JPH065445B2 - クリ−ニング装置 - Google Patents
クリ−ニング装置Info
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- JPH065445B2 JPH065445B2 JP25289884A JP25289884A JPH065445B2 JP H065445 B2 JPH065445 B2 JP H065445B2 JP 25289884 A JP25289884 A JP 25289884A JP 25289884 A JP25289884 A JP 25289884A JP H065445 B2 JPH065445 B2 JP H065445B2
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- JP
- Japan
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- cleaning blade
- cleaning
- blade
- photosensitive drum
- cleaning device
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/0005—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium
- G03G21/0011—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium using a blade; Details of cleaning blades, e.g. blade shape, layer forming
- G03G21/0029—Details relating to the blade support
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- General Physics & Mathematics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はクリーニング装置に関し、特に、電子写真複
写装置や電子写真プリンター等に使用され、像担持体の
表面に付着した残留トナーを除去するためのクリーニン
グ装置に関するものである。
写装置や電子写真プリンター等に使用され、像担持体の
表面に付着した残留トナーを除去するためのクリーニン
グ装置に関するものである。
一般に、クリーニング装置にあっては、それに用いられ
るクリーニングブレードは厚さが2〜5mmで、自由端長
が10〜20mm前後のポリウレタン製のものを用いてお
り、そしてゴム硬度は60〜80Hsであった。
るクリーニングブレードは厚さが2〜5mmで、自由端長
が10〜20mm前後のポリウレタン製のものを用いてお
り、そしてゴム硬度は60〜80Hsであった。
そして、このような値に決定するための要素としては、
クリーニングブレードの像担持体である感光体ドラムへ
の一様な当接性、現像剤のクリーニング性、クリーニン
グブレードの耐摩擦性等である。
クリーニングブレードの像担持体である感光体ドラムへ
の一様な当接性、現像剤のクリーニング性、クリーニン
グブレードの耐摩擦性等である。
そして、クリーニングブレードを感光体ドラムに一様に
当接するために先端部の凹凸をカバーするために先端部
をある程度以上の荷重で感光体ドラムへ押しつける必要
があるが、クリーニングブレードを像担持体の未清掃側
に傾斜させるトレール方式の場合であっても、また、像
担持体の既清掃側に傾斜させるカウンター方式の場合で
あっても適正条件で感光体ドラムへ当接しておかない
と、トナーがクリーニングブレードの先端押圧部に位置
したり、また、この部分をすり抜けてしまったり、クリ
ーニングブレードの異常振動(鳴き)や感光体ドラムの
過度の削れ、クリーニングブレードの過度の摩耗が発生
してしまった。
当接するために先端部の凹凸をカバーするために先端部
をある程度以上の荷重で感光体ドラムへ押しつける必要
があるが、クリーニングブレードを像担持体の未清掃側
に傾斜させるトレール方式の場合であっても、また、像
担持体の既清掃側に傾斜させるカウンター方式の場合で
あっても適正条件で感光体ドラムへ当接しておかない
と、トナーがクリーニングブレードの先端押圧部に位置
したり、また、この部分をすり抜けてしまったり、クリ
ーニングブレードの異常振動(鳴き)や感光体ドラムの
過度の削れ、クリーニングブレードの過度の摩耗が発生
してしまった。
そして、クリーニングブレードは一般にはポリウレタン
で厚さ1mm以上のものを用いているが、この場合の欠点
としてはクリーニング作用を感光体ドラムへの押圧阻止
力に依存しているためにクリーニングブレードの先端当
接部がつぶれてしまう場合が多々あった。
で厚さ1mm以上のものを用いているが、この場合の欠点
としてはクリーニング作用を感光体ドラムへの押圧阻止
力に依存しているためにクリーニングブレードの先端当
接部がつぶれてしまう場合が多々あった。
すなわち、第6図に示すように像担持体である感光体ド
ラム20への押圧が適切でない所やクリーニングブレー
ド先端精度の悪い所からトナー22がクリーニングブレ
ード21の先端部と感光体ドラムとの間に入り込むこと
になり、この入り込み、およびすり抜けを阻止するため
に押圧力を増加してしまうと、これが原因でトナー粒子
をこすりつけたり、あるいはトナーの感光体ドラム表面
への固着(所謂、黒ポチ)等のクリーニング不良が発生
していた。
ラム20への押圧が適切でない所やクリーニングブレー
ド先端精度の悪い所からトナー22がクリーニングブレ
ード21の先端部と感光体ドラムとの間に入り込むこと
になり、この入り込み、およびすり抜けを阻止するため
に押圧力を増加してしまうと、これが原因でトナー粒子
をこすりつけたり、あるいはトナーの感光体ドラム表面
への固着(所謂、黒ポチ)等のクリーニング不良が発生
していた。
特に、カウンタ方式の場合には第7図に示すようにある
程度以上の荷重を加えた場合に全体、特に先端部が撓ん
でしまい角度θが取付け時と実際の使用時とでは変化し
てしまい。実際の使用時には角度θが適正な角度より大
きくなってしまったり、また、小さくなってしまってい
た{第8図(a)(b)}。
程度以上の荷重を加えた場合に全体、特に先端部が撓ん
でしまい角度θが取付け時と実際の使用時とでは変化し
てしまい。実際の使用時には角度θが適正な角度より大
きくなってしまったり、また、小さくなってしまってい
た{第8図(a)(b)}。
そして、荷重が高すぎるとクリーニングブレードの全体
が撓んで腹ずりを生じてトナーがすり抜け易くなってし
まうという欠点を有し、また、角度θを大きくしてクリ
ーニングブレードの腹ずりを防ごうとする場合には角度
θを大きくしすぎると異常振動を起こし易くなるという
欠点を有し、さらに、高荷重にすればするほど感光体ド
ラムの削れとクリーニングブレードの摩擦とが激しくな
り、それぞれの補修、交換時期が短かくなり、また、感
光体ドラムの回転トルクを大きくするためにモータの大
きさが大きくなり、従って全体のコストが高くなってし
まうという欠点を有しており、これらの欠点は、米国再
発行特許第29632号および米国再発行特許第309
24号等に示されるものに共通している欠点であった。
が撓んで腹ずりを生じてトナーがすり抜け易くなってし
まうという欠点を有し、また、角度θを大きくしてクリ
ーニングブレードの腹ずりを防ごうとする場合には角度
θを大きくしすぎると異常振動を起こし易くなるという
欠点を有し、さらに、高荷重にすればするほど感光体ド
ラムの削れとクリーニングブレードの摩擦とが激しくな
り、それぞれの補修、交換時期が短かくなり、また、感
光体ドラムの回転トルクを大きくするためにモータの大
きさが大きくなり、従って全体のコストが高くなってし
まうという欠点を有しており、これらの欠点は、米国再
発行特許第29632号および米国再発行特許第309
24号等に示されるものに共通している欠点であった。
これらの欠点を解除するために、特開昭56年−559
79号、特開昭55−151680号および特開昭59
−101689号に示されているものが提案されてお
り、特開昭56年55979号に示されるものにあって
はゴム弾性基体と硬質樹脂層とを有する複合構成体、す
なわち、重層ブレードによってクリーニングブレードを
構成しているがゴム弾性基体と硬質樹脂層の貼り合せ構
造が複雑であるとともに、周囲環境の変化によってそれ
らの接着部分が不安定で、剥がれ易いという欠点を有
し、特に高温度、高湿度の条件下では著しくなり、クリ
ーニング性能に影響が現われ、さらに、ゴム弾性基体の
劣化も生じるという欠点を有していた。
79号、特開昭55−151680号および特開昭59
−101689号に示されているものが提案されてお
り、特開昭56年55979号に示されるものにあって
はゴム弾性基体と硬質樹脂層とを有する複合構成体、す
なわち、重層ブレードによってクリーニングブレードを
構成しているがゴム弾性基体と硬質樹脂層の貼り合せ構
造が複雑であるとともに、周囲環境の変化によってそれ
らの接着部分が不安定で、剥がれ易いという欠点を有
し、特に高温度、高湿度の条件下では著しくなり、クリ
ーニング性能に影響が現われ、さらに、ゴム弾性基体の
劣化も生じるという欠点を有していた。
また、特開昭55年−151680号に示されるものに
あっては、カーボン樹脂を混入した樹脂板ブレードある
いは異方向性を有する繊維ブレードを重層した構成を有
しているが、これらのものにあっては可撓性が不十分で
あり、したがって、感光体ドラムとの均一な当接が困難
であるとともに、押圧先端の精度(エッジ精度)がでに
くく、さらに、コストが高くなってしまうという欠点を
有していた。
あっては、カーボン樹脂を混入した樹脂板ブレードある
いは異方向性を有する繊維ブレードを重層した構成を有
しているが、これらのものにあっては可撓性が不十分で
あり、したがって、感光体ドラムとの均一な当接が困難
であるとともに、押圧先端の精度(エッジ精度)がでに
くく、さらに、コストが高くなってしまうという欠点を
有していた。
さらに、特開昭59−101689号に示されるものに
あっては弾性ブレードの先端に貼合された可撓性薄板と
いう構成を有しているが、このものにあっては弾性ブレ
ード自体の弾性力によって可撓性薄板を感光体ドラムへ
押圧当接しているので特に高温度、高湿度の条件下では
弾性ブレードとの接着部分が不安定で剥がれ易いととも
に、弾性ブレード自体の劣化も生じ、クリーニング性能
に影響を与え、したがって実用的でないという欠点を有
していた。
あっては弾性ブレードの先端に貼合された可撓性薄板と
いう構成を有しているが、このものにあっては弾性ブレ
ード自体の弾性力によって可撓性薄板を感光体ドラムへ
押圧当接しているので特に高温度、高湿度の条件下では
弾性ブレードとの接着部分が不安定で剥がれ易いととも
に、弾性ブレード自体の劣化も生じ、クリーニング性能
に影響を与え、したがって実用的でないという欠点を有
していた。
この発明は前記のような従来のもののもつ欠点を排除し
て、低荷重で均一当接することができるので充分なクリ
ーニング性能を有するとともに、小型、かつ、安価にす
ることができ、特にクリーニング性能に重要な当接先端
部の耐摩耗性と、全体の耐久性にすぐれ、したがって長
期間に渡って良好なクリーニングを行なうことができる
とともに、簡単な構成であるクリーニング装置を提供す
ることを目的とする。
て、低荷重で均一当接することができるので充分なクリ
ーニング性能を有するとともに、小型、かつ、安価にす
ることができ、特にクリーニング性能に重要な当接先端
部の耐摩耗性と、全体の耐久性にすぐれ、したがって長
期間に渡って良好なクリーニングを行なうことができる
とともに、簡単な構成であるクリーニング装置を提供す
ることを目的とする。
この発明は、担持単体の表面の残留トナーを除去するカ
ウンタ方式のクリーニング装置であって、像担持体の近
傍に配設される支持部材と、樹脂製の薄板で形成される
とともに、支持部材の先端部に配設されるクリーニング
ブレードとから構成され、前記クリーニングブレードを
前記像担持体の既清掃側に傾斜させ、前記クリーニング
ブレードの先端を前記像担持体の表面に押圧当接させ、
前記クリーニングブレードは、その厚みをh、自由端長
さをlとすると、10≦l/h≦60、また、50μm
≦h≦300μmであるという手段を採用し、また、前
記支持部材が付勢部材で付勢されていという手段を採用
したものである。
ウンタ方式のクリーニング装置であって、像担持体の近
傍に配設される支持部材と、樹脂製の薄板で形成される
とともに、支持部材の先端部に配設されるクリーニング
ブレードとから構成され、前記クリーニングブレードを
前記像担持体の既清掃側に傾斜させ、前記クリーニング
ブレードの先端を前記像担持体の表面に押圧当接させ、
前記クリーニングブレードは、その厚みをh、自由端長
さをlとすると、10≦l/h≦60、また、50μm
≦h≦300μmであるという手段を採用し、また、前
記支持部材が付勢部材で付勢されていという手段を採用
したものである。
以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する。
第1図にはこの発明によるクリーニング装置の一実施例
が示されていて、このクリーニング装置のクリーニング
方式はカウンタ方式となっていて、感光体ドラム1側が
開口しているケーシング2の内部には、下部にトナー搬
送スクリュー3が設けられているとともに、その上方に
位置して前記感光体ドラム1に接しているガイドローラ
4が設けられている。
が示されていて、このクリーニング装置のクリーニング
方式はカウンタ方式となっていて、感光体ドラム1側が
開口しているケーシング2の内部には、下部にトナー搬
送スクリュー3が設けられているとともに、その上方に
位置して前記感光体ドラム1に接しているガイドローラ
4が設けられている。
前記ケーシング2の内部の上部には支持枠5からばね6
が突設されていて、このばね6の先端には支持部材7が
取りつけられ、そして、この支持部材7の内面先端部に
は両面テープを介してクリーニングブレードである薄板
ブレード8が貼合わされて垂下されている。
が突設されていて、このばね6の先端には支持部材7が
取りつけられ、そして、この支持部材7の内面先端部に
は両面テープを介してクリーニングブレードである薄板
ブレード8が貼合わされて垂下されている。
この薄板ブレード8はポリエチレンテレフタレート(P
ET)、2軸延伸ポリプロピレン、ポリイミド{カプト
ン(デュポン社製)、TIポリマー(東レ製)}、ポリ
アセタール、ポリブチレンテレフタレート、ポリアミド
等よりなる樹脂製あるいは金属、セラミックス等で構成
され、また、薄板ブレード8の軸線と、薄板ブレード8
と感光体ドラム1との交点における感光体ドラム1の接
線とのなす角度θは0<θ<90°で当接している。
ET)、2軸延伸ポリプロピレン、ポリイミド{カプト
ン(デュポン社製)、TIポリマー(東レ製)}、ポリ
アセタール、ポリブチレンテレフタレート、ポリアミド
等よりなる樹脂製あるいは金属、セラミックス等で構成
され、また、薄板ブレード8の軸線と、薄板ブレード8
と感光体ドラム1との交点における感光体ドラム1の接
線とのなす角度θは0<θ<90°で当接している。
さらに、第2図に示すように前記薄板ブレード8の厚み
hは30μm〜500μmのものが適用され、特に、5
0μm〜300μmのものが好ましい、また、自由端長
lと薄板ブレードの厚みhとの関係では5≦l/h≦1
00の範囲が適用され、特に、10≦l/h≦60の範
囲が好ましいものである。
hは30μm〜500μmのものが適用され、特に、5
0μm〜300μmのものが好ましい、また、自由端長
lと薄板ブレードの厚みhとの関係では5≦l/h≦1
00の範囲が適用され、特に、10≦l/h≦60の範
囲が好ましいものである。
この場合、クリーニングブレードの材質により好ましい
厚みhの範囲は若干変わるが、材質の強度、腰の強さ、
クリーニングブレードの取付け、組立て等の作業上の困
難度から30μmが限界で、これより薄いと取付け作業
中に折れ曲がり易い欠点がある。したがって50μm以
上なら容易にできるものである。
厚みhの範囲は若干変わるが、材質の強度、腰の強さ、
クリーニングブレードの取付け、組立て等の作業上の困
難度から30μmが限界で、これより薄いと取付け作業
中に折れ曲がり易い欠点がある。したがって50μm以
上なら容易にできるものである。
また、クリーニングブレードとして感光体ドラムに均一
に当接する場合、ある程度の可撓性が必要であること、
汎用の材料が使用可能であることなどから500μm以
下のものが適当である。特に300μm以下なら実用上
最適である。
に当接する場合、ある程度の可撓性が必要であること、
汎用の材料が使用可能であることなどから500μm以
下のものが適当である。特に300μm以下なら実用上
最適である。
さらに、l/hを考慮した理由は、クリーニングブレー
ドの厚みhが上記の範囲のもので構成するとクリーニン
グブレードを感光体ドラムに均一に当接させ易いもので
ある。
ドの厚みhが上記の範囲のもので構成するとクリーニン
グブレードを感光体ドラムに均一に当接させ易いもので
ある。
さらに、前記ばね6によって前記薄板ブレードの先端が
前記感光体ドラムの表面に当接されるが、当接点におけ
る前記感光体ドラムの接線の垂直方向の荷重成分FNは
1〜30g/cmとなっている。
前記感光体ドラムの表面に当接されるが、当接点におけ
る前記感光体ドラムの接線の垂直方向の荷重成分FNは
1〜30g/cmとなっている。
上記のように構成されたクリーニング装置を用いた場合
の実施例を以下に記する。
の実施例を以下に記する。
この実施例にあっては第3図に示すようなクリーニング
装置を用いた。
装置を用いた。
すなわち、このクリーニング装置は感光体ドラム1側が
開口しているケーシング2内に下部にトナー搬送スクリ
ュー3が設けられるとともに、開口部の下部に、下方か
ら上方に向かって傾斜するトナー案内板10を設け、こ
のトナー案内板10にトナー掻き取り部材11を設け、
また、ケーシング2の上部下面に後端が支持されたばね
13を設け、そして、このばね13の付勢力によってク
リーニングブレード8の先端部が以下に述べる値で感光
体ドラム1に作用するように支持部材12を前記ばね1
3に配設してある。
開口しているケーシング2内に下部にトナー搬送スクリ
ュー3が設けられるとともに、開口部の下部に、下方か
ら上方に向かって傾斜するトナー案内板10を設け、こ
のトナー案内板10にトナー掻き取り部材11を設け、
また、ケーシング2の上部下面に後端が支持されたばね
13を設け、そして、このばね13の付勢力によってク
リーニングブレード8の先端部が以下に述べる値で感光
体ドラム1に作用するように支持部材12を前記ばね1
3に配設してある。
そして、このクリーニングブレード8はポリエチレンテ
レフタレート(PET)よりなる厚みh=250μm、
自由端長l=5mm、θ=35°、FN=約10g/cmの
条件となっており、また、ばね13は燐青銅の板ばねを
用いているものである。
レフタレート(PET)よりなる厚みh=250μm、
自由端長l=5mm、θ=35°、FN=約10g/cmの
条件となっており、また、ばね13は燐青銅の板ばねを
用いているものである。
そして、前記感光体ドラム1はセレン系とアモルファス
シリコンとのものを用いて、それぞれ30000回コピ
ーと70000回コピーとをを行った結合、いずれの場
合であってもばね13の付勢力と協動してクリーニング
ブレード8を均一当接することができて感光体ドラム1
の表面のトナーを確実に除去することができ、良好なク
リーニング結果を得ることができた。さらに、継続して
そのままの状態、すなわちクリーニングブレードを交換
することなくクリーニング動作を継続することができ
た。
シリコンとのものを用いて、それぞれ30000回コピ
ーと70000回コピーとをを行った結合、いずれの場
合であってもばね13の付勢力と協動してクリーニング
ブレード8を均一当接することができて感光体ドラム1
の表面のトナーを確実に除去することができ、良好なク
リーニング結果を得ることができた。さらに、継続して
そのままの状態、すなわちクリーニングブレードを交換
することなくクリーニング動作を継続することができ
た。
この実施例にあっては第4図に示すようなクリーニング
装置を用いた。
装置を用いた。
すなわち、このクリーニング装置は前記実験例−Iで用
いたものとほぼ同じであり、同一の部材には同一の番号
を付して説明を省略するが、クリーニングブレード8の
下方において感光体ドラム1と接しているガイドローラ
15が設けられているとともに、掻き取りベース16も
設けられている。
いたものとほぼ同じであり、同一の部材には同一の番号
を付して説明を省略するが、クリーニングブレード8の
下方において感光体ドラム1と接しているガイドローラ
15が設けられているとともに、掻き取りベース16も
設けられている。
そして、前記クリーニングブレード8にポリエチレンテ
レフタレート(PET)を用い、前記感光体ドラム1を
有機感光体(正帯電用)とし、トナーを2成分現像材を
用い、クリーニングブレード8の線速度を142mm/s
ec、感光体ドラム1との当接感度θを25°、さら
に、FNを15g/cmとした。
レフタレート(PET)を用い、前記感光体ドラム1を
有機感光体(正帯電用)とし、トナーを2成分現像材を
用い、クリーニングブレード8の線速度を142mm/s
ec、感光体ドラム1との当接感度θを25°、さら
に、FNを15g/cmとした。
このような条件で、クリーニングブレードの厚みhが5
0μmで、自由端長lが1.5mmの場合と、クリーニン
グブレードの厚みがhが200μmで自由端長lが10
mmの場合とについてそれぞれ20000コピー以上をお
こなったが、常にクリーニングブレード8を感光体ドラ
ム1の表面にばね13の付勢力と協動して均一に当接さ
せることができたので感光体ドラム表面を良好にクリー
ニングすることができた。
0μmで、自由端長lが1.5mmの場合と、クリーニン
グブレードの厚みがhが200μmで自由端長lが10
mmの場合とについてそれぞれ20000コピー以上をお
こなったが、常にクリーニングブレード8を感光体ドラ
ム1の表面にばね13の付勢力と協動して均一に当接さ
せることができたので感光体ドラム表面を良好にクリー
ニングすることができた。
なお、第5図に示すものは、第4図に示すものの変形例
であって、このものは第4図のものの付勢部材13を除
去した構造となっており、このように構成したものの場
合であっても充分にその機能を発揮し得るものである。
であって、このものは第4図のものの付勢部材13を除
去した構造となっており、このように構成したものの場
合であっても充分にその機能を発揮し得るものである。
〔発明の効果〕 この発明はクリーニングブレードを樹脂製の薄板とする
とともに、その厚みhと自由端長lとの関係を10≦l
/h≦60とし、かつ、クリーニングブレードの厚みh
を50μm〜300μmにすることにより、低荷重でク
リーニングブレードの先端を均一当接させることができ
て充分なクリーニング性能を保持することができ、した
がってクリーニングブレード先端の摩擦を減少させて耐
久性を増し、長期間に渡って良好なクリーニング性能を
維持させることができ、全体を小型、かつ、安価にする
ことができ、さらに、クリーニングブレードの自由端長
が長いので取付けが容易であるなどのすぐれた効果を有
するものである。
とともに、その厚みhと自由端長lとの関係を10≦l
/h≦60とし、かつ、クリーニングブレードの厚みh
を50μm〜300μmにすることにより、低荷重でク
リーニングブレードの先端を均一当接させることができ
て充分なクリーニング性能を保持することができ、した
がってクリーニングブレード先端の摩擦を減少させて耐
久性を増し、長期間に渡って良好なクリーニング性能を
維持させることができ、全体を小型、かつ、安価にする
ことができ、さらに、クリーニングブレードの自由端長
が長いので取付けが容易であるなどのすぐれた効果を有
するものである。
第1図はこの発明によるクリーニング装置を示す概略配
置図、第2図は第1図のものの要部を示す拡大図、第3
図は実験を行なったこの発明によるクリーニング装置を
示す概略配置図、第4図は他の実験を行なったこの発明
によるクリーニング装置を示す概略配置図、第5図は付
勢部材を除去したものを示す概略配置図、第6図は従来
のもののクリーニングブレードと感光体ドラムとの当接
部を示す拡大図、第7図は従来のもののクリーニングブ
レードの感光体ドラムに対する当接状態を示す概略図第
8図(a)(b)は第7図のものの当接角度が大きい場
合と小さい場合とをそれぞれ示す図である。 1、20……感光体ドラム 2……ケーシング 3……トナー搬送スクリュー 4、15……ガイドローラ 5……支持枠 6、13……ばね 7、12……支持部材 8、21……クリーニングブレード (薄板ブレード) 10……トナー案内板 11……トナー掻き取り部材 16……掻き取りベース 22……トナー
置図、第2図は第1図のものの要部を示す拡大図、第3
図は実験を行なったこの発明によるクリーニング装置を
示す概略配置図、第4図は他の実験を行なったこの発明
によるクリーニング装置を示す概略配置図、第5図は付
勢部材を除去したものを示す概略配置図、第6図は従来
のもののクリーニングブレードと感光体ドラムとの当接
部を示す拡大図、第7図は従来のもののクリーニングブ
レードの感光体ドラムに対する当接状態を示す概略図第
8図(a)(b)は第7図のものの当接角度が大きい場
合と小さい場合とをそれぞれ示す図である。 1、20……感光体ドラム 2……ケーシング 3……トナー搬送スクリュー 4、15……ガイドローラ 5……支持枠 6、13……ばね 7、12……支持部材 8、21……クリーニングブレード (薄板ブレード) 10……トナー案内板 11……トナー掻き取り部材 16……掻き取りベース 22……トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 丘 東京都八王子市石川町2970番地 小西六写 真工業株式会社内 (72)発明者 松尾 俊二 東京都八王子市石川町2970番地 小西六写 真工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】像担持体の表面の残留トナーを除去するカ
ウンタ方式のクリーニング装置であって、像担持体の近
傍に配設される支持部材と、樹脂製の薄板で形成される
とともに、支持部材の先端部に配設されるクリーニング
ブレードとから構成され、前記クリーニングブレードを
前記像担持体の既清掃側に傾斜させ、前記クリーニング
ブレードの先端を前記像担持体の表面に押圧当接させ、
前記クリーニングブレードは、その厚みをh、自由端長
さをlとすると、10≦l/h≦60、また、50μm
≦h≦300μmであることを特徴とするクリーニング
装置。 - 【請求項2】前記支持部材が付勢部材で付勢されている
特許請求の範囲第1項記載のクリーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25289884A JPH065445B2 (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | クリ−ニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25289884A JPH065445B2 (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | クリ−ニング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61130977A JPS61130977A (ja) | 1986-06-18 |
JPH065445B2 true JPH065445B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=17243702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25289884A Expired - Lifetime JPH065445B2 (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | クリ−ニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065445B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0668667B2 (ja) * | 1984-12-12 | 1994-08-31 | コニカ株式会社 | クリ−ニング装置 |
-
1984
- 1984-11-30 JP JP25289884A patent/JPH065445B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61130977A (ja) | 1986-06-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |