JPH0655079U - 向流式冷却塔 - Google Patents

向流式冷却塔

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JPH0655079U
JPH0655079U JP9246992U JP9246992U JPH0655079U JP H0655079 U JPH0655079 U JP H0655079U JP 9246992 U JP9246992 U JP 9246992U JP 9246992 U JP9246992 U JP 9246992U JP H0655079 U JPH0655079 U JP H0655079U
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JP
Japan
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water tank
cooling tower
circulation pump
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JP9246992U
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JP2603992Y2 (ja
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重次郎 小宮
政美 関水
広明 三品
Original Assignee
株式会社荏原シンワ
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Publication date
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 下部水槽を支持する脚体同士を下端近傍で水
平なステーで相互連結し、向流式冷却塔の架台を構成
し、ステーで平面に見て四角又は三角形に本体枠を形成
し、この本体枠と下部水槽の間に循環ポンプ及びその駆
動モータ全体を略収納し、落し込み水槽の循環冷却水出
口に、循環ポンプの吸込口を接続して、この冷却塔の設
置スペース及び設置空間を小さくする。 【構成】 向流式冷却塔Aにおける下部水槽10を支持
する脚体18を下端近傍で水平なステー19により相互
連結して、この冷却塔の架台Bを構成し、ステーで平面
に見て四角又は三角形に本体枠20を形成する。この本
体枠と下部水槽の間に循環ポンプC及びその駆動モータ
D全体を略収納し、かつ、下部水槽10における落し込
み水槽11の循環冷却水出口15にその吸込口16を接
続した循環ポンプCを本体枠20の一部に搭載し、固定
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、向流式冷却塔に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の向流式冷却塔と負荷部(例えば冷凍機)は、別途設置された循環ポン プを介して長い配管を介して連結されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記した従来技術の向流式冷却塔が小規模ビルの最上階又は挾隘な場所に設置 される場合、冷却塔の設置場所と循環ポンプの設置場所を確保しなくてはならず 、所望の冷却能力を発揮不可能となるか、別途、循環ポンプの設置場所を確保し なければならない。
【0004】 この考案の目的は、向流式冷却塔の荷重を各脚体と共に分担支持する架台を改 良することにより前記従来の技術の欠点を一挙に改良した省設置空間及び省設置 スペース型、即ち、下部水槽と循環ポンプの一体化に伴う循環ポンプの下部水槽 下方からの出張り量の少ない向流式冷却塔を市場に提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、この考案は向流式冷却塔における下部水槽を支持 する少なくとも3本の脚体は下端近傍で水平なステーにより相互連結され、前記 冷却塔の架台を構成し、前記ステーで平面に見て四角又は三角形に本体枠を形成 し、この本体枠と下部水槽の間には循環ポンプ及びその駆動モータ全体が略収納 され、かつ、下部水槽における落し込み水槽の循環冷却水出口には、前記循環ポ ンプの吸込口が接続され、この循環ポンプは前記本体枠の一部に搭載され固定さ れていることを特徴とする向流式冷却塔としてある。
【0006】 前記課題を解決するために、この考案の向流式冷却塔における前記駆動モータ 部分はカバーにより覆われていることを特徴とすることが好ましい。
【0007】
【作用】
請求項1に記載された考案の作用を次に説明する。 向流式冷却塔を運転し通常通り冷凍機などの負荷部から前記落し込み水槽に設 けた循環冷却水入口を経てこの向流式冷却塔の散水装置に送られてくる温水を充 填材上に散水し、空気流と向流式に接触させ、その蒸発による潜熱により温水を 冷却する。この後、この冷却水を前記落し込み水槽に収集し、前記循環ポンプの 作動により、落し込み水槽の循環冷却水出口に接続した循環ポンプの吸込口から 直ちに吸い込み、この循環ポンプの吐出口から送水管を通って前記負荷部へ送り 循環使用する。 この運転時、向流式冷却塔の自重及び、循環冷却水の荷重は、前記各脚体と、 前記架台である本体枠により、分担支持される。 更に前記循環ポンプの荷重は前記本体枠で支持される。この際、この循環ポン プ及びその駆動モータ全体は下部水槽下側に略収納されているため、冷却塔下部 水槽の外方に突出する部分は極く僅かとなり、若干余裕のある冷却塔設置場所が あれば、向流式冷却塔と共にこの循環ポンプ及びその駆動モータは同一場所に設 置される。 請求項2に記載された考案においては、前記駆動モータ部分はカバーにより覆 われているため、請求項1に記載された考案の作用に加えて、この循環ポンプの モータ駆動部の運転に伴う騒音はこのカバーにより外部に漏れにくい。
【0008】
【実施例】
次に前記請求項1乃至請求項2に記載された考案の代表的な実施例を説明する 。 図1において、Aは冷凍機などの負荷部(図示せず)から下部水槽10にお ける落し込み水槽11に設けた循環冷却水入口12及び立上りパイプ30を経て 散水装置13の散水ポンプ42に送られてくる温水を本体43内の充填材14上 に散水し、モータ52の駆動で送風機44を回転することでルーバ45から取り 込んで空気流と向流式に接触させ、その蒸発による潜熱により温水を冷却し、こ の後、この冷却水を前記落し込み水槽11に収集し、循環ポンプCの作動により 、この落し込み水槽11の循環冷却水出口15に接続した前記循環ポンプCの吸 込口16から吸い込み、この循環ポンプCの吐出口17から送水管(図示せず) を通って前記負荷部へ送り循環使用する形式の向流式冷却塔である。 この向流式冷却塔Aにおける前記下部水槽10を支持する少なくとも3本の脚 体18は下端近傍で水平なステー19により相互連結され、前記冷却塔の架台B を構成し、前記ステー19で平面に見て三角形に本体枠20を形成し、この本体 枠20と前記下部水槽10の間には前記循環ポンプC及びその駆動モータD全体 が略収納され、かつ、前記落し込み水槽11の循環冷却水出口15には、前記循 環ポンプCの吸込口16が弾性継手21により直接接続され、この循環ポンプC は前記本体枠20の一部である支持枠22に搭載され固定されている。前記駆動 モータD部分は必要に応じてカバー〔図示せず〕により覆われている。
【0009】 40は、落し込み水槽11に設けられた自動給水口であり、循環冷却水の蒸発 による目減り分を自動補充する。 前記循環冷却水入口12は落し込み水槽11の前面に設けられ、この前面に対 して直角な側面に循環冷却水出口15が設けてあり、この循環冷却水出口15に 直角に循環ポンプCの短管である吸込管41の軸線は延び、この吸込管41の前 記吸込口16がこの出口15に弾性継手21により直接接続されている。 前記架台Bにおける本体枠20の平面形状は前記実施例のものに限定されるも のでなく、図3に示す如く平面四角形のものとしてもこの考案としては同一であ る。 前記各脚体18の下端は基盤46にアンカー止めされていることは云うまでも ない。 図1中において、47はボールタップ、48は強制自動ブロー装置、49は、 消音マット50は充填材受であり、この充填材受け50から公知の薬剤溶解方式 水処理装置51が吊り下げられている。 前記実施例の作用は、対応する請求項に記載された考案の作用と同じため、こ こでの説明は省略する。
【0010】
【考案の効果】
請求項1に記載された考案において、向流式冷却塔における下部水槽を支持す る少なくとも3本の脚体は下端近傍で水平なステーにより相互連結され、前記冷 却塔の架台を構成し、前記ステーで平面に見て四角又は三角形に本体枠を形成し 、この本体枠と下部水槽の間には前記循環ポンプ及びその駆動モータ全体が略収 納され、かつ、下部水槽における落し込み水槽の循環冷却水出口には、前記循環 ポンプの吸込口が接続され、この循環ポンプは前記本体枠の一部に搭載され固定 されているため、前記落とし込み水槽に収集された冷却済みの循環冷却水を長い 配管を経ずに前記循環ポンプにより直ちに吸い込むことができ、その配管作業、 保守管理を省略できる。 この運転時、向流式冷却塔の自重及び、循環冷却水の荷重を、前記各脚体と、 前記架台により、分担支持でき、脚体の剛性を従来のものより低くできる。
【0011】 更に前記循環ポンプの荷重を前記本体枠で支持でき、この循環ポンプ全体を下 部水槽下方に略収納することにより、冷却塔下部水槽の外方に突出する部分をは 極く僅かにでき、若干余裕のある冷却塔設置場所があれば、向流式冷却塔ととも にこの循環ポンプ及びその駆動モータを同一場所に設置でき、向流式冷却塔設置 場所の周壁などにこの循環ポンプ及びその駆動モータが接触して設置できないと 云う事態を回避できる。即ち、向流式冷却塔の設置スペース及び設置空間を小さ くでき、小規模ビルの最上階又は狭隘な場所でも容易にこの考案の向流式冷却塔 を設置できる。
【0012】 請求項2に記載された考案においては、前記前記駆動モータ部分はカバーによ り覆われているため、前記請求項1に記載された考案の効果に加えて、前記循環 ポンプの運転に伴い発生する騒音がこのカバーにより外部に漏れるのを防止でき る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の概略斜視図である。
【図2】図1の架台の平面図である。
【図3】図1と異なる架台の部分を示す平面図である。
【符号の説明】
A 向流式冷却塔 B 架台 C 循環ポンプ 10 下部水槽 20 本体枠

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】向流式冷却塔における下部水槽を支持する
    少なくとも3本の脚体は下端近傍で水平なステーにより
    相互連結され、前記冷却塔の架台を構成し、前記ステー
    で平面に見て四角又は三角形に本体枠を形成し、この本
    体枠と下部水槽の間には循環ポンプ及びその駆動モータ
    全体が略収納され、かつ、下部水槽における落し込み水
    槽の循環冷却水出口には、前記循環ポンプの吸込口が接
    続され、この循環ポンプは前記本体枠の一部に搭載され
    固定されていることを特徴とする向流式冷却塔。
  2. 【請求項2】前記駆動モータ部分はカバーにより覆われ
    ていることを特徴とする請求項1に記載された向流式冷
    却塔。
JP1992092469U 1992-12-24 1992-12-24 向流式冷却塔 Expired - Fee Related JP2603992Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100421599B1 (ko) * 1995-10-24 2004-05-27 산요덴키가부시키가이샤 흡수식냉동기의가대

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5343262U (ja) * 1976-09-17 1978-04-13

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