JPH0739514Y2 - 回転式粉末圧縮成形機の不良品排出装置 - Google Patents

回転式粉末圧縮成形機の不良品排出装置

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JPH0739514Y2
JPH0739514Y2 JP1899493U JP1899493U JPH0739514Y2 JP H0739514 Y2 JPH0739514 Y2 JP H0739514Y2 JP 1899493 U JP1899493 U JP 1899493U JP 1899493 U JP1899493 U JP 1899493U JP H0739514 Y2 JPH0739514 Y2 JP H0739514Y2
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信雄 田村
稔 上村
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    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/32Discharging presses
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/02Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a ram exerting pressure on the material in a moulding space
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  • Sorting Of Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、不良品と判定された成
形品を空気圧により回転盤外に排出する回転式粉末圧縮
成形機の不良品排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実公平3−24313号公報により、空
気圧により不良品を吹き飛ばして排出する装置におい
て、成形品の移動軌跡内に僅かに突出する成形品接触部
を、成形品の移動方向から見て空気ノズルの手前側に設
けて、成形品を吹き飛ばす直前に下杵から剥離する技術
が知られている。
【0003】この技術は、下杵に対して付着性が高い成
形品について特に有効であるが、製造されるすべての成
形品が成形品接触部に接触するため、回転式粉末圧縮成
形機の回転盤の回転速度を大きく上げると、成形品が成
形品接触部に当たった際の衝撃が大きくなり過ぎる。そ
のため、すべての成形品が成形品接触部で弾き飛ばされ
易くなって、良品も不良品排出通路から取出されてしま
い、良品と不良品とを別けて取出すことが困難となる。
したがって、回転盤を高速で回転させるものにあって
は、空気圧のみで不良成形品を下杵から剥離して所定方
向に吹き飛ばす方法が適している。
【0004】そして、この種の空気圧式の不良品排出装
置では、成形品の良否の判定により、成形された成形品
が不良品と判定された場合に、この不良成形品が下杵で
臼から押し出されて不良品排出位置に丁度達した時期に
タイミングを合わせて電磁弁が所定の時間の間開き動作
される。それにより、空気供給源の高圧空気が、臼の回
転軌跡の内側に位置して設けられた空気ノズルに導かれ
て、この高圧空気が回転盤の外側に向けて噴射される。
この噴射により、下杵で回転盤の臼取付け部上に押し出
された不良成形品が、排出導体の不良品排出通路に吹き
飛ばされて排出される。また、前記判定が良成形品であ
る場合には、前記排出動作がなされないから、回転盤の
回転により良成形品は、排出導体の良品排出部を通過し
て、スクレーパにより回転盤外に排出されるようになっ
ている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前記排出導体は、その
良品通過部の手前に形成されて不良品排出通路の入り口
に臨んだ不良品分離室を有しており、この分離室に対し
空気ノズルによる空気噴射が行われる。しかし、従来の
不良品分離室は、成形品の厚みに対してかなり高い空間
で形成されているとともに、空気ノズルが有した単一ま
たは同一高さ位置に並設された複数のノズル孔は、回転
盤の臼取付け部上に押し出された成形品に対向し得るよ
うに不良品分離室の下端位置にのみ設けられているか
ら、不良品分離室に対する空気ノズルによる高圧空気の
噴射領域は不良品分離室の下部にのみとなっている。
【0006】ところで、少なくとも下面、一般的には両
面が球面凸状をなす錠剤等を製造する回転式粉末圧縮成
形機において使用されている杵の杵先は、錠剤形状に対
応して凹状面をなしているから、この杵先上の不良成形
品は、空気で吹き飛ばされる際に前記凹状面に沿いなが
ら剥離される。
【0007】そのため、時として剥離された不良成形品
が、不良品排出通路に向かわずに、不良品分離室の天井
に向けて飛び上がって空気の噴射領域から外れ、不良品
分離室内で跳ね返りながら良品通過部を通過して良成形
品に混じることがあるという問題がある。
【0008】本考案の目的は、高圧空気で吹き飛ばされ
る不良成形品が良成形品と混じることを防止できるとと
もに、回転式粉末圧縮成形機の高速運転に貢献できる回
転式粉末圧縮成形機の不良品排出装置を得ることにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本考案の回転式粉末圧縮成形機の不良品排出装置
は、杵先形状が凹状をなす下杵により回転盤の臼取付け
部上に押出された成形品を、排出導体の良品通過部の手
前であって臼の回転軌跡の内側に位置して設けられた空
気ノズルから噴射される空気により、前記排出導体の不
良品排出通路内に吹き飛ばすようにしたものにおいて、
前記良品通過部の手前に形成されて前記不良品排出通路
の入り口に臨んだ不良品分離室と、前記空気ノズルの前
記不良品分離室に対する空気噴射領域とを略一致させ
て、前記不良品分離室の略全体にわたり前記空気ノズル
の空気噴射が及ぶようにしたものである。
【0010】
【作用】前記構成においては、不良品分離室の略全体に
わたり空気ノズルの空気噴射が及ぶから、空気の吹付け
により下杵の凹状をなす杵先に沿いながら剥離された不
良成形品が、空気の噴射領域から外れることがない。そ
のため、不良成形品を不良品分離室から不良品排出通路
内に確実に吹き飛ばして、排出導体の良品通過部を不良
成形品が通過して良成形品に混じることを防止でき、そ
れに伴い、回転式粉末圧縮成形機を高速で運転できる。
【0011】
【実施例】以下、図1および図2を参照して本考案の第
1実施例を説明する。図1および図2中1は両面が球面
凸状をなす錠剤を製造する回転式粉末圧縮成形機の回転
盤で、その臼取り付け部1aには図2に一部が示されて
いるように回転方向に沿って等間隔ごとに多数の臼2が
取付けられている。回転盤1に臼2と対向して設けられ
た上杵案内孔3には臼2に下端部が挿脱される上杵4が
上下動自在に貫通されているとともに、回転盤1に臼2
と対向して設けられた下杵案内孔5には下杵6が上下動
自在に貫通されている。下杵6の上端部は臼2にその下
方から挿入されて臼底をなしているとともに、この杵先
は凹状例えば球状凹面で形成されている。
【0012】図2中矢印Aは回転盤1の回転方向を示し
ている。なお、回転盤1の臼取付け部1a上には図示し
ない粉末供給器が設置されている。この供給器から臼2
内に供給された粉末は秤量された後に、圧縮成形位置に
おいて図示しない加圧ローラにより互いに接近する方向
に移動される上杵4と下杵6とにより圧縮成形され、か
つ、臼2内で成形された成形品は下杵6により臼取付け
部1a上に押し出されて、後述のスクレーパに当たって
回転盤1の外に取出されるようになっている。
【0013】前記圧縮成形位置には下杵6に掛かる成形
荷重を検出するロードセル等の図示しないセンサが設け
られている。なお、重量を所定の目標値にして圧縮成形
をする場合には、既述のように成形加重を検出するが、
成形品の厚みを所定の目標値にして圧縮成形をする場合
には、ロ−ドセルに代えて上下杵4,6の杵先間隔を検
出する変位センサが使用される。
【0014】成形品が臼取付け部1a上に下杵6で押し
出された位置から前記粉末供給器が設けられた位置に至
るまでの間の位置、つまり、成形品排出位置には排出導
体7が配置されている。排出導体7は導体ベース8の上
面に蓋9を一体に設けてなり、導体ベース8は、臼取付
け部1aの上面に近接または軽微に摺接する下面開口の
回転盤重なり部8Aと、この重なり部8Aと一体であっ
て回転盤1の外側に位置される基部8Bとからなる。基
部8Bは回転盤1の回りに設置された固定の支持板10
(図1参照)にねじ止めされている。
【0015】回転盤重なり部8Aは、臼2の回転軌跡
(図2において1点鎖線Bで代表して示す。)と交差し
て配置されており、この重なり部8Aにおける前記粉末
供給器側の壁部は、回転軌跡Bと斜めに交差するスクレ
ーパ11として用いられている。
【0016】導体ベース8は、この内部を粉末供給器側
の良品排出通路12と、この通路12の手前側(回転盤
1とともに移動される成形品の移動方向から見て)に位
置する不良品排出通路13とに仕切る隔壁14を一体に
有していて、この隔壁14は前記回転軌跡Bを間におい
てスクレーパ11の先端から離されており、これらの間
の間隙は良品通過部15として用いられている。
【0017】良品排出通路12には基部8Bの下面にお
いて良品排出シュート16(図2参照)が接続されてい
る。同様に不良品排出通路13にも基部8Bの下面にお
いて不良品排出シュート17が接続されている。なお、
図1中18は不良品排出シュート17で導かれる不良成
形品を受ける不良品受け容器であり、これと同様の良品
受け容器(図示しない)が良品排出シュート16に対応
して設けられている。そして、不良品排出通路13の基
部8B側部分は、不良品排出シュート17に向けて不良
成形品を導く湾曲(または傾斜でもよい。)した導入面
19を有している。
【0018】前記蓋9は導体ベース8の上面開口を塞い
で設けられている。この蓋9における回転軌跡Bの内側
に位置される部分には、導入面19に対向する空気ノズ
ル20が設けられている。空気ノズル20は、前記良品
通過部15の手前(回転盤1とともに移動される成形品
の移動方向から見て)に配置されて、不良品排出通路1
3の入り口13aとの間に不良品分離室21を形成して
いる。この分離室21は前記入り口13aおよび良品通
過部15に夫々臨んでいる。
【0019】空気ノズル20はその下端部、つまり、臼
取付け部1aの上面に近接する位置に一つのノズル孔2
2を有している。このノズル孔22は不良品分離室21
に向けて高圧空気を吹き出すものである。そして、空気
ノズル20の空気噴射領域と不良品分離室21の容積と
は略一致されて、ノズル孔22からの空気噴射が不良品
分離室21の略全体に及ぶようにしてある。
【0020】そのために、この実施例では、蓋9におけ
る不良品分離室21の天井に相当する部分に、肉盛りピ
ース23を例えば接着により設けている。肉盛りピース
23は蓋9に一体成形してもよい。この肉盛りピース2
3により不良品分離室21の実際上の天井高さを低くし
て不良品分離室21の容積を少なくしてノズル孔22か
らの空気噴射が不良品分離室21の略全体に及ぶように
してある。
【0021】そして、肉盛りピース23には、臼取付け
部1a上面から不良品分離室21の天井までの高さD
を、成形品Eの厚みF以上で、かつ、好ましい例として
成形品Eの厚みFの2倍以下に設定する厚みを有したも
のが使用されている。しかも、この肉盛りピース23は
蓋9の内面に連なる傾斜面23aを有している。
【0022】したがって、互いに連続している不良品排
出通路13と不良品分離室21とは、不良品分離室21
の部分において天井高さを低めて狭まり、この部分から
導入面19側に行くにしたがい、初めは天井高さが次第
に広がり、この広がった天井高さがある程度続いた後、
やがて導入面19により天井高さが次第に低下されてお
り、前記不良品分離室21以外には断面積が絞られた部
分を持っていない構成となっている。
【0023】図1に示されるように前記空気ノズル20
は電磁弁24を介して圧力タンク等の空気供給源25に
接続されている。電磁弁24は通常は閉じ状態を保持す
るものであり、この常閉の電磁弁24は判定器26によ
り適宜開かれるように制御される。
【0024】判定器26には目標値が予め設定されてい
るとともに、前記ロードセル等のセンサからの検出信号
が入力される。判定器26は、その目標値と入力下検出
信号とを比較して、成形品の良否を判定する。さらに、
判定器26は、その判定により不良成形品を判定した際
に、判定した不良成形品が下杵6で臼取付け部1aの上
面に押し出されて丁度成形品取出し位置に到達した時期
にタイミングを合わせて、電磁弁24を所定時間の間開
き動作させる制御信号を出力するように構成されてい
る。
【0025】回転式粉末圧縮成形機の運転時には、判定
器26が、それに設定された目標値と圧縮成形の都度入
力されるセンサからの検出信号とを比較して、成形され
た成形品Eが良品であるか、不良品であるのかを判定す
る。
【0026】そして、不良成形品の判定がされた場合に
判定器26は制御信号を出力するから、それに基づき電
磁弁24がタイミングを合わせて所定時間の間開かれ
る。そうすると、空気供給源25の高圧空気が電磁弁2
4を通して空気ノズル20に供給されるので、臼2の回
転軌跡Bの内側に配置された空気ノズル20のノズル孔
22から不良品分離室21内に高圧空気が噴射される。
【0027】そのため、臼取付け部1a上に下杵6で既
に押出されている不良成形品は、不良品分離室21内に
おいて吹き付けられる高圧空気によって下杵6の杵先か
ら剥離され、不良品排出通路13内に吹き飛ばされる。
なお、電磁弁24が開いている間は以上の動作が継続さ
れるから、実際は不良成形品の前後数個〜数十個の成形
品が次々に吹き飛ばされて、それにより不良成形品の排
出ミスを防止している。
【0028】前記の吹き飛ばしにおいて、不良成形品が
杵先の湾曲凹面に沿って飛び上がることがあっても、そ
の飛び上がりは肉盛りピース23により直ちに制限され
て、空気ノズル20の不良品分離室21に対する噴射領
域外に剥離された不良成形品が移動することがない。そ
のため、飛び上がった不良成形品に対して確実に空気ノ
ズル20から噴射される高圧空気を吹き当てて、不良成
形品を確実に不良品排出通路13内に吹き飛ばすことが
でき、誤って不良成形品が良品通過部15を通過して、
良成形品に混じることを防止できる。
【0029】しかも、前記のようにして吹き飛ばされた
不良成形品は不良品排出通路13の導入面19に当たる
が、この導入面19は湾曲されているため、不良品分離
室21に向けて跳ね返ることがなく、導入面19の下方
に弾かれて不良品排出シュート17に速かに導かれ、不
良品受け容器18に排出される。したがって、この点に
おいても不良成形品が良品通過部15を通過することを
防止できる。
【0030】前記のように不良成形品が良成形品に混じ
ることを防止できるので、この不良品排出装置を備える
回転式粉末圧縮成形機の運転速度を高めて、錠剤の製造
能率を向上できる。
【0031】その上、この第1実施例においては、不良
成形品が吹き飛ばされる不良品分離室21のみを肉盛り
ピース23で狭めて、この分離室21の略全体にわたり
空気ノズル20のからの空気噴射が及ぶようにしたか
ら、不良品排出通路13の一部が狭まって、そこに排出
される不良成形品等が詰まる恐れがなく、確実な不良品
排出を保証できる。
【0032】また、良成形品が製造されて前記判定器2
6が制御信号を出力しない場合には、前記高圧空気によ
る不良成形品の排出動作は行われない。したがって、回
転盤1の臼取付け部1aの上面に押出された良成形品
は、良品通過部15を通ってスクレーパ11に当たるか
ら、それに伴い下杵6から剥離されてスクレーパ11に
沿って良品排出通路12に導かれ、この通路12を通っ
て回転盤1外に取出される。
【0033】図3は本考案の第2実施例を示している。
この第2実施例では、排出導体11の蓋9における不良
品排出通路13を蓋する部分9a全体を低くして、前記
第1実施例で用いた肉盛りピースを使用することなく、
良品通過部15の手前に形成されて不良品排出通路13
の入り口13aに臨んだ不良品分離室21の略全体にわ
たり空気ノズル20の空気噴射が及ぶように空気ノズル
20の空気噴射領域と不良品分離室21とを略一致させ
ている。なお、この点を以外の構成は、図示されない部
分を含めて前記第1実施例と同じであるので、同一構成
部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0034】そして、このような第2実施例の構成にお
いても、前記第1実施例と同様に成形品の下杵6からの
飛び上がりを抑制しつつ、この成形品に対して確実に高
圧空気を吹き付けて排出できるので、本考案の所期の目
的を達成でき、また、肉盛りピースの省略により簡単な
構成とできる。
【0035】図4および図5は本考案の第3実施例を示
している。この第3実施例では、不良品分離室21の高
さDを、成形品Eの厚みFの数倍以上ある良品通過部1
5の高さと同じに形成してあるとともに、前記第1実施
例の肉盛りピースに代えて空気ノズル20に多数のノズ
ル孔22を有したものを採用している。これら多数のノ
ズル孔22は臼2の回転軌跡Bの内側から不良品分離室
21全体に臨んでいる。この空気ノズル20の採用によ
り、既述のように不良品分離室21の天井高さが高く不
良品分離室21が大容積であるにも拘らず、この不良品
分離室21の略全体にわたり空気ノズル20からの空気
噴射が及ぶように空気ノズル20の空気噴射領域と不良
品分離室21とを略一致させることができる。なお、こ
の点を以外の構成は、図示されない部分を含めて前記第
1実施例と同じであるので、同一構成部分には同一符号
を付して、その説明は省略する。
【0036】そして、このような第3実施例の構成にお
いては、不良品分離室21の天井高さが高く、したがっ
て、下杵6から分離された成形品が飛び上がり易いにも
拘らず、前記第1実施例と同様に剥離された成形品に対
して確実に高圧空気を吹き付けることができるので、こ
の第3実施例においても本考案の所期の目的を達成でき
る。なお、本考案は前記各実施例に制約されない。例え
ば、排出導体7とスクレーパ11とは別々に離して設け
てもよい。
【0037】
【考案の効果】以上詳記したように本考案の回転式粉末
圧縮成形機の不良品排出装置によれば、空気の吹付けに
より下杵の凹状をなす杵先に沿いながら剥離された不良
成形品が、空気の噴射領域から外れることがないから、
不良成形品を不良品分離室から不良品排出通路内に確実
に吹き飛ばして、この不良成形品が排出導体の良品通過
部を通過して良成形品と混じることを防止できるととも
に、回転式粉末圧縮成形機を高速で運転できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係る不良品排出装置の構
成を示す縦断側面図。
【図2】同第1実施例に係る不良品排出装置の構成を図
1中Z−Z線に沿って示す断面図。
【図3】本考案の第2実施例に係る不良品排出装置の構
成を示す縦断側面図。
【図4】本考案の第3実施例に係る不良品排出装置の構
成を示す縦断側面図。
【図5】同第3実施例に係る不良品排出装置の構成を図
4中Y−Y線に沿って示す断面図。
【符号の説明】
1…回転盤、 1a…臼取付け
部、2…臼、 6…下杵、7
…排出導体、 13…不良品排出通
路、13a…不良品排出通路の入り口、 14…良品通
過部、20…空気ノズル、 21…不良
品分離室、22…ノズル孔、 23…
肉盛りピース。24…電磁弁、 2
5…空気供給源、26…判定器、
B…臼の回転軌跡。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】臼の回転軌跡と交差して設けられるととも
    に、杵先形状が凹状をなす下杵により回転盤の臼取付け
    部上に押出された成形品の良品通過部および不良品排出
    通路を有した排出導体と、 前記良品通過部の手前であって前記回転軌跡の内側に位
    置して設けられ、前記不良品排出通路に向けて空気を噴
    射する空気ノズルと、 この空気ノズルに常閉の電磁弁を介して空気を供給する
    空気供給源と、目標値が設定されるとともに、この目標
    値と圧縮成形時に得られる検出信号との比較により成形
    品の良否を判定し、かつ、不良品を判定した際に前記電
    磁弁を所定時間の間開き動作させる判定器とを具備した
    ものにおいて、 前記良品通過部の手前に形成されて前記不良品排出通路
    の入り口に臨んだ不良品分離室の略全体にわたり前記空
    気ノズルの空気噴射が及ぶように前記空気ノズルの空気
    噴射領域と前記不良品分離室とを略一致させたことを特
    徴とする回転式粉末圧縮成形機の不良品排出装置。
JP1899493U 1993-04-14 1993-04-14 回転式粉末圧縮成形機の不良品排出装置 Expired - Lifetime JPH0739514Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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