JPH0653941A - 受信機で用いるためのデータ信号補償装置 - Google Patents

受信機で用いるためのデータ信号補償装置

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JPH0653941A
JPH0653941A JP4324700A JP32470092A JPH0653941A JP H0653941 A JPH0653941 A JP H0653941A JP 4324700 A JP4324700 A JP 4324700A JP 32470092 A JP32470092 A JP 32470092A JP H0653941 A JPH0653941 A JP H0653941A
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ルイス・ジェイ・ヴァナッタ
Charles Choi
チャールズ・チョイ
Dale F Bengtson
デール・エフ・ベンソン
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、信号補償装置119を提供する。 【構成】 本装置は、ダイバーシチ受信機111,11
3を有するデジタル無線電話装置において実現される。
この信号補償装置は3つの制御ループと、一つの分岐選
択切り換え回路とを利用して、選択された受信データ信
号にある望ましくない利得およびDCオフセットを実質
的に低減する。装置の一部はデジタル信号プロセッサ
(DSP)249内で構成され、別の受信分岐に切り換
える際に制御ループを迅速に調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信機に関し、さらに
詳しくは、無線受信機におけるデータ信号オフセット補
償ループに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、無線受信機はデータを含む無線
信号を受信することに問題がある。これらの問題には、
受信データ信号内に含まれる望ましくないACレベルの
変動やDCオフセットが含まれる。いくつかのオフセッ
ト源が問題を生じさせている。すなわち、部品公差,着
信信号における望ましくないオフセット,温度変化およ
び部品の老朽化(aging) などである。
【0003】とくに、ダイバーシチを含むデジタル無線
受信機は受信データ信号内の不要オフセットに影響を受
けやすいが、これはこのオフセットが復元されたデータ
に誤りを発生させるためである。さらに、レイリー・フ
ェージング環境におけるダイバーシチ受信機は0Hzか
ら100Hzのレートで受信機を切り換えるのが一般的
である。このスイッチング・レートは、変化する条件に
素早く適応する信号補償装置を必要とする。そのため、
ダイバーシチを含むデジタル無線受信機は、望ましくな
いACレベル変動およびDCオフセットを除去するため
にダイナミックな信号補償装置を必要とする。
【0004】無線受信機において不要ACレベル変動お
よびDCオフセットを制御する方法がいくつかある。す
なわち、無線装置を販売する前に受信機を手作業で調整
したり、手作業の調整と温度補償回路とを利用したり、
部品公差を厳しく管理したり、あるいはダイナミック帰
還制御ループを利用する方法がある。現在これらの解決
方法はすべて存在するが、ダイバーシチ受信機を有する
デジタル無線受信機の厳格な要件を満たすものではな
い。
【0005】まず第1に、受信機の不要オフセットは、
工場において無線装置を手作業で調整することによって
制御できる。これにより、無線装置に特有のACレベル
変動やDCオフセットを一つの温度設定で調整して除去
することができる。この解決方法は、受信信号に含まれ
るACレベル変動やDCオフセットを考慮しておらず、
経時的および温度に対するACレベル変動およびDCオ
フセットの変化について考慮していない。一部の無線シ
ステムでは、これらの変動は無視できる。しかし、ダイ
バーシチを含むデジタル無線受信機では、適性動作のた
めにはACレベル変動およびDCオフセットを厳密に制
御することが必要である。従って、手作業の調整方法は
不十分である。
【0006】第2に、温度補償回路を手作業の調整方法
に追加して、動作中の温度変化に対して不要ACレベル
変動およびDCオフセットを制御する方法がある。この
方法も、部品の老朽化によるばらつきや受信データ信号
に含まれるACレベル変動およびDCオフセットによっ
て影響される。さらに、温度補償回路は部品公差や老朽
化によって補償装置にばらつきを加える。従って、この
方法も不適格である。第3に、製造工程中の部品公差
は、仕様ならびに経時的および温度に対するばらつきが
制限されるように厳しく管理することができる。しか
し、これは極めて高額になり、受信データ信号における
ばらつきを補償しない。この方法もダイバーシチを含む
デジタル無線受信機では不十分である。
【0007】第4に、一次帰還制御ループを受信データ
信号経路に追加することができる。この制御ループは簡
単に実現できる。受信データ信号はデータ・スライサ(d
ataslicer) に入力される。このデータ・スライサは、
データ信号が表しているもっとも可能性の高いシンボル
を判定する。データ・スライサは、複数の所定の値から
一つの値を出力する。制御ループは、受信データ信号の
DCレベルと、データ・スライサの出力信号のDCレベ
ルとの間の差に等しいDCレベルを有する誤り信号を生
成する。この誤り信号は一次フィルタにかけられ、受信
信号経路にフィードバックされ、その後シンボル・スラ
イサに入る。この制御ループは、所定のシンボル信号レ
ベルの一つに入力信号を同期させる。この制御ループに
は、前述のような部品公差,温度変化,老朽化および固
有DCオフセットの制約がない。しかし、誤り信号が2
つの所定のシンボル判定レベルの間の差よりも大きくな
ると、問題が生じる。そうすると、ループが正しくない
シンボルに誤って同期し、かなりの性能誤りを生じさせ
る。一部のシステムでは、CDオフセットはこの制限を
決して越えないか、あるいはほとんど越えないので、疑
似同期は問題にならない。しかし、QPSK(quadratur
e phase shift keying) 変調システムでは、DCオフセ
ットはこれらの閾値を簡単に越えてしまい、疑似同期を
発生させる。頻繁な疑似同期は、無線受信機の性能を劣
化させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、疑似同期せず
に、無線システムで固有のACレベル変動やDCオフセ
ットを迅速に補償することができる無線受信機用の信号
補償装置が必要になる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、信号補償装置
に関する。本装置は入力データ信号を有する。この入力
データ信号は、ある時間において利用可能な少なくとも
2つのシンボルのうち一方のシンボルを表し、入力信号
は不要DCオフセットを含む。この装置は、ある時間に
おけるデータ入力信号によって表されるこの一方のシン
ボルを検出する。次に、本装置は第2信号を生成し、こ
の信号はこのシンボルを表すDCレベルを有する。次
に、本装置は、データ入力信号と第2信号との間のDC
レベルの差を判定し、この差に相当するDCレベルを有
する第3信号を生成する。この第3信号は濾波されて、
この信号に含まれるAC成分を除去する。この第3信号
のDCレベルは、所定の範囲まで制限される。この第3
信号はデータ入力信号と合成され、不要DCオフセット
がデータ入力信号から実質的に除去される。
【0010】
【実施例】以下の説明では、本発明は無線電話システム
内に内蔵される無線電話装置のデジタル無線受信機で用
いられる。本実施例は、従来の技術で説明したデジタル
制御ループと、このループ内で用いられるリミタとを利
用することを含む。このリミタは、制御ループの信号範
囲をシンボル・レベルの±1/2に制限する。この制限
により、従来の技術で説明した疑似同期の問題が解決さ
れる。さらに、デジタル化の前に受信データ信号の電圧
を制御する第2制御ループが用いられ、このループはよ
り遅くて粗い同調レートと、より広い電圧範囲を有す
る。また、本実施例はダイバーシチ受信機で用いられ、
別の条件として、無線器が受信機間で切り換える際に2
つの制御ループを適応することを条件とする。この条件
は、各受信分岐について推定補償パラメータを保存する
ことによって満たされる。受信機間で切り換えると、新
たな受信機の推定パラメータが制御ループにロードされ
る。
【0011】図1は、本発明を利用できる無線電話通信
システムのブロック図である。固定局トランシーバ10
3は、固定サービス区域内にある移動携帯無線電話装置
に対して無線周波信号の送受信を行なう。無線電話装置
101は、固定局トランシーバ103によってサービス
が提供される移動または携帯無線電話装置の一つであ
る。
【0012】この特定の無線電話装置101は2本のア
ンテナ105,107を内蔵し、これらのアンテナはダ
イバーシチ受信機111,113および送信機109に
ついて機能する。受信機111,113は、QPSK(q
uadrature phase shift keying) 受信機である。このQ
PSK受信機111,113は、データを含む信号をア
ンテナ105,107から受信する。受信機111,1
13は、オフセット補償装置119によって利用される
受信データ信号115,117を生成する。オフセット
補償装置119は、受信信号内に存在する実質的にすべ
てのAC変動およびDCオフセットを除去し、4つの可
能なシンボルからもっとも適切な一つのシンボルを選
び、この選ばれたシンボルに相当するデータ出力信号1
23を生成する。プロセッサ121は、ポストスライサ
(後検出)データ信号123を生成し、ユーザ・インタ
フェース125によって用いられるようにデータを利用
可能な情報に再フォーマット化する。ダイバーシチ・セ
レクタ129は分岐選択信号127を生成し、この信号
はDCオフセット補償装置119を第1受信機111か
ら第2受信機に切り換えるか、あるいは第2受信機から
第1受信機に切り換える。
【0013】送信時には、マイクロフォン,スピーカお
よびキーパッドを含むユーザ・インタフェース125
は、プロセッサ121によって用いられるデータまたは
音声信号を生成し、プロセッサ121は送信機109用
に信号をフォーマット化する。送信機109は、プロセ
ッサ信号から無線周波信号を生成し、アンテナ105を
介して無線周波信号を固定局トランシーバ103に返送
する。
【0014】図2は、図1に示す信号補償装置119の
詳細なブロック図である。好適な実施例では、オフセッ
ト補償装置119は3つの制御ループとデータ・スライ
サ235を含む。すなわち、3つの制御ループとは、D
C外部ループ,DC内部ループおよび自動利得制御(A
GC)ループである。これら3つのループは、選択され
た受信データ信号内に含まれる不要ACレベル変動およ
びDCオフセットを除去すべく動作し、データ・スライ
サ235は選択された受信データ信号によって表される
シンボルを正しく選択する。DC外部ループは遅い粗同
調制御ループであり、データ入力信号115,117の
いずれかのDC電圧レベルを制御する。内部DCループ
は、デジタル化データ信号のDC電圧レベルを迅速に補
正するための限定範囲の制御ループである。AGCルー
プは、デジタル・データ信号のACレベルを制御する。
好適な実施例では、点線のボックス249内の装置は、
モトローラ社製DSP56000などのデジタル信号プ
ロセッサ(DSP)において構成される。別の十分な構
成も当業者によって容易に実現できる。別の構成には、
アナログ回路、論理回路またはマイクロプロセッサが含
まれる。
【0015】外部DC制御ループは、データ入力信号1
15,117の一方のDC電圧レベルを補償する。この
外部制御ループは、加算器201,アナログ/デジタル
変換器(ADC)207,増幅器243,加算器24
1,デジタル遅延装置237,デジタル/アナログ変換
器(DAC)245およびスイッチ251を含む。Anal
og Devices社製の8ビットADC,モデル番号AD78
21などの安価なADC207が利用できる。同様に、
DAC245もAnalog Devices社製の8ビットDAC,
モデル番号AD7533でもよい。
【0016】外部制御ループの動作は次の通りである。
まずADC207から出力された信号は増幅器243に
入力される。増幅器243はこの信号を倍率ベータで増
幅し、この信号のDC平均を生成する。ベータは、増幅
器243の利得を制御するため無線電話装置の寿命に対
して設定された定数である。デジタル遅延装置237
は、制御ループ信号の前回の平均DCレベルを保存する
ために用いられる。デジタル遅延装置237の出力は、
増幅器243の出力に加算される。増幅器243の利得
は、外部制御ループの帯域幅を設定する。この遅延され
た平均DCレベルは、DAC245に入力される。DA
C245はDCレベルをアナログ信号に変換する。次
に、このアナログ信号は加算器201,203において
受信データ入力信号115,117の両方から差し引か
れる。
【0017】ADC207は、入力信号の平均電圧レベ
ルが0ボルトのときにもっとも効率的に動作する。外部
DC制御ループは、受信データ入力信号115,117
の平均DC電圧レベルを0にしようとし、それによりA
DC207の制限された電圧動作範囲を最大限に利用す
ることができる。この外部DC制御ループでは、安価な
8ビットADCを利用することができる。この外部制御
ループがないと、より高価で、分解能の高いADCが必
要になる。
【0018】ADC207によって出力されるデジタル
入力信号は、積分器253に入力される。この積分器は
積分されたデジタル信号を出力し、この信号はデータ・
スライサ235および内部制御ループによって用いられ
る。
【0019】内部DC補償ループは、シンボル・スライ
サ235,加算器233,増幅器219,加算器21
7,デジタル遅延装置215,リミタ213および加算
器211を含む。乗算器209および加算器211を無
視すると、積分されたデジタル受信データ入力信号はシ
ンボル・スライサ235に入力される。クロック復元回
路227によって定められるスライス時間において、シ
ンボル・スライサ235はQPSKシステムにおいて利
用可能な4つのシンボルから最も適切な一つのシンボル
を選択する。シンボルの選択は、スライス時間において
積分された信号のDCレベルに基づいて行なわれる。入
力信号のレベルがACレベル変動またはDCオフセット
によって真の値からずれていると、シンボル・スライサ
235はこれらのシンボルを選択する際に誤りとなる。
このスライス処理はシンボル検出ともいう。データ出力
信号123は、選択されたシンボルの所定のDCレベル
を有する。出力信号123のDCレベルは、加算器23
3においてシンボル・スライサ235の入力DCレベル
から差し引かれる。加算器233は、シンボル・スライ
サ235の入力信号DCレベルと、データ出力信号12
3のDCレベルとの間の差に等しいDCレベルを有する
誤り信号を出力する。この誤り信号は一次フィルタに入
力され、このフィルタはこの誤り信号を平均化する。こ
の一次フィルタは、固定利得アルファを有する増幅器2
19を含む。増幅器219の出力は、加算器217にお
いて、デジタル遅延装置215に格納される遅延された
前回の結果から差し引かれる。好適な実施例では、加算
器217の出力はリミタ213に入力される。リミタ2
13はDCレベルを所定の範囲に制限し、DC内部制御
ループにおける疑似同期を防ぐ。リミタ213は同様な
システムのすべての構成において必要ではなく、リミタ
213の所定の範囲は特定の用途に応じて変更してもよ
い。これらの判断は当業者によって下すことができる。
好適な実施例では、所定の範囲は、いずれかの方向のシ
ンボル間の1/2DCレベルに等しい。制限されたDC
レベルは加算器211においてデジタル受信データ入力
信号に加算され、デジタル受信データ入力信号のDCレ
ベルを所望の所定のシンボル判定DCレベルの一つに移
す。好適な実施例では、内部DC補償ループはクロック
復元回路227によって駆動される。
【0020】第3のループは自動利得制御ループであ
る。この自動利得ループ(AGC)は、内部DC制御ル
ープによって生成された誤り信号と、データ出力信号1
23の符号(sign)とを利用し、乗算器221において利
得の絶対値を生成する。加算器229の出力は増幅器2
21に入力される。この増幅器は利得定数ラムダを有す
る。増幅器の結果は、デジタル遅延装置225に格納さ
れた前回の結果から差し引かれる。この誤り利得信号
は、乗算器209において、デジタル受信入力信号と合
成される。AGCループは、シンボル・スライサ235
に入力された信号の利得を制御する。好適な実施例で
は、AGCループはクロック復元回路227によって駆
動される。これらの3つのループは共に、シンボル・ス
ライサ235の前に、選択された受信入力信号の不要な
ACレベル変動やDCオフセットのすべてを実質的に除
去する。
【0021】さらに、無線電話装置101内にはダイバ
ーシチ選択回路129がある。この回路129は、能動
受信機の間でいつ切り換えるのが望ましいかを判定する
ために用いられる。2本の受信信号の間の切り換えが望
ましい場合、ダイバーシチ選択回路129は分岐選択信
号127を生成する。この分岐選択信号127は、オフ
セット補償回路119のD型フリップフロップ205
と、マイクロプロセッサ121とに入力される。クロッ
ク復元回路227は、スライサ235が最適な時間でシ
ンボル判定を行ない、かつ、この最適時間でクロック信
号をD型フリップフロップ205に出力することを確保
する。このように制御された切り換えにより、この3つ
のループ・フィルタの受信機切り換えの影響が最小限に
押さえられる。
【0022】加算器201,203の出力の間で切り換
える場合、ACレベル変動およびDCオフセットは変化
することがある。この変化は、2つの分岐における部品
公差および温度の変化に起因する。制御ループにおいて
迅速に遷移させるために、新たな受信分岐の補償パラメ
ータが信号補償回路119にロードされる。好適な実施
例では、この信号補償パラメータは新たに選択された分
岐の最後に推定されたオフセット値であり、これらのパ
ラメータはデジタル遅延装置225,237,215に
ロードされる。このように迅速に遷移させるため、好適
な実施例の遅延回路はDSP249内で構成される。
【0023】本発明は、当業者により任意の数のアンテ
ナ分岐および受信機に適用できる。さらに、外部DCル
ープを構成することにより単一の分岐検出器においても
同様な効果が得られるが、必要な高速性やACレベル変
動およびDCオフセットに対する感度などのダイバーシ
チ受信機に特有の条件のため、本実施例では3つのすべ
ての制御ループが必要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を利用できる無線電話システムである。
【図2】本発明によるオフセット補償装置である。
【符号の説明】
101 無線電話装置 103 固定局トランシーバ 105,107 アンテナ 109 送信機 111,113 受信機 115,117 データ入力信号 119 オフセット補償装置 121 プロセッサ 123 データ出力信号 125 ユーザ・インタフェース 127 分岐選択信号 129 ダイバーシチ・セレクタ 201,203 加算器 207 アナログ/デジタル変換器(ADC) 209 乗算器 211 加算器 213 リミタ 215 デジタル遅延回路 217,233 加算器 219 増幅器 221 増幅器 225 デジタル遅延回路 227 クロック復元回路 229 乗算器 233 加算器 235 データ・スライサ 237 デジタル遅延回路 241 加算器 243 増幅器 245 デジタル/アナログ変換器(DAC) 249 デジタル信号プロセッサ(DSP) 251 スイッチ 253 積分器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャールズ・チョイ アメリカ合衆国イリノイ州アーリントン・ ハイツ、エス・セーラム・レーン1223 (72)発明者 デール・エフ・ベンソン アメリカ合衆国イリノイ州アーリントン・ ハイツ、エス・ロイター・ドライブ9 (72)発明者 ジェイムズ・シー・ベイカー アメリカ合衆国イリノイ州ハノーバー・パ ーク、オリビア・レーン8091

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DCレベルとAC成分を有し、かつ、所
    定の時間において少なくとも第1および第2の所定のシ
    ンボルのうち第1のシンボルを表す第1入力信号を受信
    する信号補償装置において、前記DCレベルの一部は不
    要DCオフセットである信号補償装置であって:前記第
    1の所定の時間において前記第1信号内の第1シンボル
    を検出する手段であって、前記第1シンボルを表すDC
    レベルを有する第2信号を生成することを含む検出手
    段;前記第1および第2信号のDCレベルの間の差を判
    定し、この差に等しい第3信号を生成する手段;前記第
    3信号を濾波して、前記第3信号のAC成分を除去する
    手段;前記第3信号のDCレベルを所定の範囲に制限す
    る手段;および前記不要DCオフセットが実質的に除去
    されるように、前記第3信号と前記第1信号とを合成す
    る合成手段;によって構成されることを特徴とする信号
    補償装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の範囲は、2つの隣接するシン
    ボル・レベルの間の差に等しいことを特徴とする請求項
    1記載の信号補償装置。
  3. 【請求項3】前記合成手段は加算手段であることを特徴
    とする請求項1記載の信号補償装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも第1および第2受信機と受信
    機選択回路を有する無線装置で用いられる信号補償装置
    において、前記第1および第2受信機は第1および第2
    受信信号をそれぞれ生成し、この受信信号はAC成分お
    よびDCレベルを含み、かつ、第1の所定の時間におい
    て少なくとも第1および第2シンボルのうち第1シンボ
    ルを表し、前記受信信号の前記DC成分のすくなくとも
    一部は不要DCオフセットである信号補償装置であっ
    て:前記第1および第2受信信号を受信する手段;前記
    分岐選択回路によって生成されたパラメータに基づい
    て、前記第1および第2受信信号のうち第1信号を選択
    する手段;前記第1および第2受信信号のうち前記選択
    された信号に関連する第1群の補償パラメータをロード
    する手段;前記第1および第2受信信号のうち前記選択
    された信号をデジタル化して、DCレベルとAC成分と
    を有するデジタル信号を生成するデジタル化手段であっ
    て、制限されたDC動作範囲を有するデジタル化手段;
    前記DC電圧レベルが前記デジタル化手段の前記制限さ
    れたDC電圧動作範囲内になるように、前記第1群の補
    償パラメータを用いて、前記第1および第2受信信号の
    うち前記選択された信号の前記DCレベルを補償する手
    段;前記第1所定の時間において前記デジタル信号の第
    1シンボルを検出する検出手段であって、前記第1シン
    ボルは所定のDCレベルを有し、この検出手段は前記デ
    ジタル信号が所定のAC信号レベルを有することを前提
    にする検出手段;前記第1群の補償パラメータを用い
    て、前記デジタル信号のACレベルを前記所定のAC信
    号レベルに補償する手段;および前記デジタル信号にあ
    る実質的にすべての不要DCオフセットが除去されるよ
    うに、前記第1群の補償パラメータを用いて前記デジタ
    ル信号のDCレベルを補償する手段;によって構成され
    ることを特徴とする信号補償装置。
  5. 【請求項5】 前記分岐選択回路によって生成された信
    号に基づいて、前記第1および第2入力信号のうち第2
    信号を選択する選択手段;前記第1および第2入力信号
    のうち第2信号を選択する前記選択手段に従って、第2
    群の補償パラメータをロードする手段;をさらに含んで
    構成されることを特徴とする請求項4記載の信号補償装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2受信信号のうち前記
    選択された信号の前記DCレベルを補償する前記手段
    は:前記デジタル信号の前記DCレベルを平均化する手
    段;前記デジタル信号の前記平均DCレベルに等しい信
    号を生成する手段;および前記デジタル信号の前記平均
    DCレベルに等しい前記信号を合成する手段;をさらに
    含んで構成されることを特徴とする請求項4記載の信号
    補償装置。
  7. 【請求項7】 前記デジタル信号の前記DCレベルを補
    償する前記手段は:前記シンボルの前記所定のDCレベ
    ルと、前記デジタル信号の前記DCレベルとの間の差に
    等しい誤り信号を生成する手段;前記誤り信号を濾波す
    る手段;および前記不要DCオフセットが実質的に除去
    されるように、前記誤り信号とデジタル信号とを合成す
    る手段;をさらに含んで構成されることを特徴とする請
    求項4記載の信号補償装置。
  8. 【請求項8】 前記所定の範囲は、前記第1シンボルの
    DCレベルと、前記第2シンボルのDCレベルとの間の
    差に等しいことを特徴とする請求項4記載の信号補償装
    置。
  9. 【請求項9】 少なくとも第1および第2受信機と分岐
    選択回路とを含む無線電話装置における信号補償装置に
    おいて、前記第1および第2受信機はACレベルおよび
    DCレベルを有する第1および第2信号を生成する信号
    補償装置であって:第1および第2入力信号を受信する
    手段;前記分岐選択回路によって生成されたパラメータ
    に基づいて、前記第1および第2入力信号のうち第1信
    号を選択する手段;前記第1および第2入力信号のうち
    前記選択された信号に従って、第1群の補償パラメータ
    をロードする手段;前記第1および第2入力信号のうち
    前記選択された信号をデジタル化し、デジタル信号を生
    成するデジタル化手段であって、制限されたDC動作範
    囲を有するデジタル化手段;前記DCレベルが前記の制
    限されたDC動作範囲内になるように、前記第1群の補
    償パラメータを用いて、前記第1および第2入力信号の
    うち前記選択された信号の前記DCレベルを補償する手
    段;前記デジタル信号をスライスするスライス手段であ
    って、前記デジタル信号が所定のAC信号レベルを有し
    ていることを前提とするスライス手段;前記第1群の補
    償パラメータを用いて、前記デジタル信号のACレベル
    を前記所定のAC信号レベルに補償する手段;および前
    記第1群の補償パラメータを用いて、前記デジタル信号
    のDCレベルを補償し、前記デジタル信号にある実質的
    にすべてのDCオフセットを除去する手段;によって構
    成されることを特徴とする信号補償装置。
  10. 【請求項10】 前記分岐選択回路によって生成された
    パラメータに基づいて、前記第1および第2入力信号の
    うち第2信号を選択する手段;および前記第1および第
    2入力信号のうち第2信号を選択する前記手段に従っ
    て、第2群の補償パラメータをロードする手段;をさら
    に含んで構成されることを特徴とする請求項9記載の信
    号補償装置。
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