JPH0654427U - 金型ダイセット下死点表示装置 - Google Patents

金型ダイセット下死点表示装置

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JPH0654427U
JPH0654427U JP9442692U JP9442692U JPH0654427U JP H0654427 U JPH0654427 U JP H0654427U JP 9442692 U JP9442692 U JP 9442692U JP 9442692 U JP9442692 U JP 9442692U JP H0654427 U JPH0654427 U JP H0654427U
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Application number
JP9442692U
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English (en)
Inventor
真彦 下山
Original Assignee
真彦 下山
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金型にとって下死点位置は製品精度を大きく
左右する。常に安定した精度の製品を作り出すために金
型個々に取り付け可能な、下死点表示装置を提供する。 【構成】 架台(1)の前部に上下に移動する棒(2)
とその架台に取り付けた支点用ピン(6)を中心に回転
する指針(3)を設け、指針(3)と棒(2)に取り付
けたピン(4)が接触しており、棒(2)の上下移動量
を指針(3)の先端の動きによって架台(1)に設けた
スケール(5)の値を拡大して読み取る事ができること
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は金型のダイセット上型と下型の間に取り付ける、金型ダイセット下 死点表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
金型個々に下死点を表示する機能をもった物がなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
金型をプレスに取り付けた時下死点位置を見いだすため除々にスライドのアジ ャストを下げながら何回も試抜きをせねばならない欠点があった。 本考案はこれらの欠点を解決するために考案されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
架台(1)の溝の中にピン(4)を有した棒(2)を取り付ける。 架台(1)の端に支点用のピン(6)を埋め込み支点を回して回転する指針(3 )を取り付け、ピン(4)と指針(3)とが接触する様にバネ(7)を支点のピ ン(6)に差し込む。指針(3)の動きを読み取るためのスケール(5)を架台 (1)に張り付ける。そして上下にスライドする棒(2)の動きを強制するため 架台(1)の溝と棒(2)との隙間に摩擦板(8)を埋め込む。さらにスライド する棒(2)の上先端にアジャスト用のネジ(9)を取り付け下部に抜け防止用 のストッパ(10)を設ける。 そしてこれらの部品が分解しない様に架台(1)に蓋(11)をする。
【0005】
【作用】
スライドする棒(2)を上下に動かすことによって、指針(3)が回転し、そ の時のスケール(5)の値を読み取ることが出来る。 この架台(1)を金型のダイセット下型上面に取り付ければ金型の下死点位置を スケール(5)の値で知ることが出来る。又、再度金型をプレスに取り付けても スケールの値までプレスのスライドをアジャストすれば金型の下死点位置を簡単 に再現出来る。
【0006】
【実施例】
以下本案の実施例について説明する。 (イ)架台(1)にはスライドする棒(2)を挿入する溝があり溝に摩擦板(8 )を張り付ける。指針(3)を固定するピン(6)とバネ(7)を固定する穴が あり指針(3)の動きを読み取るためのスケール(5)が円弧状に張り付けてあ る。 又、架台(1)をダイセット下型上面にネジで取り付けるための穴を架台(1) の左右に設けてある。 (ロ)スライドする棒(2)の上部には高さ調整用のネジ(9)があり中央部に ピン(4)が圧入されており下部には抜け防止用ストッパー(10)が設けてあ る。 (ハ)指針(3)は架台(1)に取り付けられたピン(6)に挿入されておりピ ン(6)を中心に回転する。 (ニ)バネ(7)は指針(3)をスライドする棒(2)のピン(4)に接触させ る様に圧縮され架台(1)の指針を取り付けるピン(6)とバネ用穴で固定され る。 (ホ)蓋(11)はこれらの部品が組み立てられた状態で分解しない様に架台( 1)にネジ止めされる。又、指針(3)の動きとスケール(5)の値を読み取れ る様に前面に円形の窓があり透明のアクリル板で覆われている。 (ヘ)スライドする棒(2)のピン(4)と指針(3)の接触する位置関係は指 針(3)の支点に近い箇所とし指針(3)の長さの1:3ぐらいにする。これは スライドする棒(2)のわずかな動きを拡大させるためである。[図 2] 本案はこのような構造でこれを使用する時は[図 3]に示す様に金型ダイセッ トの上型と下型の間で下型上面に、この架台をネジで固定する。金型はプレスに セットした状態で上型を除々に下降させ下死点位置で上型を停止させる。次ぎに 架台に取り付けられたスライドする棒を指で引き上げてダイセットの上型の下面 に押し当てる。この時の指針の位置がスケールによって読み取れる。架台の高さ が可不足の場合はスライドする棒の上部ネジを回して高さを合わせる。次ぎに上 型を上死点に移動させスライドする棒をストッパーで止まるまで引き上げ再度上 型を除々に下降させ下死点まで下げた時スライドする棒は押し下げられ指針が前 回の値を表示する。この表示値がこの金型の下死点位置であり金型をプレスから はずし、再度金型をプレスに取り付けてもこの表示値を指針が示すまでプレスの ストロークをアジャストすれば前回と同じ下死点位置が簡単に再現出来る。
【0007】
【考案の効果】
本考案はスライドする棒の微妙な動きを指針で拡大する様になっておりわずか な動きを読み取る事が出来る。 金型個々に取り付けてあれば金型を再度プレスにセットする時簡単に前回と同じ 下死点位置を見いだすことが出来る。 又、本考案は電池など寿命のある物を使ってないため何年たっても使用可能で ある。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本考案の一部を分解した斜視図である。
【図 2】本考案の正面図である。
【図 3】本考案の使用状態図である。
【符号の説明】
1 架台 2 棒 3 指針 4 ピン 5 スケール 6 支点用ピン 7 バネ 8 摩擦板 9 ネジ 10 ストッパー 11 蓋

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項 1】 架台(1)の前部に、上下に移動す
    る棒(2)と支点用ピン(6)を中心に回転する指針
    (3)を設け、指針(3)と棒(2)に取り付けたピン
    (4)が接触しており、棒(2)の上下移動量を指針
    (3)の先端の動きによって架台(1)に設けたスケー
    ル(5)の値を拡大して読み取ることが出来る構成とし
    た金型ダイセット下死点表示装置。
JP9442692U 1992-12-25 1992-12-25 金型ダイセット下死点表示装置 Pending JPH0654427U (ja)

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JP9442692U JPH0654427U (ja) 1992-12-25 1992-12-25 金型ダイセット下死点表示装置

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JPH0654427U true JPH0654427U (ja) 1994-07-26

Family

ID=14109909

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JP9442692U Pending JPH0654427U (ja) 1992-12-25 1992-12-25 金型ダイセット下死点表示装置

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JP (1) JPH0654427U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1062267A (ja) * 1996-08-19 1998-03-06 Idemitsu Petrochem Co Ltd 配管の温度表示装置
JP2021154311A (ja) * 2020-03-25 2021-10-07 株式会社キーレックス ダイハイト検出器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1062267A (ja) * 1996-08-19 1998-03-06 Idemitsu Petrochem Co Ltd 配管の温度表示装置
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