JPH0655101U - 防眩透明板 - Google Patents

防眩透明板

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JPH0655101U
JPH0655101U JP093259U JP9325992U JPH0655101U JP H0655101 U JPH0655101 U JP H0655101U JP 093259 U JP093259 U JP 093259U JP 9325992 U JP9325992 U JP 9325992U JP H0655101 U JPH0655101 U JP H0655101U
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豊幸 寺西
淳 川口
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ガラス基板2の一表面に光吸収体である熱線
遮断層3が形成されている。そして、この熱線遮断層3
の上に反射防止層4が形成され、この反射防止層4は、
垂直入射光の反射が最小である反射防止層における斜入
射光の反射よりも斜入射光の反射が低減されている。ま
た、熱線吸収ガラスと、この熱線吸収ガラスの上に形成
され、かつ垂直入射光の反射が最小である反射防止層に
おける斜入射光の反射よりも斜入射光の反射が低減され
ている反射防止層4とを備えている。 【効果】 自動車のフロントガラスに適用した場合には
計器盤付近からの反射光が運転者の目に入ることがな
く、安全性を高めることが出来る。また、ワイパー等の
機械的接触および外部環境の影響等に対しても優れた耐
久性を得ることが出来る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、斜めから入射する入射光による反射光を低減させた防眩透明板に関 する。
【0002】
【従来の技術】
最近、図3に示すように、自動車のフロントガラス1は水平に近づく方向に傾 斜して取り付けられる傾向がある。即ち、計器盤13からの反射光15のフロン トガラス1に対する入射角θおよび反射角θが50〜60°と大きくなっている 。このような場合に、反射光15がフロントガラス1で反射して運転者の目14 に入り眩しいという問題があった。特に、トンネル内や夜間等の車外の前方が暗 く、車内が明るい場合にはその反射光の影響は顕著であった。
【0003】 そこで、フロントガラス1からの反射光15による運転者の眩しさを防止する 方法として、従来、計器盤13を暗い色にして反射光を目立ちにくくするという 方法が行われていた。しかし、計器盤13を暗い色にしても、この計器盤13上 に例えばタオル等の白色の物品16を置くとその物品16からの反射光15がフ ロントガラス1に反射して目立ち、運転者の安全な運転操作を損なわせる恐れが あった。
【0004】 また、テレビの前面ガラスの反射防止のため、その前面ガラスに微小な凹凸を 形成して反射光を散乱させることが知られ、これを利用することが考えられる。 しかし、この散乱を利用する方法は、ヘイズ率が高く自動車用への適用は困難で あった。
【0005】 そこで、フロントガラス1の反射率を低減させることにより、計器盤13から の反射光15を防止する方法として、光学用レンズのレンズ面の反射を防止する 干渉薄膜を、フロントガラス1に形成することが考えられる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、干渉薄膜を用いる方法は、反射角0°で反射を抑える膜構成になって いるため、フロントガラスに対して垂直に入射する場合の反射率は低減するが、 上述した傾斜型のフロントガラスのように計器盤から深い角度で斜めに入射する 入射光については反射率を低減させる効果が少ない。従って、この反射光が運転 者の目に入り目障りになるという問題がある。
【0007】 さらに、フロントガラスと室外側の空気との界面による反射、即ち裏面反射を 防ぐためにその外表面に裏面の反射防止用の多層膜を形成した場合には、ワイパ ーによる機械的接触、外部環境の変化等によりその多層膜が耐久性に劣るという 問題がある。そして、現在のところまだこの耐久性を満足する多層膜はない。
【0008】 また、室外側の多層膜を省略した場合には、裏面反射の影響が残るという問題 がある。さらには反射光の色調が目立つと、反射光がより目障りになるという場 合もある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の防眩透明板は、透明基板と、この透明基板の一表面に形成されてい る光吸収体と、この光吸収体の上に形成され、かつ斜入射光の反射が垂直入射光 の反射より低減されている反射防止層とを備えている。
【0010】 請求項3の防眩透明板は、熱線吸収ガラスと、この熱線吸収ガラスの上に形成 され、かつ斜入射光の反射が垂直入射の反射より低減されている反射防止層とを 備えている。
【0011】 請求項6の防眩透明板は、透明基板と、Cr、Ti、HfおよびZrからなる金属群の いずれかの窒化物または酸窒化物を含み、0.5〜5nmの膜厚で前記透明基板 上に形成されている第1層と、 この第1層の上に形成され、波長500nmにおける屈折率nが1.8〜2. 4の透明金属酸化物であって、その屈折率nと光学膜厚ndとの関係が、一方の軸 を前記屈折率n、他方の軸を前記光学膜厚ndとした座標内で、 n=1.8のときのnd=234nmの点とn=2.0のときのnd=270nm の点とを結ぶ直線を上限とし、 n=1.8のときのnd=198nmの点とn=2.0のときのnd=220nm の点とを結ぶ直線を下限とする第1範囲、 および、 n=2.0のときのnd=270nmの点とn=2.4のときのnd=288nm の点とを結ぶ直線を上限とし、 n=2.0のときのnd=220nmの点とn=2.4のときのnd=228nm の点とを結ぶ直線を下限とする第2範囲のいずれかの範囲内にある第2層と、 この第2層の上にSiO 2がその膜厚を85nm〜115nmとして形成され ている第3層とをそれぞれ具備している。
【0012】
【作用】
斜めから入射する光の反射を反射防止層で防止することが出来るとともに、裏 面からの反射光を光吸収体または熱線吸収ガラスで吸収して裏面反射を防止する ことが出来る。
【0013】 また、光吸収体上に反射防止層が設けられているので、これらの光吸収体と反 射防止層との多層膜は透明基板の一方の面側にのみ存在していればよい。
【0014】 また、第2層の透明金属酸化物の屈折率nと光学膜厚ndとの関係が、一方の軸 を前記屈折率n、他方の軸を前記光学膜厚ndとした座標内で、所定の範囲内にあ るようにしたので、反射光の色調がニュートラルになる。従って、反射光が目立 つのを防止することが出来る。
【0015】
【実施例】 以下、本考案の実施例を添付図面を参照しながら説明する。 図1は、本考案による防眩透明板の実施例の断面図である。この防眩透明板は 、本実施例では、自動車用のフロントガラス1である。このフロントガラス1は 、ソーダライムシリカ組成のフロートガラスから形成されている透明なガラス基 板2と、このガラス基板2上に形成されている光吸収体である第1層の熱線遮断 層3と、この熱線遮断層3の上に形成されている反射防止層4とをそれぞれ具備 している。
【0016】 熱線遮断層3は、本実施例ではCr、TiおよびZr等からなる金属群のいずれかの 窒化物から形成されている。そして、この窒化物は、Cr、TiまたはZrの金属をタ ーゲットとし、反応性ガスとして窒素を用いる反応性スパッタリング法により形 成されている。
【0017】 また、窒化物の代わりに酸窒化物あるいは、金属酸化物と金属窒化物との混合 物あってもよい。そして、反応性スパッタリング法により酸窒化膜あるいは、金 属酸化物と金属窒化物との混合物の膜を形成するには、反応性ガス中に酸素ガス を添加して、可視光線の領域で透明にならない程度に膜中に酸素を混入させる。 この膜は、70%以上の可視光線透過率を達成するため、0.5〜5nmの膜厚 であることが好ましい。このときの窒素ガスと酸素ガスの比率は、窒素が100 〜80%、酸素が0〜20%とするのが好ましい。また反応性ガス全体の圧力は 、0.4Paとする。
【0018】 このようにして形成した第1層3により、フロントガラス1の裏面つまり外面 で反射された光を吸収して運転者に到達するのを防止することが出来る。さらに 、熱線を遮断する機能も有する。この第1層3を形成する代わりに、透明なガラ ス基板2として熱線吸収ガラスを用いても良い。
【0019】 反射防止層4は、空気側から数えて奇数番目の層が低屈折率層6であり、偶数 番目の層が高屈折率層5である少なくとも2層の干渉膜である。実施例では、こ の反射防止層4は、熱線遮断層3の上に形成されている高屈折率層である第2層 5と、この第2層5の上に形成されている低屈折率層である第3層6とを備えて いる。第2層5は、Al2 3 、SnO2 、Ta2 5 またはTiO2 等の透明 金属酸化物であって、波長500nmにおける屈折率nが1.8〜2.4の膜で 構成されている。
【0020】 そして、反射防止層4のそれぞれの光学膜厚ndは、反射角が40°〜70°の 範囲で反射率が最も低くなり、かつ反射角が0°〜70°の範囲で色調がニュー トラルであるように構成されている。このように40°〜70°という深い角度 で反射を抑えるのは、計器盤および計器盤上の物体からの反射光がフロントガラ スで反射して運転者および乗員の目に入るのを防止するためである。
【0021】 第2層5を形成するには、これらの金属酸化物の成分であるAl、Sn、Taまたは Tiの金属をターゲットとし、反応性ガスである酸素ガスを含むアルゴンガスの雰 囲気中、または酸素ガスの雰囲気中で反応性スパッタリングを行う。これらの雰 囲気の圧力は0.4Paとする。
【0022】 第3層6は、波長500nmにおける屈折率nが1.46のSiO 2膜である 。この第3層6を形成するには、石英ガラスをターゲットとし、アルゴンガスの 雰囲気中で高周波スパッタリングを行う。このときの雰囲気の圧力は、0.4Pa とする。
【0023】
【表1】
【0024】 表1は、第3層6をSiO2 とし、第1層3をCrの窒化物、第2層5をSnO 2 とした組合せ、第1層3をTiの窒化物、第2層5をAl2 3 とした組合せ および第1層3をZrの窒化物、第2層5をTiO2 とした組合せについて、第1 層3の膜厚を1.2nmとし、第2層5および第3層6の膜厚を後述する如く選 定した結果を示している。なお、第1層3の膜厚は、0.5〜5nmであること が好ましい。
【0025】 さらに、選定された膜構成から分光反射率曲線を作成する。そして、この分光 反射率曲線から後述する周知のハンターの色空間を用いた色度座標のaおよびb を、それぞれ反射角0°、反射角30°および反射角60°について計算した結 果を表1は示している。
【0026】 また、実施例2、5および8は、反射角60°に対する反射率および反射角0 °におけるハンターの色度座標のa、bの絶対値が最小となるように膜厚を最適 化したものである。
【0027】 ここでハンターの色度座標とは、1948年にR.S.Hunterが提案した色空間を 用いてa、b座標とL軸により色を表示するものである。
【0028】 そして、XYZ表色系における三刺激値をX、Y、Zとすれば、 L=10Y1/2 a=17.5(1.02X−Y)/Y1/2 b=7.0(Y−0.847Z)/Y1/2 の関係がある。
【0029】 そして、反射光の色調をニュートラルにするためには、|a|≦4かつ|b| ≦4であることが好ましい。また、さらに好ましい範囲は、|a|≦2かつ|b |≦2である。
【0030】 さらにまた、実施例6、比較例1および2は、入射角60°に対する反射率が 最低となるように膜厚を最適化したものである。また、実施例1および3は、実 施例2の反射防止層4の各膜厚を約1割増減して計算したものである。同様に、 実施例4および比較例3は、実施例5の反射防止層4の各膜厚を増減したもので ある。また、実施例7および比較例4も同様に、実施例8の反射防止層の各膜厚 を増減したものである。表1から、第3層6の膜厚は85〜115nmであるこ とが好ましいことが分る。
【0031】 図2は、500nmにおける屈折率nと光学膜厚ndとの関係を示しており、第 2層5についてプロットしてある。図2において、第1範囲7は、n=1.8の ときのnd=234nm(図2中、A点)〜n=2.0のときのnd=270nm( 同B点)を結ぶ直線を光学膜厚の上限とし、n=1.8のときのnd=198nm (同C点)〜n=2.0のときのnd=220nm(同D点)を結ぶ直線を光学膜 厚の下限とする。
【0032】 また、第2範囲8は、n=2.0のときのnd=270nm(同B点)〜n=2 .4のときのnd=288nm(同E点)を結ぶ直線を光学膜厚の上限とし、n= 2.0のときのnd=220nm(同D点)〜n=2.4のときのnd=228nm (同F点)を結ぶ直線を光学膜厚の下限とする。そして、第2層5の光学膜厚nd は、表1からハンター座標が|a|≦4かつ|b|≦4であるためには、第1範 囲7または第2範囲8の中にあることが必要である。
【0033】 また、図2において、第3範囲9は、n=1.8のときのnd=216nm(図 2中、G点)〜n=2.0のときのnd=260nm(同H点)を結ぶ直線を光学 膜厚の上限とし、n=1.8のときのnd=207nm(同I点)〜n=2.0の ときのnd=240nm(同J点)を結ぶ直線を光学膜厚の下限とする。また第4 範囲10は、n=2.0のときのnd=260nm(同H点)〜n=2.4のとき のnd=276nm(同K点)を結ぶ直線を光学膜厚の上限とし、n=2.0のと きのnd=240nm(同J点)〜n=2.4のときのnd=252nm(同L点) を結ぶ直線を光学膜厚の下限としている。
【0034】 そして、反射光の色調をニュートラルとするためには、|a|≦2かつ|b| ≦2であることが特に好ましい。このためには、第2層の光学膜厚ndは、第3範 囲または第4範囲の中にあることが必要である。
【0035】 以上の実施例において、熱線遮断層を2層以上としてもよく、また反射防止層 を3層または4層以上としてもよい。
【0036】
【考案の効果】
本考案の防眩透明板によれば、斜めから入射する光の反射を反射防止層により 防止することが出来るとともに、透明基板に備える光吸収体、または熱線吸収ガ ラスにより裏面からの反射光を吸収することが出来る。従って、自動車のフロン トガラスに適用した場合には計器盤付近からの反射光が運転者の目にほとんど入 ることがなく、安全性を高めることが出来る。
【0037】 また、表面反射および裏面反射の両方を防止するために透明基板の両側に反射 防止膜を設ける必要がなく、ワイパー等の機械的接触および外部環境の影響等に 対しても優れた耐久性を得ることが出来る。
【0038】 さらには反射光の色調をニュートラルにすることにより、その反射光が目立つ のを防止することが出来る。
【提出日】平成5年3月19日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の防眩透明板は、透明基板と、この透明基板の一表面に形成されてい る光吸収体と、この光吸収体の上に形成され、かつ垂直入射光の反射が最小であ る反射防止層における斜入射光の 反射よりも斜入射光の反射が低減されている反 射防止層とを備えている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 請求項3の防眩透明板は、熱線吸収ガラスと、この熱線吸収ガラスの上に形成 され、かつ垂直入射光の反射が最小である反射防止層における斜入射光の反射よ りも斜入射光の反射が低減されている反射防止層とを備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側断面図である。
【図2】屈折率と光学膜厚との関係を示す図である。
【図3】本考案を適用し得る自動車のフロントガラス及
びその近傍の側面図である。
【符号の説明】
1 防眩透明板 2 透明基板 3 熱線遮断層(第1層) 4 反射防止層 5 高屈折率層(第2層) 6 低屈折率層(第3層) 7 第1範囲 8 第2範囲 9 第3範囲 10 第4範囲
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板と、この透明基板の一表面に形
    成されている光吸収体と、この光吸収体の上に形成さ
    れ、かつ斜入射光の反射が垂直入射光の反射より低減さ
    れている反射防止層とを備えている防眩透明板。
  2. 【請求項2】 前記光吸収体は、前記透明基板上に形成
    されている熱線遮断層であることを特徴とする請求項1
    記載の防眩透明板。
  3. 【請求項3】 熱線吸収ガラスと、この熱線吸収ガラス
    の上に形成され、かつ斜入射光の反射が垂直入射光の反
    射より低減されている反射防止層とを備えている防眩透
    明板。
  4. 【請求項4】 前記反射防止層は、その反射光のハンタ
    ーの色度座標におけるaおよびbが、|a|≦4かつ|
    b|≦4を満足している請求項1または2記載の防眩透
    明板。
  5. 【請求項5】 前記熱線遮断層は、Cr、Ti、HfおよびZr
    からなる金属群のいずれかの窒化物または酸窒化物を含
    んでいる請求項2記載の防眩透明板。
  6. 【請求項6】 透明基板と、Cr、Ti、HfおよびZrからな
    る金属群のいずれかの窒化物または酸窒化物を含み、
    0.5〜5nmの膜厚で前記透明基板上に形成されてい
    る第1層と、 この第1層の上に形成され、波長500nmにおける屈
    折率nが1.8〜2.4の透明金属酸化物であって、そ
    の屈折率nと光学膜厚ndとの関係が、一方の軸を前記屈
    折率n、他方の軸を前記光学膜厚ndとした座標内で、 n=1.8のときのnd=234nmの点とn=2.0の
    ときのnd=270nmの点とを結ぶ直線を上限とし、 n=1.8のときのnd=198nmの点とn=2.0の
    ときのnd=220nmの点とを結ぶ直線を下限とする第
    1範囲、 および、 n=2.0のときのnd=270nmの点とn=2.4の
    ときのnd=288nmの点とを結ぶ直線を上限とし、 n=2.0のときのnd=220nmの点とn=2.4の
    ときのnd=228nmの点とを結ぶ直線を下限とする第
    2範囲のいずれかの範囲内にある第2層と、 この第2層の上にSiO 2膜がその膜厚を85nm〜1
    15nmとして形成されている第3層とをそれぞれ具備
    している防眩透明板。
  7. 【請求項7】 前記第2層は、その屈折率nと光学膜厚
    ndとの関係が、 n=1.8のときのnd=216nmの点とn=2.0の
    ときのnd=260nmの点とを結ぶ直線を上限とし、 n=1.8のときのnd=207nmの点とn=2.0の
    ときのnd=240nmの点とを結ぶ直線を下限とする第
    3範囲、 および、 n=2.0のときのnd=260nmの点とn=2.4の
    ときのnd=276nmの点とを結ぶ直線を上限とし、 n=2.0のときのnd=240nmの点とn=2.4の
    ときのnd=252nmの点とを結ぶ直線を下限とする第
    4範囲のいずれかの範囲内にあるように形成されている
    請求項6記載の防眩透明板。
  8. 【請求項8】 前記透明金属酸化物は、SnO2 、Al
    2 3 およびTiO 2のいずれかからなる請求項6記載
    の防眩透明板。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019530010A (ja) * 2016-09-29 2019-10-17 エシロール アテルナジオナール マルチアングル効率を有する反射防止被膜を含む光学レンズ

Cited By (2)

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JP2019530010A (ja) * 2016-09-29 2019-10-17 エシロール アテルナジオナール マルチアングル効率を有する反射防止被膜を含む光学レンズ
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