JPH0653474U - 各種小物収納ケースにおける蓋の開閉構造 - Google Patents

各種小物収納ケースにおける蓋の開閉構造

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JPH0653474U
JPH0653474U JP8844692U JP8844692U JPH0653474U JP H0653474 U JPH0653474 U JP H0653474U JP 8844692 U JP8844692 U JP 8844692U JP 8844692 U JP8844692 U JP 8844692U JP H0653474 U JPH0653474 U JP H0653474U
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JP
Japan
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lid
chamber
opening
mouth
opened
Prior art date
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Pending
Application number
JP8844692U
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English (en)
Inventor
達也 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaijirushi Hamono Center KK
Original Assignee
Kaijirushi Hamono Center KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 口部2を有するケース本体1内が仕切壁4に
より第一室5と第二室6とに区画されてこの両室5,6
が口部2が開放され、この口部2上に蓋11が摺動可能
に支持されている。そして、、蓋11は、第一室5及び
第二室6を口部2で共に閉塞する不使用状態と、第一室
5のみを口部2で開口する使用状態と、第二室6のみを
口部2で開放する使用状態とを取り得るようになってい
る。第一室5及び第二室6が蓋11により共に閉塞され
た不使用状態で、口部2と蓋11とを互いに係止する係
止軸13及び係止凹部14が係脱可能に設けられてい
る。 【効果】 一つの蓋11を移動させるだけで、各室5,
6ごとに開くことができるばかりでなく、各室5,6を
共に閉塞することができ、構造が簡単になる。この場
合、係止軸13及び係止凹部14により、不使用時にお
いて各室5,6の閉塞状態を確実に保持することができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は各種小物を収納するケースにおいて、その蓋の開閉構造に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばシャープペンシルの芯を収納するケースにおいては、口部を有す るケース本体内に一つの室が形成されてこの口部に開放され、この口部上に蓋が 摺動可能に又は回動可能に支持されて口部が開閉されるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このようなケースでは一種類のものしか収納することができない。 そこで、ケース本体内の室を二以上に区画すれば、二種以上のものを収納する ことはできるが、各室全体を同時に閉じるとともに、各室毎に開くことができる ようにしなければならない。この場合、各室毎に蓋を設けると、構造が複雑にな る。
【0004】 本考案は一つの蓋を移動させるだけで前記各室の開閉動作を容易に行い得る蓋 開閉構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
後記する実施例の図面に示すように、本考案に係る各種小物収納ケースにおい ては、口部2を有するケース本体1内が仕切壁4により第一室5と第二室6とに 区画されてこの両室5,6が口部2に開放され、この口部2上に蓋11が摺動可 能に支持されている。そして、蓋11は、図1,2に示すように第一室5及び第 二室6を口部2で共に閉塞する不使用状態と、図3に示すように第一室5のみを 口部2で開放する使用状態と、図4に示すように第二室6のみを口部2で開放す る使用状態とを取り得るようになっている。
【0006】 第一室5及び第二室6が蓋11により共に閉塞された不使用状態で、口部2と 蓋11とを互いに係止するストッパ手段13,14が係脱可能に設けられている 。
【0007】
【作用】
一つの蓋11を移動させるだけで、前記不使用状態と各使用状態とにできる。 その場合、ストッパ手段13,14により、不使用状態を保持できる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を髪用ピン止めの収納ケースに具体化した一実施例を図面を参照 して説明する。
【0009】 図1に示すようにケース本体1は口部2と底部3とを有している。ケース本体 1内にはその底部3から口部2に渡り仕切壁4が形成され、この仕切壁4により ケース本体1内が第一室5と第二室6とに区画されている。ケース本体1の口部 2において口筒7が着脱可能に嵌め込まれている。図2に示すように、この口筒 7内に両係止腕8が相対向して突設され、この両係止腕8により口筒7内が第一 開口9と第二開口10とに区画されている。前記第一室5はこの第一開口9に、 前記第二室6はこの第二開口10にそれぞれ開放されている。前記口筒7と蓋1 1との間には摺動部(あり及びあり溝)12が形成され、蓋11は口筒7に対し 図1のA矢印方向に移動できるようになっている。前記第一室5及び第二室6並 びに第一開口9及び第二開口10はそれぞれこの移動方向Aに沿う両側に並設さ れている。
【0010】 前記蓋11の内側中央部に係止軸13が突設されている。また、両係止腕8の 相対向面間に通路8aが形成されて前記両室5,6に連通し、この相対向面に係 止凹部14が形成されている。この両係止腕8に対し反対側にある第一開口9の 端部及び第二開口10の端部にはそれぞれ係止凹部15,16が形成されている 。そして、蓋11の係止軸13が両係止腕8間の通路8aで係止凹部14に係入 されている状態では、蓋11が口筒7上に合致して第一開口9及び第二開口10 を共に閉塞している。
【0011】 図3に示すように、蓋11を第二開口10側に移動させ、係止軸13を両係止 凹部14から離脱させて通路8aから第二開口10側に抜き、係止凹部16に係 入すると、第一開口9のみが開く。従って、第一室5内のピン止めを第一開口9 から取り出すことができる。
【0012】 図4に示すように、蓋11を第一開口9側に移動させ、係止軸13を両係止凹 部14から離脱させて通路8aから第一開口9側に抜き、係止凹部15に係入す ると、第二開口10のみが開く。従って、第二室6内のピン止めを第二開口10 から取り出すことができる。
【0013】 図3又は図4に示す開放状態から、蓋11を移動させ、係止軸13を係止凹部 15,16から離脱させて通路8aで両係止凹部14に係入すると、第一開口9 及び第二開口10が共に蓋11により閉塞される。
【0014】 このように本実施例に係る蓋11の開閉構造においては、一つの蓋11を移動 させるだけで、各室5,6毎に開口9,10を開くことができるばかりではなく 、各室5,6を共に閉塞することができ、構造が簡単になる。この場合、蓋11 の係止軸13が口筒7において両係止腕8間の通路8aでそれらの係止凹部14 に係入されるため、不使用時に両開口9,10を蓋11により共に閉塞するとき 、その閉塞状態を確実に保持することができる。従って、蓋11が不用意に移動 せず、収納物がケース本体1から抜け落ちない。
【0015】 前述した実施例では蓋11に係止軸13を設けるとともに、口筒7に両係止腕 8の係止凹部14を設けたが、逆に蓋11に両係止凹部を設けるとともに口筒7 に係止軸を設けても良い。また、前述した実施例では第一室5及び第二室6並び に第二開口9及び第二開口10をそれぞれ蓋11の移動方向Aに沿う両側に並設 したが、第一開口9及び第二開口10のみをこの移動方向Aに沿う両側に並設す るとともに、第一室5及び第二室6をこの移動方向Aに対し直交する方向に沿う 両側に並設するようにしても良い。
【0016】
【考案の効果】
本考案に係る収納ケースによれば、一つの蓋11を移動させるだけで、各室5 ,6ごとに開くことができるばかりではなく、各室5,6を共に閉塞することが でき、構造が簡単になる。この場合、ストッパ手段13,14により、不使用時 において各室5,6に閉塞状態を確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る収納ケースにおいて蓋により両
開口を共に閉じた状態を示す正断面図である。
【図2】(a)は同じく側断面図であり、(b)は図1
のX−X線断面図である。
【図3】(a)は図1に示す状態から第一開口のみを開
いた状態を示す部分正断面図であり、(b)は(a)の
Y−Y線断面図である。
【図4】(a)は図1に示す状態から第二開口のみを開
いた状態を示す部分正断面図であり、(b)は(a)の
Z−Z線断面図である。
【符号の説明】
1 ケース本体、2 口部、4 仕切壁、5 第一室、
6 第二室、7 口筒、8 係止腕、8a 通路、9
第一開口、10 第二開口、11 蓋、12摺動部、1
3 ストッパ手段としての係止軸、14 ストッパ手段
としての係止凹部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口部(2)を有するケース本体(1)内
    を仕切壁(4)により第一室5と第二室6とに区画して
    この両室(5,6)を口部(2)に開放し、この口部
    (2)上に蓋(11)を摺動可能に支持して、この蓋
    (11)により両室(5,6)を口部(2)で共に閉塞
    する状態と、第一室(5)のみを口部(2)で開放する
    状態と、第二室(6)のみを口部(2)で開放する状態
    とを取り得るようにしたこと特徴とする各種小物収納ケ
    ースにおける蓋の開閉構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、第一室(5)及び第
    二室(6)を共に蓋(11)により閉塞した状態で、口
    部(2)と蓋(11)とを係止するストッパ手段(1
    3,14)を係脱可能に設けたことを特徴とする各種小
    物収納ケースにおける蓋の開閉構造。
JP8844692U 1992-12-24 1992-12-24 各種小物収納ケースにおける蓋の開閉構造 Pending JPH0653474U (ja)

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JP8844692U JPH0653474U (ja) 1992-12-24 1992-12-24 各種小物収納ケースにおける蓋の開閉構造

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0653474U true JPH0653474U (ja) 1994-07-22

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ID=13943034

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JP8844692U Pending JPH0653474U (ja) 1992-12-24 1992-12-24 各種小物収納ケースにおける蓋の開閉構造

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JP (1) JPH0653474U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4414942Y1 (ja) * 1967-03-09 1969-06-26
JPS5057469A (ja) * 1973-09-14 1975-05-19
JPS55143967A (en) * 1979-03-19 1980-11-10 Riker Laboratories Inc Manufacture of 2*55bis*2*2*22trifluoroethoxy** nn*22piperidylmethyl*benzamide

Patent Citations (3)

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