JPH0655378A - ボルトナットの仮締め機 - Google Patents
ボルトナットの仮締め機Info
- Publication number
- JPH0655378A JPH0655378A JP23770492A JP23770492A JPH0655378A JP H0655378 A JPH0655378 A JP H0655378A JP 23770492 A JP23770492 A JP 23770492A JP 23770492 A JP23770492 A JP 23770492A JP H0655378 A JPH0655378 A JP H0655378A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- nut
- plate
- passage
- gate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
- Chutes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 仮締め機にボルトナットを自動供給する。
【構成】 パーツフィーダ1に連結して設けられたボル
ト供給路2aと、ボルト受入孔を有し往復動する振分板
5と、往復動の軌跡に対してシュート6上に傾斜して設
けられたガイド板7と、シュート6下部に上下動可能で
傾斜面を有するボルト受け板11と、側部に沿って立設
している仕切板14と、仕切板14の反対部に、上下動
可能な上面に溝を形成したボルトセット板16とを設け
る。ボルト受け板11上に載置したボルトの中心と中心
を一致させて設置されるナット通路を開閉する開閉体
と、その下流に配設された3段に構成されるゲートを有
し、ゲート上に載置されるナットの中心と前記ボルト受
け板11上に載置されるボルト2の中心とを一致させる
ように取り付けられる順送り体とを設け、順送り体の中
段のゲートに落下路27を穿設する。
ト供給路2aと、ボルト受入孔を有し往復動する振分板
5と、往復動の軌跡に対してシュート6上に傾斜して設
けられたガイド板7と、シュート6下部に上下動可能で
傾斜面を有するボルト受け板11と、側部に沿って立設
している仕切板14と、仕切板14の反対部に、上下動
可能な上面に溝を形成したボルトセット板16とを設け
る。ボルト受け板11上に載置したボルトの中心と中心
を一致させて設置されるナット通路を開閉する開閉体
と、その下流に配設された3段に構成されるゲートを有
し、ゲート上に載置されるナットの中心と前記ボルト受
け板11上に載置されるボルト2の中心とを一致させる
ように取り付けられる順送り体とを設け、順送り体の中
段のゲートに落下路27を穿設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボルトナットの仮締め
機に関する。
機に関する。
【0002】
【従来の技術】ボルトとナットは別々の箱に入った状態
で販売されている。しかし、ボルトとナットを装着した
状態で、自動車等に取り付けて他の部品を組み付けるこ
とが必要の場合がある。その為、ボルトとナットを手作
業を介して仮締めしている。
で販売されている。しかし、ボルトとナットを装着した
状態で、自動車等に取り付けて他の部品を組み付けるこ
とが必要の場合がある。その為、ボルトとナットを手作
業を介して仮締めしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した様に、手作業
で仮締めを行うことは、能率が上がらず、且つナットの
締め付け量を一定とすることが困難である。そこで、本
発明は係る不都合を解消するボルトナットの仮締め機を
提供するものである。
で仮締めを行うことは、能率が上がらず、且つナットの
締め付け量を一定とすることが困難である。そこで、本
発明は係る不都合を解消するボルトナットの仮締め機を
提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のボルトナットの
仮締め機は、パーツフィーダに連結して設けられたボル
トを搬送するボルト供給路と、該供給路からのボルトを
受け入れる受入孔を有し往復動する振分板と、該振分板
の往復動の軌跡に対してシュート上に傾斜して設けられ
たガイド板と、該シュート下部に上下動可能で、傾斜面
を有するボルト受け板と、該ボルト受け板の側部に沿っ
て立設している仕切板と、該仕切板の反対部に、上下動
可能な上面に溝を形成したボルトセット板と、パーツフ
ィーダに連結して設けられたナットを搬送するナット供
給路と、該供給路に連結して設けられ、前記ボルト受け
板上に載置したボルトの中心と中心を一致させて設置さ
れるナット通路と、該ナット通路を開閉する開閉体と、
該開閉体の下流に配設された3段に構成されるゲートを
有し且つ該下段のゲート上に載置されるナットの中心と
前記ボルト受け板上に載置されるボルトの中心とを一致
させるように取り付けられる順送り体と、前記順送り体
の中段のゲートに穿設された落下路と、前記ボルトを回
転するボルトランナと、を有するものである。
仮締め機は、パーツフィーダに連結して設けられたボル
トを搬送するボルト供給路と、該供給路からのボルトを
受け入れる受入孔を有し往復動する振分板と、該振分板
の往復動の軌跡に対してシュート上に傾斜して設けられ
たガイド板と、該シュート下部に上下動可能で、傾斜面
を有するボルト受け板と、該ボルト受け板の側部に沿っ
て立設している仕切板と、該仕切板の反対部に、上下動
可能な上面に溝を形成したボルトセット板と、パーツフ
ィーダに連結して設けられたナットを搬送するナット供
給路と、該供給路に連結して設けられ、前記ボルト受け
板上に載置したボルトの中心と中心を一致させて設置さ
れるナット通路と、該ナット通路を開閉する開閉体と、
該開閉体の下流に配設された3段に構成されるゲートを
有し且つ該下段のゲート上に載置されるナットの中心と
前記ボルト受け板上に載置されるボルトの中心とを一致
させるように取り付けられる順送り体と、前記順送り体
の中段のゲートに穿設された落下路と、前記ボルトを回
転するボルトランナと、を有するものである。
【0005】
【作用】ボルトはパーツフィーダからボルト供給路を介
して搬送され、振分板の受入孔に入る。そして、シリン
ダを作動させると、該ボルト2はガイド板によって、受
入孔から離脱して頭部を後にした状態でシュートを落下
する。シュート内を落下したボルトは、ボルト受け板上
に載置され、シリンダを上昇させると、ボルトは傾斜面
を転がって、ボルトセット板上に載置される。一方のナ
ットは、ナット供給路を介して連続して搬送され、該ナ
ット供給路と連通するナット通路の入口部に設けられた
シリンダの作動による開閉体の開閉によって、1個づつ
通路に供給される。ナット通路を落下したナットは、ナ
ット通路を閉鎖状態で待機している順送り体のゲート上
に載置される。この状態で、シリンダを介して順送り体
を左方向に移動させてナット通路を開状態とすると、ナ
ットはその下段のゲート上に載置し、再度、シリンダを
右方向に作動させてナット通路を閉状態とすると、ナッ
トは中段ゲートに設けられた落下路を介して下段のゲー
ト上に載置される。そして、ボルトランナを起動させて
ボルトの頭部を嵌挿すると共に、ボルトの回転に邪魔に
ならない様に、シリンダ15を介してボルトセット板を
降下させ、ボルトランナでボルトをナットに所定量ねじ
込む。そして、ボルトランナを離脱させことによって、
製品が得られる。
して搬送され、振分板の受入孔に入る。そして、シリン
ダを作動させると、該ボルト2はガイド板によって、受
入孔から離脱して頭部を後にした状態でシュートを落下
する。シュート内を落下したボルトは、ボルト受け板上
に載置され、シリンダを上昇させると、ボルトは傾斜面
を転がって、ボルトセット板上に載置される。一方のナ
ットは、ナット供給路を介して連続して搬送され、該ナ
ット供給路と連通するナット通路の入口部に設けられた
シリンダの作動による開閉体の開閉によって、1個づつ
通路に供給される。ナット通路を落下したナットは、ナ
ット通路を閉鎖状態で待機している順送り体のゲート上
に載置される。この状態で、シリンダを介して順送り体
を左方向に移動させてナット通路を開状態とすると、ナ
ットはその下段のゲート上に載置し、再度、シリンダを
右方向に作動させてナット通路を閉状態とすると、ナッ
トは中段ゲートに設けられた落下路を介して下段のゲー
ト上に載置される。そして、ボルトランナを起動させて
ボルトの頭部を嵌挿すると共に、ボルトの回転に邪魔に
ならない様に、シリンダ15を介してボルトセット板を
降下させ、ボルトランナでボルトをナットに所定量ねじ
込む。そして、ボルトランナを離脱させことによって、
製品が得られる。
【0006】
【実施例】図1はボルトナットの仮締め機の平面図、図
2は図1のA〜A矢視図、図3は図1のB〜B矢視図、
図4はボルト2を1個づつ供給する概念図、図5はB〜
B矢視図の一部を示す拡大図である。1はボルト、ナッ
トのパーツフィーダであって、ボルト2は頭部を上にし
て連続状態でボルト供給路2aを、一方、ナット3はナ
ット供給路3aを介して搬送される。又、ボルト供給路
2aの終端には、該ボルト2を1本づつ受け入れる受入
孔5aが形成された振分板5がシリンダ4で往復動可能
に配設されている。6は「く」字形に曲折形成されたシ
ュートであって、シリンダ4の往復動の軌跡線より偏心
した位置を中心に配設されていて、該シュート6の上部
にはガイド板7が振分板5の往復動の軌跡に対して傾斜
して取り付けられている。又、該シュート6の終端部6
aには、上面が右下方向に傾斜状に形成されているボル
ト受け板11がシリンダ12を介して上下動可能に取り
付けられている。又、該ボルト受け板11の側部に沿っ
て、上端部が右下に傾斜して形成された仕切板14が立
設されている。一方、該仕切板11の反対部(右側)に
は、上面に逆山形の溝16aを形成したボルトセット板
16がシリンダ15で上下動可能に設置されている。
尚、該ボルトセット板16の長さは、ボルトの頭部が突
出できるように短く形成されている。即ち、後述するボ
ルトランナ20がボルトセット板16に当接しないで嵌
挿可能となっている。又、前記溝16aの形状は、転が
るボルト2が一定位置にセット可能な、逆山形の他の円
形等であってもよい。
2は図1のA〜A矢視図、図3は図1のB〜B矢視図、
図4はボルト2を1個づつ供給する概念図、図5はB〜
B矢視図の一部を示す拡大図である。1はボルト、ナッ
トのパーツフィーダであって、ボルト2は頭部を上にし
て連続状態でボルト供給路2aを、一方、ナット3はナ
ット供給路3aを介して搬送される。又、ボルト供給路
2aの終端には、該ボルト2を1本づつ受け入れる受入
孔5aが形成された振分板5がシリンダ4で往復動可能
に配設されている。6は「く」字形に曲折形成されたシ
ュートであって、シリンダ4の往復動の軌跡線より偏心
した位置を中心に配設されていて、該シュート6の上部
にはガイド板7が振分板5の往復動の軌跡に対して傾斜
して取り付けられている。又、該シュート6の終端部6
aには、上面が右下方向に傾斜状に形成されているボル
ト受け板11がシリンダ12を介して上下動可能に取り
付けられている。又、該ボルト受け板11の側部に沿っ
て、上端部が右下に傾斜して形成された仕切板14が立
設されている。一方、該仕切板11の反対部(右側)に
は、上面に逆山形の溝16aを形成したボルトセット板
16がシリンダ15で上下動可能に設置されている。
尚、該ボルトセット板16の長さは、ボルトの頭部が突
出できるように短く形成されている。即ち、後述するボ
ルトランナ20がボルトセット板16に当接しないで嵌
挿可能となっている。又、前記溝16aの形状は、転が
るボルト2が一定位置にセット可能な、逆山形の他の円
形等であってもよい。
【0007】一方、ナット3はナット供給路3aを介し
て連続して搬送され、該供給路3aと連通する扇形状の
ナット通路22aを内部に形成したガイド板22が、該
ナット通路22aの終端の中心が前記ボルトセット板1
6の中心と一致する位置となるように取り付けられてい
る(図3)。即ち、該ボルトセット板16上にボルト2
を載せたとき、ナット3と相対応する位置に取着されて
いる。又、該ナット通路22aの入口部には、ナット3
を1個ずつ供給可能に出没する開閉体23を有するシリ
ンダ21が取り付けられている。更に、該開閉体23の
下流には、図6に示す、ナット通路22aの開閉をなす
上、中、下段のゲート24a、24b、24cを有する
順送り体24が、シリンダ25を介して出没可能に取り
付けられていて、ナット3を1個づつ順に各ゲートに落
下してセットする。尚、下段のゲート24cの位置は、
ナット3を載置したとき、該ナット3の中心が前記ボル
トセット板16上に載置したボルト2の中心と一致する
位置にセットされている。又、ゲート24bは他のゲー
トより長く形成されていて、且つ図7(図6のC〜C矢
視図)に示すように、中央部にナット3が落下可能な落
下路28が形成されている。ガイド板22の前面には、
ボルトのねじ込み長さを検出するために、ボルト3の先
端と当接して作動する検出部27aを有する位置検出装
置27が設置されている。
て連続して搬送され、該供給路3aと連通する扇形状の
ナット通路22aを内部に形成したガイド板22が、該
ナット通路22aの終端の中心が前記ボルトセット板1
6の中心と一致する位置となるように取り付けられてい
る(図3)。即ち、該ボルトセット板16上にボルト2
を載せたとき、ナット3と相対応する位置に取着されて
いる。又、該ナット通路22aの入口部には、ナット3
を1個ずつ供給可能に出没する開閉体23を有するシリ
ンダ21が取り付けられている。更に、該開閉体23の
下流には、図6に示す、ナット通路22aの開閉をなす
上、中、下段のゲート24a、24b、24cを有する
順送り体24が、シリンダ25を介して出没可能に取り
付けられていて、ナット3を1個づつ順に各ゲートに落
下してセットする。尚、下段のゲート24cの位置は、
ナット3を載置したとき、該ナット3の中心が前記ボル
トセット板16上に載置したボルト2の中心と一致する
位置にセットされている。又、ゲート24bは他のゲー
トより長く形成されていて、且つ図7(図6のC〜C矢
視図)に示すように、中央部にナット3が落下可能な落
下路28が形成されている。ガイド板22の前面には、
ボルトのねじ込み長さを検出するために、ボルト3の先
端と当接して作動する検出部27aを有する位置検出装
置27が設置されている。
【0008】前記した構成のボルトナットの仮締め機の
動作について説明する。パーツフィーダ1からボルト供
給路2aを介して搬送されたボルト2は、振分板5の受
入孔5aに入る。そして、シリンダ4を右方向(図4の
矢印)に作動させると、該ボルト2は、図4に示すよう
にガイド板7に当接しながら受入孔5aから離脱して、
図2に示すように頭部を後にした状態でシュート6に落
下する。尚、ボルトが落下した後には、図1に示すよう
に、シリンダ4を介して振分板5を元の位置に戻して、
次のボルトの準備をなす。シュート6内を落下したボル
トは、図2、図8に示すように、ボルト受け板11上に
載置される。そして、シリンダ12を上昇させて、図9
に示す位置になると、ボルト3は傾斜面を転がって、上
面に逆山形の溝16aを形成したボルトセット板16上
に載置される。一方、ナット3は、ナット供給路3aを
介して連続して搬送され、該ナット供給路3aと連通す
るナット通路22aの入口部に設けられた、シリンダ2
1の作動による開閉体23の開閉によって、1個づつナ
ット通路22aに供給される。該ナット通路22a内を
落下したナット3は、図3、図10に示す様に、ナット
通路22aを閉鎖状態で待機している順送り体24の上
段のゲート24a上に載置される。この状態で、シリン
ダ25を介して順送り体24を図11に示すように左方
向に移動させてナット通路22aを開とすると、上段の
ゲート24aはナット通路22aを開放し、長く形成さ
れている中段のゲート24bはナット通路22aを閉状
態を維持している。その為、上段ゲート24a上のナッ
ト2は中段ゲート24b上に載置する。次に、シリンダ
25を介して、順送り体24を元の状態、即ち右方向に
移動させてナット通路22aを閉とすると、ナット2は
中段ゲート24bに穿設されている落下路28から下段
のゲート24c上に載置されて、ナット通路22aとで
回転を阻止される状態におかれる。
動作について説明する。パーツフィーダ1からボルト供
給路2aを介して搬送されたボルト2は、振分板5の受
入孔5aに入る。そして、シリンダ4を右方向(図4の
矢印)に作動させると、該ボルト2は、図4に示すよう
にガイド板7に当接しながら受入孔5aから離脱して、
図2に示すように頭部を後にした状態でシュート6に落
下する。尚、ボルトが落下した後には、図1に示すよう
に、シリンダ4を介して振分板5を元の位置に戻して、
次のボルトの準備をなす。シュート6内を落下したボル
トは、図2、図8に示すように、ボルト受け板11上に
載置される。そして、シリンダ12を上昇させて、図9
に示す位置になると、ボルト3は傾斜面を転がって、上
面に逆山形の溝16aを形成したボルトセット板16上
に載置される。一方、ナット3は、ナット供給路3aを
介して連続して搬送され、該ナット供給路3aと連通す
るナット通路22aの入口部に設けられた、シリンダ2
1の作動による開閉体23の開閉によって、1個づつナ
ット通路22aに供給される。該ナット通路22a内を
落下したナット3は、図3、図10に示す様に、ナット
通路22aを閉鎖状態で待機している順送り体24の上
段のゲート24a上に載置される。この状態で、シリン
ダ25を介して順送り体24を図11に示すように左方
向に移動させてナット通路22aを開とすると、上段の
ゲート24aはナット通路22aを開放し、長く形成さ
れている中段のゲート24bはナット通路22aを閉状
態を維持している。その為、上段ゲート24a上のナッ
ト2は中段ゲート24b上に載置する。次に、シリンダ
25を介して、順送り体24を元の状態、即ち右方向に
移動させてナット通路22aを閉とすると、ナット2は
中段ゲート24bに穿設されている落下路28から下段
のゲート24c上に載置されて、ナット通路22aとで
回転を阻止される状態におかれる。
【0009】以上で、図13に示すように、ナット3と
ボルト2が所定位置にセットされた状態となる。次に、
ボルトランナ20を起動させて、端部20をボルト2の
頭部に嵌挿すると共に、シリンダ15を介して、図14
に示すように、ボルトセット板16を降下させて、ボル
ト2の回転が邪魔にならないようにする。ボルト2はナ
ット通路22aで回転を阻止されたナット3に回転挿入
される。そして、所定の長さまでねじ込まれた状態で、
ボルトランナの端部20aを離脱させると、ボルト2と
ナット3が一体となって、図15に示すように落下し
て、製品が得られる。尚、前記ねじ込み量の調整は、ボ
ルトランナの回転数で行ってもよいし、図15に示すよ
うに、ボルト2の先端が検出部27aに当接したとき、
位置検出装置27が作動し、ボルトランナ20を離脱さ
せるように構成することもでき、係る場合には、該検出
部27aの設置位置を変更することによって、容易にね
じ込み長さを変更できる。以上のような工程で持って、
容易にボルトとナットの仮締めを行うことができる。
尚、前記工程に於て、ナットとボルトの供給タイミング
をとって各機器を作動させることは言うまでもない。
ボルト2が所定位置にセットされた状態となる。次に、
ボルトランナ20を起動させて、端部20をボルト2の
頭部に嵌挿すると共に、シリンダ15を介して、図14
に示すように、ボルトセット板16を降下させて、ボル
ト2の回転が邪魔にならないようにする。ボルト2はナ
ット通路22aで回転を阻止されたナット3に回転挿入
される。そして、所定の長さまでねじ込まれた状態で、
ボルトランナの端部20aを離脱させると、ボルト2と
ナット3が一体となって、図15に示すように落下し
て、製品が得られる。尚、前記ねじ込み量の調整は、ボ
ルトランナの回転数で行ってもよいし、図15に示すよ
うに、ボルト2の先端が検出部27aに当接したとき、
位置検出装置27が作動し、ボルトランナ20を離脱さ
せるように構成することもでき、係る場合には、該検出
部27aの設置位置を変更することによって、容易にね
じ込み長さを変更できる。以上のような工程で持って、
容易にボルトとナットの仮締めを行うことができる。
尚、前記工程に於て、ナットとボルトの供給タイミング
をとって各機器を作動させることは言うまでもない。
【0010】
【発明の効果】本発明のボルトナットの仮締め機は、ボ
ルトものねじ込み量が容易に調整可能であり、且つ連続
して処理でき、従来に比して、生産性の向上を図ること
ができる。
ルトものねじ込み量が容易に調整可能であり、且つ連続
して処理でき、従来に比して、生産性の向上を図ること
ができる。
【図1】ボルトナットの仮締め機の平面を示す図であ
る。
る。
【図2】図1のA〜A矢視図である。
【図3】図1のB〜B矢視図である。
【図4】ボルトを振分板によってシュートに供給する斜
視図である。
視図である。
【図5】図1のB〜B矢視図の一部の拡大図である。
【図6】順送り体の正面を示す図である。
【図7】図6のC〜C矢視図である。
【図8】ボルトをセットする作用を説明する図である。
【図9】ボルトをセットする作用を説明する図である。
【図10】ナットをセットする作用を説明する図であ
る。
る。
【図11】ナットをセットする作用を説明する図であ
る。
る。
【図12】ナットをセットする作用を説明する図であ
る。
る。
【図13】セットされたボルトとナットを示す図であ
る。
る。
【図14】ボルトランナを介してねじ込み開始状態を示
す図である。
す図である。
【図15】ねじ込み終了時を示す図である。
1 パーツフィーダ 2 ボルト 2a ボルト供給路 3 ナット 3a ナット供給路 5a 受入孔 5 振分板 6 シュート 7 ガイド板 11 ボルト受け板 12、15 シリンダ 14 仕切板 16 ボルトセット板 20 ボルトランナ 22a ナット通路 23 開閉体 24 順送り体 28 落下路
Claims (1)
- 【請求項1】 パーツフィーダに連結して設けられたボ
ルトを搬送するボルト供給路と、該供給路からのボルト
を受け入れる受入孔を有し往復動する振分板と、該振分
板の往復動の軌跡に対してシュート上に傾斜して設けら
れたガイド板と、該シュート下部に上下動可能で、傾斜
面を有するボルト受け板と、該ボルト受け板の側部に沿
って立設している仕切板と、該仕切板の反対部に、上下
動可能な上面に溝を形成したボルトセット板と、パーツ
フィーダに連結して設けられたナットを搬送するナット
供給路と、該供給路に連結して設けられ、前記ボルト受
け板上に載置したボルトの中心と中心を一致させて設置
されるナット通路と、該ナット通路を開閉する開閉体
と、該開閉体の下流に配設された上、中、下段に構成さ
れるゲートを有し且つ下段のゲート上に載置されるナッ
トの中心と前記ボルト受け板上に載置されるボルトの中
心とを一致させるように取り付けられる順送り体と、前
記順送り体の中段のゲートに穿設された落下路と、前記
ボルトを回転するボルトランナと、を有することを特徴
とするボルトナットの仮締め機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23770492A JPH0655378A (ja) | 1992-08-13 | 1992-08-13 | ボルトナットの仮締め機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23770492A JPH0655378A (ja) | 1992-08-13 | 1992-08-13 | ボルトナットの仮締め機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0655378A true JPH0655378A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=17019276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23770492A Pending JPH0655378A (ja) | 1992-08-13 | 1992-08-13 | ボルトナットの仮締め機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0655378A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020172008A (ja) * | 2019-04-15 | 2020-10-22 | 本田技研工業株式会社 | 締結装置 |
-
1992
- 1992-08-13 JP JP23770492A patent/JPH0655378A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020172008A (ja) * | 2019-04-15 | 2020-10-22 | 本田技研工業株式会社 | 締結装置 |
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