JPH0653132B2 - 脊椎関節調整治療台 - Google Patents
脊椎関節調整治療台Info
- Publication number
- JPH0653132B2 JPH0653132B2 JP59235034A JP23503484A JPH0653132B2 JP H0653132 B2 JPH0653132 B2 JP H0653132B2 JP 59235034 A JP59235034 A JP 59235034A JP 23503484 A JP23503484 A JP 23503484A JP H0653132 B2 JPH0653132 B2 JP H0653132B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat plate
- joint adjustment
- treatment table
- spinal joint
- spine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は整骨療法（Osteopathy）に用いられる脊椎関
節調整用治療台に関する。
節調整用治療台に関する。
（従来技術） 脊椎関節機能の異常、すなわち脊椎の可動性が減じ、あ
るいは逆に亢進する等の可動性異常は、脊椎に神経束が
通つていることもあつて、人間の健康全体に大きな影響
があることが知られている。
るいは逆に亢進する等の可動性異常は、脊椎に神経束が
通つていることもあつて、人間の健康全体に大きな影響
があることが知られている。
このような異常の診断、治療は整骨療法学（Osteopath
y）と呼ばれ、発祥地である米国から明治時代に導入さ
れて以来、多くの実績を残している。
y）と呼ばれ、発祥地である米国から明治時代に導入さ
れて以来、多くの実績を残している。
この療法においては、椎骨の伸長、屈曲、回旋、側方湾
曲等、種々の可動性についての過不足を検診し、異常部
の靭帯をゆるめながら機能の回復をはかつている。
曲等、種々の可動性についての過不足を検診し、異常部
の靭帯をゆるめながら機能の回復をはかつている。
（この発明が解決しようとする問題点） 人間における椎骨は、上から下に仙骨に至るまで次第に
太くなり、直立位にある人体を支えるのに都合のよい形
となつているが、各椎骨間は靭帯で連結されているだけ
あり、脊椎の異常は実はこれを連結する靭帯の異常であ
ることが殆んどである。そして、脊椎の基部にある骨
盤、仙腸関節の異常は脊椎全体の異常を惹起し、脊椎関
節の異常、側湾症等の原因となる。
太くなり、直立位にある人体を支えるのに都合のよい形
となつているが、各椎骨間は靭帯で連結されているだけ
あり、脊椎の異常は実はこれを連結する靭帯の異常であ
ることが殆んどである。そして、脊椎の基部にある骨
盤、仙腸関節の異常は脊椎全体の異常を惹起し、脊椎関
節の異常、側湾症等の原因となる。
この発明は、脊椎を上方に伸長した状態で骨盤部位に揺
動を与えることにより、仙腸関節部から鎖骨、首、肩迄
の運動をつくり出し、腰椎の緊張を緩和し、脊椎関節の
異常を矯正するための治療台を得ようとするものであ
る。
動を与えることにより、仙腸関節部から鎖骨、首、肩迄
の運動をつくり出し、腰椎の緊張を緩和し、脊椎関節の
異常を矯正するための治療台を得ようとするものであ
る。
発明の構成 （実施例） この発明の１実施例を第１図、第２図に示す。第１図に
座板１を除いた斜視図、第２図に正面図を示すように、
被治療者が腰を下す座板１は図示しない脊もたれを有
し、フレーム２中央の柱３上にユニバーサルジヨイント
４によつて揺動自在に取付けられている。
座板１を除いた斜視図、第２図に正面図を示すように、
被治療者が腰を下す座板１は図示しない脊もたれを有
し、フレーム２中央の柱３上にユニバーサルジヨイント
４によつて揺動自在に取付けられている。
柱３にはフレーム５が回動自在に嵌合され、フレーム５
の下板６にはモータ７が載置され、柱３に固定されたギ
ア８に噛合うピニオン９を回動させることによつてフレ
ーム５を柱３の周囲を回動する。
の下板６にはモータ７が載置され、柱３に固定されたギ
ア８に噛合うピニオン９を回動させることによつてフレ
ーム５を柱３の周囲を回動する。
フレーム５の上板１０の相対する２辺には、固定ローラ
ー１１が設けられ座板１を支持すると共に、この支持線
と直角にシヤフト１２が回動自在に支持され、その両端
には偏心ローラ１３、１３′が設けられている。図示の
実施例では偏心ローラ１３、１３′はシヤフト１２の両
端に反対方向に直角にのびるアーム１４、１４′の先端
に設けられた自由に回動するローラであり、従つてロー
ラ１３が座板１を押上げる場合にローラ１３′は降下位
置にあり、シヤフト１２の回動によつてローラ１３、１
３′は交互に座板の反対側を押し上げて座板１を揺動さ
せる。
ー１１が設けられ座板１を支持すると共に、この支持線
と直角にシヤフト１２が回動自在に支持され、その両端
には偏心ローラ１３、１３′が設けられている。図示の
実施例では偏心ローラ１３、１３′はシヤフト１２の両
端に反対方向に直角にのびるアーム１４、１４′の先端
に設けられた自由に回動するローラであり、従つてロー
ラ１３が座板１を押上げる場合にローラ１３′は降下位
置にあり、シヤフト１２の回動によつてローラ１３、１
３′は交互に座板の反対側を押し上げて座板１を揺動さ
せる。
上板１０の下面にはモータ１５が垂設され、ウオーム減
速機１６によつてシヤフト１２を回動する。
速機１６によつてシヤフト１２を回動する。
（作用） この治療台は以下のような３種の運動をすることができ
る。
る。
モータ７を停止し、モータ１５を回動すればシヤフ
ト１２が回転し、ローラ１１が左右位置にあれば、これ
を支点としてローラー１３、１３′で座板を前後に揺動
する。（第３図ａ、ｂ、ｃ） モータ７を回軸してフレーム５を回動し、９０゜回
転したところでモータ７を停止し、モータ１５を回転さ
せれば、ローラ１１は前後位置に来ており、座板は左右
に揺動する。（第３図ｄ、ｅ、ｆ） モータ７と１５とを同時に回転させれば、座板１は
傾斜方向を前→右→後→左→前あるいはその逆にと変化
させ、上に腰掛けた人間にうねり運動を与える。（第３
図ｇ、ｈ、ｉ、ｊ、ｋ、ｌ、ｍ、ｎ或いはその逆順） 発明の効果 この発明の治療台は、上記の運動を生ずるので、被治療
者は脊椎を真つすぐに伸ばした状態で背もたれによりか
かり、後頭部も出来る限り背もたれにあてた状態で上記
の運動をさせて骨盤部位に揺動を与えると、仙腸
関節部から鎖骨、首、肩迄の運動をつくり出し、背もた
れに密着した部位が２次支点となつて上部揺動を起させ
るため、突出部（緊張部位）の関節の緊張を緩和させ、
血液循環を促進させることができる。この揺動運動によ
つて関節の噛合運動を促進させるので、正常な関節の噛
合せが構成され、脊椎関節の異常の矯正に効果的であ
る。
ト１２が回転し、ローラ１１が左右位置にあれば、これ
を支点としてローラー１３、１３′で座板を前後に揺動
する。（第３図ａ、ｂ、ｃ） モータ７を回軸してフレーム５を回動し、９０゜回
転したところでモータ７を停止し、モータ１５を回転さ
せれば、ローラ１１は前後位置に来ており、座板は左右
に揺動する。（第３図ｄ、ｅ、ｆ） モータ７と１５とを同時に回転させれば、座板１は
傾斜方向を前→右→後→左→前あるいはその逆にと変化
させ、上に腰掛けた人間にうねり運動を与える。（第３
図ｇ、ｈ、ｉ、ｊ、ｋ、ｌ、ｍ、ｎ或いはその逆順） 発明の効果 この発明の治療台は、上記の運動を生ずるので、被治療
者は脊椎を真つすぐに伸ばした状態で背もたれによりか
かり、後頭部も出来る限り背もたれにあてた状態で上記
の運動をさせて骨盤部位に揺動を与えると、仙腸
関節部から鎖骨、首、肩迄の運動をつくり出し、背もた
れに密着した部位が２次支点となつて上部揺動を起させ
るため、突出部（緊張部位）の関節の緊張を緩和させ、
血液循環を促進させることができる。この揺動運動によ
つて関節の噛合運動を促進させるので、正常な関節の噛
合せが構成され、脊椎関節の異常の矯正に効果的であ
る。
第１図はこの発明の治療台の１実施例の座板を除いた斜
視図、第２図はその正面図、第３図は座板の運動の説明
図である。 １：座板、２：フレーム、３：支柱、４：ユニバーサル
ジヨイント、５：回動フレーム、７、１５：モータ、
８：ギア、１１：固定ローラ、１２：シヤフト、１３：
偏心ローラ、１６：ウオーム減速機
視図、第２図はその正面図、第３図は座板の運動の説明
図である。 １：座板、２：フレーム、３：支柱、４：ユニバーサル
ジヨイント、５：回動フレーム、７、１５：モータ、
８：ギア、１１：固定ローラ、１２：シヤフト、１３：
偏心ローラ、１６：ウオーム減速機
Claims (5)
- 【請求項１】被治療者が脊椎を伸ばした状態で腰掛ける
ための背もたれを有する座板及び該座板を任意の方向に
傾斜揺動させる駆動装置を有する脊椎関節調整治療台 - 【請求項２】上記座板の傾斜揺動方向が左右方向である
特許請求の範囲第１項の脊椎関節調整治療台 - 【請求項３】上記座板の傾斜揺動方向が前後方向である
特許請求の範囲第１項の脊椎関節調整治療台 - 【請求項４】上記駆動装置は、座板の支点となる１対の
固定ローラーと、これと直角の軸線上に配置された偏心
ローラーとで構成されることを特徴とする特許請求の範
囲第１項の脊椎関節調整治療台 - 【請求項５】上記固定ローラーと偏心ローラーが座板下
部で該座板に垂直な軸の回りに回動するように設けられ
たことを特徴とする特許請求の範囲第１項の脊椎関節調
整治療台
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59235034A JPH0653132B2 (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 脊椎関節調整治療台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59235034A JPH0653132B2 (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 脊椎関節調整治療台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61113448A JPS61113448A (ja) | 1986-05-31 |
| JPH0653132B2 true JPH0653132B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=16980102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59235034A Expired - Lifetime JPH0653132B2 (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 脊椎関節調整治療台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0653132B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2937532B1 (fr) * | 2008-10-27 | 2012-01-20 | Lpg Finance Ind | Dispositif de mobilisation corporelle et utilisation d'un tel dispositif |
| CN109414366B (zh) * | 2016-07-08 | 2021-12-31 | 韦伯维夫股份公司 | 分娩辅助模块和分娩用家具 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5110841Y2 (ja) * | 1973-02-23 | 1976-03-24 | ||
| JPS5741256A (en) * | 1980-08-26 | 1982-03-08 | Shinko Electric Co Ltd | Operation manipulating mechanism for self-running body |
-
1984
- 1984-11-09 JP JP59235034A patent/JPH0653132B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61113448A (ja) | 1986-05-31 |
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