JPH0655064U - 保温パック及び保温パック用加熱保温容器 - Google Patents

保温パック及び保温パック用加熱保温容器

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JPH0655064U
JPH0655064U JP082317U JP8231792U JPH0655064U JP H0655064 U JPH0655064 U JP H0655064U JP 082317 U JP082317 U JP 082317U JP 8231792 U JP8231792 U JP 8231792U JP H0655064 U JPH0655064 U JP H0655064U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保温性が良好で、強度が高くかつ安価な保温
パック及び保温パックの加熱保温容器を提供する。 【構成】 イソプレンゴム等のゴム製の袋状の容器の周
縁部に肉厚部12を設け、内部に蓄熱剤13を充填させ
て保温パック10を形成する。また、ゴム膜11の内側
面に肉厚領域を設けてもよい。保温パックはゴム製なの
で、パック表面に糸底を備えた食器を載置したときに両
者間のなじみがよく、保温パックは保温効果を十分に発
揮することが出来る。また、保温パック用加熱保温容器
は、偏平な箱体と開閉可能に取り付けられた蓋体を備
え、箱体の内側底部に所定厚みの断熱材を設けるととも
に断熱材内の上側にヒータを設ける。箱体内の断熱材上
の空間に保温パックを載置させて、ヒータにより保温パ
ックを加熱しかつ保温することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、袋状容器の内部に蓄熱剤を充填した保温パック及び保温パックを加 熱し保温する容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の保温パックとしては、ステンレス製の平板状容器内に蓄熱剤を 充填させたものがあり、ホテル等における立食パーティ等に広く用いられている 。また、その他の保温パックとしては、ポリエチレンフィルム又はアルミフィル ム製の袋内に蓄熱剤を充填させたものがある。 また、上記保温パックの蓄熱剤の加熱溶解は、熱湯に浸して行われていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記前者の保温パックにおいては、パック表面が変形しないので特に 糸底を有する食器等を載置する場合、食器類が保温パック面になじまず、保温パ ックが保温効果を十分に発揮しえなかった。また、パック表面が変形しないステ ンレス製なので、食器等が滑りやすく使用し難いという問題もあった。これらの 問題を解決するために保温パック表面に凹部を設けることも考えられるが、使用 できる食器等の種類が限定されて使用し難くなるという問題が生じる。さらに、 この保温パックは、ステンレス製なので高価であるという問題もあった。
【0004】 また、上記後者の保温パックにおいては、パック表面は柔軟性があるので食器 類が保温パック面になじみやすく、また材料費が安いので保温パックは廉価で提 供される。しかし、後者の保温パックは、材料がフィルム状であるため尖った物 で引っかいたときに容易に破れ易く、また、製品形状が四角形状に限られると共 に四角形の端部が物に当たったときに破れ易いという問題があった。これらの問 題を解決するためにフィルムを厚くすることも考えられるが、アルミフィルム等 の熱伝導性が高いので、保温パックの放熱を促進させることになり問題である。 さらに、保温パックはフィルム製なので食器等が滑りやすくて使用し難いと共に 、保温パック全体が柔軟になっているので持ち運びが容易でないという問題も残 されている。 また、上記両者の保温パックは、いずれも手触り感が良くなくまた着色が限定 されるのでデザイン的な発展性に欠けるという問題もあった。
【0005】 また、上記各種の保温パックを防寒コート等に取り付けて身体の保温用とした り、またこれらの保温パックをガラスの霜取り用とした例はないが、これら用途 への適用も好ましい。
【0006】 さらに、上記保温パックの蓄熱剤の加熱溶解は、熱湯に浸して行なわなければ ならないので非常に煩雑であった。また、このために、蓄熱剤を加熱溶解させる 場所が限られる不便さがあると共に、保温パックの用途が限定されるという問題 があった。 本考案は、上記した各種の問題に対処することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために上記請求項1に係る考案の構成上の特徴は、周 縁部全体に肉厚部分を設けたゴム製の密閉された袋状容器であって、同袋状容器 の内部を蓄熱剤で充填したことにある。
【0008】 また、上記請求項2に係る考案の構成上の特徴は、前記請求項1に記載の保温 パックにおいて、袋状容器の内側面に少なくとも一箇所肉厚領域を設けたことに ある。
【0009】 また、上記請求項3に係る考案の構成上の特徴は、内部を蓄熱剤で充填した袋 状容器の外側平面部分にマジックテープを取り付けたことにある。
【0010】 また、上記請求項4に係る考案の構成上の特徴は、内部を蓄熱剤で充填した袋 状容器の外側平面部に手挿入用袋を取り付けたことにある。
【0011】 また、上記請求項5に係る考案の構成上の特徴は、蓋体により開閉可能にされ た偏平状箱体と、同偏平状箱体の内側平面に断熱材を介して設けられた加熱ヒー タと、同偏平状箱体内に設けられ袋状容器の内部に蓄熱剤の充填された保温パッ クを収容する保温パック収容部位と、前記加熱ヒータに取り付けられて外部電源 からの電力供給を可能にする電源コードとを設けたことにある。
【0012】 また、上記請求項6に係る考案の構成上の特徴は、前記請求項5に記載の保温 パック用加熱保温容器において、前記電源コードの端子を自動車のシガレットヒ ータ端子に接続可能としたことにある。
【0013】 また、上記請求項7に係る考案の構成上の特徴は、前記請求項5に記載の保温 パックにおいて、電源コードを加熱ヒータから取り外し可能にし又は、保温パッ ク用加熱保温容器内に収容可能にしたことにある。
【0014】
【考案の作用・効果】
上記のように構成した請求項1に係る考案においては、保温パックがゴム材料 により構成されているので表面の柔軟性が良好であり、蓄熱剤の柔軟性と相まっ て表面に載置された食器等とのなじみがよく、保温パックの保温効果が十分に発 揮される。 また、保温パックはゴム製なので食器等が滑り難く、また強度もアルミフィル ム等に比べて高いのでその取扱が容易である。 さらに、周縁部全体が肉厚に形成されているので、周縁部における耐衝撃性が 高められると共に持ち運びにも便利である。 また、保温パック形状の変更が容易であると共に着色も容易なので、保温パッ クのデザイン的な効果を高めることもできる。 さらに、保温パックはゴム製なので、ステンレス製のものに比べて安価に提供 することが出来る。
【0015】 また、上記のように構成した請求項2に係る考案においては、袋状容器の内側 面に少なくとも一箇所肉厚領域を設けたことにより、保温パックに重い食器等を 載置したときにその重みで上側のゴム膜が下降するが、ゴム膜のさらなる下降が 袋の上側または下側内面に設けられた肉厚領域にて阻止される。このため、載置 する食器等の軽重によらず保温パックの厚みは肉厚領域の厚みにより規定される 一定値以上に保たれる。即ち、載置する食器等の下側には常に一定厚さ以上の蓄 熱剤の層が設けられるので、保温パックの保温効果を一層安定化させることが出 来る。
【0016】 また、上記のように構成した請求項3に係る考案においては、保温パックの袋 状容器の外側平面部にマジックテープを取り付けたことにより、防寒コート等に 容易に取り付けることができ、保温パックの良好な保温性と相まって身体の保温 用として好適である。また、この保温パックは、蓄熱剤が硬化し保温機能を失っ た後は、再び加熱により使用することができ、使い捨てカイロ等に比べて省資源 の観点からも優れている。
【0017】 また、上記のように構成した請求項4に係る考案においては、保温パックの袋 状容器の外側平面部に手挿入用袋を設けたことにより、加熱された保温パックの 手挿入用袋に手を挿入して保温パックを持ち、凍結した自動車のウインド等を擦 ることによりウインド等に付着した霜を容易に取ることができ、非常に便利であ る。
【0018】 また、上記のように構成した請求項5に係る考案においては、偏平状箱体内の 保温パック収容部位に保温パックを収容して加熱用ヒータにより加熱することに より、保温パック内に充填された蓄熱剤を容易に溶解させることができると共に 、使用したいときにいつでも取り出せるように保温しておくこともできる。 また、蓄熱剤の溶解した状態の保温パックを収容したこの保温パック用加熱保 温容器は、保温パックの熱が蓋体を伝って徐々に外部に伝達されるので、あんか 用として、またペット等の保温用としても適している。
【0019】 また、上記のように構成した請求項6に係る考案においては、例えば冬季に自 動車に乗って寒冷地に釣り等に出かける場合に、簡単に保温パックを加熱して使 用することができ非常に便利である。
【0020】 また、上記のように構成した請求項7に係る考案においては、電源コードを加 熱ヒータから取り外し可能にし又は、保温パック用加熱保温容器内に収容可能に したことにより、保温パック用加熱保温容器を加熱場所と離れたところであんか 用等に用いるのに電源コードに煩わされることがなく便利である。また、保温パ ック用加熱保温容器をペットまたは幼児の保温用として用いる場合に、電源コー ドをかみ切られたり悪戯されたりすることがないので便利である。
【0021】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面により具体的に説明する。 図1及び図2は、本考案の第1の実施例に係る保温パックの概略構成を部分破 断正面図及び部分破断側面図により示したものである。この保温パック10は、 直径φ200mm,厚み15mmの円盤形状であり、直径φ180mm円内は上 下2枚の厚さ1mmのイソプレンゴム板11により構成され、その外側には10 mm幅の円環形状で厚さ10mmのイソプレンゴム製の肉厚部12が一体的に設 けられている。そして、直径φ180mm円内の内部には高温用の蓄熱剤13が 充填されている。この蓄熱剤13は、常温においては固形であるが、約83°C で加熱することにより流動体になる。なお、用途によっては、約56°Cの加熱 により流動体になる低温用の蓄熱剤を使用することもできる。
【0022】 つぎに、この保温パックの製造方法について簡単に説明する。まず、図2に示 す予め成形された上下一対のゴム部材Aの内の肉厚部Bの約5/6の部分(図1 参照)の内側接着面12bにイソプレンゴムの溶液である接着剤を塗布して重ね 合わせた後、接着部分を130°Cに加熱しつつ加圧することにより加硫接着さ せる。つぎに、保温パック10の未接着部分12aから内部空間に加熱により融 解した蓄熱剤13を注入し充填させる。さらに、肉厚部分Bの残りの約1/6の 未接着部12a(図1の一点鎖線間の部分)について上記手順により加硫接着さ せる。 そして、使用時には保温パック10を熱湯に浸すことによって内部の蓄熱剤1 3を融解させることに簡単に使用することが出来る。保温パックは、600グラ ムの蓄熱剤を充填したときには、約3時間の使用が可能である。
【0023】 上記実施例においては、保温パックがイソプレンゴムにより形成されているの で表面の柔軟性が良好であり、糸底を有する食器等とのなじみがよく、保温パッ クの保温効果が十分に発揮される。 また、保温パックはイソプレンゴム製なので、載置した食器等が滑り難いと共 に強度もアルミフィルム等に比べて高いのでその取扱が容易である。 さらに、保温パックの周縁部全体が肉厚に形成されているので、周縁部におけ る耐衝撃性が高められると共に持ち運びにも便利である。 また、イソプレンゴム製なので保温パック形状の変更が容易であると共に着色 も容易であり、保温パックのデザイン的な効果を高めることもできる。 さらに、保温パックはゴム製なので、ステンレス製のものに比べて安価に提供 することが出来る。
【0024】 次に、第2の実施例について図3により説明する。本実施例においては上記実 施例において説明した保温パックの厚さ1mmのイソプレンゴム板11の内側面 の4箇所に約3cm角で5mm厚の肉厚領域14を設けたことにある。 これにより、料理16の盛りつけされた重い食器15を保温パック10の肉厚 領域14に合わせて載置させると、食器15の重みにより上側のイソプレンゴム 板11が下降するが、この下降は肉厚領域14にてよって停止させられさらに下 降することがない。即ち、食器15の下側の蓄熱剤13の厚みは、常に肉厚領域 14の厚み以上に保たれる。このため、食器15は一定厚み以上の蓄熱剤14に より保温されるので均一に保温される。なお、肉厚領域14の形状及び厚みにつ いては、用途に応じて適宜変更してもよい。
【0025】 次に、第3の実施例について図4により説明する。本実施例においては上記第 1及び第2の実施例において説明した保温パック、又は上記した公知のポリエチ レンフィルム又はアルミフィルム製の保温パック20の外側平面部にマジックテ ープ21を取り付けたものである。 そして、防寒着等の裏地にマジックテープを取り付けることにより(図示省略 する)、防寒着等に簡単に保温パックを取りつけることができるので、保温パッ クの良好な保温性により保温用カイロとして好適である。また、この保温パック は、蓄熱剤が硬化し保温機能を失った後は、再び加熱することにより何回も使用 することができるので、使い捨てカイロ等に比べて省資源の観点からも優れてい る。
【0026】 次に、第4の実施例について図5により説明する。本実施例においては上記第 1及び第2の実施例において説明した保温パック、又は上記した公知のポリエチ レンフィルム又はアルミフィルム製の保温パック30の外側平面部に手挿入用袋 部31を取り付けたものである。 これにより、冬季の朝に自動車のウインドが凍結したときに、保温パック30 を加熱して蓄熱剤を溶解させた状態で手挿入用袋部31に手を挿入して保持し、 保温パック面をウインドに当てて擦ることにより、ウインドに凍結した霜を容易 に除去することができ便利である。なお、この手挿入用袋部付き保温パック30 の平面部に加熱ヒータを設けるようにすると、保温パック30内の蓄熱剤の加熱 溶解が容易になり、霜取り用として更に便利である。
【0027】 次に、第5の実施例について図6及び図7により説明する。 本実施例に係る保温パック用加熱保温容器は、樹脂製の偏平な箱体40と、こ の箱体の長辺側の一端に一体的かつ折り曲げ可能に取りつけられた樹脂製の蓋体 41とを備えている。蓋体41は、内側面に断熱板41aが張り付けられており 、またその前端部の中央に掛止部41bを設けている。そして、箱体40は、蓋 体41を折り曲げて掛止部41bを箱体40の横方向の側壁の受け部40aに掛 止させることにより閉止される。なお、箱体と蓋体は別体であってもよく、この 場合は、箱体に蓋体を蝶番等によって取り付けるようにすればよい。また、蓋体 に取り付ける断熱板41aは、必要に応じて省略してもよい。
【0028】 箱体内底面には、図7に示すように、断熱材層42が設けられており、断熱材 層42の上面側にはニクロム線ヒータ43が全面に埋め込まれている。なお、ヒ ータはこれに限るものでなく、面状ヒータ,棒状ヒータ等のヒータを用いてもよ い。そして、断熱材層42の上面は断熱材の仕切り42aが十文字に設けられて おり、4個の保温パック50を収容することが可能な保温パック収容部位44が 構成されている。この保温パック用加熱保温容器の側壁には、二クロム線ヒータ 43への接続用コンセント45が設けられており、家庭用電源からコード46を 接続することにより、ニクロム線ヒータ43への通電を可能にしている。なお、 保温パック用加熱保温容器の大きさ、保温パック収容部位の数等は使用目的に応 じて適宜変更することができる。
【0029】 以上のように構成した保温パック用加熱保温容器の保温パック収容部位44に 必要個数の保温パック50を収容し、蓋体41を閉じた後、家庭用電源からのコ ード46を接続用コンセント45に接続することにより、ニクロム線ヒータ43 に通電させる。これにより保温パック50が加熱されて、所定時間経過後に内部 の蓄熱材が溶解する。 このように、第5の実施例に係る保温パック用加熱保温容器は、複数個の保温 パック50をまとめてかつ簡便に加熱し内部の蓄熱材を溶解させることが出来る ので、熱湯に浸して溶解させる従来の方法に比べて非常に便利である。また、蓄 熱材を加熱溶解させた保温パックの内、直ちに使用しないものについては、保温 パック用加熱保温容器内に収容して保温状態にしておけば冷めにくく、保温パッ クを使用したいときに適宜取り出して用いるようにすれば便利である。
【0030】 また、この保温パック用加熱保温容器は、内部に保温パック50を収容した状 態においては上部の蓋体41から保温パック50の熱が徐々に外部に伝わること になるので、保温用の炬燵又はあんかとして用いるのに適している。特に、接続 用コンセント45からコード46を引き抜くことにより、コードレスのあんかと し場所の制限なく使用することが出来るので非常に便利である。また、電気あん かのように使用中にコードが抜けて役に立たなくなったり、また、コードの折れ 曲がりによる漏電事故等の発生するおそれもない。さらに、コードがかみ切られ たり悪戯されたりすることがないので、赤ん坊の寝台の保温やペット等の小動物 の保温用等に適している。 なお、本実施例においては、保温パック用加熱保温容器の側壁に二クロム線ヒ ータへの接続用コンセントを設けているが、側壁にコード巻き取り用装置を設け るようにしてもよい。さらに、保温パック用加熱保温容器の使用場所が限られて いたり、また安価な保温パック用加熱保温容器を必要とするような場合には、上 記接続用コンセントやコード巻き取り用装置を設けないようにしてもよい。
【0031】 また、第5の実施例に係る保温パック用加熱保温容器のヒータに接続されるコ ードの先端に自動車のシガレットヒータ電源への接続用プラグを設けるようにし てもよい。これにより、冬季に自動車で遠隔地に出かけ、釣りあるいは屋外作業 等に従事するときに保温パックをカイロとして使用したいようなときに、保温パ ック用加熱保温容器の加熱用電源として自動車のシガレットヒータ用電源を用い ることにより、簡単に保温パックの蓄熱剤を溶解させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係る保温パックの部分
破断正面図である。
【図2】図1のIIーII線方向の部分断面図である。
【図3】本考案の第2の実施例に係る保温パックの側面
断面図である。
【図4】本考案の第3の実施例に係る保温パックの正面
図である。
【図5】本考案の第4の実施例に係る保温パックの正面
図である。
【図6】本考案の第5の実施例に係る保温パック用加熱
保温容器の概略斜視図である。
【図7】図6のVIIーVII線方向の断面図である。
【符号の説明】
10、20、30、50;保温パック、11;イソプレ
ンゴム板部、12;肉厚部、13;蓄熱剤、14;肉厚
領域、15;食器、21;マジックテープ、31;手挿
入用袋部、40;箱体、41;蓋体、42;蓄熱剤、4
3;二クロム線ヒータ、44;保温パック収容部位、4
5;接続用コンセント、46;コード。

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】周縁部全体に肉厚部分を設けたゴム製の密
    閉された袋状容器であって、同袋状容器の内部を蓄熱剤
    で充填したことを特徴とする保温パック。
  2. 【請求項2】前記請求項1に記載の保温パックにおい
    て、前記袋状容器の内側面に少なくとも一箇所肉厚領域
    を設けたことを特徴とする保温パック。
  3. 【請求項3】内部を蓄熱剤で充填した袋状容器の外側平
    面部分にマジックテープを取り付けたことを特徴とする
    保温パック。
  4. 【請求項4】内部を蓄熱剤で充填した袋状容器の外側平
    面部に手挿入用袋を取り付けたことを特徴とする保温パ
    ック。
  5. 【請求項5】蓋体により開閉可能にされた偏平状箱体
    と、同偏平状箱体の内側平面に断熱材を介して設けられ
    た加熱ヒータと、同偏平状箱体内に設けられ袋状容器の
    内部に蓄熱剤の充填された保温パックを収容する保温パ
    ック収容部位と、前記加熱ヒータに取り付けられて外部
    電源からの電力供給を可能にする電源コードとを設けた
    ことを特徴とする保温パック用加熱保温容器。
  6. 【請求項6】前記請求項5に記載の保温パック用加熱保
    温容器において、前記電源コードの端子を自動車のシガ
    レットヒータ端子に接続可能としたことを特徴とする保
    温パック用加熱保温容器。
  7. 【請求項7】前記請求項5又は前記請求項6に記載の保
    温パック用加熱保温容器において、前記電源コードを前
    記加熱ヒータから取り外し可能にし、又は、保温パック
    用加熱保温容器内に収容可能にしたことを特徴とする保
    温パック用加熱保温容器。
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