JPH0653588A - 光ファイバアンプ - Google Patents

光ファイバアンプ

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JPH0653588A
JPH0653588A JP20460492A JP20460492A JPH0653588A JP H0653588 A JPH0653588 A JP H0653588A JP 20460492 A JP20460492 A JP 20460492A JP 20460492 A JP20460492 A JP 20460492A JP H0653588 A JPH0653588 A JP H0653588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
optical fiber
erbium
doped
optical signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP20460492A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Funahashi
正昭 舟橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0653588A publication Critical patent/JPH0653588A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光信号増幅用のエルビウムドープ光ファイバの
励起光強度を高いレベルに保ったままアンプ利得を制御
し低利得でも低い雑音特性を得る。 【構成】エルビウムドープ光ファイバ2は、光ファイバ
1a,光分波器6aおよび光合波器3を介して供給され
た光信号と、励起用半導体レーザ4および光合波器3を
介して供給された励起光とに応答して増幅光信号をアイ
ソレータ8の入力端に生じる。アイソレータ8の出力端
には可変光減衰器5が接続され、可変光減衰器5により
出力レベルが制御された光信号が光分波器6bを介して
光ファイバ1bから出射される。フォトダイオード7
a,7bは光分波器6a,6bを通る光信号をモニタす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光通信システム等に使用
されて光信号を直接増幅する光ファイバアンプに関し、
特に出力光信号のレベルを変化できる光ファイバアンプ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の光ファイバアンプについ
て図4のブロック図を参照して説明する。
【0003】この光ファイバアンプは、光ファイバ1a
からの入力光信号を光分波器6aで分波し、この入力光
信号の大部分を光合波器3の第1入射ポート3aに供給
する。入力光信号の一部は、フォトダイオード7aによ
って電気信号に変換され、モニタされる。一方、励起用
半導体レーザ4は、入力光信号の波長に対応する所定の
波長の励起光を生じ、この励起光を光合波器3の第2入
射ポート3bに供給する。光合波器3は、互いに波長の
異る入力光信号と励起光とを合波し、これらの光を出射
ポート3cに生じ、さらにこれらの光をエルビウムドー
プ光ファイバ2の光入射端に供給する。エルビウムドー
プ光ファイバ2は、上記励起光に励起されて上記光信号
を増幅し、この増幅光信号を光出射端に生ずる。増幅光
信号は、アイソレータ8を通り、さらに分波器6bを経
て大部分が光ファイバ1bに出力される。また、増幅光
信号の一部は、分波器6により分波され、さらにフォト
ダイオード7bで電気信号に変換されて、この光ファイ
バアンプの種々のモニタ信号とされる。
【0004】上述した光ファイバアンプの利得制御は、
上記励起光を発生する励起用半導体レーザ4内蔵の半導
体レーザの注入電流の変化によって行っていた。即ち、
半導体レーザの注入電流を増加させると、上記励起光の
レベルが増加し、エルビウムドープ光ファイバ2による
光信号の増幅利得が増すことになる。逆に、この光ファ
イバアンプの光出射端に大きなレベルの光信号を必要と
しないときには、半導体レーザへの注入電流を減少させ
て上記励起光の強度を弱くする。
【0005】しかし、この光ファイバアンプは、上記励
起光の強度を弱くすると雑音指数NFが増大し、この光
ファイバアンプによって光信号の多段中継を行うと、シ
ステム雑音がシステムの使用に耐えないほど悪くなるこ
ともある。
【0006】なお、この光ファイバアンプの雑音指数N
Fは次式で表わされる。
【0007】NF=Pase/(G・hν・Δν) ここで、Paseはエルビウムドープ光ファイバ2の自
然放出光強度,Gは光ファイバ2の利得,hはプランク
定数,νは光信号の周波数,Δνはこの光ファイバアン
プのフィルタ帯域である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上述した従来技術による光ファイバアンプの欠点を
解消することにあり、雑音指数を増加させることなく光
信号の出力レベルを変化できる光ファイバアンプを提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバアン
プは、所定の波長の励起光をエルビウムドープ光ファイ
バに取り込み、このエルビウムドープ光ファイバによっ
て所定の波長の光信号を増幅する光ファイバアンプにお
いて、前記エルビウムドープ光ファイバの光出力側に可
変光減衰器を接続し、この可変光減衰器によって前記光
ファイバアンプの利得を制御している。
【0010】前記可変光減衰器の一つとしては、曲げ損
失を発生しやすい光ファイバを用いている。そしてこの
光ファイバの曲げ半径の大小により光信号の損失を変化
させ、前記光ファイバアンプの利得を制御する。
【0011】前記可変光減衰器の別の一つとしては、励
起光を可変させる別のエルビウムドープ光ファイバを用
いている。即ち、このエルビウムドープ光ファイバを入
力光信号の増幅開始以下の励起光強度で使用すると、励
起光強度の強弱により光信号の損失が変化するので、こ
の光ファイバアンプの利得を制御できる。
【0012】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0013】図1は本発明の第一の実施例のブロック図
である。
【0014】この光ファイバアンプは、図4の光ファイ
バアンプの備える光ファイバ1a,1bとエルビウムド
ープ光ファイバ2と光合波器3と励起用半導体レーザ4
aと光分波器6a,6bとフォトダイオード7a,7b
とアイソレータ8とに加え、アイソレータ8の出力端と
光分波器6aの入力端との間に接続した可変光減衰器5
を備えている。可変光減衰器5は、アイソレータ8の出
力端に生ずる増幅光信号のレベルを可変減衰する。従っ
て、この光ファイバアンプは、エルビウムドープ光ファ
イバ2による高い利得を保持したままで、光ファイバ1
bに出射する光信号のレベルを変化できる。
【0015】図2は図1の実施例に使用した可変光減衰
器5の斜視図である。
【0016】この可変光減衰器は、長さ約1mの光ファ
イバ21を曲げ半径約10mmの弾性リール23に巻い
ている。弾性リール23は、2枚の押え板22aと22
bとに挟まれている。押え板22aと22bとで弾性リ
ール23を押え付けると、弾性リール23に巻かれた光
ファイバ21の曲げ半径が小さくなるので、光ファイバ
21を通過する光信号の損失が増大する。従って、この
押え板22aおよび22bによる弾性リール23への圧
力を変化させることにより、この可変光減衰器の光減衰
量を変化させることができる。
【0017】図3は本発明の第二の実施例のブロック図
である。
【0018】この光ファイバアンプは、図1の実施例の
可変光減衰器5の代りに、ローカットフィルタ31とエ
ルビウムドープ光ファイバ32と光合波器33と励起用
半導体レーザ34とを備える。
【0019】エルビウムドープ光ファイバは、この図に
示すエルビウムドープ光ファイバ2および32を含め、
励起光強度が一定のしきい値を越えると光増幅を行い、
逆に、励起光強度がしきい値以下ではこのエルビウムド
ープ光ファイバを通過する光信号を減衰させる。この光
減衰量は励起光強度が小さいほど増してくる。
【0020】図3において、アイソレータ8の出力端に
接続されたローカットフィルタ31は、アイソレータ8
からの増幅光信号を通過させ、この光信号をエルビウム
ドープ光ファイバ32の入力端に供給する。エルビウム
ドープ光ファイバ32の出力端からの光信号は、光合波
器33を介して光分波器6bの入力端に供給される。一
方、励起用半導体レーザ34は発生した励起光(以下、
減衰器用励起光)を光合波器33を介してエルビウムド
ープ光ファイバ32に供給する。この減衰器用励起光の
強度を変化させることによって、エルビウムドープ光フ
ァイバ32による光信号の減衰量が変化し、この光ファ
イバアンプは、エルビウムドープ光ファイバ2により光
信号の増幅利得を変化させることなく、光信号の出力レ
ベルを変化できる。なお、ローカットフィルタ31は、
エルビウムドープ光ファイバ32の入力端からアイソレ
ータ8方向への上記減衰器用励起光の進入を遮断する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光ファイバ
アンプは、光信号を増幅するエルビウムドープ光ファイ
バの励起光強度を高いレベルに保ったまま利得または出
力レベルの制御が可能であり、低利得動作においても低
い雑音指数を得ることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例のブロック図である。
【図2】図1の実施例に使用した可変光減衰器5の斜視
図である。
【図3】本発明の第二の実施例のブロック図である。
【図4】従来の光ファイバアンプのブロック図である。
【符号の説明】
1a,1b,21 光ファイバ 2,32 エルビウムドープ光ファイバ 3,33 光合波器 3a 第1入射ポート 3b 第2入射ポート 3c 出射ポート 4,34 励起用半導体レーザ 5 可変減衰器 6a,6b 光分波器 7a,7b フォトダイオード 8 アイソレータ 22a,22b 押え板 23 弾性リール 31 ローカットフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01S 3/07 8934−4M 3/094

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光入射端に供給された光信号と励起光と
    に応答して光出射端に増幅された前記光信号を生ずるエ
    ルビウムドープ光ファイバと、前記光信号と励起光とを
    前記エルビウムドープ光ファイバの光入射端に供給する
    光供給手段と備える光ファイバアンプにおいて、 前記光ファイバアンプが、前記エルビウムドープ光ファ
    イバの光出射端に接続され前記増幅光信号を可変減衰さ
    せる可変光減衰器をさらに備えることを特徴とする光フ
    ァイバアンプ。
  2. 【請求項2】 前記可変光減衰器が、前記増幅光信号の
    減衰量を自身の曲げ半径の変化によって変える光ファイ
    バであることを特徴とする請求項1記載の光ファイバア
    ンプ。
  3. 【請求項3】 前記可変光減衰器が、前記エルビウムド
    ープ光ファイバの光出射端に接続された第2のエルビウ
    ムドープ光ファイバと、この第2のエルビウムドープ光
    ファイバを前記増幅光信号の増幅励起光レベルより低い
    レベルで励起する減衰器用ファイバ励起手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の光ファイバアンプ。
JP20460492A 1992-07-31 1992-07-31 光ファイバアンプ Pending JPH0653588A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08255940A (ja) * 1995-03-17 1996-10-01 Fujitsu Ltd 光増幅器
GB2314714A (en) * 1996-06-26 1998-01-07 Northern Telecom Ltd Optical amplifier modules
JP2010533373A (ja) * 2007-07-09 2010-10-21 エスピーアイ レーザーズ ユーケー リミテッド 材料のレーザ加工を行うための装置および方法
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CN105301697A (zh) * 2015-11-26 2016-02-03 中英海底系统有限公司 一种在光缆接续盒中接入光滤波器的方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981117