JPH0655102U - ファイバー切断部の清拭装置 - Google Patents

ファイバー切断部の清拭装置

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JPH0655102U
JPH0655102U JP37393U JP37393U JPH0655102U JP H0655102 U JPH0655102 U JP H0655102U JP 37393 U JP37393 U JP 37393U JP 37393 U JP37393 U JP 37393U JP H0655102 U JPH0655102 U JP H0655102U
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照男 坂井
信行 斉田
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旭光学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロンを使用せずに、かつ効率よく洗浄がで
きるファイバー切断部の清拭装置を提供すること。 【構成】 ファイバーの切断部を清拭する装置であっ
て、所定長に切断されたオプティカルファイバー11
を、搬送方向と直交する向きで搬送する無端ベルト2
5、リブ31、ファイバー保持機構33と、その搬送経
路途中に、上記オプティカルファイバー11の切断部を
清拭する清拭装置51、71を設けたこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ファイバーの切断部に付着した切削屑などを取り除く清拭装置に関 する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
光学機器、光通信等に利用されるオプティカルファイバー束は、通常、数セン チないし数十センチ程度の長さに切断したオプティカルファイバーを所定本束ね 、伸長工程にかけて細く、長く伸ばしている。ファイバーを切断した際に生じる 切断屑などが付着していると、この伸長の際にその部分に異常を生じるので、所 定本束ねてからフロン洗浄槽で洗浄し、伸長工程にかけていた。 しかし、近年、フロン洗浄は環境破壊を招く虞があることが分かり、代替の洗 浄手段が望まれていた。また、独立した洗浄工程は、生産効率の低下を招いてい る。
【0003】
【考案の目的】
本考案は、上記従来のオプティカルファイバーの洗浄装置の問題に鑑みてなさ れたもので、フロンを使用せずに、かつ効率よく洗浄ができるファイバー切断部 の清拭装置を提供することを目的とする。
【0004】
【考案の概要】
この目的を達成するために本考案は、ファイバーの切断部を清拭する装置であ って、所定長に切断されたファイバーを、搬送方向と直交する向きで搬送する搬 送手段と、この搬送手段の搬送路の途中に、上記ファイバーの切断部を清拭する 清拭手段を設けたこと、に特徴を有する。
【0005】
【実施例】
以下図示実施例に基づいて本考案を説明する。先ず、本考案の清拭装置を適用 したファイバー清拭装置の概要について、図1ないし図5を参照して説明する。 図1は、本考案の清拭装置の一実施例の要部を一部を切断して示す正面図、図2 は同平面図、図3は同実施例を搬送方向に向かって見た側面図である。 この清拭装置は、所定長に切断されたファイバー11をベルトコンベア式の搬 送部により搬送すると共に、その搬送過程において、ファイバー11の両切断端 部を清拭部により清拭することに特徴がある。
【0006】 ベルトコンベヤ方式搬送部は、基台(図示せず)に所定間隔で固定された一対 の側板21と、所定距離離間されて側板21に回動自在に軸支されたプーリー2 3と、このプーリー23に掛渡された無端ベルト25とを備えている。プーリー 23は、軸24を介して側板21に回動自在に軸支され、かつ図示しない回転駆 動機構により、一定の搬送方向(図1において時計方向)に回転駆動される。
【0007】 各側板21の上部には、無端ベルト25を挟む位置に、無端ベルト25に沿っ て延びる一対のガイド板27が固定されている。各ガイド板27には、無端ベル ト25の外側位置から上方に延び、切断機(図示せず)で切断されたファイバー 11を、検査カメラ61、さらに図示しない選別機まで摺動ガイドするファイバ ーガイドレール28が固定されている。なお、ファイバーガイドレール28の間 隔は、ファイバー11を、その両端部よりも所定長内側位置で支持するように設 定されている。
【0008】 ガイド板27の搬送方向ほぼ中間位置に、一対の清拭装置51が設けられてい る。本実施例の清拭装置51は、ファイバー11を、上下方向に向き合った固定 ブラシ55、57で払拭すると共に、ノズル59から、非フロン系洗浄液、例え ばアルデヒド、アルコール等を噴出させて、ファイバー11に付着した切りくず 等を直接、および固定ブラシ55、57により剥れた切りくず等を清拭および洗 い流している。固定ブラシ55、57は、ガイド板27にねじ止めされた支持板 53に固定されている。また、清掃装置51は、切りくず、洗浄液が外側に移動 し、かつ外側に落ちるように、搬送方向と直交する方向から進行方向に所定角度 θだけ傾斜させて配設してある。
【0009】 無端ベルト25には、切断機で切断されてファイバーガイドレール28上に落 下したファイバー11に当接し、これを搬送するリブ31が等間隔で多数固定さ れている。リブ31の両端部は進行方向に折り曲げられ、その折曲げ部32の端 面がファイバー11に当接する。さらにリブ31の折曲げ部32近傍には、ファ イバー11を保持して、ファイバー11を清拭装置51に通すファイバー保持機 構33が装着されている。
【0010】 ファイバー保持機構33の構成について、さらに図4ないし図6を参照して説 明する。ファイバー保持機構33は、リブ31にねじ止めされたブラケット34 と、ブラケット34に軸支された、ファイバー11を保持するファイバー保持ア ーム35、およびこのファイバー保持アーム35を保持方向に回動させるガイド レバー39を備えている。ファイバー保持アーム35は、軸36を介してブラケ ット34に揺動自在に軸支されている。ファイバー保持アーム35は、軸36を 挟んで、一方の端部にファイバー11を折曲げ部32との間で保持する凹部37 aを備えたパッド37が装着され、他方の端部にガイドレバー39と連動する連 動当接面35aが形成されている。さらにファイバー保持アーム35は、軸36 に嵌装された解放ばね38によって、ファイバーを解放する解放方向に回動付勢 されている。
【0011】 ガイドレバー39は、軸40を介して回動自在にブラケット34に軸支されて いる。ガイドレバー39の一方の端部には、連動当接面35aに接触するローラ 41が軸41aを介して軸支され、他方の端部には、ローラ42が軸42aを介 して軸支されている。清拭装置51の内側位置には、ローラ42に作用するガイ ドアングル45が配置され、ガイド板27に固定されている。ガイドアングル4 5の作用面46には、ローラ42が当接し、ガイドレバー39およびファイバー 保持アーム35を保持方向に回転させる。
【0012】 このファイバー保持機構33は、次のように動作する。無端ベルト25が搬送 回転し、折曲げ部32がファイバー11に当接してこれを搬送する途中において 、ローラ42がガイドアングル45の作用面46に当接する。ローラ42は、作 用面46を転動しながら押し上げられ、ガイドレバー39を保持方向(図4にお いて時計方向)に回転させる。ガイドレバー39が保持方向に回転すると、ロー ラ41が連動当接面35aを押圧し、解放ばね38の付勢力に抗してファイバー 保持アーム35を保持方向に回転させて、パッド37を折曲げ部32に押し付け る。つまり、ファイバー11を折り曲げ部32とパッド37の凹部37aとで保 持する(図4参照)。 この保持状態で、ファイバー11の切断部が清拭装置51を通り、ファイバー 11の切断部およびその周辺が清拭される。
【0013】 清拭装置51による清拭が終了し、ローラ42が作用面46から外れる位置ま で移動すると、作用面46による拘束が解かれるので、ファイバー保持アーム3 5が解放ばね38の付勢力により解放方向に回転し、パッド37が折曲げ部32 から離れてファイバー11を解放する(図5参照)。なお、図中符号43は、ガ イドレバー39のストッパである。
【0014】 そして、ファイバー11は、ファイバーガイドレール28のスロープ部28a に達すると、このスロープ部28aを転がり落ち、ストッパ63に当接して停止 する。ここで、検査カメラ61により切断端部の状態が検査され、検査が終了す ると、ストッパ63が引っ込んでファイバー11は図示しない選別機に転がり落 ちる。なお、検査カメラ61による検査は、図示しない検査装置を用いて行なわ れ、ストッパ63は案内板64に支持され、エアーシリンダ65により伸縮移動 される。
【0015】 このように本実施例では、切断されたファイバー11を検査、選別部に搬送す る搬送途中においてその両切断部を清拭するので、フロンを使用しなくても確実 な清掃が可能になって環境汚染の虞れが無くなり、不良品の発生率が非常に低く なる。しかも、洗浄工程が不要なので、製造効率が高くなる。
【0016】 図7には、清拭部の別の実施例を示してある。この清拭装置71は、固定ブラ シ55、57に代えて、回転ブラシ73、75を設けてある。回転ブラシ73、 75はそれぞれ軸74、76により回転自在に軸支され、かつ図示しないモータ により一方または双方が回転駆動される。ファイバー11は、この回転する回転 ブラシ73、75の間を通って清拭される。さらに本実施例では、アルデヒド、 アルコール等の洗浄液をファイバー11、回転ブラシ73、75に吹き付けるノ ズル79、および洗浄液および清拭された切断屑などを吸引する吸引口77を設 けてある。吸引口77には、チューブ78を介して吸引回収装置(図示せず)が 接続されている。さらに、回転ブラシ73、75の毛の間に挟まれた切断屑をは たき出して吸引するために、傾斜させた開口縁部77a、77bを回転ブラシ7 3、75の毛に当接させている。
【0017】 この実施例によれば、より確実にファイバー11の切断端部の清拭が可能にな るばかりか、切断屑および洗浄液を回収して汚染の防止、再利用が可能になる。 なお、図示実施例では、清拭装置51、71を一対一組設けてあるが、複数組 設けてもよいことはいうまでもない。
【0018】
【考案の効果】
以上の説明から明らかな通り本考案は、切断されたオプティカルファイバーを 次の工程に搬送する途中でその切断部を清拭するので、フロンを使用しない洗浄 が可能になり、別個の洗浄工程が不要になるので製造効率が高くなり、しかも、 ファイバー束を形成したときの不良品の発生率が低くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の清拭装置の一実施例の要部を一部を切
断して示す正面図である。
【図2】同実施例の要部を示す平面図である。
【図3】同実施例の側面図である。
【図4】同実施例のファイバー保持機構を、図3の矢線
A−A方向から見てファイバー保持状態で示す側面図で
ある。
【図5】同実施例のファイバー保持機構を、図3の矢線
A−A方向から見てファイバー解放状態で示す側面図で
ある。
【図6】図4のVI−VI切断線に沿う断面図である。
【図7】洗浄部の別の実施例を示す図である。
【符号の説明】
11 オプティカルファイバー 21 側板 23 プーリー 25 無端ベルト 27 ガイド板 28 ファイバーガイドレール 31 リブ 33 ファイバー保持機構 51 清拭装置 55、57 固定ブラシ 59 ノズル 71 清拭装置 73、75 回転ブラシ 77 吸引口 79 ノズル

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイバーの切断部を清拭する装置であ
    って、所定長に切断されたファイバーを、搬送方向と直
    交する向きで搬送する搬送手段と、 この搬送手段の搬送路の途中に、上記ファイバーの切断
    部を清拭する清拭手段を設けたこと、 を特徴とするファイバー切断部の清拭装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記清拭手段は、上
    記ファイバーの長さだけ離反して一対設けられた、ブラ
    シ手段、およびファイバーおよびブラシ手段に非フロン
    系の洗浄液を吹き付ける洗浄液噴出手段を備えているフ
    ァイバー切断部の清拭装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、上記搬送手
    段は、上記ファイバーが上記清拭手段を通る前後におい
    て上記ファイバーを保持する保持手段を備えているファ
    イバー切断部の清拭装置。
JP1993000373U 1993-01-11 1993-01-11 ファイバー切断部の清拭装置 Expired - Fee Related JP2601249Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107081309A (zh) * 2017-05-21 2017-08-22 贵州西牛王印务有限公司 一种纸张周部毛纤维吸附装置
CN112525817A (zh) * 2020-12-09 2021-03-19 南京华信藤仓光通信有限公司 一种光纤涂覆品质检测用光纤擦拭机构及在线检测装置

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