JPH0655792A - リボンカートリッジ - Google Patents

リボンカートリッジ

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JPH0655792A
JPH0655792A JP20869092A JP20869092A JPH0655792A JP H0655792 A JPH0655792 A JP H0655792A JP 20869092 A JP20869092 A JP 20869092A JP 20869092 A JP20869092 A JP 20869092A JP H0655792 A JPH0655792 A JP H0655792A
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ink
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健一 深堀
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用済みのインクリボンをカートリッジ本体
内のリボン供給リール側に巻き戻すことなくプリンタ側
から取り出すことができると共に、カートリッジ本体を
簡単に交換することができるシングルタイプのリボンカ
ートリッジを提供する。 【構成】 リボン供給口23bを有した樹脂製で略円筒
状のカートリッジ本体2内に、インクリボン40を巻き
付けたリボン供給リール30を回転自在に支持してあ
る。このインクリボン40の先端にリボン引出用フィル
ム41を接着してある。このリボン引出用フィルム41
の両側には複数の巻取り用孔部をそれぞれ形成してあ
る。これにより、プリンタ側の一対の巻取りリール台間
で、リボン引出用フィルム41を円筒状に巻く時にリボ
ン引出用フィルム41を芯にして使用済みのインクリボ
ンを巻き付けるリボン巻取りリール41′が作られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、昇華型熱転写式カラ
ービデオプリンタ等のプリンタに用いられる所謂シング
ルタイプのリボンカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、カラービデオプリンタ用のリボ
ンカートリッジには、イエロー,マゼンタ,シアン等の
インク領域が連続したインクリボンを、リボン供給リー
ルとリボン巻取リールにそれぞれ巻き付けた所謂ダブル
タイプのもの(リボンリールが2本あるもの)が知られ
ている。これを、図13,14によって簡単に説明する
と、100はリボンカートリッジであり、そのカートリ
ッジ本体101は、合成樹脂製の下ケース102と、こ
の下ケース102に超音波溶着等で接合される合成樹脂
製の上ケース103とで構成されている。この下ケース
102は相対向する両側部102a,102b間に上方
に湾曲した一対の収納部102c,102dをそれぞれ
形成してあると共に、その中央に開口部102eを形成
してある。また、上記上ケース103は相対向する両側
部103a,103b間に半円筒状に突出した一対の収
納部103c,103dを形成してあると共に、その中
央に開口部103eを形成してある。
【0003】そして、これら下,上ケース102,10
3の各収納部102c,103cと102d,103d
間には、円筒状のリボン供給リール110及びリボン巻
取リール111を回転自在に収納してある。この各リボ
ンリール110,111間には、イエロー(Y),マゼ
ンタ(M),シアン(C)の染料塗布部から成る着色領
域が連続しているインクリボン120をそれぞれ巻き付
けてある。尚、上記各リボンリール110,111の一
端は、下ケース102と上ケース103の各一側部10
2a,103aで形成される円形の開口軸受部104,
104に回転自在にそれぞれ支持されると共に、それら
の他端は、下ケース102と上ケース103の他側部1
02b,103bで形成される軸受部105,105内
に回転自在にそれぞれ支持してある。
【0004】しかしながら、上記ダブルタイプのリボン
カートリッジ100では、カートリッジ本体101内に
インクリボン120を巻き取るリボン巻取リール111
をも回転自在に収納してあるため、その分上記カートリ
ッジ本体101が大型になる欠点があると共にコスト高
になる不利点があった。また、上記カートリッジ本体1
01を構成する下ケース102と上ケース103にそれ
ぞれ設けられた大きな開口部102e,103eよりイ
ンクリボン120が常に露出しているため、該インクリ
ボン120の着色領域に塵,埃等が付着したり、破れた
りし易く、またその取り扱いが難しかった。尚、カート
リッジ本体101が大型になるため、上記ダブルタイプ
のリボンカートリッジ100を用いる図示しないカラー
ビデオプリンタも大型になった。
【0005】そこで、上記ダブルタイプのリボンカート
リッジ100の上記各問題点を解決するために、略円筒
状のカートリッジ本体内に、インクリボンを巻き付けて
いるリボン供給リールのみを回転自在に収納した所謂シ
ングルタイプのもの(リボンリールが1本のもの)を、
本出願人は特願平4−101507号等で出願した。こ
れを、図15によって簡単に説明すると、200はシン
グルタイプのリボンカートリッジであり、その略円筒状
のカートリッジ本体201内にリボン供給リール202
を回転自在に支持してある。このリボン供給リール20
2にはインクリボン203を巻き付けてあり、このイン
クリボン203の先端には、プリンタ側に設けられたリ
ボン巻取りリール210に上記インクリボン203を引
き出して巻き付けるためのリボン引出用フィルム204
を接着してある。尚、211はリボン引出用フィルム2
04を係止してリボン巻取りリール210に巻き付ける
係止爪である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記先行するシングル
タイプのリボンカートリッジ200では、インクリボン
203をプリンタのリボン巻取りリール210に自動或
は手動で引き出して印画動作状態に導くようになってい
るが、使用済みのインクリボン203は使用終了後にカ
ートリッジ本体201内のリボン供給リール202に必
ず巻き戻す必要があるため、使用済みのリボンカットリ
ッジ200を交換するのに時間がかかると共にその交換
作業が煩雑であった。尚、シングルタイプのリボンカー
トリッジ200を用いるプリンタにとっては、従来のダ
ブルタイプのリボンカートリッジを用いるプリンタには
必要でなかったインクリボンの巻き戻し機構が必要不可
欠となり、その分構造が複雑になると共に高コストにな
る不利点があった。
【0007】そこで、この発明は、使用済みのインクリ
ボンをカートリッジ本体内のリボン供給リール側に巻き
戻すことなく簡単に交換することができるシングルタイ
プのリボンカートリッジを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】リボン供給口を有した筒
状のカートリッジ本体内に、インクリボンを巻き付けた
リボン供給リールを回転自在に支持し、このインクリボ
ンの先端にリボン引出用フィルムを設けたリボンカート
リッジであって、このリボン引出用フィルムを芯にして
該リボン引出用フィルムでリボン巻取りリールを形成す
るように構成してある。また、請求項2記載のリボンカ
ートリッジでは、上記リボン引出用フィルムの幅を上記
インクリボンの幅より幅広に形成し、このリボン引出用
フィルムの両側に巻取り用の孔部を形成してある。
【0009】
【作用】カートリッジ本体内に、インクリボンを巻き付
けたリボン供給リールのみを回転自在に収納して、リボ
ン巻取りリールを収納していないので、その分カートリ
ッジ本体が小型化,低コスト化される。また、上記イン
クリボンの先端にリボン引出用フィルムを設け、その剛
性を利用してリボン引出用フィルムを芯にして該リボン
引出用フィルムでリボン巻取りリールを形成するように
したので、使用済みのインクリボンはカートリッジ本体
内のリボン供給リール側に巻き戻されることなくプリン
タから取り出され、使用済みのリボンカートリッジの交
換作業が容易且つ短時間で行われる。
【0010】さらに、上記リボン引出用フィルムの幅を
上記インクリボンの幅より幅広に形成し、このリボン引
出用フィルムの両側に巻取り用の孔部を形成したので、
上記使用済みのインクリボンを巻き取るリボン巻取りリ
ールが上記リボン引出用フィルムで簡単に形成される。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面と共に詳述
する。
【0012】図1〜図4において、1はリボンカートリ
ッジである。このリボンカートリッジ1のカートリッジ
本体2は、合成樹脂製の下ケース10と、この下ケース
10の上端縁側に超音波溶着等で接合される合成樹脂製
の上ケース20とで構成されている。このカートリッジ
本体2は上記下,上ケース10,20とで略円筒状にな
っていて、その内部にインクリボン40を巻き付けた合
成樹脂製のリボン供給リール(リボン供給スプール)3
0を回転自在に収納してある。
【0013】下ケース10の垂直に起立した相対向する
両側部11,12間には、円弧状の内壁13aを有する
半円筒状の収納部13を一体成形してある。図2に示す
ように、この下ケース10の一側部11には、円筒状の
軸受部14を内側に垂直に一体突出成形した矩形の突片
部11aを一体突出成形してある。また、上記下ケース
10の他側部12は略半円弧凹状に一体成形してある。
この他側部12の内面にはリブ12aを一体突出成形し
てある。
【0014】上ケース20の下ケース10の両側部1
1,12に合わされる両側部21,22間には、前側が
垂直で中央が水平で後側が円弧状に湾曲した内壁23a
を有する底面側が開口した略筐型の収納部23を一体成
形してある。この上ケース20の一側部21の中央には
上記軸受部14を有した突片部11aが嵌合する矩形の
凹部21aを形成してあると共に、該上ケース20の他
側部22の内面にはリブ22aを一体突出成形してあ
る。また、上記上ケース20の収納部23の内壁23a
の前側垂直部の上縁寄りには両側部21,22まで延び
る長尺矩形のリボン供給口23bを形成してある。
【0015】而して、下ケース10の両側部11,12
の上端及び収納部13の後側上端の突出縁部13cと、
前記上ケース20の両側部21,22の上端及び収納部
23の後側上端の突出縁部23cとは互いに位置決めさ
れて突き合わされて例えば超音波溶着により複数箇所溶
着して接合されている。この下ケース10の円筒状の軸
受部14と下,上ケース10,20の他側部12,22
で形成される円形の開口軸受部24間に、円筒状のリボ
ン供給リール30の両端部31,32をそれぞれ回転自
在に支持してある。
【0016】リボン供給リール30の両側には一対の鍔
部33,34を一体突出成形してある。このリボン供給
リール30の円柱軸状の一端部31と上記下ケース10
の軸受部14を一体突出成形させた突片部11a間には
圧縮コイルバネ35を介在してあると共に、他端部32
の内周面には駆動係止用のリブ32aを複数本平行に一
体突出成形してある。また、上記リボン供給リール30
の他端部32側の鍔部34の外面側には係合溝部34a
を放射状に複数形成してある。この各係合溝部34aは
上記圧縮コイルバネ35の付勢力により下,上ケース1
0,20の他側部12,22の内面に形成されたリブ1
2a,22aに係止,離反自在になっており、係止時に
上記リボン供給リール30の空回りを阻止してインクリ
ボン40の弛みを防止することができるようになってい
る。
【0017】リボン供給リール30の一対の鍔部33,
34間の胴部にはイエロー(Y),マゼンタ(M),シ
アン(C)の染料塗布部からなる着色領域が連続したイ
ンクリボン40を巻き付けてある。このインクリボン4
0の巻き終わり端部40aはリボン供給リール30の一
対の鍔部33,34間の胴部に接着固定してあると共
に、該巻き終わり端部40aより少し離れた位置には所
謂ミシン目状の切り放し用の孔部40bを直線状に複数
形成してある。また、インクリボン40の先端には、ポ
リエステル製のリボン引出用フィルム41の後端部を接
着してある(この接着部を図中符号40cで示す)。こ
のリボン引出用フィルム41の両側部41a,41aの
幅はインクリボン40の幅より幅広に形成してある。こ
の両側部41a,41aには巻取り用の孔部41bを複
数形成してあり、後述するカラービデオプリンタの一対
の巻取りリール台70,75の各係止爪72b,77b
に係止されて巻き付けられるようになっている。この際
に、一対の巻取りリール台70,75間に巻き付けられ
たリボン引出用フィルム41を芯にして巻き付けられた
該リボン引出用フィルム41により図4に示すような円
筒状のリボン巻取りリール41′が形成されるようにな
っている。
【0018】尚、前記リボンカートリッジ1を用いる昇
華型熱転写式のカラービデオプリンタは、カートリッジ
収納部、キャプスタン軸、ピンチローラ、移動板に回転
自在に取付けられたプラテン、シャーシに固定されたサ
ーマルヘッド、供給リール台60、一対の巻取りリール
台70,75等から構成され、プラテンがシャーシに固
定されたサーマルヘッドに対して往復揺動して該サーマ
ルヘッドに接触,離反するようになっている。
【0019】図10,11に示すように、供給リール台
60は、プリンタの一方の側板6に支軸61を介して駆
動ギヤ62と共に回転自在に支持された先端が球状のリ
ール受体63と、駆動ギヤ62及びリール受体63を支
軸61の先端側に付勢される圧縮コイルバネ64と、リ
ボンカートリッジ1の挿入間口を確保するレバー65と
で構成されている。また、図10,12に示すように、
一対の巻取りリール台70,75は、プリンタの側板
6,7に支軸71,76を介して回転自在に支持された
リール受体72,77を備えている。この各リール受体
72,77の内側に突出した小径部の外周面72a,7
7aには、上記リボン引出用フィルム41の各巻き取り
用孔部41bに挿入される係止爪72b,77bを複数
一体突出形成してある。尚、側板6側の巻取りリール台
70のリール受体72は駆動ギヤ73と共に回転自在に
支持してあると共に、圧縮コイルバネ74により支軸7
1の先端側に付勢されている。これらリール受体72及
び駆動ギヤ73は圧縮コイルバネ74の付勢力に抗して
側板6側に移動可能になっている。
【0020】以上実施例のリボンカートリッジ1によれ
ば、該リボンカートリッジ1をカラービデオプリンタに
使用する場合には、まず、カラービデオプリンタのカー
トリッジ収納部にリボンカートリッジ1を図10の矢印
Aに示す方向より挿入して供給リール台60に装着す
る。この時、供給リール台60はレバー65により図1
1の矢印Bに示す方向にスライドしてリボンカートリッ
ジ1の挿入間口が確保され、供給リール台60の先端が
球状のリール受体63により確実に案内される。これに
より、供給リール台60のリール受体63にリボンカー
トリッジ1のカートリッジ本体2内のリボン供給リール
30の他端部32が確実に装着される。この状態からカ
ートリッジ本体2のリボン供給口23bより少し出てい
るリボン引出用フィルム41の先端側を一対の巻取りリ
ール台70,75間に引き出し、図10に示すように、
上記リボン引出用フィルム41の両側の各巻取り用の孔
部41bを一対の巻取りリボン台70,75の各係止爪
72b,77bに挿入係止して、自動(駆動ギヤ73の
モータ駆動)或は手動により一対の巻取りリール台7
0,75間でリボン引出用フィルム41を巻き取る。こ
のリボン引出用フィルム41の巻き取りにより、図4に
示すように、リボン引出用フィルム41の剛性を利用し
て使用済みのインクリボン40を巻き取るリボン巻取り
リール41′を該リボン引出フィルム41で形成して印
画紙に印画動作を開始できるスタインバイ状態とする。
【0021】上記インクリボン40の使用後は、上記リ
ボン巻取りリール41′に巻き付けた使用済みのインク
リボン40′(図10中1点鎖で示す)をミシン目状の
切り放し用の孔部40bより切り放し、使用済みの空の
カートリッジ本体2をプリンタのカートリッジ収納部か
ら取り外す時にプリンタ側から排出する。従って、先行
する技術のように、リボンカートリッジ1のカートリッ
ジ本体2内のリボン供給リール30に使用済みのインク
リボン40を完全に巻き戻してからリボンカートリッジ
1をカートリッジ収納部から取り外す必要がないので、
使用済みのインクリボン40′及び空のカートリッジ本
体2の交換作業が極めて容易かつ短時間に行うことがで
きる。
【0022】このように、上記カートリッジ本体2内に
インクリボン40を巻き付けたリボン供給リール30の
みを回転自在に収納して、リボン巻取りリールはインク
リボン40の先端に接着されたリボン引出用フィルム4
1により形成するようにしたので、その分カートリッジ
本体2の小型化,低コスト化を図ることができる。ま
た、このカートリッジ本体2は下,上ケース10,20
により略円筒状に形成され、リボンカートリッジ1の使
用前においては、リボン引出用フィルム41のみがリボ
ン供給口23bより一定長さ出て、インクリボン40は
カットリッジ本体2内に完全に収納されるようにしてあ
るため、カートリッジ本体2の強度を従来のものより強
くすることができ、誤ってリボンカートリッジ1を落と
してもカートリッジ本体2が破損したり、インクリボン
40が破れることがない。さらに、リボンカートリッジ
1の使用前には、カートリッジ本体2のリボン供給口2
3bよりインクリボン40が直接露出していないため、
該インクリボン40に塵,埃等が付着することがなく、
その取り扱いが簡単である。
【0023】また、インクリボン40の先端にリボン引
出用フィルム41を接着固定し、このリボン引出用フィ
ルム41を芯にして該リボン引出用フィルム41でリボ
ン巻取りリール41′を形成するようにしたので、使用
済みのインクリボン40′をカートリッジ本体2内のリ
ボン供給リール側に巻き戻すことなくプリンタ側からカ
ートリッジ本体2とは別個に容易に取り出すことができ
る。従って、リボンカートリッジ1の交換を容易且つ短
時間に行うことができる。
【0024】さらに、上記リボン引出用フィルム41の
幅を上記インクリボン40の幅より幅広に形成し、この
リボン引出用フィルム41の両側に巻取り用の孔部41
bを形成したので、リボン引出用フィルム41により使
用済みのインクリボン40′を巻き付けるに十分な強度
を有する円筒状のリボン巻取りリール41′を簡単に形
成することができる。さらにまた、上記カートリッジ本
体2を小型化することができるので、持ち運びや使用後
の廃棄処分等も簡単であり、取り扱い性,省資源化をよ
り一段と図ることができる。
【0025】尚、リボンカートリッジ1を使用するカラ
ービデオプリンタも簡素化,小型軽量薄型化及び低コス
ト化することができる。特に、先行する技術のシングル
タイプのリボンカートリッジを用いるプリンタのように
インクリボン排出時の巻き戻し機構が不要となるので、
プリンタ全体の機構の簡素化及び低コスト化をより一段
と図ることができる。
【0026】尚、前記実施例によれば、インクリボンの
巻き終わり端部側にミシン目状の切り放し用の孔部を形
成し、使用済みのインクリボンをリボン引出用フィルム
により形成したリボン巻取りリールに巻き付けた状態で
カートリッジ本体とは別個にプリンタ側から取り出して
排出するようにしたが、インクリボンの巻き終わり端部
に切り放し用の孔部を形成する代わりに、インクリボン
の巻き終わり端部をリボン供給リールに剥離自在な接着
力の弱めの接着剤を使用して使用済みのインクリボンを
リボン供給リールから離脱するようにしてもよい。ま
た、使用済みのインクリボンをリボン供給リールから離
すことなく、リボン引出用フィルムで形成したリボン巻
取りリボンに巻き付けたままの状態でカートリッジ本体
と共にプリンタ側から排出するようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明のリボンカート
リッジによれば、カートリッジ本体内にインクリボンを
巻き付けたリボン供給リールのみを回転自在に収納し
て、リボン巻取りリールを収納していないので、その分
カートリッジ本体の小型化,低コスト化を図ることがで
きる。また、上記インクリボンの先端にリボン引出用フ
ィルムを設け、このリボン引出用フィルムを芯にして該
リボン引出用フィルムでリボン巻取りリールを形成する
ようにしたので、使用済みのインクリボンをカートリッ
ジ本体内のリボン供給リール側に巻き戻すことなくプリ
ンタ側から容易に取り出すことができ、リボンカートリ
ッジの交換を容易且つ短時間に行うことができる。
【0028】さらに、上記リボン引出用フィルムの幅を
上記インクリボンの幅より幅広に形成し、このリボン引
出用フィルムの両側に巻取り用の孔部を形成したので、
このリボン引出用フィルムにより使用済みのインクリボ
ンを巻き付けるに十分な強度を有する円筒状のリボン巻
取りリールを簡単に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すリボンカートリッジ
の斜視図。
【図2】上記リボンカートリッジの分解斜視図。
【図3】上記リボンカートリッジを背面側から見た斜視
図。
【図4】上記リボンカートリッジの断面図。
【図5】上記リボンカートリッジの下ケースにリボン供
給リールを収納した状態の平面図。
【図6】上記リボンカートリッジの上ケースの底面図。
【図7】上記リボンカートリッジの下ケースの平面図。
【図8】上記リボン供給リールの断面図。
【図9】上記リボン供給リールに巻き付けられたインク
リボン先端のリボン引出用フィルムを引き出した状態の
説明図。
【図10】上記リボン供給リールをプリンタの供給リー
ル台に装着してリボン引出用フィルムを引き出して巻付
けた状態の説明図。
【図11】上記プリンタの供給リール台の説明図。
【図12】上記プリンタの巻取りリール台の説明図。
【図13】従来例のリボンカートリッジの斜視図。
【図14】従来例のリボンカートリッジの下ケース側の
平面図。
【図15】先行技術のリボンカートリッジの説明図。
【符号の説明】
1…リボンカートリッジ 2…カートリッジ本体 23b…リボン供給口 30…リボン供給リール 40…インクリボン 40a…巻き終わり端部 40b…切り放し用の孔部 41…リボン引出用フィルム 41b…巻取り用の孔部 41′…リボン巻取りリール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リボン供給口を有した筒状のカートリッ
    ジ本体内に、インクリボンを巻き付けたリボン供給リー
    ルを回転自在に支持し、このインクリボンの先端にリボ
    ン引出用フィルムを設けたリボンカートリッジであっ
    て、このリボン引出用フィルムを芯にして該リボン引出
    用フィルムでリボン巻取りリールを形成するように構成
    したことを特徴とするリボンカートリッジ。
  2. 【請求項2】 上記リボン引出用フィルムの幅を上記イ
    ンクリボンの幅より幅広に形成し、このリボン引出用フ
    ィルムの両側に巻取り用の孔部を形成したことを特徴と
    する請求項1記載のリボンカートリッジ。
  3. 【請求項3】 上記インクリボンの巻き終わり端部側に
    切り放し用の孔部を形成したことを特徴とする請求項1
    記載のリボンカートリッジ。
  4. 【請求項4】 上記インクリボンの巻き終わり端部を上
    記リボン供給リールに剥離自在に接着したことを特徴と
    する請求項1記載のリボンカートリッジ。
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