JPH0654146U - 引込碍子 - Google Patents

引込碍子

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JPH0654146U
JPH0654146U JP3191693U JP3191693U JPH0654146U JP H0654146 U JPH0654146 U JP H0654146U JP 3191693 U JP3191693 U JP 3191693U JP 3191693 U JP3191693 U JP 3191693U JP H0654146 U JPH0654146 U JP H0654146U
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insulator
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retractable
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彰浩 申
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 本発明は、引込碍子に関する。 [構成] 本発明の引込碍子は、中央孔(1)をもつ碍
子本体(2)の外面周囲に3方向にて突輪(3)を形成
したものに於て前記した碍子本体(2)を形成したもの
に於て前記した碍子本体(2)を円筒形に形成しこの一
端に数個の突出部(4a)とへっこみ部(4b)をもつ
凹凸面(4)を形成して前記した各突輪(3)の間には
通孔(5a)をもつ突出部(5)を各々形成するととも
に前記した碍子本体(2)の中央孔(1)には、一端に
広頭形フランヂ(6a)又はテーパー形傾斜面(6
a’)を形成しなお他端には碍子体取付金具(7)を入
れる通孔(6b)をもつ軸棒(6)を挿通可能とし、一
体化するように構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、引込碍子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の1個の碍子本体は、中央孔のある3角立方体からなる本体の外面周囲に 各1個づつの突輪が3方向に形成され、この一端に3角突出部と、他端に3角形 凹部が各々形成されている。この碍子本体は、一端に引掛用曲り部と他端にはナ ット用のネジが形成された10mm直径の丸鉄棒からなる碍子体取付用金具を使 用して、該ネジが形成された他端の方からこの碍子本体の中央孔に1個づつ順次 に2個の碍子本体を入れ、最初に入れた碍子本体一端の3角突出部に次に挿入す る2番目の碍子本体の3角へこみ部がはまるようにし、また2個の碍子本体が他 端の方からはずれないようにしネジ部位にナットをはめて構成する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記した様に、取付用金具に入れられた2個の碍子本体が相互に結合させて使 用するのであり、この様に構成された碍子本体は取付用金具に挿入された2個の 碍子本体がはずれないようにするために取付用金具の他端側にある前方の碍子本 体前面から30mm程度突出されるネジの部囲にナットをはめる不便があり、且 つ、碍子本体の全長の長さが連結部である1側の3角突出部の長さと同程度の長 さに長く形成されている。また、前方からの3条撚DV電線のうち最初1条の電 線を前方碍子本体の任意に選択された突輪に1回捲き回して後方の碍子本体突輪 に1回捲き回したて下方に端部をそのままたらさせ、他の2条の電線も同一なる 方法にて各1条づつの電線を順次に施工操作するが、この様に碍子本体に結束固 定されずに下方にたらさせた各電線の末端部は動きやすいし、配電設備が整頓整 備されず設備の保安上又美観上にも問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 請求項1の引込碍子は、中央孔(1)をもつ碍子本体(2)の外面周囲に3方 向にて突輪(3)を形成し、前記した碍子本体(2)を円筒形に形成しこの一端 に数個の突出部(4a)とへこみ部(4b)をもつ凹凸面(4)を形成して、前 記した各突輪(3)の間には通孔(5a)をもつ突出部(5)を各々形成すると ともに前記した碍子本体(2)の中央孔(1)には一端に広頭形フランヂ(6a )を形成し且つ他端には碍子体取付用金具(7)を入れる通孔(6b)をもつ軸 棒(6)を挿通して構成するものである。 又、請求項2の引込碍子は、請求項1の軸棒(6)の一端をテーパー形傾斜面( 6a’)に形成したものである。
【0005】
【作用】
碍子本体を2個使用して引込碍子を構成する場合には、凹凸面を形成した2個 の碍子本体を互いに噛み合わせ、1端に広頭形フランヂ又はテーパー形傾斜面を 形成した軸棒を挿通し、該軸棒の他端に形成されている通孔に碍子本体取付用金 具を入れて、この一端を引込電柱或は家屋側に引き掛けて使用する。
【0006】
【実施例】
本考案の一実施例を図面を参照して説明する。図1は碍子本体(2)の斜視図 、図2は軸棒の斜視図である。 本考案の引込碍子は、中央孔(1)をもつ碍子本体(2)の外面周囲にて3方 向に突輪(3)を形成し、前記碍子本体(2)を円筒形に形成し、この一端に数 個の突出部(4a)とへこみ部(4b)をもつ凹凸面(4)を形成する。尚、前 記各突輪(3)の間には通孔(5a)をもつ突出部(5)を各々形成している。 一方、前記した碍子本体(2)に形成された中央孔(1)に挿入する軸棒(6) は、一端を広頭形フランヂ(6a)(図2)またはテーパー形傾斜面(6a’) (図8)に形成し、且つ他端には碍子本体取付金具(7)を入れる通孔(6b) をが形成されている。尚、軸棒(6)の一端を前記テーパー形傾斜面(6a’) に形成したものを使用する碍子本体(2)の中央孔(1)の形状は、テーパ形傾 斜面に嵌合可能な形状に形成されている(図8参照)。
【0007】 前記した同形状に形成された碍子本体(2)と軸棒(6)とで構成される本考 案の引込碍子は、これを使用するに当り図3に示す平面図から明らかなように、 先ず軸棒(6)の他端である碍子本体取付金具(7)を取り付ける通孔(6b) がある側から1個の碍子本体(2)を凹凸面(4)が形成されていない側からこ の中央孔(1)を軸棒(6)に入れ、つづけて2番目の碍子本体(2)は凹凸面 (4)が形成された側から同一なる方向に入れ、最初の碍子本体(2)(図3の 左側)と2番目の碍子本体(2)(図3の右側)の各凹凸面(4)の突出部(4 a)とへこみ部(4b)が相互に噛み合うように2個の碍子本体(2)を合わせ る。そして、碍子本体取付用金具(7)の一端を軸棒(6)の他端側にある取付 金具用通孔(6b)に入れて、この他端を引込電柱或は家屋側に引き掛けて引込 碍子を取り付ける。
【0008】 この様に構成された引込碍子を使用して3条撚DV電線にて引込電線を架設す る場合は、第3図に図示するように、3条の電線の内1条の電線を軸棒に挿通さ れた前方碍子本体(2)の任意に選択した突輪(3)の上面からその後方に捲き 下した後、下面から上面に捲き上げて1回捲き回し、そして、後方碍子本体(2 )の突輪(3)の下面からその後方に捲き上げた後、上面から下面に捲き下し1 回捲き回して施工し、電線の荷重を強力に支持可能にする。そして、この下方に 垂れる1条の電線の末端部を各突輪(3)の間に形成された突出部(5)の通孔 (5a)に入れた「バインド」線(w)で突出部(5)に略式バインド施工にて 結束するのである。又、他の2条の電線も同一なる方法にて1条づつ順次的に架 設するのである。 尚、短距離(5m〜6m)の引込電線を架設する場合には、第4図に図示した ように碍子本体(2)1個を使用して、各1条の電線を順次的に各突輪(3)に 1回半捲き回し下方に垂れる各1条の電線の末端部を前記と同一なる方法にて「 バインド」線(W)で突出部(5)に略式バインド施工にて結束することも可能 である。
【0009】 前記した様に本考案の引込碍子は、碍子本体(2)を円筒形に形成し、一端を 数個の突出部(4a)とへこみ部(4b)をもつ凹凸面(4)に形成されるもの で構成するものであり、同じ形状に製作されているため、製造コストの低減、保 管コストの低減、且つ、組み立て時における容易さの向上を図ることができる。 又、係る碍子本体(2)で構成される本考案の引込碍子は、従来の2個の碍子本 体を連結使用するのと異なって、その噛み合い部の長さだけ短く形成することが できる。又、図8に示すように、軸棒6の一端をテーパー形傾斜面(6a’)( 図8)に形成することによって、更に軸棒の長さをより短くすることができ、引 込碍子の長さは短くなる。又、引込碍子を構成する際、2個の碍子本体(2)に 軸棒(6)を挿通し、碍子本体取付金具(7)を介して構成するものであるため 、従来の様に取付金具にナット締めをして施工するのと異なり、施工作業がより 簡便であり、且つ、突出するナットを使用しないため美観を向上させる。又、軸 棒(6)の一端部を図8に示すようにテーパー形傾斜面(6a’)に形成して、 碍子本体(2)に嵌合させることにより、より大きな荷重に耐えることが可能で あり、且つ、突出部をなくすことができ、美観の向上を図ることができる。
【0010】
【考案の効果】
本考案の引込碍子によれば、2個の碍子本体が同じ形状で構成できるため、製 造、保管及び組み立てが容易である。又、係る碍子本体は互いに凹凸面で噛み合 わせて構成するため、従来のと異なって、その噛み合い部の長さだけ短く形成す ることができる。又、軸棒を介して結合するものであるため、従来の様に取付金 具にナット締めをして施工するのと異なり、施工作業がより簡便であり、且つ、 突出するナットを使用しないため美観を向上させる。又、軸棒の一端部をテーパ ー形傾斜面に形成することによって、より大きな荷重に耐えることが可能であり 、且つ、突出部をなくすことができ、美観の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2個の碍子本体を相互に分離対応させた状態の
斜視図である。
【図2】碍子本体に付随される軸棒の斜視図である。
【図3】2個の碍子本体を相互に結合させて使用する場
合の実施状態を示す図である。
【図4】1個の碍子本体を使用する場合の実施状態を示
す図である。
【図5】図4の左側面図である。
【図6】図3のA−A線による従断側面図である。
【図7】図3の縦断面図である。
【図8】他の実施例の縦断面図である。
【符号の説明】
1 中央孔 2 碍子本体 3 突輪 4 凹凸面 4a 突出部 4b へこみ部 5 突出部 5a 通孔 6 軸棒 6a 広頭形フランヂ 6a’ テーパー形傾斜面 6b 通孔 7 碍子本体取付金具

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央孔(1)をもつ碍子本体(2)の外
    面周囲に3方向にて突輪(3)を形成したものに於て、
    前記した碍子本体(2)を円筒形に形成しこの一端に数
    個の突出部(4a)とへこみ部(4b)をもつ凹凸面
    (4)を形成して、前記した各突輪(3)の間には通孔
    (5a)をもつ突出部(5)を各々形成するとともに前
    記した碍子本体(2)の中央孔(1)には一端に広頭形
    フランヂ(6a)を形成し且つ他端には碍子体取付用金
    具(7)を入れる通孔(6b)をもつ軸棒(6)を挿通
    して構成することを特徴とする引込碍子。
  2. 【請求項2】 請求項1における軸棒(6)の一端にテ
    ーパー形傾斜面(6a’)を形成したことを特徴とする
    請求項1の引込碍子。
JP1993031916U 1992-05-28 1993-05-21 引込碍子 Expired - Lifetime JP2534483Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1992U9089 1992-05-28
KR920009089 1992-05-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0654146U true JPH0654146U (ja) 1994-07-22
JP2534483Y2 JP2534483Y2 (ja) 1997-04-30

Family

ID=19333725

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JP1993031916U Expired - Lifetime JP2534483Y2 (ja) 1992-05-28 1993-05-21 引込碍子

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5498574A (en) * 1978-01-20 1979-08-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd Rotary coating unit of viscous material
JPS5726252A (en) * 1980-07-23 1982-02-12 Nissan Motor Co Ltd Exhaust gas recycling controller of diesel engine
JPS57120794A (en) * 1981-01-15 1982-07-27 Matsushita Electric Works Ltd Quick coupling for pipe

Patent Citations (3)

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JP2534483Y2 (ja) 1997-04-30

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