JP2534483Y2 - 引込碍子 - Google Patents

引込碍子

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JP2534483Y2
JP2534483Y2 JP1993031916U JP3191693U JP2534483Y2 JP 2534483 Y2 JP2534483 Y2 JP 2534483Y2 JP 1993031916 U JP1993031916 U JP 1993031916U JP 3191693 U JP3191693 U JP 3191693U JP 2534483 Y2 JP2534483 Y2 JP 2534483Y2
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insulator
hole
shaft rod
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insulator body
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彰浩 申
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彰浩 申
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、引込碍子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の1個の碍子本体は、中央孔のある
3角立方体からなる本体の外面周囲に各1個づつの突輪
が3方向に形成され、この一端に3角突出部と、他端に
3角形凹部が各々形成されている。この碍子本体は、一
端に引掛用曲り部と他端にはナット用のネジが形成され
た10mm直径の丸鉄棒からなる碍子体取付用金具を使
用して、該ネジが形成された他端の方からこの碍子本体
の中央孔に1個づつ順次に2個の碍子本体を入れ、最初
に入れた碍子本体一端の3角突出部に次に挿入する2番
目の碍子本体の3角へこみ部がはまるようにし、また2
個の碍子本体が他端の方からはずれないようにしネジ部
位にナットをはめて構成する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記した様に、取付用
金具に入れられた2個の碍子本体が相互に結合させて使
用するのであり、この様に構成された碍子本体は取付用
金具に挿入された2個の碍子本体がはずれないようにす
るために取付用金具の他端側にある前方の碍子本体前面
から30mm程度突出されるネジの部囲にナットをはめ
る不便があり、且つ、碍子本体の全長の長さが連結部で
ある1側の3角突出部の長さと同程度の長さに長く形成
されている。また、前方からの3条撚DV電線のうち最
初1条の電線を前方碍子本体の任意に選択された突輪に
1回捲き回して後方の碍子本体突輪に1回捲き回したて
下方に端部をそのままたらさせ、他の2条の電線も同一
なる方法にて各1条づつの電線を順次に施工操作する
が、この様に碍子本体に結束固定されずに下方にたらさ
せた各電線の末端部は動きやすいし、配電設備が整頓整
備されず設備の保安上又美観上にも問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の引込碍子は、
中央孔(1)をもつ碍子本体(2)の外面周囲に3方向
にて突輪(3)を形成し、前記した碍子本体(2)を円
筒形に形成しこの一端に数個の突出部(4a)とへこみ
部(4b)をもつ凹凸面(4)を形成して、前記突輪
(3)と突輪(3)に連結して通孔(5a)をもつ突出
部(5)を各々形成するとともに前記した碍子本体
(2)の中央孔(1)には一端に広頭形フランヂ(6
a)を形成し且つ他端には碍子体取付用金具(7)を入
れる通孔(6b)をもつ軸棒(6)を挿通して構成する
ものである。又、請求項2の引込碍子は、請求項1の軸
棒(6)の一端をテーパー形傾斜面(6a’)に形成し
たものである。
【0005】
【作用】碍子本体を2個使用して引込碍子を構成する場
合には、凹凸面を形成した2個の碍子本体を互いに噛み
合わせ、1端に広頭形フランヂ又はテーパー形傾斜面を
形成した軸棒を挿通し、該軸棒の他端に形成されている
通孔に碍子本体取付用金具を入れて、この一端を引込電
柱或は家屋側に引き掛けて使用する。
【0006】
【実施例】本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。図1は碍子本体(2)の斜視図、図2は軸棒の斜視
図である。本考案の引込碍子は、中央孔(1)をもつ碍
子本体(2)の外面周囲にて3方向に突輪(3)を形成
し、前記碍子本体(2)を円筒形に形成し、この一端に
数個の突出部(4a)とへこみ部(4b)をもつ凹凸面
(4)を形成する。尚、前記突輪(3)と突輪(3)に
連結して通孔(5a)をもつ突出部(5)を各々形成し
ている。一方、前記した碍子本体(2)に形成された中
央孔(1)に挿入する軸棒(6)は、一端を広頭形フラ
ンヂ(6a)(図2)またはテーパー形傾斜面(6
a’)(図8)に形成し、且つ他端には碍子本体取付金
具(7)を入れる通孔(6b)をが形成されている。
尚、軸棒(6)の一端を前記テーパー形傾斜面(6
a’)に形成したものを使用する碍子本体(2)の中央
孔(1)の形状は、テーパ形傾斜面に嵌合可能な形状に
形成されている(図8参照)。
【0007】前記した同形状に形成された碍子本体
(2)と軸棒(6)とで構成される本考案の引込碍子
は、これを使用するに当り図3に示す平面図から明らか
なように、先ず軸棒(6)の他端である碍子本体取付金
具(7)を取り付ける通孔(6b)がある側から1個の
碍子本体(2)を凹凸面(4)が形成されていない側か
らこの中央孔(1)を軸棒(6)に入れ、つづけて2番
目の碍子本体(2)は凹凸面(4)が形成された側から
同一なる方向に入れ、最初の碍子本体(2)(図3の左
側)と2番目の碍子本体(2)(図3の右側)の各凹凸
面(4)の突出部(4a)とへこみ部(4b)が相互に
噛み合うように2個の碍子本体(2)を合わせる。そし
て、碍子本体取付用金具(7)の一端を軸棒(6)の他
端側にある取付金具用通孔(6b)に入れて、この他端
を引込電柱或は家屋側に引き掛けて引込碍子を取り付け
る。
【0008】この様に構成された引込碍子を使用して3
条撚DV電線にて引込電線を架設する場合は、第3図に
図示するように、3条の電線の内1条の電線を軸棒に挿
通された前方碍子本体(2)の任意に選択した突輪
(3)の上面からその後方に捲き下した後、下面から上
面に捲き上げて1回捲き回し、そして、後方碍子本体
(2)の突輪(3)の下面からその後方に捲き上げた
後、上面から下面に捲き下し1回捲き回して施工し、電
線の荷重を強力に支持可能にする。尚、突出部(5)が
突輪(3)に連結形成してあるため、突輪(3)は前記
電線の捲く力による破損から防止される。そして、この
下方に垂れる1条の電線の末端部を各突輪(3)の間に
形成された突出部(5)の通孔(5a)に入れた「バイ
ンド」線(w)で突出部(5)に略式バインド施工にて
結束するのである。又、他の2条の電線も同一なる方法
にて1条づつ順次的に架設するのである。尚、短距離
(5m〜6m)の引込電線を架設する場合には、第4図
に図示したように碍子本体(2)1個を使用して、各1
条の電線を順次的に各突輪(3)に1回半捲き回し下方
に垂れる各1条の電線の末端部を前記と同一なる方法に
て「バインド」線(W)で突出部(5)に略式バインド
施工にて結束することも可能である。
【0009】前記した様に本考案の引込碍子は、碍子本
体(2)を円筒形に形成し、一端を数個の突出部(4
a)とへこみ部(4b)をもつ凹凸面(4)に形成され
るもので構成するものであり、同じ形状に製作されてい
るため、製造コストの低減、保管コストの低減、且つ、
組み立て時における容易さの向上を図ることができる。
又、係る碍子本体(2)で構成される本考案の引込碍子
は、従来の2個の碍子本体を連結使用するのと異なっ
て、その噛み合い部の長さだけ短く形成することができ
る。又、図8に示すように、軸棒6の一端をテーパー形
傾斜面(6a’)(図8)に形成することによって、更
に軸棒の長さをより短くすることができ、引込碍子の長
さは短くなる。又、引込碍子を構成する際、2個の碍子
本体(2)に軸棒(6)を挿通し、碍子本体取付金具
(7)を介して構成するものであるため、従来の様に取
付金具にナット締めをして施工するのと異なり、施工作
業がより簡便であり、且つ、突出するナットを使用しな
いため美観を向上させる。又、軸棒(6)の一端部を図
8に示すようにテーパー形傾斜面(6a’)に形成し
て、碍子本体(2)に嵌合させることにより、より大き
な荷重に耐えることが可能であり、且つ、突出部をなく
すことができ、美観の向上を図ることができる。
【0010】
【考案の効果】本考案の引込碍子によれば、2個の碍子
本体が同じ形状で構成できるため、製造、保管及び組み
立てが容易である。又、係る碍子本体は互いに凹凸面で
噛み合わせて構成するため、従来のと異なって、その噛
み合い部の長さだけ短く形成することができる。また、
突輪(3)は、突輪(3)に連結形成してある突出部
(5)によって電線の捲く力による破損から防止され
る。又、軸棒を介して結合するものであるため、従来の
様に取付金具にナット締めをして施工するのと異なり、
施工作業がより簡便であり、且つ、突出するナットを使
用しないため美観を向上させる。又、軸棒の一端部をテ
ーパー形傾斜面に形成することによって、より大きな荷
重に耐えることが可能であり、且つ、突出部をなくすこ
とができ、美観の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2個の碍子本体を相互に分離対応させた状態の
斜視図である。
【図2】碍子本体に付随される軸棒の斜視図である。
【図3】2個の碍子本体を相互に結合させて使用する場
合の実施状態を示す図である。
【図4】1個の碍子本体を使用する場合の実施状態を示
す図である。
【図5】図4の左側面図である。
【図6】図3のA−A線による従断側面図である。
【図7】図3の縦断面図である。
【図8】他の実施例の縦断面図である。
【符号の説明】
1 中央孔 2 碍子本体 3 突輪 4 凹凸面 4a 突出部 4b へこみ部 5 突出部 5a 通孔 6 軸棒 6a 広頭形フランヂ 6a’ テーパー形傾斜面 6b 通孔 7 碍子本体取付金具

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央孔(1)をもつ碍子本体(2)の外
    面周囲に3方向にて突輪(3)を形成したものに於て、
    前記した碍子本体(2)を円筒形に形成しこの一端に数
    個の突出部(4a)とへこみ部(4b)をもつ凹凸面
    (4)を形成して、前記突輪(3)と突輪(3)に連結
    して通孔(5a)をもつ突出部(5)を各々形成すると
    ともに前記した碍子本体(2)の中央孔(1)には一端
    に広頭形フランヂ(6a)を形成し且つ他端には碍子体
    取付用金具(7)を入れる通孔(6b)をもつ軸棒
    (6)を挿通して構成することを特徴とする引込碍子。
  2. 【請求項2】 請求項1における軸棒(6)の一端にテ
    ーパー形傾斜面(6a’)を形成したことを特徴とする
    請求項1の引込碍子。
JP1993031916U 1992-05-28 1993-05-21 引込碍子 Expired - Lifetime JP2534483Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1992U9089 1992-05-28
KR920009089 1992-05-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0654146U JPH0654146U (ja) 1994-07-22
JP2534483Y2 true JP2534483Y2 (ja) 1997-04-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5498574A (en) * 1978-01-20 1979-08-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd Rotary coating unit of viscous material
JPS5726252A (en) * 1980-07-23 1982-02-12 Nissan Motor Co Ltd Exhaust gas recycling controller of diesel engine
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JPH0654146U (ja) 1994-07-22

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