JPH0654220A - 映像を利用した操作装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】モニタ用のテレビカメラに映る各種の装置の中
から、操作したい装置を選び、映像の上で指定するだけ
で選択できるようにする。 【効果】モニタ画面に映っているのに、改めて操作した
い装置のリストを表示させてから装置を選択するような
繁雑な操作が不要になり、操作性が良好な遠隔操作装置
が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、テレビカメラで撮影し
た映像を利用した操作装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】図８に、電話回線を用いてのコントロー
ル（テレコントロール）を可能にした、ホーム・オート
メーション・システムのシステム構成例を示す（三菱電
気技報Vol.６２，No.４，１９８８，ｐ２６）。

【０００３】エアコン，照明器具，ＶＴＲ，ドアやカー
テンの開閉装置等の、自宅にある各電気製品は、各ルー
ムコントローラに繋いでおく。自宅にある任意の装置を
操作するときは、まず電話回線を通して自宅に電話を掛
ける。そして前もって決めておいた装置コードを入力
し、操作したい装置を指定する。その後、指定した装置
を操作するための操作コードを送り、目的の操作を実行
させる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】図８の従来のホーム・
オートメーション・システムでは、前もって決めておい
た装置コードと操作コードを頭に記憶しておくか、手帳
等に記録しておかなければならない。また、装置や操作
を指定するための繁雑なコントロール手続きを実行し、
しかもいちいち手元のコード表を見ながら順番に番号を
入力する等、繁雑な操作が必要で使い勝手が悪い。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明では、データの通信端末として、音声だけし
か出力しない電話機の代わりに、文字データや映像も表
示できる端末を用いる。あるいは更に、映像信号も伝送
できる回線を用いる。また、装置のある自宅の各部屋に
は、モニタ用のテレビカメラを設置し、その映像も伝送
するようにする。

【０００６】そしてキーボードやマウス等の操作手段を
用い、送られてきた映像内のマーク位置を移動させ、指
で指し示す要領で目的の装置を選択する。そして選択し
たマーク位置を自宅に伝送するようにする。あるいは更
に、選択した装置のコントロールパネルを模した操作パ
ネル像を送り返させ、上記と同様にして、表示した操作
パネル像上のマーク位置を移動させ、操作ボタンを押す
要領で目的の操作を選択するようにする。

【０００７】

【作用】本発明による映像利用操作装置では、前もって
決めておいた装置コードや操作コードを頭に記憶してお
いたり、装置や操作を指定するための繁雑なコントロー
ル手続きを実行し、しかもいちいち手元のコード表を見
ながら順番に番号を入力する等の繁雑な操作が不要な、
良好な操作性を得る事ができる。また、本発明による映
像利用操作装置では、人が通常行なっている装置の指定
と装置の操作動作に類似した手順を実行すれば良く、記
憶し易い操作手順と、自然な操作性を得る事ができる。

【０００８】

【実施例】本発明の第１の実施例による映像利用操作装
置のシステム構成例を図１に示す。データの通信端末と
して、音声だけしか出力しない電話機の代わりに、文字
データや映像も表示できる端末を用いる。これに合わ
せ、通信回線は、例えばISDN等のパケット交換網の様
に、映像信号も伝送できる回線を用いる。一方、装置の
ある自宅の各部屋にはモニタ用のテレビカメラを設置
し、その映像も伝送するようにする。

【０００９】図１のシステムにおいて、例えば、帰宅前
に自宅のエアコン１を起動しておきたい時は、以下の手
順でこれを実行する。すなわち、まず外部の端末２から
自宅の端末３を呼び出す。端末３につながるメインコン
トローラ４では、この呼び出しを受け、メインメニュー
あるいは更に自宅の間取り図を端末２に送り返す。

【００１０】端末２の操作者は、表示部５に送り返され
て表示された、図２の映像内のマーク位置を、端末２の
操作手段を用い、注目する像の位置に移動して位置の指
定を実行する。操作手段は、例えば、キーボード，マウ
ス，タブレット等が有るが、その他、端末のプッシュボ
タンをマークの移動ボタンとして利用する等の方法を用
いても良い。また、指定したマーク位置の移動と座標値
の検出は、端末２側で実行する様にするのが好ましい。
しかし、マーク位置をどちらの方向に移動するかを示す
移動方向信号のみ端末３に伝送し、実際のマーク位置の
移動と座標値の検出は、メインコントローラ４あるいは
ルームコントローラ６内で実行するようにしても良い。
以下、後者の方法を採用するものとして説明する。

【００１１】メインコントローラ４では、指定された部
屋のルームコントローラ６を通してその部屋に有るテレ
ビカメラ１５を起動し、その映像信号を端末２に送り返
す。この時の映像例を図３に示す。画面右上に表示した
メニューは、例えば、図２のメインメニューに戻す等の
特殊なメニューを表示しておく部分である。図４に、ル
ームコントローラ６のブロック構成例を示す。端末２の
操作者は、再び操作手段を用い、映像内のマーク位置
を、目標のエアコン１が有る領域に移動して指定する。
すなわち、端末２からマークを移動する方向を示す移動
方向信号を出力し、図４のルームコントローラ６内の映
像内位置指定手段７に入力する。映像内位置指定手段７
では、この移動方向信号に従ってマーク位置を移動した
映像信号を送り返す。そして、移動の終了とその位置の
指定を示す指定信号（例えばプッシュボタンの中心位置
のボタンを押す等の方法で入力）を受け、マークの有る
指定位置の、映像上での平面座標値を検出して出力す
る。一方、領域座標値記憶手段８には、テレビカメラか
ら得た映像内に前もって定めた、一つ以上の領域の範囲
を規定する領域座標値を記憶しておく。検出した平面座
標値は、指定スイッチ判別手段９に入力し、前もって領
域座標値記憶手段８に記憶してある領域範囲と比較す
る。そして指定した位置が、前もって定めた領域の範囲
内に有る時、その領域に対応する判別信号を出力する。
対応装置指定手段１０では、この判別信号を受け、各領
域に対応して前もって定めた装置を操作可能にする。す
なわち、例えば選択した装置のコントロールパネルを模
した操作パネル像を（例えば対応装置指定手段１０内に
スイッチ位置も合わせて前もって記憶しておく）、映像
信号とは別に、あるいは映像信号に重ねて端末２に送り
返す。

【００１２】端末２の操作者は、このモニタ用の映像を
見てその動作を確認しながら、表示されている操作パネ
ル像上のマークの位置を、上記と同様にして移動し、そ
の位置を指定する。ルームコントローラ６の指定スイッ
チ判別手段９では、指定したボタン位置を判別する。ま
た対応装置指定手段１０では、指定した装置が、そのボ
タン操作に対応した動作を実行するように制御する。な
お、対応する装置が、例えば照明器具のスイッチの様
に、オン／オフ動作のような前もって定めた操作を単に
実行すれば良い時は、この装置の指定により、直ちにそ
の動作を実行するようにしても良い。しかし、判別を誤
った場合の危険を避けるため、何れの場合も、最後に端
末２の操作者の確認を取るように構成しておくのが望ま
しい。同様に、装置の指定を実行した時、判別した装置
を確認するための信号を表示すると共に、正しく装置を
判別したかどうかの確認を行なう（確認信号を送る）よ
うにしておくのが望ましい。

【００１３】以下、例えばスタンドやライト等の複数の
照明器具，テレビ，ＶＴＲ，窓やカーテンの開閉装置，
冷暖房器具，ホームバスのコントロールパネル，電気が
ま，各種装置のタイマ，電気ポット，他のモニタ用のカ
メラ等の装置に対しても、同様の手順で自由に操作すれ
ば良い。

【００１４】この様に本実施例による映像利用操作装置
では、前もって決めておいた装置コードや操作コードを
頭に記憶しておいたり、装置や操作を指定するための繁
雑なコントロール手続きを実行し、しかもいちいち手元
のコード表を見ながら順番に番号を入力する等の繁雑な
操作が不要な、良好な操作性を得る事ができる。また、
本発明による映像利用操作装置では、人が通常行なって
いる装置の指定と、装置の操作動作に類似した手順を実
行すれば良く、記憶し易い操作手順と、自然な操作性を
得る事ができる。

【００１５】本発明の第２の実施例による映像利用操作
装置のシステム構成例を図５に示す。モニタ用のテレビ
カメラ１５を、遠隔操作可能な雲台１６（但しテレビカ
メラが向いている方向を検出する方向検出装置を有する
ものとする）の上に乗せ、テレビカメラを向ける方向を
操作できるようにした点が、図１のシステム構成と異な
る。

【００１６】図５のシステムにおいて、部屋の指定は第
１の実施例と同様の手順で実行する。但し、この時に端
末２に表示する映像は、図６の様に、そのメニューの中
に「撮影方向の変更指定」のための項目１１を入れてお
き、この項目１１を指定した後（直接この項目を選択し
た状態になるようにしておいても良い）、テレビカメラ
を向けるべき方向を指定する。その後、再びメニューの
中から「スイッチ操作」用の項目１２を選択し、第１の
実施例と同様の手順で、操作したい装置を指定する。

【００１７】ところで本実施例の場合、テレビカメラの
方向は逐次変化する。そのため、必ずしも全ての装置が
同時に映像に映っているとは限らない。図７に、このテ
レビカメラの方向が変化にすることを考慮して改良し
た、ルームコントローラ６′のブロック構成の例を示
す。方向算出手段１３は、テレビカメラの方向が変化に
することを考慮して新たに導入した手段である。この手
段では、雲台１６の方向検出装置で検出したテレビカメ
ラが向いている方向と、映像内位置指定手段７で検出し
た指定位置の平面座標値から、使用しているテレビカメ
ラに対して定めた基準方向に対する、注目する被写体の
方向の角度値を算出する。また、領域角度値記憶手段１
４は、図４の領域座標値記憶手段８の代わりに導入した
ものである。この手段には、使用しているテレビカメラ
の基準方向に対し、前もって定めた一つ以上の領域の角
度範囲を規定する領域角度値を記憶しておく。そして指
定スイッチ判別手段９′では、方向算出手段１３で算出
した指定点の方向の角度値と、前もって領域角度値記憶
手段１４に記憶してある領域範囲とを比較する。そして
指定点の方向が、前もって定めた領域の角度範囲内に有
る時、その領域に対応する判別信号を出力するようにす
る。

【００１８】以下、第１の実施例と同様に、モニタ用の
映像を見てその動作を確認しながら、表示されている操
作パネル像上のマークの位置を移動し、その位置を指定
する。ルームコントローラ６′では、指定したボタン位
置を判別し、指定した装置が、そのボタン操作に対応し
た動作を実行するように制御する。

【００１９】この様に本実施例による映像利用操作装置
でも、前もって決めておいた装置コードや操作コードを
頭に記憶しておいたり、装置や操作を指定するための繁
雑なコントロール手続きを実行し、しかもいちいち手元
のコード表を見ながら順番に番号を入力する等の繁雑な
操作が不要な、良好な操作性を得る事ができる。また、
本発明による映像利用操作装置では、人が通常行なって
いる装置の指定と、装置の操作動作に類似した手順を実
行すれば良く、記憶し易い操作手順と自然な操作性を得
る事ができる。

【００２０】なお、図３の映像例では、前もって指定し
た領域範囲を表示したが、これを表示しない、あるいは
指示に従って表示をオン／オフするようにしても良い。

【００２１】また、以上ホーム・オートメーション・シ
ステムを例に取って説明したが、遠隔監視システムや遠
隔操作システム、あるいは大形プラントの操作システム
など、任意の操作装置に適用できる。

【００２２】また、例えば遠隔監視システムや遠隔操作
システムなど、一般にＮ地点（ただしＮは、Ｎ≧２を満
たす正数）に設置された通信端末を相互に接続し、接続
した端末相互間で映像信号と情報を通信する多地点間映
像通信装置を用いている場合、モニタ用のテレビカメラ
と操作したい装置は、必ずしも同一端末に接続している
必要は無い。すなわち、少なくともテレビカメラを有す
る、少なくとも一つの第１の通信端末と、少なくとも映
像内位置指定手段を有する、少なくとも一つの第２の通
信端末と、少なくとも一つの装置あるいはこの装置を操
作する制御装置を接続した、少なくとも一つの第３の通
信端末を有するように多地点間映像通信装置を構成して
あれば（第１，第２，第３の端末の複数個が共通の端末
であっても良い）、上記の実施例と同様の、良好な操作
性を持つ映像利用操作装置の機能を有するシステムを得
ることができる。

【００２３】また、以上通信回線等の伝送装置を通して
操作する場合を例に説明したが、例えば、自宅内で室内
の装置を制御するようにしても良く、必ずしも通信回線
を通す必要が無いのは明らかである。

【００２４】また、以上モニタ用のテレビカメラを用い
る場合について説明したが、動作をモニタする必要の無
いときは、メニューやコントロールパネルを模した操作
パネル像のみを表示し、この表示メニューを用いて同様
の操作を実行するあるいは単に項目番号を入力して実行
するようにしても良い。

【００２５】また、テレビやＶＴＲの様に、赤外線や超
音波等を用いたリモコン装置を有する装置に対しては、
直接信号線で接続せず、リモコン装置と同じ赤外線ある
いは超音波等を用い、リモコン装置と同じ信号を送って
制御する様にしても良い。

【００２６】また以上、説明の都合上、メインメニュー
で自宅の間取り図を示す例をとって説明した。しかしメ
インメニューでは、通常の電話あるいはテレビ電話とし
て使用できるモ−ド、あるいはその他の初期表示に変え
ても良い。

【００２７】また、実施例では、キーボード，マウス，
タブレット等を用いてマーク位置を移動して指定する場
合を用いて説明したが、表示装置の画面に触れることで
その位置を指定するタッチパネル等の操作手段を用い、
一気に位置を指定する様にするのが望ましい。

【００２８】また、各実施例における各手段は、回路的
に構成しても、ソフト的に（計算機プログラムで）構成
しても同様の効果が得られる。

【００２９】

【発明の効果】本発明による映像利用操作装置では、前
もって決めておいた装置コードや操作コードを頭に記憶
しておいたり、装置や操作を指定するための繁雑なコン
トロール手続きを実行し、しかもいちいち手元のコード
表を見ながら順番に番号を入力する等の繁雑な操作が不
要な、良好な操作性を得る事ができる。また、本発明に
よる映像利用操作装置では、人が通常行なっている装置
の指定と、装置の操作動作に類似した手順を実行すれば
良く、記憶し易い操作手順と自然な操作性を有する、良
好な操作装置を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施例の映像利用操作装置のシ
ステムのブロック図。

【図２】本発明の第１の実施例のメインメニューの端末
表示の説明図。

【図３】本発明の第１の実施例の映像表示例の斜視図。

【図４】本発明の第１の実施例のルームコントローラの
ブロック図。

【図５】本発明の第２の実施例の映像利用操作装置のシ
ステムのブロック図。

【図６】本発明の第２の実施例のメインメニューの端末
表示例の斜視図。

【図７】本発明の第２の実施例のルームコントローラの
ブロックのブロック図。

【図８】従来のホーム・オートメーション・システムの
システムのブロック図。

【符号の説明】

２，３…端末、４…メインコントローラ、５…表示部、
６，６′…ルームコントローラ、７…映像内位置指定手
段、８…領域座標値記憶手段、９，９′…指定スイッチ
判別手段、１０…対応装置指定手段、１３…方向算出手
段、１４…領域角度値記憶手段。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】少なくとも一つのテレビカメラと、前記テ
   レビカメラから得た映像を表示し、表示画面に映る注目
   する被写体の点位置を指定した時、指定した点の、表示
   する映像上での平面座標値を検出し出力する映像内位置
   指定手段と、前記テレビカメラから得た映像内に前もっ
   て定めた一つ以上の領域の範囲を規定する領域座標値を
   記憶する領域座標値記憶手段と、前記映像内位置指定手
   段で検出した平面座標値が、前記前もって定めた領域の
   範囲内に有る時、その領域に対応する判別信号を出力す
   る指定スイッチ判別手段と、前記出力された判別信号を
   受け、各領域に対応して前もって定めた装置を操作可能
   にする、あるいは対応する装置に対して前もって定めた
   操作を実行するための信号を出力する対応装置指定手段
   を有することを特徴とする映像利用操作装置。
2. 【請求項２】少なくとも一つのテレビカメラと、前記テ
   レビカメラから得た映像を表示し、表示画面に映る注目
   する被写体の点位置を指定した時、指定した点の、表示
   する映像上での平面座標値を検出し出力する映像内位置
   指定手段と、前記テレビカメラの位置を始点、被写体を
   終点とするベクトルをＲ0 とする時、前記テレビカメラ
   の基準方向に対するベクトルＲ0 の方向を規定する角度
   値を、映像内位置指定手段で検出した表示画面上での平
   面座標値から算出する方向算出手段と、前もって定めた
   一つ以上の角度領域を決める角度値を記憶する領域角度
   値記憶手段と、前記方向算出手段で算出した角度値の方
   向が、前記前もって定めた角度領域の領域内に有る時、
   その角度領域に対応する判別信号を出力する指定スイッ
   チ判別手段と、前記出力された判別信号を受け、各角度
   領域に対応して前もって定めた装置を操作可能にする、
   あるいは対応する装置に対して前もって定めた操作を実
   行するための信号を出力する対応装置指定手段を有する
   事を特徴とする映像利用操作装置。
3. 【請求項３】請求項１または２において、複数地点に設
   置された通信端末を相互に接続し、前記通信端末の相互
   間で映像信号と情報を通信する多地点間映像通信装置に
   おいて、前記映像利用操作装置を構成する装置及び手段
   の内、少なくともテレビカメラを有する、少なくとも一
   つの通信端末と、前記映像利用操作装置を構成する装置
   及び手段の内、少なくとも映像内位置指定手段を有す
   る、少なくとも一つの通信端末と、前記映像利用操作装
   置で前もって対応付けてある、少なくとも一つの装置あ
   るいはこの装置を操作する制御装置を接続した、少なく
   とも一つの通信端末を有する多地点間映像通信装置。
4. 【請求項４】請求項１または２において、前記指定スイ
   ッチ判別手段によって、映像内位置指定手段で指定した
   装置を判別した時、この判別した装置に対して前もって
   定めた操作を実行する前に、装置を正しく判別したかど
   うかを確認する信号を表示するようにすること、また、
   判別した装置が正しいことを表わす確認信号が入力され
   た後、判別した装置に対して前もって定めた操作を実行
   するように構成した対応装置指定手段を有する映像利用
   操作装置。