JPH0653233B2 - 竪形遠心ロ−ラ−ミル - Google Patents

竪形遠心ロ−ラ−ミル

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JPH0653233B2
JPH0653233B2 JP15353987A JP15353987A JPH0653233B2 JP H0653233 B2 JPH0653233 B2 JP H0653233B2 JP 15353987 A JP15353987 A JP 15353987A JP 15353987 A JP15353987 A JP 15353987A JP H0653233 B2 JPH0653233 B2 JP H0653233B2
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JP
Japan
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roller
groove
roller mill
bull ring
crushed
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英五 中村
洋二 尾身
健一 吉沢
登志夫 山口
武臣 奥本
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株式会社石井粉砕機械製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ローラ非接触式竪形遠心ローラーミルに関
するものであって、振動及び騒音の増大を伴わずに粉砕
能力を向上しうるものである。
(従来技術) 被粉砕物がブルリングの下方から供給され、ローラージ
ャーナルが回転アームに垂下されて回転すると共にロー
ラ自体が前記回転方向と逆方向に自転するローラーミル
において装置全体の振動、騒音を低下させると共に摩耗
による製品汚染を少なくする目的でローラをブルリング
に対して常時一定の間隔に維持させて非接触状態で粉砕
するローラーミルが公知である。
しかしながらローラとブルリングを単に非接触にしたも
のは粉砕能力が低下するので接触式による粉砕能力と同
一の粉砕能力を維持させるためにはアームの回転数を約
20%増速させる必要がある。ところが回転数を高める
と急激に振動及び騒音が増大する。ローラが偏摩耗する
という新たな欠点を生ずる。
この新たな欠点はブルリングの両端内縁にフランジを突
設することによって解決されている。
(発明の目的) 本発明は、非接触式ローラーミルにおいて、アーム回転
数を増速させず従って低振動で粉砕能力を向上させうる
ローラーミルを提供するものである。
(発明の構成) 本発明は、被粉砕物がブルリングの下方から供給される
ローラーミルにおいて、前記ブルクリングの破砕面に一
定の間隔で対面して回転するジャーナルローラの周面に
溝巾T=(2〜6)D、溝深さS=(1.5〜4.5)
D、溝間隔W=(1〜2)T、つる巻角30〜60°の
螺旋溝をローラの自転方向に対向して下向きの分力を生
ずる向きに設けてなるものである。
但しDは、被粉砕物80%通過フルイ目開きの径であ
る。
本発明における螺旋溝は、ローラの自転方向に対向して
下向きの分力を生ずるような向きであることが必要であ
り、これと反対の方向では効果がないことが確認されて
いる。
このことから溝又はその稜線が、滞留域に形成される原
料層に対して剪断力を作用させているものと考えられ
る。
而して最も効果的な溝巾T、深さS、溝間隔W、つる巻
角θ等については原料粒径の他原料性状及びローラ材質
にもよるが主に原料粒径を基準として決定され、80%
通過フルイ目開きの径をDとしたとき上記範囲で選択さ
れることが好ましい。
(作用効果) 本発明ローラーミルにおいて被粉砕物は、ブルリングの
下方から粉砕域(間隙)に導入され該粉砕域においては
ローラ周面に設けられた螺旋溝とローラの自転によって
長く粉砕域に滞留せしめられて粉砕される。
これによって同一の粉砕条件では従来機に比して粉砕粒
度が小さくなると共に粉砕能力が50%以上も向上す
る。
従って粉砕能力を同一にすればアーム回転数を標準回転
数より低下させることができ、この結果振動及び騒音は
激減するのである。
(実施例) (1)は主軸筒、(2)は回転アーム、(3)はローラージャー
ナル、(4)はヒンジ、(5)ジャーナルヘッド、(6)はミル
ローラ、(7)はブルリングであってベースリング(9)に内
貼りされたセラミックリングである。
(8a)(8b)はフランジである。
(10)はローラとブルリング間の粉砕域であり、この間隔
は回転アーム上に固設されている調節ボルト(11)によっ
て行われる。
ローラ(6)の周面には、該ローラの自転方向を考慮した
つる巻溝(12)が設けられている。
即ち第2図において回転アームが時計方向に回転(52
0rpm)するとローラ(6)は反時計方向に自転(1500
rpm)する。
粉砕域において原料は下方から供給され上方に逃げる傾
向に移動する。
溝(12)のつる巻方向はこの移動を抑制するような方向で
なければならない。
而して粒度D=2.5mm(80%pass粒径)の石灰石を
原料として粉砕する場合溝巾T=10mm、溝深さS=5
mm、溝間隔W=21.5mm、つる巻角θ=45°として
実験した結果は次のようであった。
上記の実施例においてはブルリングの内周面の上下に夫
々環状フランジを設けたブルリングを使用しているが本
発明の効果はジャーナルローラ構造に基ずくものである
から通常のブルリングを用いても粉砕能力の効果は同一
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案ローラーミルの要部断面図、第2図は回転
アームの回転方向とローラの回転方向の関係を示す平面
図、第3図はローラ溝の一部断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 登志夫 群馬県沼田市清水町3759番地 株式会社石 井粉砕機械製作所内 (72)発明者 奥本 武臣 群馬県沼田市清水町3759番地 株式会社石 井粉砕機械製作所内 (56)参考文献 特公 昭50−21170(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被粉砕物がブルリングの下方から供給さ
    れ、回転アームに回動自在に垂下されているジャーナル
    ローラが前記ブルリングの内周面に対して一定の間隔で
    対面して回転するようにされたローラーミルにおいて、
    前記ジャーナルローラの周面に、被粉砕物の粒径をDと
    して、溝巾2〜6D、溝深さ1.5〜4.5D、溝間隔
    2〜12D、つる巻角30〜60°の螺旋溝をローラの
    回転方向に対向する粉粒体に下向きの仰制力を与える方
    向に設けたローラとを備えてなる竪形遠心ローラーミ
    ル。
JP15353987A 1987-06-22 1987-06-22 竪形遠心ロ−ラ−ミル Expired - Fee Related JPH0653233B2 (ja)

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