JPH0654456B2 - 時刻表 - Google Patents

時刻表

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JPH0654456B2
JPH0654456B2 JP60045727A JP4572785A JPH0654456B2 JP H0654456 B2 JPH0654456 B2 JP H0654456B2 JP 60045727 A JP60045727 A JP 60045727A JP 4572785 A JP4572785 A JP 4572785A JP H0654456 B2 JPH0654456 B2 JP H0654456B2
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喜盛 加藤
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Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、時計文字盤と直結して極めて見易くした時
刻表に関するものである。
（従来の技術） 従来、列車発着表示用等の時刻表は、矩形状の表示板に
縦方向に時刻を記載し、この時刻の横に列車の発着時刻
を配列したものが一般に普及している。
しかし、この時刻表には時計文字盤との関連がなく、し
たがって時計文字盤で現在の時刻を確かめ、これを記憶
して時刻表から適当な発着時刻の列車を捜さねばならな
いという煩わしさがある。
これに対して、実公昭36-21347号公報には時計の文字盤
に記入された時間区分を横方向に延長して時間枠を形成
し、この時間枠内に発着時刻を表示した時刻表が開示さ
れている。
そして、この時刻表においては短針によって使用する時
間枠が指示されるので、この時間枠内より適当な発着時
刻の列車を押し出すのである。
（発明が解決しようとする問題点） しかし、この時刻表では発着時刻は時間枠内に押し込め
られているため、短針により使用する時間枠が指示され
ても、この時間枠内より適当な発着時刻の列車を捜し出
すのが困難である。
また、この時刻表では時計の文字盤に記入された時間区
分を横方向に延長して時間枠を形成するため、時計の文
字盤の径が小さいと、必然的に時間枠も小さくなり、こ
の小さな時間枠内に発着時刻を表示するため、時刻表が
非常に見難いものとなる。
したがって、この時刻表では見易いものとするため、時
計の文字盤の径をできるだけ大きくしなければならない
という難点がある。
また、この時刻表では狭い時間枠内に発着時刻が２段乃
至３段書きされており、これを目で追って発着時刻を確
かめなければならないという不便さもある。
（問題点を解決するための手段） 以上の問題点を解決するため、この発明ではその内周に
は所定間隔を置いて円形状に時刻列を配列した時計文字
盤の外周に、該文字盤の中心と上記時刻列のそれぞれの
時刻を結ぶ延長線上に該時刻内の発着時刻を規則的に配
列表示した時刻表を提案するものである。
（作用） 即ち、この発明では円形状の時計文字盤の短針が示す時
刻の延長線上を見れば、この時刻の発着時刻列が表示さ
れているため、極めて見易い時刻表が得られる。
また、この発明では所定間隔を置いて円形状に時刻列を
配列した時計文字盤の外周に、文字盤の中心と時間列の
それぞれの時刻を結ぶ延長線上にそれぞれの時刻内の発
着時刻を規則的に配列表示してあるため、時計文字盤の
径が小さくても、延長線上に配列した発着時刻は見易い
ものとすることができる。
更に、この発明では発着時刻表示列が時計文字盤の外周
より放射状に延びているため、大きな発着時刻表示が可
能となり、極めて見易い時刻表となる。
（実施例） 以下、図示の実施例に基づいてこの発明を詳細に説明す
ると、１はその内周に１時〜12時まで、その外周に13時
〜24時までを所定間隔を置いて円形状に配列し、且つそ
の中心に長針及び短針の基端部を枢着した時計文字盤を
示すものである。
２はそれぞれの時刻における発着時刻を規則的に配列表
示した発着時刻表示列であって、発着時刻表示列２は時
計文字盤１の中心と対応する時刻を結ぶ延長線上に配列
する。
以上の構成の時刻表においては、時計文字盤１の短針と
長針の位置により、現在の時刻を知ることができる。
そして、現在の時刻が８時台であれば、時計文字盤１の
中心と８時を結ぶ延長線上にある発着時刻表示列２より
８時台の発着時刻を知ることができる。
したがって、この発明では短針が示す時刻の延長線上に
ある発着時刻表示列２を見れば、その時刻における発着
時刻を知ることができる。
なお、この実施例では列車の時刻表について説明した
が、バス、運送定期便、航空機、船舶等の時刻表にも利
用できることは勿論である。
（発明の効果） 以上要するに、この発明によれば時計文字盤における短
針が示す時刻の延長線上にある発着時刻表示列を見れ
ば、その時刻における発着時刻を知ることができるた
め、極めて見易いものとなる。
また、この発明では円形状の時計文字盤より放射状に発
着時刻表示列が配列されるため、時計文字盤の径を小さ
くしても、発着時刻表示列を小さくする必要がない。
更に、この発明では従来のように時間枠内に発着時刻を
押し込めて記載する必要がないため、見易く大きな文字
で発着時刻を表示できる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の一実施例を示す時刻表の平面図 図中、１は時計文字盤、２は発着時刻表示列

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】その内周には所定間隔を置いて円形状に時
    刻列を配列した時計文字盤の外周に、該文字盤の中心と
    上記時刻列のそれぞれの時刻を結ぶ延長線上に該時刻内
    の発着時刻を規則的に配列表示したことを特徴とする時
    刻表。
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