JPH0654044B2 - 可動屋根 - Google Patents

可動屋根

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JPH0654044B2
JPH0654044B2 JP62010964A JP1096487A JPH0654044B2 JP H0654044 B2 JPH0654044 B2 JP H0654044B2 JP 62010964 A JP62010964 A JP 62010964A JP 1096487 A JP1096487 A JP 1096487A JP H0654044 B2 JPH0654044 B2 JP H0654044B2
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JP
Japan
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roof
roof plate
closed
plate
dome
Prior art date
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JP62010964A
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JPS63181829A (ja
Inventor
英二 松下
信行 松井
雄一 相良
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Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Publication date
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、晴天時に開放させることのできる大規模な
可動屋根に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の可動屋根としては、屋根中心部に向い地上
より直進的に移動して屋根の開閉を行なう構造のものが
一般に知られている。
〔この発明が解決すべき問題点〕
しかしこのような構造では、各屋根板を屋根中心部まで
吊りあげる構造としなければならず、晴天時には屋根部
を確実に開放でき、雨天時には屋根部を確実に塞ぐこと
ができるようにすると、屋根板の駆動機構あるいは支持
機構などの屋根構造を複雑にする問題点があった。
この発明は前述した事情に鑑み創案されたもので、その
目的は構造を簡単にすることができるとともに、屋根部
の開放および閉塞を確実に行うことのできる可動屋根を
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明によればドーム状屋根部形成用の各分割屋根板
を、閉じて屋根部を形成する時に重合せ容易かつ確実に
ドーム状屋根部の開閉を行えるようにしたものである。
〔実施例〕
以下、この発明を図示する実施例によって説明する。
可動屋根1は、閉塞時においてドーム状屋根部2を形成
すべく、ドーム状側壁部3へ揺動開閉自在にピン着した
複数枚の屋根板4で形成されている。(第1図〜第3図
参照) 各分割屋根板4は、屋根部2の中心部から側壁部3に向
かう放射線に沿って複数に分割された略三角形に形成さ
れているとともに、側壁部3側の一つの角部で側壁部3
にピン着されており、ドーム状曲面に沿う揺動開閉およ
び閉塞時における側縁に重合せ部5を有する屋根部2の
形成がそれぞれ可能なように構成されている。
(第1図〜第3図参照) 重合せ部5は、一方の屋根板4の側縁に沿って設けられ
ている上下の所定間隔を有するレール部6と、この上下
のレール部6間に沿って揺動しながら上下レール部6間
を回動するように他の屋根板4′に設けられているロー
ラ部7と前記重合せ部に設けられており、各屋根板4,
4′を閉じる時に駆動して各屋根板4,4′を巻上げ上
方へ揺動させる巻上機8とが備えられている。(第4図
参照) ここでの上下レール部6は、一方の屋根板4の側縁に形
成されている重合せ凹部9の上下側壁9a,9bに、レ
ール凹部6aの開口部が相対向するように設けられてい
るる。(第6図参照) またローラ部7は、他方の屋根板4′の重合せ凸部10
の表裏面に、レール部6上を回動可能となるように設け
られている。なおこのローラ部7は、第7図に示すよう
に揺動可能に軸着されており、第2図に示すように各屋
根板4が開放する時にもレール部6間を回動することが
可能となっている。(第2図、第4図、第6図参照) さらに巻上機8は、重合せ凹部9の上端部および重合せ
凸部10の上端部に設けられている巻上げドラム8a,
8aと、重合せ凸部10の上端部に設けられている巻上
げウインチ8bとからなっている。そして巻上げロープ
は、一端側がウインチ8bに固定され、また他端側が両
巻上げドラム8a,8aに巻回した後に重合せ凸部10
の上端部に固定されている。(第4図、第5図参照) このような構成からなる可動屋根1において第2図に示
すように各屋根板4が開放している状態から第1図に示
すように閉じた状態にする時はまず巻上機8を駆動さ
せ、他方の屋根板4を一方の屋根板4に設けられている
重合せ凹部9上端部の巻上げドラム8a側に巻上げるよ
うにして各屋根板4を巻上げる。
なおこの時に他方の屋根板4は、そのローラ部7によっ
て屋根板4の上下レール部6をガイドとして巻上げられ
る。
そして各屋根板4は、側壁部3へのピン着部を中心とし
て上方へ揺動し、各々の屋根板4によってガイドされが
ら閉塞して屋根部2を形成する。
また逆に閉塞している屋根部2を開放する時は巻上機8
による各屋根板4の巻上が力を解除する。この時に各屋
根板4の自重により、重合せ部5の上下レール部6をガ
イドとして下方へ揺動する。そして第2図に示したよう
に屋根部2を開放することができる。
このように各屋根板4に設けた巻上機8の駆動および駆
動停止しての巻上げ力の解除を行うことによって、各屋
根板4の上下方向への揺動を行なわせることができ、屋
根部2の開放および閉塞が行える。(以上第8図、第9
図参照) 〔発明の効果〕 以上述べたようにこの発明によればドーム状屋根部を形
成する各屋根板は、一方の屋根板の上下レール部と、こ
の上下レール部に沿って揺動しながらレール部上を回動
するように他の屋根板に設けられているローラ部とで、
各屋根板の巻上げをガイドすることができ、またローラ
部は揺動するので曲線状をなす上下レール部に沿って滑
ることがきるように構成されている。また重合せ部に設
けられている巻上機によって各屋根板の巻上げを行わせ
ることができるように構成されている。
そのため特別な屋根板ガイド部材ならびに特殊な屋根板
駆動装置等を設ける必要がなく簡単な構造で、各屋根板
が揺動してドーム状屋根部の開閉を、確実かつスムーズ
に行わせることができる。
このことは、開閉式ドーム屋根を安価に提供できること
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の可動屋根の閉塞状態を示す正面図、
第2図は可動屋根の開放状態を示す正面図、第3図は開
放中の可動屋根を示す斜視図、第4図は可動屋根を構成
する各屋根板を示す斜視図、第5図は巻上機を示す正面
図、第6図は第2図のA−A線拡大断面図、第7図は第
6図のB−B線矢視図、第8図、第9図は各屋根板の開
閉状態を示す概略動作図である。 1……可動屋根、2……ドーム状屋根部、3……ドーム
状側壁部、4,4′……屋根板、5……重合せ部、6…
…レール部、6a……レール凹部、7……ローラ部、8
……巻上機、8a……巻上げドラム、8b……ウイン
チ、9……重合せ凹部、9a,9b……上下側壁、10
……重合せ凸部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根部の中心部から側壁部に向かう放射線
    に沿って略三角形の複数枚の屋根板に分割されてドーム
    状側壁部へ揺動開閉自在にピン着され、閉塞時にドーム
    状屋根部を形成してなる可動屋根であり、前記各分割屋
    根板には各屋根板側縁に重合せ部が形成されているとと
    もに、この重合せ部には、一方の屋根板の側縁に沿って
    設けられている上下のレール部と、この上下のレール部
    間に沿って揺動しながらレール部間を回動するように他
    の屋根板に設けられているローラ部と、前記重合せ部に
    設けられており、各屋根板を閉じる時に駆動して各屋根
    板を巻上げる巻上機とが備えられていることを特徴とす
    る可動屋根。
JP62010964A 1987-01-20 1987-01-20 可動屋根 Expired - Lifetime JPH0654044B2 (ja)

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JP62010964A JPH0654044B2 (ja) 1987-01-20 1987-01-20 可動屋根

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JPS63181829A JPS63181829A (ja) 1988-07-27
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0765372B2 (ja) * 1988-11-24 1995-07-19 清水建設株式会社 開閉式屋根
CA2013359C (en) * 1989-03-30 1993-06-08 Hiroki Muramoto Openable roof apparatus
US5203125A (en) * 1989-08-16 1993-04-20 Shimizu Construction Co., Ltd. Openable roof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61162648A (ja) * 1984-12-31 1986-07-23 株式会社 巴組鐵工所 屋根開閉式ド−ム
JPS61233139A (ja) * 1985-04-09 1986-10-17 株式会社大林組 開閉式ド−ム屋根

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JPS63181829A (ja) 1988-07-27

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