JPH0653448U - 消耗品販売セット - Google Patents

消耗品販売セット

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JPH0653448U
JPH0653448U JP5440892U JP5440892U JPH0653448U JP H0653448 U JPH0653448 U JP H0653448U JP 5440892 U JP5440892 U JP 5440892U JP 5440892 U JP5440892 U JP 5440892U JP H0653448 U JPH0653448 U JP H0653448U
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JP
Japan
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container
container body
container lid
consumables
lid
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Pending
Application number
JP5440892U
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English (en)
Inventor
文雄 桂
Original Assignee
文雄 桂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器の再利用を図ることによってゴミを減ら
しリサイクルの動機付けによって販売量の増大を図ると
ともに、付加提供品が流通の段階で支障にならないよう
にする。 【構成】 消耗品1を内部に収納した有底筒状の容器本
体2と、この容器本体2の上部開口を塞いだ容器蓋3と
から構成され、容器本体2の上縁や容器蓋3の下縁に
は、容器本体2や容器蓋3を灰皿として使用した際にタ
バコを係止させるためのへこみ部20,30が形成さ
れ、さらに、容器蓋3には、付加提供品の収納するため
の凹部35が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コーヒーやジュース等の飲食物やタバコ等の嗜好品,さらには洗剤 等の日常的に消耗されるあらゆる物品の販売に際して使用されると好適な消耗品 販売セットに関するものである。即ち、本願の考案で「消耗品」とは、通常の概 念よりも広く、販売の提供に際して使用される容器が使用後に廃棄物となってし まうような日常的に消費される物品を指している。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
近年、商品の販売手法としてのマーケティングが盛んに研究されている。本願 の対象とする消耗品の分野においても、商品自体を差別化することが困難な場合 が多いため、いわゆる「売り方」に工夫を凝らす場合が多い。 一方、最近、増え続けるゴミが深刻な社会問題となり、また、資源のリサイク ル運動が盛んになっている。消耗品の分野でも、例えば缶ジュース等の空き缶の 大量の廃棄が深刻な問題になっている。
【0003】 ここで、消耗品を収納した容器を再利用できれば、資源のリサイクルになるし 、またそのことは、その消耗品を購入させる有効な動機付けになる筈である。 本願の考案は、まず第一にこのような点を考慮したものであり、コーヒーやジ ュース等の飲食物やタバコ等の嗜好品等の消耗品の販売に際し、その販売に必要 な容器の再利用を図ることによってゴミを減らし、資源のリサイクルに寄与する とともに、このようなリサイクルの動機付けによってその消耗品の販売量の増大 を図ろうとするものである。
【0004】 本願の考案の付随的な目的は、消耗品の販売に際して何らかの付加提供品を付 ける場合に、この付加提供品が流通の段階で支障にならないようにすることであ る。即ち、ジュースや洗剤等では、おまけ品等の付加提供品を付けて販売するこ とが多いが、この付加提供品は、容器に単にセロテープ等で止められてだけの場 合が多い。この場合、流通の段階で、付加提供品が何かに引っ掛かったり外れた り、邪魔になったりする問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本願考案の消耗品販売セットは、消耗品を内部に 収納した有底筒状の容器本体と、この容器本体の上部開口を塞いだ容器蓋とから 構成され、容器本体の上縁及び又は容器蓋の下縁には、容器本体及び又は容器蓋 を灰皿として使用した際にタバコを係止させるためのへこみ部が形成され、さら に、容器本体又は容器蓋には、付加提供品の収納するための凹部が形成されてい る。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を説明する。 図1は、本考案の消耗品販売セットの実施例の斜視外観図である。また、図2 は、図1の消耗品販売セットを断面図である。 図1及び図2に示す消耗品販売セットは、販売する消耗品1を内部に収納した 容器本体2と、容器本体2の上部開口を塞いだ容器蓋3とから主に構成されてい る。
【0007】 容器本体2は、有底即ち底板部21を有する円筒状のものである。そして、図 2に示すように、容器本体2の側部22の外表面上方位置には、本体ネジ部23 が形成されている。 また、容器本体2の上縁には、幅が8ミリ程度の小さなへこみ部20が形成さ れている。このへこみ部20は、等間隔に例えば三つ程度形成され、容器蓋3が 後述のように灰皿として使用される際に、タバコを係止する。
【0008】 一方、容器蓋3は、高さの低い円筒状で、上側が上板部31で塞がれ下側が開 口になっている。また、この容器蓋3の側部32は、図2に示すように、側部段 差321が形成されており途中から下側の外径が小さくなっている。そして、こ の外径の小さくなった部分の外表面には、上記容器本体2の本体ネジ部23に螺 合する蓋ネジ部33が形成されている。即ち、容器蓋3は、容器本体2にねじ込 まれて係合し、容器本体2の上部開口を塞ぐようになっている。そして、容器本 体2の側部22の肉厚が容器蓋3の側部段差321の部分に丁度適合して、容器 本体2の外表面と容器蓋3の外表面とが面一になるようになっている。
【0009】 尚、容器蓋3の下縁にも容器本体2と同様な小さなへこみ部30が形成され、 灰皿として使用される際に、タバコが係止されるようになっている。また、容器 蓋3の上板部31の周縁は、図2に示すように周縁段差34が設けられている。 これは、後述のような容器蓋3の積み重ねのためである。 さらに、容器蓋の上板部の内面(灰皿として使用する際には底面)には、図2 に示すような溝36が形成されている。この溝36は、周状に形成されていて、 後述のように灰皿として使用する際の水溜めの役割をする。
【0010】 このような容器本体2及び容器蓋3としては、硬質プラスチックやガラス,セ ラミクス等が使用できる。但し、後述のように灰皿として使用されるから、相当 程度の耐熱性を有する材料で形成されるべきことは、勿論である。 また、容器蓋3の上板部31には、図1に示すような細長い凹部35が形成さ れている。そして、この凹部35に付加提供品4が収納される。例えば、消耗品 1としてタバコを場合にはいわゆる100円ライター等が付加提供品4として収 納され、セロハンテープ5等で固定される。また、コーヒー豆等が消耗品として 販売される場合には、スチック状の砂糖や粉ミルク等が収納されて固定される。 尚、このような付加提供品4の収納場所は、容器本体2の方にあっても良い。 そして、付加提供品4を収納した消耗品販売セットは、薄いビニール等で全体 が被われて出荷され、流通の各段階を経て販売される。従って、従来のように付 加提供品4が何かに引っ掛かったり外れたりという問題が発生しない。
【0011】 図3は、図1及び図2に示す消耗品販売セットを灰皿として使用する場合の説 明図である。 この実施例の消耗品販売セットを購入し、消耗品を使い果たした場合、容器本 体2及び容器蓋3は図3のように灰皿として再利用できる。即ち、容器本体2は そのまま灰皿になり、容器蓋3は裏返して使用することにより灰皿になる。そし て、容器本体2内に吸いがらや灰を落として容器蓋3を閉めることにより、吸い がらや灰を密封しておくことができる。 また、図3からは明かでないが、図2の溝36の部分に水を入れておくと、タ バコの火を消し忘れた場合でも溝36にタバコが落ちて火が消えるので安全であ り、寝タバコ等による火災の心配が少なくなる。
【0012】 さらに、容器蓋3の上面の周縁には、前述のように周縁段差34が設けられて いるので、同じ容器蓋3を幾つも積み重ねることができる。このため、例えば、 喫茶店やレストラン等で、灰皿を回収したり保管したりする際にとても便利であ る。 即ち、例えば、喫茶店やレストラン等で頻繁に消耗される物品例えばコーヒー 豆や砂糖等をこの消耗品販売セットで提供すると、多数の容器蓋3や容器本体2 が残ることになる。このことは、容器蓋3や容器本体2を同じ形の多数の灰皿を 無料で入手できることになるから、この消耗品販売セットを継続的に購入しよう という強力な動機付けになる。
【0013】 また、前述のように、消耗品としてタバコを容器本体2の内部に収納し、付加 提供品として100円ライターを収納してセットで提供した場合には、これを一 つ購入するだけで、タバコ,ライター,灰皿のすべてが同時に手に入るのでとて も便利であり、コンビニエンスストア等で販売すると、非常に好適である。 さらに、このような容器の再利用による消耗品の販促という点を考えると、他 にも色々なアイデアが考えられる。例えば、容器本体2に肩紐を付けられるよう にして容器本体2と容器蓋3とが水筒として再利用できるようにしたり、容器本 体2を透明にし側面に目盛りを付けておくことによって計量カップとして再利用 できるようにしたりすることができる。また、容器蓋3の灰皿としての使用はで きなくなるが、容器蓋3に調味料の容器で通常用いられているような小さな穴を 開けておくことによって、容器本体2と容器蓋3とを塩やコショーなどの調味料 入れにすることができる。 尚、上記実施例において、容器本体2及び容器蓋3は、必ずしも円筒状である 必要はなく、角筒状でもよい。角筒状の場合には、ねじ込み式ではなく嵌め合わ せ構造等により容器蓋3が容器2の上部開口を塞ぐにようにする。
【考案の効果】
以上説明したように、本願の消耗品販売セットによれば、容器の再利用を図る ことによってゴミを減らし、資源のリサイクルに寄与するとともに、このような リサイクルの動機付けによってその消耗品の販売量の増大を図ることができる。 同時に、消耗品の販売に際して付加的に提供される物品が流通の段階で支障にな らないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の消耗品販売セットの実施例の斜視外観
図である。
【図2】図1の消耗品販売セットを断面図である。
【図3】図1及び図2に示す消耗品販売セットを灰皿と
して使用する場合の説明図である。
【符号の説明】
1 消耗品 2 容器本体 20 へこみ部 3 容器蓋 30 へこみ部 35 凹部 4 付加提供品

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲食物や嗜好品等の日常的に消耗される
    物品の販売に際して使用される消耗品販売セットであっ
    て、消耗品を内部に収納した有底筒状の容器本体と、こ
    の容器本体の上部開口を塞いだ容器蓋とから構成され、
    容器本体の上縁又は容器蓋の下縁には、容器本体又は容
    器蓋を灰皿として使用した際にタバコを係止させるため
    のへこみ部が形成され、さらに、容器本体又は容器蓋に
    は、付加提供品の収納するための凹部が形成されている
    ことを特徴とする消耗品販売セット。
JP5440892U 1992-07-13 1992-07-13 消耗品販売セット Pending JPH0653448U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5440892U JPH0653448U (ja) 1992-07-13 1992-07-13 消耗品販売セット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5440892U JPH0653448U (ja) 1992-07-13 1992-07-13 消耗品販売セット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0653448U true JPH0653448U (ja) 1994-07-22

Family

ID=12969880

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5440892U Pending JPH0653448U (ja) 1992-07-13 1992-07-13 消耗品販売セット

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012179515A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Minoru Industrial Co Ltd 精米機の米受け容器兼用の上蓋及び精米機
JP2013126882A (ja) * 2011-12-16 2013-06-27 Akamatsu Kasei Kogyo Kk 蓋付きのコーヒーカップ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573654B1 (ja) * 1971-02-26 1982-01-22

Patent Citations (1)

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