JPH0653763A - 自動利得制御装置 - Google Patents
自動利得制御装置Info
- Publication number
- JPH0653763A JPH0653763A JP20116692A JP20116692A JPH0653763A JP H0653763 A JPH0653763 A JP H0653763A JP 20116692 A JP20116692 A JP 20116692A JP 20116692 A JP20116692 A JP 20116692A JP H0653763 A JPH0653763 A JP H0653763A
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- Japan
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- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、構成を改良し、光学検出手段の利
得を容易かつ確実に行うことが可能な自動利得制御装置
を提供する。 【構成】 本発明は、検出対象物に対する光の照射を行
うとともに検出対象物からの反射光を取り込んで前記検
出対象物の検出信号を得る光学検出手段３の利得を制御
する自動利得制御装置１であって、前記検出対象物にお
ける光学検出手段３からの光の照射領域に配置した基準
反射部材と、この基準反射部材からの反射光に基づく基
準反射信号により検出対象物の検出時における光学検出
手段３の利得設定を行う利得制御手段とを具備する。こ
の構成により、光学検出手段３，基準反射部材，利得制
御手段の動作で、前記光学検出手段３の利得を容易かつ
確実に行うことが可能となる。
得を容易かつ確実に行うことが可能な自動利得制御装置
を提供する。 【構成】 本発明は、検出対象物に対する光の照射を行
うとともに検出対象物からの反射光を取り込んで前記検
出対象物の検出信号を得る光学検出手段３の利得を制御
する自動利得制御装置１であって、前記検出対象物にお
ける光学検出手段３からの光の照射領域に配置した基準
反射部材と、この基準反射部材からの反射光に基づく基
準反射信号により検出対象物の検出時における光学検出
手段３の利得設定を行う利得制御手段とを具備する。こ
の構成により、光学検出手段３，基準反射部材，利得制
御手段の動作で、前記光学検出手段３の利得を容易かつ
確実に行うことが可能となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動利得制御装置に関
し、より詳しくは、例えば、紙葉類等の物体を搬送する
物体搬送装置における検出対象物である物体を光学的に
検出する際の利得を自動的に設定する自動利得制御装置
に関する。
し、より詳しくは、例えば、紙葉類等の物体を搬送する
物体搬送装置における検出対象物である物体を光学的に
検出する際の利得を自動的に設定する自動利得制御装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】このような自動利得制御装置が適用され
る物体搬送装置の一例を図６，図７を参照して説明す
る。
る物体搬送装置の一例を図６，図７を参照して説明す
る。
【０００３】同図に示す物体搬送装置３０は、基台２１
上に矢印方向にスライド可能に配置した一対の搬送ガイ
ド２２，２３と、この搬送ガイド２２，２３上に載置さ
れ搬送ガイド２２，２３とともに図示しない搬送手段に
より矢印方向に搬送される物体２４とを具備している。
上に矢印方向にスライド可能に配置した一対の搬送ガイ
ド２２，２３と、この搬送ガイド２２，２３上に載置さ
れ搬送ガイド２２，２３とともに図示しない搬送手段に
より矢印方向に搬送される物体２４とを具備している。
【０００４】このような物体搬送装置３０による物体２
４の搬送に際して、この物体２４は、前記基台２１の一
方の隅部に配置した発光素子１１，受光素子１２，光電
変換素子１３からなる光学検出手段１４により検出され
るが、この場合の光学検出手段１４の利得は、前記基台
２１の一方の隅部において前記発光素子１１，受光素子
１２に対峙させた基準反射部材（ミラー）１５からの反
射光を基に設定している。
４の搬送に際して、この物体２４は、前記基台２１の一
方の隅部に配置した発光素子１１，受光素子１２，光電
変換素子１３からなる光学検出手段１４により検出され
るが、この場合の光学検出手段１４の利得は、前記基台
２１の一方の隅部において前記発光素子１１，受光素子
１２に対峙させた基準反射部材（ミラー）１５からの反
射光を基に設定している。
【０００５】即ち、物体２４が光学検出手段１４に至る
前に前記発光素子１１から基準反射部材１５に光を照射
し、この基準反射部材１５からの反射光を受光素子１２
で受光し光電変換素子１３により基準信号に変換してこ
の基準信号を基に図示しないＡＧＣ回路を動作させて光
学検出手段１４の利得を設定している。
前に前記発光素子１１から基準反射部材１５に光を照射
し、この基準反射部材１５からの反射光を受光素子１２
で受光し光電変換素子１３により基準信号に変換してこ
の基準信号を基に図示しないＡＧＣ回路を動作させて光
学検出手段１４の利得を設定している。
【０００６】そして、一旦光学検出手段１４の利得を設
定した後は、ＡＧＣ回路の動作を停止し、光学検出手段
１４を固定利得の状態として物体２４の検出を行うもの
である。
定した後は、ＡＧＣ回路の動作を停止し、光学検出手段
１４を固定利得の状態として物体２４の検出を行うもの
である。
【０００７】このようにすることで、例えば、時間経過
による発光素子１１の出力低下等が生じても光学検出手
段１４の検出出力を安定にすることが一応可能となる。
による発光素子１１の出力低下等が生じても光学検出手
段１４の検出出力を安定にすることが一応可能となる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
構成で光学検出手段１４の利得を設定する場合には、基
準反射部材１５が発光素子１１，受光素子１２から搬送
ガイド２２，２３の幅以上に離れた位置に配置されるた
め、焦点距離の長い集光レンズが必要になる等光学検出
手段１４の利得設定が極めて困難になるという問題があ
った。
構成で光学検出手段１４の利得を設定する場合には、基
準反射部材１５が発光素子１１，受光素子１２から搬送
ガイド２２，２３の幅以上に離れた位置に配置されるた
め、焦点距離の長い集光レンズが必要になる等光学検出
手段１４の利得設定が極めて困難になるという問題があ
った。
【０００９】そこで、本発明は、構成を改良し、光学検
出手段の利得を容易かつ確実に行うことが可能な自動利
得制御装置を提供することを目的とするものである。
出手段の利得を容易かつ確実に行うことが可能な自動利
得制御装置を提供することを目的とするものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
検出対象物に対する光の照射を行うとともに検出対象物
からの反射光を取り込んで前記検出対象物の検出信号を
得る光学検出手段の利得を制御する自動利得制御装置で
あって、前記検出対象物における光学検出手段からの光
の照射領域に配置した基準反射部材と、この基準反射部
材からの反射光に基づく基準反射信号により検出対象物
の検出時における光学検出手段の利得設定を行う利得制
御手段とを具備する。
検出対象物に対する光の照射を行うとともに検出対象物
からの反射光を取り込んで前記検出対象物の検出信号を
得る光学検出手段の利得を制御する自動利得制御装置で
あって、前記検出対象物における光学検出手段からの光
の照射領域に配置した基準反射部材と、この基準反射部
材からの反射光に基づく基準反射信号により検出対象物
の検出時における光学検出手段の利得設定を行う利得制
御手段とを具備する。
【００１１】請求項２記載の発明は、前記検出対象物
を、搬送手段により前記光学検出手段の近傍を搬送され
る紙葉類等の物体としたものである。
を、搬送手段により前記光学検出手段の近傍を搬送され
る紙葉類等の物体としたものである。
【００１２】
【作用】上述した構成の自動利得制御装置によれば、検
出対象物における光学検出手段からの光の照射領域に基
準反射部材を配置し、利得制御手段により、基準反射部
材からの反射光に基づく基準反射信号により利得制御手
段が検出対象物の検出時における光学検出手段の利得設
定を行うようにしたので、光学検出手段の利得を容易か
つ確実に行うことが可能となる。
出対象物における光学検出手段からの光の照射領域に基
準反射部材を配置し、利得制御手段により、基準反射部
材からの反射光に基づく基準反射信号により利得制御手
段が検出対象物の検出時における光学検出手段の利得設
定を行うようにしたので、光学検出手段の利得を容易か
つ確実に行うことが可能となる。
【００１３】また、検出対象物を、搬送手段により前記
光学検出手段の近傍を搬送される紙葉類等の物体とする
ことで、紙葉類等の物体の搬送時における光学検出手段
の利得を容易かつ確実に行うことが可能となる。
光学検出手段の近傍を搬送される紙葉類等の物体とする
ことで、紙葉類等の物体の搬送時における光学検出手段
の利得を容易かつ確実に行うことが可能となる。
【００１４】
【実施例】以下に、本発明の実施例を詳細に説明する。
【００１５】図１乃至図３は、本実施例の自動利得制御
装置１を含む物体搬送装置１０を示すものである。
装置１を含む物体搬送装置１０を示すものである。
【００１６】同図に示す物体搬送装置１０において、従
来の物体搬送装置３０と同一の機能を有するものには同
一の符号を付して示す。
来の物体搬送装置３０と同一の機能を有するものには同
一の符号を付して示す。
【００１７】物体搬送装置１０は、基台２１上に矢印方
向にスライド可能に配置した一対の搬送ガイド２２，２
３と、この搬送ガイド２２，２３上に載置され搬送ガイ
ド２２，２３とともに搬送手段１６により矢印方向に搬
送される物体２４とを具備している。
向にスライド可能に配置した一対の搬送ガイド２２，２
３と、この搬送ガイド２２，２３上に載置され搬送ガイ
ド２２，２３とともに搬送手段１６により矢印方向に搬
送される物体２４とを具備している。
【００１８】自動利得制御装置１は、光を物体２４の側
面に向けて照射する発光素子１１，受光素子１２，光電
変換素子１３からなる光学検出手段３と、発光素子１１
からの光を反射し受光素子１２に導くために前記物体２
４の先端部側面に配置した基準反射部材としての標準板
２と、標準板２からの反射光に基づく基準反射信号によ
り検出対象物の検出時における光学検出手段３の利得設
定を行う後述するＡＧＣ回路４とを具備している。受光
素子１２及び光電変換素子１３により受光部１５を構成
している。
面に向けて照射する発光素子１１，受光素子１２，光電
変換素子１３からなる光学検出手段３と、発光素子１１
からの光を反射し受光素子１２に導くために前記物体２
４の先端部側面に配置した基準反射部材としての標準板
２と、標準板２からの反射光に基づく基準反射信号によ
り検出対象物の検出時における光学検出手段３の利得設
定を行う後述するＡＧＣ回路４とを具備している。受光
素子１２及び光電変換素子１３により受光部１５を構成
している。
【００１９】尚、前記物体２４の側面には、各物体２４
毎に光を反射する反射板２４ａを取り付けている。
毎に光を反射する反射板２４ａを取り付けている。
【００２０】図３は、自動利得制御装置１を含む物体搬
送装置１０の制御系を示すものであり、全体の制御を行
う制御手段１７を具備し、この制御手段１７に搬送手段
１６を接続するとともに、光学検出手段３の受光部１５
とこの受光部１５からの信号を処理して出力信号として
送出する光学検出手段３を構成する信号処理回路１８と
の間に利得制御手段としてのＡＧＣ回路４を接続してい
る。
送装置１０の制御系を示すものであり、全体の制御を行
う制御手段１７を具備し、この制御手段１７に搬送手段
１６を接続するとともに、光学検出手段３の受光部１５
とこの受光部１５からの信号を処理して出力信号として
送出する光学検出手段３を構成する信号処理回路１８と
の間に利得制御手段としてのＡＧＣ回路４を接続してい
る。
【００２１】このような物体搬送装置１０の作用を前記
自動利得制御装置１の動作を主にして説明する。
自動利得制御装置１の動作を主にして説明する。
【００２２】搬送手段１６により物体２４を図１に示す
状態から矢印方向に搬送する。このとき、ＡＧＣ回路４
は動作せず、光学検出手段３の出力信号は固定利得とな
っている。
状態から矢印方向に搬送する。このとき、ＡＧＣ回路４
は動作せず、光学検出手段３の出力信号は固定利得とな
っている。
【００２３】搬送手段１６により物体２４を矢印方向に
搬送し、図４に示すように、物体２４の先端部側面に配
置した標準板２が前記発光素子１１，受光素子１２間の
光路に入ると、制御手段１７の制御の基に搬送手段１６
が停止し、このとき、ＡＧＣ回路４は、前記発光素子１
１から標準板２を経て反射し受光部１５に入射してこの
受光部１５により電気信号に変換された信号に基づき動
作して、前記信号処理回路１８の利得を出力信号が設定
値となるように変動する。
搬送し、図４に示すように、物体２４の先端部側面に配
置した標準板２が前記発光素子１１，受光素子１２間の
光路に入ると、制御手段１７の制御の基に搬送手段１６
が停止し、このとき、ＡＧＣ回路４は、前記発光素子１
１から標準板２を経て反射し受光部１５に入射してこの
受光部１５により電気信号に変換された信号に基づき動
作して、前記信号処理回路１８の利得を出力信号が設定
値となるように変動する。
【００２４】次に、再び搬送手段１６が動作し、図５に
示すように物体２４をさらに矢印方向に搬送する。この
段階では、ＡＧＣ回路４は動作せず、信号処理回路１８
の利得は変動後の固定値となっている。
示すように物体２４をさらに矢印方向に搬送する。この
段階では、ＡＧＣ回路４は動作せず、信号処理回路１８
の利得は変動後の固定値となっている。
【００２５】この状態で、前記発光素子１１からの光
は、物体２４毎に取り付けた反射板２４ａにより反射
し、受光部１５に入射してこの受光部１５により電気信
号に変換された後、信号処理回路１８により処理されて
上述のように利得が設定された出力信号となって、即
ち、物体２４の検出信号として出力される。
は、物体２４毎に取り付けた反射板２４ａにより反射
し、受光部１５に入射してこの受光部１５により電気信
号に変換された後、信号処理回路１８により処理されて
上述のように利得が設定された出力信号となって、即
ち、物体２４の検出信号として出力される。
【００２６】この後、搬送手段１６により一対の搬送ガ
イド２２，２３は元の位置に戻され、後続の物体２４の
搬送を行う状態となる。この場合にも、ＡＧＣ回路４は
動作しない状態を維持する。
イド２２，２３は元の位置に戻され、後続の物体２４の
搬送を行う状態となる。この場合にも、ＡＧＣ回路４は
動作しない状態を維持する。
【００２７】本発明は、上述した実施例に限定されるも
のではなく、その要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。
のではなく、その要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。
【００２８】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、上述した
構成としたので、光学検出手段，基準反射部材，利得制
御手段の動作で、前記光学検出手段の利得を容易かつ確
実に行うことが可能とな自動利得制御装置を提供するこ
とができる。
構成としたので、光学検出手段，基準反射部材，利得制
御手段の動作で、前記光学検出手段の利得を容易かつ確
実に行うことが可能とな自動利得制御装置を提供するこ
とができる。
【００２９】また、検出対象物を、搬送手段により前記
光学検出手段の近傍を搬送される紙葉類等の物体とする
ことで、紙葉類等の物体の搬送時における光学検出手段
の利得を容易かつ確実に行うことが可能となる。
光学検出手段の近傍を搬送される紙葉類等の物体とする
ことで、紙葉類等の物体の搬送時における光学検出手段
の利得を容易かつ確実に行うことが可能となる。
【図１】本発明の実施例装置を含む物体搬送装置の正面
図
図
【図２】本発明の実施例装置を含む物体搬送装置の側面
図
図
【図３】本発明の実施例装置を含む物体搬送装置の制御
系のブロック図
系のブロック図
【図４】本発明の実施例装置を含む物体搬送装置の動作
図
図
【図５】本発明の実施例装置を含む物体搬送装置の動作
図
図
【図６】従来装置の正面図
【図７】従来装置の側面図
１ 自動利得制御装置 ２ 標準板 ３ 光学検出手段 ４ ＡＧＣ回路 １０ 物体搬送装置 ２４ 物体
Claims (2)
- 【請求項１】 検出対象物に対する光の照射を行うとと
もに検出対象物からの反射光を取り込んで前記検出対象
物の検出信号を得る光学検出手段の利得を制御する自動
利得制御装置であって、前記検出対象物における光学検
出手段からの光の照射領域に配置した基準反射部材と、
この基準反射部材からの反射光に基づく基準反射信号に
より検出対象物の検出時における光学検出手段の利得設
定を行う利得制御手段とを具備することを特徴とする自
動利得制御装置。 - 【請求項２】 前記検出対象物は、搬送手段により前記
光学検出手段の近傍を搬送される紙葉類等の物体である
請求項１記載の自動利得制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20116692A JPH0653763A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 自動利得制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20116692A JPH0653763A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 自動利得制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0653763A true JPH0653763A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16436466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20116692A Pending JPH0653763A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 自動利得制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0653763A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9056925B2 (en) | 2006-10-25 | 2015-06-16 | Bridgestone Corporation | Process for production of modified conjugated diene polymers, modified conjugated diene polymers produced by the process, rubber compositions, and tires |
| US9279045B2 (en) | 2008-04-30 | 2016-03-08 | Bridgestone Corporation | Tire prepared by using rubber composition containing modified polymer |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP20116692A patent/JPH0653763A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9056925B2 (en) | 2006-10-25 | 2015-06-16 | Bridgestone Corporation | Process for production of modified conjugated diene polymers, modified conjugated diene polymers produced by the process, rubber compositions, and tires |
| US9279045B2 (en) | 2008-04-30 | 2016-03-08 | Bridgestone Corporation | Tire prepared by using rubber composition containing modified polymer |
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