の低下は
ないばかりか、基板26と媒体7との接触による損傷が
皆無となるという効果がある。
次に本発明の第3の実施例を第4図に示す。本実施例は
第1の実施例の構造の変形である。すなわち、光源20
が第1の光導波路21の端面に接触して保持されている
点、光検知器11が第4の光導波路24の端面に接触し
て保持されている点が変っている。さらに第3の光導波
路23に電界を印加するように該導波路23上に金属電
極27が配置され、バイアス電源28が接続されてい
る。
次に第3の実施例の特徴について説明する。まず、光源
20が導波路21端面に接触保持されたことにより、第
1の実施例よりも、光源20と光導波路21の結合効率
が向上すること、さらに、光検知器11も第4の光導波
路24に接触保持されているので、装置の小型化の上で
有効であるといえる。次に電極27に働きについて述べ
る。基板26の材料として、例えば先に述べたLiNb
を用いた場合には、非常に大きな電気光学効果を有
しているので、このように電極27によって第3の光導
波路23に電界を印加することにより、電極下の該導波
路23の屈折率が変化する。このことにより、該導波路
23を通る光の光路長が変化するので、バイアス電源2
8の電圧調整により、該導波路23の光路長を電気的に
変化させることができる。よって、純電気的に、第8図
におけるA,B,C点等で示した最適動作点で再生系を
動作させることができるようになり、装置作製時に第
2,第3の光導波路22と23の光路長差を精密制御す
ることが省略でき、極めて量産性がよくなる。
おな、第4図に示した第3の実施例では、電極27の第
3の光導波路23上に置いたが、以上の動作説明より明
らかなように、第2の光導波路22側に配置しても同様
の効果が得られる。さらに第4図では一対の電極27の
片側を光導波路23の上に配置しているが、これは光源
20の出射光の偏光方向が基板26面と垂直な方向(図
中Y方向)を向いている場合に特に有効であり、偏光方
向が基板面方向(図中A方向)を向いている場合には、
両電極が第3の光導波路23又は第2の光導波路22を
挟むように配置することが効果的であることを付言して
おく。なお、電極付加の効果はここに説明したLiNb
に限らず、電気光学効果を有する誘電体基板を使用
する場合には有効であることはもちろんである。
次に本発明の第4の実施例を第5図に要部のみを取り出
して示す。本実施例においては、第1の実施例を示す第
1図の構成に加えて、第2の光導波路22の端面に透明
保護層26bが形成されている点が特徴である。このこ
とにより、第1図のような接触読出しの際に導波路22
端面が傷つき、読出し特性が劣化することが避けられ
る。このような保護層26bは、製法の一例として、端
面にSiO等をスパッタして得られるが、その他の透
明材料でも有効であることは言うまでもない。さらに、
第5図のように媒体7にも保護層7bが付いていると、
接触読出しの際に導波路22端面,媒体7の双方が損傷
を受けにくく、極めて信頼性の高い情報再生系となる。
なお、第2の実施例のような非接触読出しにおいても、
透明保護層26bの存在は何ら読出し特性を劣化させる
ものでないことを付言しておく。
文献:M.Izutsu,A.Enokihara,T.Sueta"Optical-Wavegui
de Microdisplacement Sensor",Electronics Letter 3o
th September 1982 Vol.18 No.20 pp.867-868. 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、光源からの出射光
とこの出射光が分岐されて情報記憶媒体と反射鏡に照射
される分岐光と光検知器で検知されるこれらの反射光の
それぞれの光路となる光導波路を形成した誘電体基板を
具備し、かつ上記誘電体基板と情報記憶媒体との対向す
る部位のいずれか一方又は両方に透明な保護層を設けた
ことにより、情報記憶媒体を損傷することなく、記録密
度の向上と信頼性の向上とを達成でき、かつ量産性が得
られる光情報処理装置を提供することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1の実施例による光学的
情報再生系の全体及び一部を示す簡略構成図、第3図は
同じく第2の実施例の簡略構成図、第4図は同じく第3
の実施例の簡略構成図、第5図は同じく第4の実施例の
要部を示す図、第6図は従来の光学的情報再生系の簡略
構成図、第7図はマイケルソン干渉計の構成図、第8図
はマイケルソン干渉計の動作説明図である。 2……出射光、4,5……分岐光、6……反射鏡、7…
…情報記憶媒体、7b……保護層、8,9……情報保持
面、10……反射光、11……光検知器、20……光
源、21〜25……光導波路、26……誘電体基板、2
6b……保護層。 なお、図中同一又は相当部分には同一符号を用いてい
る。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光を出射する光源と、該出射光を導
    く第1の光導波路と、該第1の光導波路の導波光を情報
    記憶媒体の情報保持面及び反射鏡の方向に分岐して導波
    する第2及び第3の光導波路と、前記情報保持面,反射
    鏡で反射され、前記第2,第3の光導波路を逆進して合
    波した光束を導く第4の光導波路と、前記第1,第2,
    第3,第4の光導波路を共通に接続して、第1の光導波
    路を第2,第3の光導波路に分岐し、該第2,第3の光
    導波路を逆進する導波光を合波させて前記第4の光導波
    路に入射させる結合導波部と、前記第4の光導波路を出
    射した光を受光し、前記第2の光導波路を前記情報保持
    面の反射によって往復する光と前記第3の光導波路を前
    記反射鏡の反射によって往復する光の光路長の差によっ
    て干渉的に生ずる前記合波光束の強度変化を電気信号の
    変化に変換する光検知器とを備えた光情報処理装置にお
    いて、 前記情報記憶媒体は光学的に2値の深さのピット列で情
    報を保持し、前記情報記憶媒体上を照射する前記第2の
    光導波路の出射光束の位置を、該ピット列に対して相対
    的に変化させるとにより情報を読み出すように構成さ
    れ、 前記第1,第2,第3,第4の光導波路は誘電体基板上
    に形成されており、該誘電体基板の前記第2の光導波路
    の出射端面と前記情報記憶媒体の相対向する部位のいず
    れか一方または両方に透明な保護層を設けたことこを特
    徴とする光情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記情報記憶媒体と前記第2の光導波路の
    出射端面とが、前記透明保護層を介して接触して成るこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光情報処理
    装置。
  3. 【請求項3】前記情報記憶媒体と前記第2の光導波路の
    出射端面とが非接触であり、その間の距離が導波路幅の
    数倍以下であること特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の光情報処理装置。
  4. 【請求項4】前記第2の光導波路の出射端面に設けられ
    た保護層はSiOの簿膜であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の光情報処理装置。
  5. 【請求項5】前記2値の光学的深さは、前記ピットの深
    さをd,前記光源の波長をλ,前記保護層の屈折率を
    n,Nを整数として、 nd=(2N+1)×λ/4であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の光情報処理装置。
  6. 【請求項6】前記第2の光導波路を経て前記情報記憶媒
    体の情報保持面に至る片道光路長と、前記第3の光導波
    路を経て前記反射鏡に至る片道光路長の差が、前記光源
    の波長をλ,Nを整数として、 N×λ/4であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の光情報処理装置。
JP60083037A 1985-04-18 1985-04-18 光情報処理装置 Expired - Lifetime JPH065582B2 (ja)

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