JPH0655134A - 吹付室での吹付塗装の間に水性塗料のスプレーしぶきを回収する方法 - Google Patents
吹付室での吹付塗装の間に水性塗料のスプレーしぶきを回収する方法Info
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- JPH0655134A JPH0655134A JP5046300A JP4630093A JPH0655134A JP H0655134 A JPH0655134 A JP H0655134A JP 5046300 A JP5046300 A JP 5046300A JP 4630093 A JP4630093 A JP 4630093A JP H0655134 A JPH0655134 A JP H0655134A
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- C02F1/46—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods
- C02F1/461—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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- B05B14/40—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
- B05B14/46—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by washing the air charged with excess material
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 吹付室中で吹付を行っている間において水性
塗料(aqueous coating agent)のスプレーしぶき(oversp
ray)を回収する方法を提供する。 【構成】 水性循環液を循環させ、水性塗料のスプレー
しぶきは電気凝集浴中の循環液から連続的にまたは非連
続的に抽出され、限外濾過の結果として電気凝集浴中の
スプレーしぶき濃度が吹付室の循環液中よりも高く維持
される。
塗料(aqueous coating agent)のスプレーしぶき(oversp
ray)を回収する方法を提供する。 【構成】 水性循環液を循環させ、水性塗料のスプレー
しぶきは電気凝集浴中の循環液から連続的にまたは非連
続的に抽出され、限外濾過の結果として電気凝集浴中の
スプレーしぶき濃度が吹付室の循環液中よりも高く維持
される。
Description
【0001】本発明は、吹付室中で吹付を行っている間
において水性塗料(aqueous coatingagent)のスプレー
しぶき(overspray)を回収する方法に関するもので、
この方法ではスプレーしぶきは吹付室で使用する水性塗
料に再利用されることができる。
において水性塗料(aqueous coatingagent)のスプレー
しぶき(overspray)を回収する方法に関するもので、
この方法ではスプレーしぶきは吹付室で使用する水性塗
料に再利用されることができる。
【0002】水希釈系による、有機溶剤で希釈するラッ
カーの代替品は環境保護の公知の理由のため、ますます
重要になってきている。水希釈系を使用すると、溶剤の
排出の結果として空気が汚染される度合がより少なくな
るかまたは全くない。しかしながら、水希釈性ラッカー
のような塗料の吹付により加工する場合の一般的な欠点
はスプレーしぶき(ラッカーミスト)の廃棄処理から生
じる問題によって示される。これらの問題は特に、例え
ば自動車工業におけるような大規模連続ラッカー塗装作
業において起こる。
カーの代替品は環境保護の公知の理由のため、ますます
重要になってきている。水希釈系を使用すると、溶剤の
排出の結果として空気が汚染される度合がより少なくな
るかまたは全くない。しかしながら、水希釈性ラッカー
のような塗料の吹付により加工する場合の一般的な欠点
はスプレーしぶき(ラッカーミスト)の廃棄処理から生
じる問題によって示される。これらの問題は特に、例え
ば自動車工業におけるような大規模連続ラッカー塗装作
業において起こる。
【0003】吹付室からの排気を、スプレーしぶきを除
くために水で洗浄して浄化する方法は公知である。例え
ば、DE−A1−29 45 523には、慣用的な溶剤
希釈性ラッカーのスプレーしぶきを水で洗浄し、さらに
洗浄水を限外濾過にかける方法が記述されている。
くために水で洗浄して浄化する方法は公知である。例え
ば、DE−A1−29 45 523には、慣用的な溶剤
希釈性ラッカーのスプレーしぶきを水で洗浄し、さらに
洗浄水を限外濾過にかける方法が記述されている。
【0004】DE−A1−32 27 227には、同様
の系が水性ラッカーを用いてラッカー塗装をしている間
に生じるスプレーしぶきの処理について記述している。
スプレーしぶきは水が散水されている吹付室の壁に吸収
され、そして散水した水は、循環され、限外濾過器を通
過させて処理される。しかしながら、散水中に集まった
スプレーしぶきは塗料中にさらに用いるのには適さない
ので、処理しなければならないことが示されている。限
外濾過は排水の精製、特に電気泳動ラッカー塗装工程に
おいて望ましくない低分子量の物質除去に使用され、こ
れにより再利用の結果として収率を改善する(DE−C
2−21 58 668、DE−B2−22 29 67
7、EP−A1−0 127 685、EP−A1−0
137 877、US−A−3,663,405及びUS
−A−3,663,406)が、それにもかかわらずスプ
レーしぶきの再利用に限外濾過を使用することに伴なっ
て問題が生じる。電気泳動ラッカーの限外濾過は透過液
と保持液を浴物質中に再利用することを可能にするが、
これに対して水性ラッカーからスプレーしぶきを再利用
する場合は、異なる塗装の形態(電気泳動のかわりに吹
付)及びその結果生ずる粘度の大きな差異は安定性の問
題、例えば凝固、沈降、相分離及び沈積物の形成の危険
を生じる。DE−A1−34 28 300では、DE−
A1−32 27227中で述べられている方法で生じ
る安定性の問題を回避するため、脱イオン水で吹付室の
散水を実行することを推奨している。しかしながら、散
水用液体として脱イオン水を使用してもラッカー物質中
の再使用に適するように吸収されたスプレーしぶきの安
定性の問題を回避するのには適していないということが
示されている。WO 91/09666では、DE−A
1−32 276 227に記述されている方法に関して
生じる安定性の問題を、凝集防止剤が添加された水で吹
付室を散水することにより解決することが試みられてい
る。これについてはアミンが使用される。そしてこのよ
うにすることで環境に影響力を有する物質が添加される
だけではなく、またラッカーの組成も化学薬品の添加に
よっても変化する。
の系が水性ラッカーを用いてラッカー塗装をしている間
に生じるスプレーしぶきの処理について記述している。
スプレーしぶきは水が散水されている吹付室の壁に吸収
され、そして散水した水は、循環され、限外濾過器を通
過させて処理される。しかしながら、散水中に集まった
スプレーしぶきは塗料中にさらに用いるのには適さない
ので、処理しなければならないことが示されている。限
外濾過は排水の精製、特に電気泳動ラッカー塗装工程に
おいて望ましくない低分子量の物質除去に使用され、こ
れにより再利用の結果として収率を改善する(DE−C
2−21 58 668、DE−B2−22 29 67
7、EP−A1−0 127 685、EP−A1−0
137 877、US−A−3,663,405及びUS
−A−3,663,406)が、それにもかかわらずスプ
レーしぶきの再利用に限外濾過を使用することに伴なっ
て問題が生じる。電気泳動ラッカーの限外濾過は透過液
と保持液を浴物質中に再利用することを可能にするが、
これに対して水性ラッカーからスプレーしぶきを再利用
する場合は、異なる塗装の形態(電気泳動のかわりに吹
付)及びその結果生ずる粘度の大きな差異は安定性の問
題、例えば凝固、沈降、相分離及び沈積物の形成の危険
を生じる。DE−A1−34 28 300では、DE−
A1−32 27227中で述べられている方法で生じ
る安定性の問題を回避するため、脱イオン水で吹付室の
散水を実行することを推奨している。しかしながら、散
水用液体として脱イオン水を使用してもラッカー物質中
の再使用に適するように吸収されたスプレーしぶきの安
定性の問題を回避するのには適していないということが
示されている。WO 91/09666では、DE−A
1−32 276 227に記述されている方法に関して
生じる安定性の問題を、凝集防止剤が添加された水で吹
付室を散水することにより解決することが試みられてい
る。これについてはアミンが使用される。そしてこのよ
うにすることで環境に影響力を有する物質が添加される
だけではなく、またラッカーの組成も化学薬品の添加に
よっても変化する。
【0005】その上、水中に集められたスプレーしぶき
の濃度を限外濾過により低濃度から比較的高濃度へ上昇
させると水性塗料中に著しい変化が生じるが、これは限
外濾過により特に水性ラッカー分散液の安定化及びそれ
らの技術的なラッカー塗の性質に著しく寄与している水
溶性成分及び低分子量成分、例えば溶剤または中和剤が
除去されるからである。
の濃度を限外濾過により低濃度から比較的高濃度へ上昇
させると水性塗料中に著しい変化が生じるが、これは限
外濾過により特に水性ラッカー分散液の安定化及びそれ
らの技術的なラッカー塗の性質に著しく寄与している水
溶性成分及び低分子量成分、例えば溶剤または中和剤が
除去されるからである。
【0006】Dirk Saarbach及びGeorg SlumpfによりObe
rflaeche+JOT 1991, 第3部,18〜20ページ,“Di
e NaBlackierung ohne Emissionen oder Sondermuell”
(排気または特有な排気物のない水ラッカー塗装)の中
で水性ラッカーの再利用する事務用家具のラッカー塗装
が記述されており、これにより、連続的循環路について
も記述されている。系の構成要素、すなわち「水希釈性
焼付ラッカー」、「限外濾過法」及び「吹付設備」は、
互いに調子を合わせられなければならないと述べられて
いる。再利用工程へ添加物を入れることも記述されてい
る。しかし、この方法がどのようにして安定性の問題を
こうむることなしに効果をもたらすことができるかさら
に元のラッカーの組成が添加物の添加により変化するか
についてはなんらの言及もなされていない。
rflaeche+JOT 1991, 第3部,18〜20ページ,“Di
e NaBlackierung ohne Emissionen oder Sondermuell”
(排気または特有な排気物のない水ラッカー塗装)の中
で水性ラッカーの再利用する事務用家具のラッカー塗装
が記述されており、これにより、連続的循環路について
も記述されている。系の構成要素、すなわち「水希釈性
焼付ラッカー」、「限外濾過法」及び「吹付設備」は、
互いに調子を合わせられなければならないと述べられて
いる。再利用工程へ添加物を入れることも記述されてい
る。しかし、この方法がどのようにして安定性の問題を
こうむることなしに効果をもたらすことができるかさら
に元のラッカーの組成が添加物の添加により変化するか
についてはなんらの言及もなされていない。
【0007】上記した方法を用いて、色調を頻繁に変え
た場合、さらなる問題が生じる。色調の変化による混合
された色調は裏面のラッカー塗装にしか使用することが
できないという結果になる。このことはDE−C2−3
3 32 457、DE 3227 227から続く特許に
もあてはまり、ここでは色調の変化を引き起こすため
に、室の壁は回転可能なセグメントからなることが開示
されている。
た場合、さらなる問題が生じる。色調の変化による混合
された色調は裏面のラッカー塗装にしか使用することが
できないという結果になる。このことはDE−C2−3
3 32 457、DE 3227 227から続く特許に
もあてはまり、ここでは色調の変化を引き起こすため
に、室の壁は回転可能なセグメントからなることが開示
されている。
【0008】それ故、課題は水性塗料のスプレーしぶき
を回収する方法を入手することであり、この方法は、色
調が頻繁に変化する場合でさえ、水性塗料中にスプレー
しぶきの再利用を可能にし、それにもかかわらず高品質
であり、それ故通常は繊細な塗料、例えば水性工業用ラ
ッカー特に自動車用ラッカーが実際的な規模で用いられ
ることを可能にする。
を回収する方法を入手することであり、この方法は、色
調が頻繁に変化する場合でさえ、水性塗料中にスプレー
しぶきの再利用を可能にし、それにもかかわらず高品質
であり、それ故通常は繊細な塗料、例えば水性工業用ラ
ッカー特に自動車用ラッカーが実際的な規模で用いられ
ることを可能にする。
【0009】この課題は本発明の一つの目的に関連して
おり、吹付室で吹付塗装している間に水性塗料のスプレ
ーしぶきを回収する方法により達成できることを示して
おり、この方法はスプレーしぶきを集めるために水性循
環液が運ばれる方法であって、スプレーしぶき物質を電
気凝集(electrocoagulation)浴で循環液から抽出する
ことを特徴とするもので、限外濾過の結果として高濃度
のスプレーしぶきが吹付室の循環液中よりもむしろ、電
気凝集浴中に維持される。
おり、吹付室で吹付塗装している間に水性塗料のスプレ
ーしぶきを回収する方法により達成できることを示して
おり、この方法はスプレーしぶきを集めるために水性循
環液が運ばれる方法であって、スプレーしぶき物質を電
気凝集(electrocoagulation)浴で循環液から抽出する
ことを特徴とするもので、限外濾過の結果として高濃度
のスプレーしぶきが吹付室の循環液中よりもむしろ、電
気凝集浴中に維持される。
【0010】本発明の方法は、水性循環液(室循環水ま
たはスプレーしぶき洗浄液)の少なくとも一部が吹付室
から連続的にまたは非連続的に回収され電気凝集工程に
送られるという方法で実行される。電気凝集処理ではス
プレーしぶきを含む循環液は浴に運ばれ、この浴からス
プレーしぶきはその性質によりアノードまたはカソード
に付着する。このタイプの付着は「電気泳動付着」とし
ても記述されるかもしれない。
たはスプレーしぶき洗浄液)の少なくとも一部が吹付室
から連続的にまたは非連続的に回収され電気凝集工程に
送られるという方法で実行される。電気凝集処理ではス
プレーしぶきを含む循環液は浴に運ばれ、この浴からス
プレーしぶきはその性質によりアノードまたはカソード
に付着する。このタイプの付着は「電気泳動付着」とし
ても記述されるかもしれない。
【0011】これに関連して本発明の範囲内では室循環
液におけるスプレーしぶきの固体含有量が電気凝集処理
にかけられた室循環液の部分よりも低いと有利であるこ
とがわかっている。本発明によると、この異なる固体含
有量は、限外濾過処理段階を中間的にまたは平行して連
結することによって達成される。
液におけるスプレーしぶきの固体含有量が電気凝集処理
にかけられた室循環液の部分よりも低いと有利であるこ
とがわかっている。本発明によると、この異なる固体含
有量は、限外濾過処理段階を中間的にまたは平行して連
結することによって達成される。
【0012】室循環液はできる限り低い固体含有量、好
ましくは最大1.5重量%を有するのが有利であるが、
これは周囲空気及び室の循環液の間で必要な分離が起こ
り固体が放出されることに関して高固体含有量の問題が
生じるからである。一方、例えば1.5重量%の固体を
含む室循環から開始して、例えば20〜95%の固体含
有量で再利用されることができる生成物に到達するため
には、本発明による方法で必要とされる限外濾過は過剰
なものでないことがわかっている。
ましくは最大1.5重量%を有するのが有利であるが、
これは周囲空気及び室の循環液の間で必要な分離が起こ
り固体が放出されることに関して高固体含有量の問題が
生じるからである。一方、例えば1.5重量%の固体を
含む室循環から開始して、例えば20〜95%の固体含
有量で再利用されることができる生成物に到達するため
には、本発明による方法で必要とされる限外濾過は過剰
なものでないことがわかっている。
【0013】本発明の方法は、非連続的及び連続的な操
作で室循環液の固体含有量が1.5重量%を越えないよ
うな方法で実施されるのが好ましい。固体含有量は1.
0重量%を越えないのが好ましい。
作で室循環液の固体含有量が1.5重量%を越えないよ
うな方法で実施されるのが好ましい。固体含有量は1.
0重量%を越えないのが好ましい。
【0014】本発明の方法は、電気凝集浴中のスプレー
しぶきの固体含有量が5〜15重量%付近に維持される
ような方法で操作されるのが好ましい。吹付室の循環液
として使用されるのはスプレーしぶき用の慣用の洗浄液
の水でありうるが、特に脱イオン水が好ましく使用され
る。
しぶきの固体含有量が5〜15重量%付近に維持される
ような方法で操作されるのが好ましい。吹付室の循環液
として使用されるのはスプレーしぶき用の慣用の洗浄液
の水でありうるが、特に脱イオン水が好ましく使用され
る。
【0015】電気凝集浴中で一方の電極に付着したスプ
レーしぶきは種々の用途に再利用することができる。そ
れが吹付用に準備された及び吹付室に再び再利用される
ことができるラッカー中に再溶解され、加工されること
は好都合である。
レーしぶきは種々の用途に再利用することができる。そ
れが吹付用に準備された及び吹付室に再び再利用される
ことができるラッカー中に再溶解され、加工されること
は好都合である。
【0016】電気凝集の結果得られたスプレーしぶきは
例えば、再溶解されることなく電極から落とされそして
場合により別の用途(例えば、別のラッカーの製造、こ
れらは例えば溶剤を含むまたはプラスチック板のような
合成物質の製造に用いられることもありうる。
例えば、再溶解されることなく電極から落とされそして
場合により別の用途(例えば、別のラッカーの製造、こ
れらは例えば溶剤を含むまたはプラスチック板のような
合成物質の製造に用いられることもありうる。
【0017】限外濾過中に得られた透過液は例えば室循
環液に加えることができる。従って好ましい実施態様に
よると、本発明は吹付室での吹付塗装の間に水性塗料の
スプレーしぶきを回収する方法に関し、この方法ではス
プレーしぶきは水性循環液又は洗浄液中に集められる。
循環液は、脱イオン水及び例えば1.5重量%までの固
体を含みうるものであって、限外濾過にかけられる。透
過液は循環液として吹付室の中へ再利用される。保持液
は、例えば5〜15%の固体を含み、これは電着及び場
合によりスプレーしぶきの再溶解が起こる電気凝集槽
(ECC)に送給される。その後で再溶解されたスプレ
ーしぶき物質は、場合により個々の成分を補充した後、
直接にもしくはラッカー補給濃縮物と混合した後に吹付
物質として吹付室に送ることができるかまたは、他のタ
イプの塗装に用いることができる。
環液に加えることができる。従って好ましい実施態様に
よると、本発明は吹付室での吹付塗装の間に水性塗料の
スプレーしぶきを回収する方法に関し、この方法ではス
プレーしぶきは水性循環液又は洗浄液中に集められる。
循環液は、脱イオン水及び例えば1.5重量%までの固
体を含みうるものであって、限外濾過にかけられる。透
過液は循環液として吹付室の中へ再利用される。保持液
は、例えば5〜15%の固体を含み、これは電着及び場
合によりスプレーしぶきの再溶解が起こる電気凝集槽
(ECC)に送給される。その後で再溶解されたスプレ
ーしぶき物質は、場合により個々の成分を補充した後、
直接にもしくはラッカー補給濃縮物と混合した後に吹付
物質として吹付室に送ることができるかまたは、他のタ
イプの塗装に用いることができる。
【0018】水性ラッカーを再利用するのに本発明によ
り実行される限外濾過を用いない電気凝集法の一つの欠
点は低固体含有量の場合に失敗することにある。低固体
含有量、例えば約1重量%では、電気凝集に必要とされ
る最小の付着電流密度はもはや達成されないかまたは高
すぎて工程が不経済になる。しかしながら周囲空気と室
中の循環水の必要な分離が起こり室の循環水から固体が
放出されるという問題を回避するために、循環液につい
て可能な限り低い固体含有量を得るという試みが行なわ
れた。電気凝集が直接に室の水性循環液を用いてまたは
循環を繰り返した結果スプレーしぶきで高められた室の
水を用いて行うのではなく限外濾過の結果固体含有量が
高められた室の循環液を用いた場合、低濃度の循環液の
利点及び適当な高固体含有量の電気凝集を適用すること
は可能である。この方法では水性循環液中で起こるかも
しれない、溶剤の濃縮は透過液を捨てることによって同
時に制御することができる。透過液は、付着している非
凝集の浸積フィルムの電気凝集されたラッカー濃縮物を
それが放出装置から除去される前に浄化する目的で、そ
して凝集浴中へ後で直接再利用するために部分的に用い
られる。
り実行される限外濾過を用いない電気凝集法の一つの欠
点は低固体含有量の場合に失敗することにある。低固体
含有量、例えば約1重量%では、電気凝集に必要とされ
る最小の付着電流密度はもはや達成されないかまたは高
すぎて工程が不経済になる。しかしながら周囲空気と室
中の循環水の必要な分離が起こり室の循環水から固体が
放出されるという問題を回避するために、循環液につい
て可能な限り低い固体含有量を得るという試みが行なわ
れた。電気凝集が直接に室の水性循環液を用いてまたは
循環を繰り返した結果スプレーしぶきで高められた室の
水を用いて行うのではなく限外濾過の結果固体含有量が
高められた室の循環液を用いた場合、低濃度の循環液の
利点及び適当な高固体含有量の電気凝集を適用すること
は可能である。この方法では水性循環液中で起こるかも
しれない、溶剤の濃縮は透過液を捨てることによって同
時に制御することができる。透過液は、付着している非
凝集の浸積フィルムの電気凝集されたラッカー濃縮物を
それが放出装置から除去される前に浄化する目的で、そ
して凝集浴中へ後で直接再利用するために部分的に用い
られる。
【0019】本発明による限外濾過と電気凝集の組み合
わせのさらなる利点は純粋な限外濾過工程と比較して非
常に高い固体含有量を達成できる可能性にあり、これは
限外濾過単位内のスループット速度が固体含有量の増加
につれてはっきりと減少するからである。市販されて入
手可能なをベースとするラッカーの50重量%より多い
固体含有量を有する液体の限外濾過は不経済な長い処理
時間を要するかまたはすでに不可能なことである。
わせのさらなる利点は純粋な限外濾過工程と比較して非
常に高い固体含有量を達成できる可能性にあり、これは
限外濾過単位内のスループット速度が固体含有量の増加
につれてはっきりと減少するからである。市販されて入
手可能なをベースとするラッカーの50重量%より多い
固体含有量を有する液体の限外濾過は不経済な長い処理
時間を要するかまたはすでに不可能なことである。
【0020】本発明にあっては、限外濾過は逆浸透及び
/または超濾過によって支援されうる。これらの工程の
限外濾過に加えて実行されうる。限外濾過、逆浸透及び
超濾過は当業者によく知られている。それらは慣用の装
置を用いて実行することができる。これらの濾過工程は
特許明細書及び説明の紹介中に示した特許明細書の両方
そして例えば、“Grundoperation chemischer Verfahre
nstechnic" Verlag Chemie, 1982年,第153-155頁中にW
ilhelm R.A. Auck及びHermann A Muellerにより、"Grun
dlagen der chemischen Technik, Membrantrennverfahr
en, und Umkehrosmose", Otto Salle Verlag and Verla
g Sauerlaeder, 1981年中にRobert Rautenbach及びRain
er Albreitにより、そして“Membrane Filtration", Sp
inge Veriag, 1983年中にThomas D. Brockにより記載さ
れている。
/または超濾過によって支援されうる。これらの工程の
限外濾過に加えて実行されうる。限外濾過、逆浸透及び
超濾過は当業者によく知られている。それらは慣用の装
置を用いて実行することができる。これらの濾過工程は
特許明細書及び説明の紹介中に示した特許明細書の両方
そして例えば、“Grundoperation chemischer Verfahre
nstechnic" Verlag Chemie, 1982年,第153-155頁中にW
ilhelm R.A. Auck及びHermann A Muellerにより、"Grun
dlagen der chemischen Technik, Membrantrennverfahr
en, und Umkehrosmose", Otto Salle Verlag and Verla
g Sauerlaeder, 1981年中にRobert Rautenbach及びRain
er Albreitにより、そして“Membrane Filtration", Sp
inge Veriag, 1983年中にThomas D. Brockにより記載さ
れている。
【0021】本発明の限外濾過工程では高圧を必要とし
ない。必要な最小の圧力は水及び低分子量の物質が測定
可能な速度で膜を強靭通過させられる圧力である。この
ような圧力は例えば0.7〜11バールの範囲であり、
特には5バール程度のオーダーである。
ない。必要な最小の圧力は水及び低分子量の物質が測定
可能な速度で膜を強靭通過させられる圧力である。この
ような圧力は例えば0.7〜11バールの範囲であり、
特には5バール程度のオーダーである。
【0022】逆浸透の圧力は定義上は浸透圧よりも大き
い。限外濾過及び逆浸透または超濾過の間には明確な境
界はない。本発明の方法については、逆浸透または超濾
過は例えば濾過のような低分子量の透過液が水から分離
されて可能な限り大きい含有量となる手段に利用される
べきである。
い。限外濾過及び逆浸透または超濾過の間には明確な境
界はない。本発明の方法については、逆浸透または超濾
過は例えば濾過のような低分子量の透過液が水から分離
されて可能な限り大きい含有量となる手段に利用される
べきである。
【0023】本発明の方法において逆浸透及び超濾過の
可能な使用の結果、再利用工程において限外濾過してい
る間に、部分的または全体的に透過液中にはいり込む水
溶性の成分、例えば水溶性合成樹脂:例としてポリビニ
ルアルコール、特別な水溶性メラミン樹脂、例としてCy
mel 327、有機溶剤の水溶性部分または低分子量の化合
物、例えばDietrich Saatweberにより“Untersuchung z
um Einfluβ der Ultrafiltration anf die Eigenschaf
ten von Elektrotauchlacken", VII. FATIPECKONGRESS,
Kangress-Buch第467-474頁の報告中の実施例に記述さ
れているようなものが含まれるという付加的な利点があ
る。透過液中に入らない成分と透過液中に入る成分との
相対的な質量における可能な変化は塗料の加工に関する
再利用の場合は、場合により水性塗料の補給濃縮物の適
切な形成により平行が保たれている。しかし成分は上記
したように場合により逆浸透または超濾過により透過液
から抽出することもできる。
可能な使用の結果、再利用工程において限外濾過してい
る間に、部分的または全体的に透過液中にはいり込む水
溶性の成分、例えば水溶性合成樹脂:例としてポリビニ
ルアルコール、特別な水溶性メラミン樹脂、例としてCy
mel 327、有機溶剤の水溶性部分または低分子量の化合
物、例えばDietrich Saatweberにより“Untersuchung z
um Einfluβ der Ultrafiltration anf die Eigenschaf
ten von Elektrotauchlacken", VII. FATIPECKONGRESS,
Kangress-Buch第467-474頁の報告中の実施例に記述さ
れているようなものが含まれるという付加的な利点があ
る。透過液中に入らない成分と透過液中に入る成分との
相対的な質量における可能な変化は塗料の加工に関する
再利用の場合は、場合により水性塗料の補給濃縮物の適
切な形成により平行が保たれている。しかし成分は上記
したように場合により逆浸透または超濾過により透過液
から抽出することもできる。
【0024】電気凝集は実際には直流回路のアノードま
たはカソードで凝集する付着性物質の静電塗装である
(Dr Fritz Beck “Zum Mechanismus der elektrophore
tischen Lackierung", Farbe und Lack, 72nd year, 第
3巻,1966年,第218-224頁)。本発明では一個または数
個の電極が室の限外濾過された循環水の保持液のラッカ
ー物質でコートされ、そしてこの循環水は直流回路の適
切な電極と共に取り付けられた1個または数個の中間槽
(intermediate basin)中に分散されたまたは溶解され
た形態のスプレーしぶき物質を含有する。付着した物質
は例えば電極から再溶解槽へ移され適切な中和剤または
場合により補助溶剤によりそして場合により個々の成分
を補充した後に再溶解されたり、適切な限外濾過回路に
または吹付ラッカーとして直接吹付室に送られたりする
ことができる。しかし、これは他の用途に供給すること
もできるしまたは処理されるかもしれない。
たはカソードで凝集する付着性物質の静電塗装である
(Dr Fritz Beck “Zum Mechanismus der elektrophore
tischen Lackierung", Farbe und Lack, 72nd year, 第
3巻,1966年,第218-224頁)。本発明では一個または数
個の電極が室の限外濾過された循環水の保持液のラッカ
ー物質でコートされ、そしてこの循環水は直流回路の適
切な電極と共に取り付けられた1個または数個の中間槽
(intermediate basin)中に分散されたまたは溶解され
た形態のスプレーしぶき物質を含有する。付着した物質
は例えば電極から再溶解槽へ移され適切な中和剤または
場合により補助溶剤によりそして場合により個々の成分
を補充した後に再溶解されたり、適切な限外濾過回路に
または吹付ラッカーとして直接吹付室に送られたりする
ことができる。しかし、これは他の用途に供給すること
もできるしまたは処理されるかもしれない。
【0025】付着電極は例えば板、円盤、ローラーまた
は連続的なバンドの形態をとることができる。本発明の
方法に適切なのは中和された結合剤または少なくとも部
分的に中和されることのできる結合剤、例えばアニオン
性飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂及び/また
はアクリルポリマーを含有する水性塗料である。これら
の場合、例えばアンモニアやアミンのような塩基性中和
剤は電気凝集の後の再溶解のために使用される。カソー
ドで付着するカチオン性結合剤が存在する場合、有機モ
ノカルボン酸のような酸中和剤、例えばギ酸、酢酸、プ
ロパン酸及び乳酸が再溶解に用いられる。
は連続的なバンドの形態をとることができる。本発明の
方法に適切なのは中和された結合剤または少なくとも部
分的に中和されることのできる結合剤、例えばアニオン
性飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂及び/また
はアクリルポリマーを含有する水性塗料である。これら
の場合、例えばアンモニアやアミンのような塩基性中和
剤は電気凝集の後の再溶解のために使用される。カソー
ドで付着するカチオン性結合剤が存在する場合、有機モ
ノカルボン酸のような酸中和剤、例えばギ酸、酢酸、プ
ロパン酸及び乳酸が再溶解に用いられる。
【0026】補助溶剤として、アルコール、グリコール
エーテル及びプロピルグリコールエーテルのような慣用
のタイプのものが使用されうる。さらに、本発明の方法
に適切なものは電気的に付着されることができそして電
極から除去することのできるすべての水性分散物及び乳
濁液である。スプレーしぶきが再使用される再利用工程
では酸化される可能性のある結合剤はしばしば適切なも
のでない。当業者は実験室で予備的に試験するという方
法で脱イオン水を用いて固体含有量を5〜10重量%に
希釈された水性ラッカーの電気泳動塗装を行い水性ラッ
カーが電気凝集及び再溶解に適切かどうか決定すること
ができる。電極で電気凝集の形成が観察される場合、専
門家は本発明の方法の範囲内にある所望の工程段階につ
いて凝集物の利用性を試験することができる。当業者に
とっては水で希釈することのできるすべてのラッカーは
電気凝集用と考えることができ、これには電気泳動塗装
に適しないものが含まれ、例えば電気泳動塗装及びその
後の架橋条件下における形の有用な、滑かな、耐蝕性の
または抵抗性の膜がある。
エーテル及びプロピルグリコールエーテルのような慣用
のタイプのものが使用されうる。さらに、本発明の方法
に適切なものは電気的に付着されることができそして電
極から除去することのできるすべての水性分散物及び乳
濁液である。スプレーしぶきが再使用される再利用工程
では酸化される可能性のある結合剤はしばしば適切なも
のでない。当業者は実験室で予備的に試験するという方
法で脱イオン水を用いて固体含有量を5〜10重量%に
希釈された水性ラッカーの電気泳動塗装を行い水性ラッ
カーが電気凝集及び再溶解に適切かどうか決定すること
ができる。電極で電気凝集の形成が観察される場合、専
門家は本発明の方法の範囲内にある所望の工程段階につ
いて凝集物の利用性を試験することができる。当業者に
とっては水で希釈することのできるすべてのラッカーは
電気凝集用と考えることができ、これには電気泳動塗装
に適しないものが含まれ、例えば電気泳動塗装及びその
後の架橋条件下における形の有用な、滑かな、耐蝕性の
または抵抗性の膜がある。
【0027】よって本発明の方法は当業者によく知られ
ているそして市販入手可能なこのような水溶性塗料で実
行することができる。適切なものは、例えば自動車工業
を含む工業において大量生産のラッカー塗装に用いられ
るような水溶性ラッカーである。適切なものは、例えば
水で希釈することができるような塩基のラッカー、自動
車工業に用いられるような着色された及び未着色のトッ
プコートラッカーである。
ているそして市販入手可能なこのような水溶性塗料で実
行することができる。適切なものは、例えば自動車工業
を含む工業において大量生産のラッカー塗装に用いられ
るような水溶性ラッカーである。適切なものは、例えば
水で希釈することができるような塩基のラッカー、自動
車工業に用いられるような着色された及び未着色のトッ
プコートラッカーである。
【0028】必要な添加剤、例えば消泡剤、表面欠陥を
除く添加剤、流れ調整剤、融合助剤は水性ラッカー及び
分散物にまたはラッカー補給濃縮物にまたは後で再利用
循環路に添加されうる。後で添加される添加剤は当然水
性塗料の性質を変えるかもしれないしいくつかの場合は
それらを損なうかもしれない。本発明の方法は15〜8
0重量%の固体含有量を有する水性塗料を用いて実行す
るのが好ましい。
除く添加剤、流れ調整剤、融合助剤は水性ラッカー及び
分散物にまたはラッカー補給濃縮物にまたは後で再利用
循環路に添加されうる。後で添加される添加剤は当然水
性塗料の性質を変えるかもしれないしいくつかの場合は
それらを損なうかもしれない。本発明の方法は15〜8
0重量%の固体含有量を有する水性塗料を用いて実行す
るのが好ましい。
【0029】水性塗料の及び個々の循環路の固有含有量
は、例えばDIN 53216に従って決めることがで
きる。これについては、測定する試料について最初に重
量を測定した後、まず、平らな底を有する金属皿上の試
料を約95℃で約1時間半予備加熱するのが好ましい。
この方法により水分が蒸発されスプラッシュが生じて間
違った結果に導かれることがなくなる。
は、例えばDIN 53216に従って決めることがで
きる。これについては、測定する試料について最初に重
量を測定した後、まず、平らな底を有する金属皿上の試
料を約95℃で約1時間半予備加熱するのが好ましい。
この方法により水分が蒸発されスプラッシュが生じて間
違った結果に導かれることがなくなる。
【0030】水で希釈することのできる塗料、例えば水
希釈性ラッカー及び充填剤は場合により顔料及び/また
は充填剤を含みうるがこれらはまた、透明なラッカーと
して処方されるかもしれない。それらは有機溶剤を含み
うるかまたはそれらは有機溶剤を含まないかもしれな
い。
希釈性ラッカー及び充填剤は場合により顔料及び/また
は充填剤を含みうるがこれらはまた、透明なラッカーと
して処方されるかもしれない。それらは有機溶剤を含み
うるかまたはそれらは有機溶剤を含まないかもしれな
い。
【0031】本発明の方法に使用することのできる水希
釈性塗料は上述したように透明であるかまたは着色され
ていてもよい。それらは場合により充填剤、添加剤例え
ば消泡剤、融合助剤、揮発性の有機の液体及びラッカー
塗装に用いられる他の慣用の原料を含む。それらは物理
的に乾燥している。系は例えば焼付ラッカーのように自
己架橋または外的に架橋されうる。
釈性塗料は上述したように透明であるかまたは着色され
ていてもよい。それらは場合により充填剤、添加剤例え
ば消泡剤、融合助剤、揮発性の有機の液体及びラッカー
塗装に用いられる他の慣用の原料を含む。それらは物理
的に乾燥している。系は例えば焼付ラッカーのように自
己架橋または外的に架橋されうる。
【0032】本発明で使用される吹付室は、慣用の吹付
室である。それらは進入空気及び排出空気用の慣用の循
環路を用いて操作することができる。使用できる吹付室
は例えば少なくとも一つの散水用湿壁にまたはベンチュ
リ洗浄系に取り付けられており、このようなものは自動
車両のラッカー塗装において特に慣用である。散水用湿
壁が使用されるところでは全部の壁が散水用湿壁の形を
とっているかもしれない。このような吹付室は当業者に
よく知られている。吹付室は、場合により顔料の沈降を
防止する装置を有することができる。
室である。それらは進入空気及び排出空気用の慣用の循
環路を用いて操作することができる。使用できる吹付室
は例えば少なくとも一つの散水用湿壁にまたはベンチュ
リ洗浄系に取り付けられており、このようなものは自動
車両のラッカー塗装において特に慣用である。散水用湿
壁が使用されるところでは全部の壁が散水用湿壁の形を
とっているかもしれない。このような吹付室は当業者に
よく知られている。吹付室は、場合により顔料の沈降を
防止する装置を有することができる。
【0033】本発明の結果として水性塗料の吹付塗装中
に生じるスプレーしぶきを問題なしに実際的に回収する
ことを可能にする方法が得られる。本発明の方法は手
動、自動または静電的な吹付塗装に特に適しており、こ
のようなものは特に大量生産のラッカー塗装で実行され
る。これは環境を保護し実質的に100%のスプレーし
ぶきを回収することを可能にする。この方法は非連続的
に及び連続的に両者で実行することができる。
に生じるスプレーしぶきを問題なしに実際的に回収する
ことを可能にする方法が得られる。本発明の方法は手
動、自動または静電的な吹付塗装に特に適しており、こ
のようなものは特に大量生産のラッカー塗装で実行され
る。これは環境を保護し実質的に100%のスプレーし
ぶきを回収することを可能にする。この方法は非連続的
に及び連続的に両者で実行することができる。
【0034】本発明による加工方法の2つの実施例を付
随する図面を参照して以下に示した。図1は、本発明の
非連続的な実施態様を示しており、そして図2は、連続
的な実施例を示している。
随する図面を参照して以下に示した。図1は、本発明の
非連続的な実施態様を示しており、そして図2は、連続
的な実施例を示している。
【0035】図1の実施態様ではラッカー塗装されるべ
き物体2は吹付室1中で吹付装置3により吹付られる。
得られたスプレーしぶきは、室の循環液4中に捕捉され
吹付室の床上に集められる。これについて本方法は室循
環液中のスプレーしぶきが1.5重量%(15kg/m3)
まで濃縮されるようなやり方で吹付室において行われ
る。
き物体2は吹付室1中で吹付装置3により吹付られる。
得られたスプレーしぶきは、室の循環液4中に捕捉され
吹付室の床上に集められる。これについて本方法は室循
環液中のスプレーしぶきが1.5重量%(15kg/m3)
まで濃縮されるようなやり方で吹付室において行われ
る。
【0036】その後で荷電した循環液を貯蔵容器5の中
に入れそして室循環系は室循環液として容器6及び7か
ら脱イオン水、透過液または両者の混合物が補給され
る。貯蔵容器5からの室循環液は限外濾過装置8を通し
て、循環路に送られ、そしてスプレーしぶきの固体含有
量が例えば5〜10重量%となるまで濃縮される。これ
に関連して、透過液は再使用のため新しい循環液として
それ自体でまたは水と混合されて容器7中に集められ
る。
に入れそして室循環系は室循環液として容器6及び7か
ら脱イオン水、透過液または両者の混合物が補給され
る。貯蔵容器5からの室循環液は限外濾過装置8を通し
て、循環路に送られ、そしてスプレーしぶきの固体含有
量が例えば5〜10重量%となるまで濃縮される。これ
に関連して、透過液は再使用のため新しい循環液として
それ自体でまたは水と混合されて容器7中に集められ
る。
【0037】限外濾過中に得られた保持液は直接にまた
は緩衝容器9を経て電気凝集槽10に移される。電気凝
集槽10では本実施例中の固体物質はアノードで付着す
る。本実施例では、アノードはロール11の形をとり、
そしてストリッピングまたはスクラッピング装置及び洗
浄装置と共に提供され、これに付着している浸積フィル
ムは例えば透過液で洗い落とすことができる。容積及び
電気凝集槽中の固体含有量は緩衝容器9からの供給によ
り、また場合によりさらに透過するために室循環液用の
貯蔵容器5を排水することにより制御することができ
る。
は緩衝容器9を経て電気凝集槽10に移される。電気凝
集槽10では本実施例中の固体物質はアノードで付着す
る。本実施例では、アノードはロール11の形をとり、
そしてストリッピングまたはスクラッピング装置及び洗
浄装置と共に提供され、これに付着している浸積フィル
ムは例えば透過液で洗い落とすことができる。容積及び
電気凝集槽中の固体含有量は緩衝容器9からの供給によ
り、また場合によりさらに透過するために室循環液用の
貯蔵容器5を排水することにより制御することができ
る。
【0038】本発明の方法では、一般に電気透析用装置
を有する電気凝集槽を提供することが可能であり、この
装置は任意の可能なアミン含有物を精製すべき液体から
全体的にまたは部分的に除くのに適している。さらに、
望ましくない生物学的効果を回避するため、本発明の方
法では一般に塗料もしくは水性ラッカーまたは循環路に
殺生物剤を加えることが可能である。
を有する電気凝集槽を提供することが可能であり、この
装置は任意の可能なアミン含有物を精製すべき液体から
全体的にまたは部分的に除くのに適している。さらに、
望ましくない生物学的効果を回避するため、本発明の方
法では一般に塗料もしくは水性ラッカーまたは循環路に
殺生物剤を加えることが可能である。
【0039】図2では、本発明の実施態様のさらなる実
施例を示しており、これは連続的に作動する例である。
吹付室1ではラッカー塗装されるべき物体2が吹付装置
3でラッカー塗装される。スプレーしぶきは循環液4中
に集められる。この液体の固体含有量はほぼ一定、例え
ばスプレーしぶきの固体約1重量%付近に維持される。
スプレーしぶきが循環液によって集められている間、循
環液は同じ速度で連続的に回収されそして容積は透過
液、脱イオン水または透過液及び脱イオン水の混合物を
供給することにより一定に保たれる。荷電した室循環液
は直接にまたは緩衝容器を経て電気凝集槽10に送られ
る。電気凝集槽に接続されているのは限外濾過装置8で
ある。これは連続的に操作されそしてそれは与えられた
単位時間内に、循環水中に供給されたのと同じ量を回収
し、同様に場合によりストリッピングまたは洗浄装置1
2によりアノード11から電気凝集物質を洗浄するのに
必要とする付加的な量を回収する。
施例を示しており、これは連続的に作動する例である。
吹付室1ではラッカー塗装されるべき物体2が吹付装置
3でラッカー塗装される。スプレーしぶきは循環液4中
に集められる。この液体の固体含有量はほぼ一定、例え
ばスプレーしぶきの固体約1重量%付近に維持される。
スプレーしぶきが循環液によって集められている間、循
環液は同じ速度で連続的に回収されそして容積は透過
液、脱イオン水または透過液及び脱イオン水の混合物を
供給することにより一定に保たれる。荷電した室循環液
は直接にまたは緩衝容器を経て電気凝集槽10に送られ
る。電気凝集槽に接続されているのは限外濾過装置8で
ある。これは連続的に操作されそしてそれは与えられた
単位時間内に、循環水中に供給されたのと同じ量を回収
し、同様に場合によりストリッピングまたは洗浄装置1
2によりアノード11から電気凝集物質を洗浄するのに
必要とする付加的な量を回収する。
【0040】電気凝集槽は単位装置あたり、循環水を経
てそれに供給された塗料またはラッカーの固体物質と同
じだけ付着させた。得られた透過液は容積を補充するた
め、直接にまたは緩衝容器を経て全体をまたは部分的に
水と混合して室循環液に送ることができる。また本発明
では電気透析の手段により電気凝集槽からアミン放出の
一般的な作動方法をもたらすことが可能である。
てそれに供給された塗料またはラッカーの固体物質と同
じだけ付着させた。得られた透過液は容積を補充するた
め、直接にまたは緩衝容器を経て全体をまたは部分的に
水と混合して室循環液に送ることができる。また本発明
では電気透析の手段により電気凝集槽からアミン放出の
一般的な作動方法をもたらすことが可能である。
【0041】本発明の方法を用いると、水性塗料からス
プレーしぶきを回収することが可能である。回収された
スプレーしぶきは水性塗料に再利用することができる。
吹付室において色調が頻繁に変わる場合、ほとんど水が
ないそして溶剤がない状態で別のラッカーまたは別の生
成物に再利用することも可能である。ラッカーの安定性
の問題及び系からの固体の排出はほとんど回避される。
プレーしぶきを回収することが可能である。回収された
スプレーしぶきは水性塗料に再利用することができる。
吹付室において色調が頻繁に変わる場合、ほとんど水が
ないそして溶剤がない状態で別のラッカーまたは別の生
成物に再利用することも可能である。ラッカーの安定性
の問題及び系からの固体の排出はほとんど回避される。
【0042】本発明による加工方法の結果として、高品
質でありこのため通常は繊細な塗料、例えば水性工業用
ラッカー及び特に水性自動車用ラッカーでの使用が実際
的な規模で可能となる。本発明の方法のさらなる利点は
連続的または非連続的な実施が可能なことである。
質でありこのため通常は繊細な塗料、例えば水性工業用
ラッカー及び特に水性自動車用ラッカーでの使用が実際
的な規模で可能となる。本発明の方法のさらなる利点は
連続的または非連続的な実施が可能なことである。
【図1】本発明を非連続的に実施する態様を示す図。
【図2】本発明を連続的に実施する態様を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フリードリヒ・ルートヴイヒ・ジーヴアー ドイツ連邦共和国デー−5830シユヴエル ム.オーベルマウアーシユトラーセ14
Claims (7)
- 【請求項1】 吹付室での吹付塗料の間にスプレーしぶ
きを回収する目的で水性循環液を循環させて水性塗料の
スプレーしぶきを回収する方法において、スプレーしぶ
き物質は、電気凝集浴中の循環液から抽出され、限外濾
過の結果として電気凝集浴中のスプレーしぶき濃度が吹
付室の循環液中よりも高く維持されることを特徴とする
方法。 - 【請求項2】 スプレーしぶきの固体濃度が限外濾過の
手段により吹付室の循環液中で1.5重量%までそして
電気凝集浴中で5〜15重量%に維持されることを特徴
とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 吹付室の循環液の電気凝集が非連続的に
行われることを特徴とする請求項1または2に記載の方
法。 - 【請求項4】 吹付室の循環液の一部が連続的に限外濾
過及び電気凝集処理にかけられることを特徴とする請求
項1または2に記載の方法。 - 【請求項5】 電気凝集処理中にアノードまたはカソー
ドで付着するスプレーしぶき物質がアノードまたはカソ
ードから除去されそして吹付室中の吹付塗装に使用する
のに、場合により適切な再処理をした後に再利用される
ことを特徴とする前記請求項のうちいずれか一項に記載
の方法。 - 【請求項6】 限外濾過中に得られた循環液の透過液が
吹付室に、場合により水と混合された後に、運ばれるこ
とを特徴とする前記請求項のうちいずれか一項の方法。 - 【請求項7】 電気凝集処理中に付着したスプレーしぶ
きが水に再溶解されることなく再利用されることを特徴
とする前記請求項のうちいずれか一項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4207383A DE4207383A1 (de) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | Verfahren zur rueckgewinnung des oversprays von waessrigen ueberzugsmitteln beim spritzauftrag in spritzkabinen |
DE4207383:9 | 1992-03-09 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0655134A true JPH0655134A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=6453561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5046300A Pending JPH0655134A (ja) | 1992-03-09 | 1993-03-08 | 吹付室での吹付塗装の間に水性塗料のスプレーしぶきを回収する方法 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5569384A (ja) |
EP (1) | EP0560175B1 (ja) |
JP (1) | JPH0655134A (ja) |
KR (1) | KR930019279A (ja) |
AT (1) | ATE147288T1 (ja) |
AU (1) | AU661559B2 (ja) |
CA (1) | CA2091297A1 (ja) |
DE (2) | DE4207383A1 (ja) |
TR (1) | TR26315A (ja) |
TW (1) | TW225998B (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6950308B2 (en) | 2002-12-20 | 2005-09-27 | Seiko Epson Corporation | Electro-optical device encased in mounting case, projection display apparatus, and mounting case |
US7018054B2 (en) | 2002-12-20 | 2006-03-28 | Seiko Epson Corporation | Electro-optical device encased in mounting case, projection display apparatus, and mounting case |
US7023504B2 (en) | 2002-12-20 | 2006-04-04 | Seiko Epson Corporation | Electro-optical device encased in mounting case, projection display apparatus, and mounting case |
US7675603B2 (en) | 2005-03-28 | 2010-03-09 | Seiko Epson Corporation | Seal structure, seal method, liquid crystal device, manufacturing method thereof, and projector |
US11229897B2 (en) | 2016-02-12 | 2022-01-25 | Basf Corporation | Carbon dioxide sorbents for air quality control |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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