JPH0655729U - 貼り合わせ装置 - Google Patents

貼り合わせ装置

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Publication number
JPH0655729U
JPH0655729U JP640593U JP640593U JPH0655729U JP H0655729 U JPH0655729 U JP H0655729U JP 640593 U JP640593 U JP 640593U JP 640593 U JP640593 U JP 640593U JP H0655729 U JPH0655729 U JP H0655729U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction
markings
plate
lower suction
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP640593U
Other languages
English (en)
Inventor
稔 岡部
文雄 井上
哲夫 三品
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gunze Ltd
Original Assignee
Gunze Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Gunze Ltd filed Critical Gunze Ltd
Priority to JP640593U priority Critical patent/JPH0655729U/ja
Publication of JPH0655729U publication Critical patent/JPH0655729U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 上下一対の吸着盤を対向状に、上吸着盤は上
下180°反転可能に、下吸着盤は対向面内でXY方向
に移動可能で且つ回転可能に設け、夫々の吸着盤に吸着
保持され対向した平板状物品のマーキングを検出するテ
レビカメラを設け、マーキングの位置合わせを確認する
モニタを設ける。 【効果】モニタを見てマーキングの位置合わせを確実
に、短時間できる合理的な貼り合わせ装置が提供でき
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば透明導電性フイルム、透明導電性ガラス等で構成される透明 タッチパネルのフイルム同士、或はフイルムとガラスの貼り合わせ、透明タッチ パネルと支持体用のガラスまたはアクリル板等との貼り合わせに用いられる平板 状物品の貼り合わせ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、液晶デイスプレイ、プラズマディスプレイ或は各種スイッチ装置として 、透明なプラスチックフイルム表面またはガラス表面に金属薄膜加工を行い、エ ッチング加工や、銀、カーボン印刷加工を行い、金属薄膜同士を向い合わせて貼 り合わせ、スイッチとした透明タッチパネル(以下、TTPという)がヒューマ ンインターフエース機器として広く利用されている。
【0003】 このようなTTPの製作時において、薄いフイルムや板材を貼り合わせる際に は、フイルムや板材の必要箇所にマーキング印刷を行い、このマーキングを目印 に手作業で貼り合わせていた。またサイズの大きなものにあっては、2名の作業 者がフイルム等の両端縁を持ってタイミングを合わせつつマーキングを目印に図 5の要領で貼り合わせることも行われていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記TTPの貼り合わせにおいては、手作業のため正確に貼り合わせるには多 くの熟練を必要とし、必ずしも正確に行われないので精度にバラツキが生じる欠 点があった。また、2名の作業者で張り合せを行う際には、更に精度が低下する 傾向があり、多くの時間を要するほか、コストの面でも問題があった。
【0005】 特に、近年のTTP等は、形成した薄膜のパターンに規制され、精度良く位置 決めを行った後、貼り合わせを行わないと初期の機能を発揮しないため、手作業 による貼り合わせには限界が生じていた。
【0006】 したがって本考案は、薄い板材やフイルム等を精度良く位置決めし重ね合わせ を行い、合理的に確実に、しかも安価に貼り合わせることができる貼り合わせ装 置を提供するこどを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解消するため、上下一対の吸着盤を対向状に、上吸着盤は 上下180°反転可能に、下吸着盤は対向面内でXY方向に移動可能で且つ回転 可能に設け、夫々の吸着盤に吸着保持され対向した平板状物品のマーキングを検 出するテレビカメラを設け、マーキングの位置合わせを確認するモニタを設けた ことを特徴とする。
【0008】
【作用】
本考案は、上記のように構成したので、上下の吸着盤に夫々平板状物品を吸着 保持させると上吸着盤が反転し、対向させ、夫々の平板状物品のマーキングをモ ニタで確認しながら位置決めをし重ね合わせを行い貼り合せを行う。
【0009】
【実施例】
本考案の一実施例について図面に基づき説明する。図1には、貼り合わせ装置 20の構成を示す。同装置20は、上吸着盤1と、下吸着盤2と、テレビカメラ 6、6と、モニタ8、8とを備える。図2〜図4は同装置の主要な動作を示す説 明図である。
【0010】 本実施例の平板状物品は、図6に示すように透明タッチパネルに使用される透 明導電性フイルム10と、透明導電性ガラス板11とからなり、フイルム10に はマーキング12が、ガラス板11にはマーキング13が印刷されている。勿論 、フイルム10とガラス板11の夫々片方の面には、金属薄膜からなる透明電極 (不図示)が所定のパターンに印刷されると共に、ガラス板11の透明電極を含 む面には所定の大きさの絶縁性スペーサー(不図示)が適宜のピッチで印刷され てあり、透明電極が対向するように組み合わせて透明タッチパネル(不図示)が 形成される。そしてフイルム10とガラス板11の対向面の外周適宜の幅には粘 着性透明接着剤(不図示)が塗布されている。
【0011】 上吸着盤1は、ベース3の上で矢印イ方向に往復移動可能に設けられている台 座4に支持され、矢印ヘの方向に上下180°反転回動可能に支持されている。 更に矢印ニ方向に吸引、吸看作動するように上吸着盤1の一方の表面、吸着面 1a上に吸引口(不図示)が多数設けられると共に、吸引駆動源(不図示)が接 続され、下吸着盤2に重ね合わせられた位置で矢印ト方向に押圧、離間可能に設 けられる。
【0012】 下吸着盤2は、ベース3の上で上吸着盤1の往復移動可能範囲内に設けられた XY・回転テーブル5の上に支持され、上下吸着盤の対向面内で矢印ハで示すX Y方向に移動可能に、矢印ロで示すように回転可能に設けられる。そして下吸着 盤2の上側表面、吸着面2aに多数の吸引口(不図示)が設けられ吸引駆動源に (不図示)に接続される。
【0013】 テレビカメラ6、6は、上吸着盤1に吸着保持されているフイルム10と、下 吸着盤2に吸着されているガラス板11のマーキング12、13を撮影可能な位 置に配置され、位置調節可能に設けられると共に、モニタ8、8に検出画面を送 信し、同画面をモニタ8、8上に表示するのでマーキング12、13の位置合わ せが確認可能となる。
【0014】 操作盤7は、上下吸着盤1、2の各駆動装置(不図示)を制御するもので、各 動作をシーケンス的に制御する範囲と、位置合わせを確認し手動により微調整す る範囲との構成となっている。 即ち、位置合わせは作業者がモニタ8、8の検出画面を確認しながら、下吸着 盤2の位置をXY方向に移動させたり、或は回転させたりすることにより微調整 を行う。
【0015】 次に、装置の作動について説明する。作業者が図2に示すように上吸着盤1の 吸着面1a上に透明導電性フイルム10を吸着保持させ、下吸着盤2の吸着面2 a上に透明導電性ガラス板11を吸着保持させると、上吸着盤1が矢印ヘの方向 に上下180°反転する。
【0016】 図3に示すように、次に上吸着盤1は矢印イの方向に移動し、下吸着盤2の位 置に停上する。次にテレビ6、6でマーキング12、13を検出し、モニタ8、 8の画面上で位置を確認し、ズレがある場合は下吸着盤2をXY方向に移動させ たり、回転させることにより位置合わせを行ない重ね合わせを行う。
【0017】 図4に示すように、位置合わせが完了すると上吸着盤1が矢印トのように押圧 し、ガラス板11の上にフイルム10を貼り合わせる。
【0018】 本実施例においては、平板状物品はフイルム10とガラス板11の組み合わせ であったが、本考案に適用可能な平板状物品はフイルムとフイルムであっても良 いし、板と板のであっても良いし、シートとシートであっても良い。またそれら の組み合わせであっても良く平板状の物で透明ならば何であっても適用可能であ る。
【0019】 テレビカメラやモニタは、必要に応じて台数を設定すれば良いのであり、特に 限定されるものでないし、上吸着盤の矢印トの方向への移動量を大きくして2段 階に作動させる構造とすれば、矢印イの方向への移動の必要が無くなるので、装 置としては小型になり適宜で良い。
【0020】 更にモニタと操作盤にコンピュータを含む制御盤(不図示)を接続し、モニタ 上の検出画面を画像処理することにより、操作盤を自動操作し、位置合わせ、貼 り合わせ動作を自動化することも可能となる。
【0021】
【発明の効果】
以上の構成よりなる本考案によると、モニタによりマーキングの位置合わせを 確実に短時間に可能とする合理的な貼り合わせ装置が提供できる。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の貼り合わせ装置の構成を示す説明図で
ある。
【図2】本考案による貼り合わせ装置の作動説明用正面
図である。
【図3】本考案による貼り合わせ装置の位置合わせ時の
作動説明用正面図である。
【図4】本考案による貼り合わせ装置の貼り合わせ時の
作動説明用正面図である。
【図5】従来の作業者による作業説明図である。
【図6】マーキングされた平板状物品を示す説明図であ
る。 1・・・上吸着盤 2・・・下吸着盤 3・・・ベース 4・・・台座 5・・・XY・回転テーブル 6・・・テレビカメラ 7・・・操作盤 8・・・モニタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下一対の吸着盤を対向状に、上吸着盤
    は上下180°反転可能に、下吸着盤は対向面内でXY
    方向に移動可能で且つ回転可能に設け、夫々の吸着盤に
    吸着保持され対向した平板状物品のマーキングを検出す
    るテレビカメラを設け、マーキングの位置合わせを確認
    するモニタを設けたことを特徴とする平板状物品の貼り
    合わせ装置。
JP640593U 1993-01-11 1993-01-11 貼り合わせ装置 Pending JPH0655729U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP640593U JPH0655729U (ja) 1993-01-11 1993-01-11 貼り合わせ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP640593U JPH0655729U (ja) 1993-01-11 1993-01-11 貼り合わせ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0655729U true JPH0655729U (ja) 1994-08-02

Family

ID=11637465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP640593U Pending JPH0655729U (ja) 1993-01-11 1993-01-11 貼り合わせ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0655729U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102414606A (zh) * 2009-04-24 2012-04-11 韩东熙 面板附着装置
JP2013529319A (ja) * 2010-06-11 2013-07-18 ヒ ハン、ドン パネル姿勢調節装置及びこれを備えたパネル取付装置
JP5602907B1 (ja) * 2013-04-02 2014-10-08 株式会社松屋アールアンドディ シート状物貼り合わせ装置

Cited By (4)

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CN102414606A (zh) * 2009-04-24 2012-04-11 韩东熙 面板附着装置
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