JPH0655165B2 - スリツパ等履物用中敷の製法 - Google Patents

スリツパ等履物用中敷の製法

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JPH0655165B2
JPH0655165B2 JP63198562A JP19856288A JPH0655165B2 JP H0655165 B2 JPH0655165 B2 JP H0655165B2 JP 63198562 A JP63198562 A JP 63198562A JP 19856288 A JP19856288 A JP 19856288A JP H0655165 B2 JPH0655165 B2 JP H0655165B2
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JP
Japan
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insole
slippers
manufacturing
melting point
footwear
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義雄 白井
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HAKUI KASEI HANBAI KK
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HAKUI KASEI HANBAI KK
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はスリッパ等履物用中敷の製法に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、実願昭52−106058号(実開昭54−33
844号)のマイクロフィルムによって、高融点・低融
点からなる複合繊維の単体又は一定の割合で化学繊維、
合成繊維、天然繊維、金属繊維又は金属粉末を混入した
調合原料に活性炭繊維を混合して得たラップ、ニードル
布不織布(乾湿式)を予備加熱后冷間圧縮して得たシー
ト又は加熱圧縮して得たシートからなる活性炭繊維入イ
ンソールが公知である。
(発明が解決しようとする課題) 上記公知例のインソールは、一定の厚さのシート状を呈
しているので、、足にフィットしないという問題があ
る。
本発明は、足へのなじみが良く、且つその良好なフィッ
ト感を長く保つことができるスリッパ等履物用中敷を得
ることができる製造方法の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明のスリッパ等履物用中
敷の製法は、低融点合成繊維と高融点合成繊維の混合原
料より成るフェルトを以て構成された中敷素材を加熱環
境内において加熱したのち当該中敷素材が加熱状態にあ
るうちに冷却用型により加圧・冷却し仍って足の下面に
なじむ上面を備えた形状に成形することを特徴とするも
のである。
(実施例) 本発明の実施例を図面に依拠して説明するに先ず、約1
20℃で処理されたポリプロピレンと約165℃で処理
されたポリエチレンとの複合体(ES繊維)と170℃
で処理されたポリエステルの混合原料をニードルパンチ
製法でフエルト状としたのち110〜130℃で熱溶融
処理することにより得たフエルト状体(1)の上面に生地
(2)をラミネートすると共に当該フエルト状体(1)とカツ
トして中敷素材(3)を構成し、この中敷素材(3)を加熱環
境において80〜130℃に加熱した直後に当該中敷素
材(3)を上型(4)および下型(5)より成る冷却用型(6)を以
て加圧・冷却して足の下面になじむ上面(7)を備えた形
状に成形することにより中敷(8)を完成するようにした
ものである。
上記中敷(8)はこれをスポンジ芯(10)にビニール、布、
皮革等製外皮(11)を纒着して得た本底(12)の上に重合し
且つこれ等中敷(8)、本底(12)の後半個所の間に当該本
底(12)と同様にして構成された踵部芯(13)を挾入すると
共に中敷(8)の前半部の上に甲部材(14)を重合し、これ
等本底(12)、踵部芯(13)、中敷(8)、甲部材(14)の縁を
糸条(15)により縫合することによつてスリッパ(16)を完
成する等の用法で使用するものである。
本発明は110℃で処理された低融点ポリエステルと1
70℃で処理された高融点ポリエステルの混合原料製の
フエルトを用いて実施すること、また加熱環境をつくる
手段として加熱用型を中敷素材に押圧する手段を採用す
ること、更になじむ上面(7)に疣状突起をつくること等
ができる。
(発明の作用効果) 本発明は低融点合成繊維と高融点合成繊維の混合原料よ
り成るフェルトを以て構成された中敷素材を加熱環境内
において加熱したのち当該中敷素材が加熱状態にあるう
ちに冷却用型により加圧・冷却し仍って足の下面になじ
む上面を備えた形状に成形することを特徴とするので、
足へのなじみのよいスリッパ等履物用中敷を容易に製造
できるという作用効果があり、また、特に、中敷素材が
加熱状態にあるうちに冷却用型を以て加圧・冷却するよ
うにしたので、上面の形状が形成されるのと同時にその
形状で固化することになってその後の復元が抑えられ形
くずれしないので、足に対する良好なフィット感を長く
保てるという格別の作用効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は中敷素材を示す斜視図、第2図は中敷素材を加
熱環境内においた状態を示す断面図、第3図は冷却用型
により成形している状態を示す断面図、第4図は完成品
を示す断面図、第5図は完成品の使用状態を示す断面図
である。 (1)…フエルト状体、(2)…生地、(3)…中敷素材、(4)…
上型、(5)…下型、(6)…冷却用型、(7)…上面、(8)…中
敷、(10)…スポンジ芯、(11)…外皮、(12)…本底、(13)
…踵部芯、(14)…甲部材、(15)…糸条、(16)…スリッ
パ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低融点合成繊維と高融点合成繊維の混合原
    料より成るフェルトを以て構成された中敷素材を加熱環
    境内において加熱したのち当該中敷素材が加熱状態にあ
    るうちに冷却用型により加圧・冷却し仍って足の下面に
    なじむ上面を備えた形状に成形することを特徴とするス
    リッパ等履物用中敷の製法。
JP63198562A 1988-08-09 1988-08-09 スリツパ等履物用中敷の製法 Expired - Lifetime JPH0655165B2 (ja)

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JPS60212101A (ja) * 1984-04-05 1985-10-24 株式会社クラレ 靴部材およびその製造法
JPS6279004A (ja) * 1985-09-30 1987-04-11 株式会社クラレ 靴中敷材

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