JPH0655142A - 木材選別装置 - Google Patents

木材選別装置

Info

Publication number
JPH0655142A
JPH0655142A JP21023092A JP21023092A JPH0655142A JP H0655142 A JPH0655142 A JP H0655142A JP 21023092 A JP21023092 A JP 21023092A JP 21023092 A JP21023092 A JP 21023092A JP H0655142 A JPH0655142 A JP H0655142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wood
diameter
image
image processing
cross
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21023092A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Takeuchi
達男 武内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NANBU KK
Original Assignee
NANBU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NANBU KK filed Critical NANBU KK
Priority to JP21023092A priority Critical patent/JPH0655142A/ja
Publication of JPH0655142A publication Critical patent/JPH0655142A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】木材径の測定及び測定した木材径に基づく選別
作業を自動化する。 【構成】搬送された木材の断面を暗色を背景として撮像
する撮像手段1と、撮像手段1が撮像した画像に基づい
てa〜dのステップを含む画像処理を実行する画像処理
手段2と、画像処理手段2から出力された木材径に応じ
て木材の搬送位置を切り換える搬送位置切換手段3と、
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、木材市場において入
荷した木材をその断面の直径に基づいて選別する木材選
別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】木材市場における各木材の価格は、木材
の種類及び木材の断面径(木材径)によって決定され
る。このため、木材市場に搬入された木材は種類別に分
類されるとともに、その木材径に応じて選別される。こ
の木材径に基づく木材の選別作業は、ベルトコンベア等
の搬送装置により一本ずつ搬送される木材径を物差しを
用いて手作業により測定していた。また、測定された木
材径をラベルプリンタにキー入力し、ラベルプリンタは
入力された木材径や予め設定された生産者コード等をラ
ベルに印刷する。ラベルプリンタが印刷したラベルを木
材に貼付した後、木材径を木材選別装置にキー入力す
る。木材選別装置は入力された木材径に基づいてその搬
送位置を切り換える。このようにして木材径毎に木材を
選別して搬送している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
木材選別装置においては、木材径の測定及びラベルプリ
ンタや木材選別装置に対する木材径の入力を手作業によ
り行うこととしているため、多大なマンパワーが必要と
なり、作業が煩雑になる問題があった。特に、木材径を
物差し等を用いて人手により計測する作業は、木材の樹
皮を除いた部分の最小径が木材径とされることからその
作業に熟練を要し、人件費の高騰を招く問題かあった。
【0004】このような問題を解決するものとして従来
より搬送された木材の一方の側面から光を照射し、これ
に対向する側面において照射された光を受光することに
より、受光部における影部を木材径とする方法が提案さ
れているが、このような方法では樹皮を含めた直径が測
定されてしまうとともに、全ての方向について直径を測
定することができないために最小径を求めることができ
ない問題がある。
【0005】この発明の目的は、搬送された木材の断面
を撮像した画像を画像処理することにより、木材の断面
において樹皮を除いた部分の最小径を木材径として容易
に測定することができるとともに、この測定結果を搬送
位置切換手段に入力することによって木材径に応じた搬
送位置の切換を自動的に行うことができるようにし、木
材の選別作業の無人化を実現できる木材選別装置に提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の木材選別装置
は図1に示すように、木材をその断面の直径に基づいて
選別する木材選別装置において、搬送された木材の断面
を暗色を背景として撮像する撮像手段1と、撮像手段が
撮像した画像に基づいて下記のa〜dのステップを含む
画像処理手段2と、 a 撮像手段が撮像した画像を2値化するステップ b 2値化された画像において白色の閉範囲を抽出する
ステップ c 抽出された閉範囲の内最大面積の閉範囲の中心位置
を求めるステップ d 前記最大面積の閉範囲の直径を前記中心位置から放
射状に計測し、その最小値を木材径として出力するステ
ップ 画像処理手段から出力された木材径に応じて木材の搬送
位置を切り換える搬送位置切換手段3と、を設けたこと
を特徴とする。
【0007】
【作用】この発明においては、撮像手段1が暗色を背景
として撮像した木材の断面画像が画像処理手段2に入力
される。画像処理手段2はa〜dのステップを順次実行
し、木材の断面における最小径を木材径と搬送位置切換
手段3に出力する。このとき、木材の断面において木材
径としての測定の対象とならない樹皮部分は、その他の
部分よりも黒く、暗色の背景と略同化する。したがっ
て、樹皮部分は画像処理手段2の画像の2値化処理によ
って背景とともに黒部とされて直径の測定範囲から除か
れ、樹皮部分以外の部分が木材径として測定される。搬
送位置切換手段3は画像処理手段2から出力された木材
径に応じて木材の搬送位置を切り換える。したがって、
搬送された木材をその木材径に基づいて選別する作業が
自動的に実行される。
【0008】
【実施例】図2は、この発明の実施例である木材選別装
置を示す平面図である。木材選別装置11は、木材置場
から木材21を一本ずつ分離して搬送する搬送ベルト1
2、搬送された木材の一端部を切断するカッタ13、木
材21の撮像位置への接近を検出する位置センサ14、
木材21の端面を撮像するTVカメラ15、TVカメラ
15の撮像画像を画像処理する画像処理装置16、画像
処理装置16の出力に基づいて木材に貼付するラベルを
印字するラベルプリンタ17、画像処理装置16の出力
に基づいてアクチュエータ19を動作させる選別機1
8、及び撮像位置を通過した木材21を選別機18に対
向する位置に搬送する選別用搬送ベルト20によって構
成されている。木材21は搬送ベルト12により一本ず
つ分離して矢印A方向に搬送される。搬送ベルト12上
において矢印A方向に搬送された木材21はカッタ13
に近接すると、図外の移動ローラを介して搬送方向に直
角にTVカメラ15に近づけられる。次いで、カッタ1
3によりTVカメラ15に対向する端面の一部が切断さ
れる。これによってTVカメラ15は木材21の汚損の
ない断面を撮像する。なお、TVカメラ15は暗色を背
景として木材の断面を撮像する。
【0009】画像処理装置16は位置センサ14の検出
データにしたがってTVカメラ15の撮像画像を取り込
み、後述する画像処理によって木材21の木材径を測定
する。この測定結果がラベルプリンタ17および選別機
18に入力される。選別機18は複数のアクチュエータ
19を備えており、画像処理装置16から入力された木
材径に応じて適当なアクチュエータ19を駆動する。駆
動されたアクチュエータ19は、選別用搬送ベルト20
上を矢印B方向に移動する木材21に当接し、木材21
を所定の集積位置に導く。この選別機18によるアクチ
ュエータ19の駆動は、TVカメラ15により撮像され
た木材21が駆動されるアクチュエータ19に対向する
位置に達したタイミングで行われる。なお、木材21が
TVカメラ15に対向する位置からアクチュエータ19
に対向する位置に意図をするまでの間において、ラベル
プリンタ17により印字されたラベルが、作業者により
木材21に貼付される。従来より、このラベルの印字作
業は省略される場合がある。
【0010】図3は、上記木材選別装置の構成を示すブ
ロック図である。ROM32、RAM33及びGRAM
34を備えたCPU31には、インタフェース回路35
〜40を介してTVカメラ15、位置センサ14、ラン
プドライバ40、キーコントローラ41、アクチュエー
タドライバ42およびラベルプリンタ17が接続されて
いる。CPU31はROM32に予め書き込まれたプロ
グラムにしたがってこれら入出力機器を統括制御する。
この間に入出力されるデータがRAM33の所定のメモ
リエリアに一時格納される。また、CPU31はTVカ
メラ15の撮像した画像データを位置センサ14の検出
データの入力タイミングにしたがってGRAM34に取
り込む。ランプドライバ40にはランプ41が接続され
ている。
【0011】このランプ41はTVカメラ15の撮像位
置において木材21の断面を照明する。キーコントロー
ラ41にはキーボード44が接続されている。このキー
ボード44からはラベルプリンタ17に供給される生産
者コード等のデータが入力される。アクチュエータドラ
イバ42には複数のアクチュエータ19が接続されてい
る。アクチュエータドライバ42は選別機18内に設け
られており、CPU31からインタフェース回路39を
介して入力された駆動データにしたがってアクチュエー
タ19を択一的に駆動する。
【0012】図4は、上記木材選別装置の制御部の処理
手順を示すフローチャートである。
【0013】木材選別装置11のCPU31は、電源が
投入されると、ランプドライバ40に駆動データを出力
してランプ43により木材21の断面を照明するととも
に、位置センサ14からの検出データの入力を待機する
(n1)。位置センサ14から検出データが入力される
と、TVカメラ15の撮像画像をGRAM34に取り込
む(n2)。CPU31はGRAM34に取り込んだ画
像データの画像濃度について面積ヒストグラムを作成し
(n3)、このヒストグラムに基づいて画像データを濃
度補正する(n4)。すなわち、図5(A)に示すよう
に入力されたTVカメラ15の撮像画像のヒストグラム
が図6(A)に示す状態に表れた場合、画像濃度の谷部
vが後述する2値化処理のしきい値thに一致するよう
に図6(B)の如く正規化される。このように画像濃度
を補正することにより外部環境の変化によってTVカメ
ラ15の撮像画像の濃度が濃淡変化した場合であって
も、常に一定の濃度レベルで2値化画像を得ることがで
きる。なお、このn4,n5の処理は2値化処理におけ
るしきい値を加減することによって置き換えることがで
きる。
【0014】CPU31は濃度補正後の画像データを2
値化し(n5)、2値化された画像データの白色の閉範
囲を抽出する(n6)。すなわち、図5(C)に示す状
態で得られた2値化画像において白色で且つ閉じた領域
を抽出する。この抽出された白色の閉範囲のうちで最大
面積の閉範囲を選択し(n7)、選択した閉範囲の内側
を白化、外側を黒化する(n8)。この処理によって図
5(D)に示す画像データが得られ、木材の中心に位置
する暗部及びノイズ成分が画像データ上から除去され
る。
【0015】この後、閉範囲の重心位置を算出し(n
9)、この重心位置を通過する閉範囲の境界線までの距
離を放射上に測定する(n10)。CPU31はこの測
定結果の最小値を木材径としてラベルプリンタ17に出
力し(n11)、この木材径に対応するアクチュエータ
19の駆動データをアクチュエータドライバ42に出力
する(n12)。
【0016】以上のようにしてこの実施例によれば、T
Vカメラ15が撮像した木材の断面を画像処理すること
により、木材選別に用いられる木材径を自動的に算出
し、この算出結果をラベルにプリントするとともに、こ
の算出結果に応じた駆動データをアクチュエータドライ
バ42に出力することによって木材21をその木材径に
応じた位置に選別して集積することができる。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、木材の断面を画像処
理することによって木材径を自動的に計測し、この計数
結果に応じて木材の搬送位置を自動的に切り換えること
ができ、木材径に基づく選別作業を自動化し、選別作業
の人件費を低廉に維持することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の構成を示す図である。
【図2】この発明の実施例である木材選別装置を示す平
面図である。
【図3】同木材選別装置の制御部の構成を示すブロック
図である。
【図4】同制御部の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】同木材選別装置における画像処理の各段階にお
ける画像データを示す図である。
【図6】同画像処理に用いられるTVカメラの撮像デー
タの画像濃度についてのヒストグラムを示す図である。
【符号の説明】
11−木材選別装置 15−TVカメラ(撮像手段) 16−制御装置(画像処理手段) 18−選別機(搬送位置切換手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】木材をその断面の直径に基づいて選別する
    木材選別装置において、 搬送された木材の断面を暗色を背景として撮像する撮像
    手段と、 撮像手段が撮像した画像に基づいて下記のa〜dのステ
    ップを含む画像処理手段と、 a 撮像手段が撮像した画像を2値化するステップ b 2値化された画像において白色の閉範囲を抽出する
    ステップ c 抽出された閉範囲の内最大面積の閉範囲の中心位置
    を求めるステップ d 前記最大面積の閉範囲の直径を前記中心位置から放
    射状に計測し、その最小値を木材径として出力するステ
    ップ 画像処理手段から出力された木材径に応じて木材の搬送
    位置を切り換える搬送位置切換手段と、 を設けたことを特徴とする木材選別装置。
JP21023092A 1992-08-06 1992-08-06 木材選別装置 Pending JPH0655142A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21023092A JPH0655142A (ja) 1992-08-06 1992-08-06 木材選別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21023092A JPH0655142A (ja) 1992-08-06 1992-08-06 木材選別装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0655142A true JPH0655142A (ja) 1994-03-01

Family

ID=16585941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21023092A Pending JPH0655142A (ja) 1992-08-06 1992-08-06 木材選別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0655142A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012002069A1 (ja) * 2010-06-29 2012-01-05 富士フイルム株式会社 形状抽出方法及び装置、並びに寸法測定装置及び距離測定装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57135076A (en) * 1981-02-13 1982-08-20 Fuji Denki Erumesu Kk Selector for vegetable and fruit
JPS6041583A (ja) * 1983-08-18 1985-03-05 井関農機株式会社 階級選別装置の分級判定方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57135076A (en) * 1981-02-13 1982-08-20 Fuji Denki Erumesu Kk Selector for vegetable and fruit
JPS6041583A (ja) * 1983-08-18 1985-03-05 井関農機株式会社 階級選別装置の分級判定方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012002069A1 (ja) * 2010-06-29 2012-01-05 富士フイルム株式会社 形状抽出方法及び装置、並びに寸法測定装置及び距離測定装置
JP5620990B2 (ja) * 2010-06-29 2014-11-05 富士フイルム株式会社 形状抽出方法及び装置、並びに寸法測定装置及び距離測定装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5089805B2 (ja) 印刷物を点検するための方法、装置、コンピュータプログラム、及び記憶媒体
JP6357617B2 (ja) 蒲鉾板の欠陥検査装置
US11203494B2 (en) System and method for sorting moving objects
US20050013472A1 (en) Lumber recognizing system
JP4249649B2 (ja) 縦型丁合機
JP2001299288A (ja) 乾燥海苔の異物検知方法及び装置
WO2017068638A1 (ja) 画像処理装置および部品実装機
JP3614980B2 (ja) 農産物の外観検査方法及び装置
JPH0655142A (ja) 木材選別装置
JP3055205B2 (ja) 青果物の傷検出装置
JPH10328626A (ja) 長物農産物の選別装置
JP2009288015A (ja) 欠陥検査装置及び欠陥検査方法
JPS63193043A (ja) 海苔検査装置
JP2868910B2 (ja) 郵便物処理装置
JPS63193042A (ja) 海苔検査装置
JPH08101016A (ja) タイヤ上のラベル位置検出方法および装置
JP2000343458A (ja) 木材加工システム
JP2859280B2 (ja) 光学的文字読取装置
JP2002087564A (ja) 搬送装置
JPS63163153A (ja) 海苔検査装置
JPH06307828A (ja) 部品検査装置及びその装置を用いた検査方法
JPS63150652A (ja) 海苔検査装置
JP3290021B2 (ja) びんの色認識方法
JP2592830B2 (ja) 郵便物宛名認識装置
JPS63173909A (ja) 海苔検査装置